株式投資ポートフォリオの作り方を解説!簡単に作れるサービスも紹介
株式投資

株式投資ポートフォリオの作り方を解説!簡単に作れるサービスも紹介

2021.10.20

株式投資はハイリスクな傾向にあるため、ポートフォリオを作成していくつかの銘柄に分散投資をすることがおすすめです。

また、どのように作成することができるのか、何に注意をすればよいのかについて解説していきます。AIがサイズバランスしてくれるアルパカロボについても紹介させていただきますので、チェックしてみてください。

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株式投資のポートフォリオとは?

ポートフォリオ

ポートフォリオとは内訳を記したもので、円グラフなどで視覚的にわかりやすく表示することが一般的です。

例えば、株式投資のポートフォリオであれば、投資銘柄に分けて、どこにどの程度の資産を投入しているか表示したものを指します。

一方、銘柄ごとではなくジャンルごとの資産配分を表にしたものはアセットアロケーションと呼ばれます。

例えば、資産全体あるいは投資資産全体を100%として、株式投資に40%、預金に30%、不動産投資に20%、投資信託に10%のように表示し、自身の資産がどう使われているのか把握する際に用いるものです。

投資にポートフォリオは必要?

投資は不確実さの上に成り立つ行為のため、ポートフォリオを作成して目に見える形にしておくことが必要です。当然のことではありますが、株式を複数購入した場合、常にすべての株価が上昇するわけではありません。

保有する株式のポートフォリオを作成して管理することで、それぞれの株式がどの程度価値を増やしたのか、あるいは減らしたのかを一目で把握できるようになるでしょう。

また、利益が見込めない株式に関しては売却を考えるきっかけとなるので、投資銘柄の見直しにも役立てられます。

ポートフォリオを作るときの注意点

パソコンを見ている人

ポートフォリオを作成することで、株式投資をより計画的に行うことができます。

銘柄や配分の見直しもしやすくなるので、株式投資を行う際にはポートフォリオを作成するようにしましょう。ポートフォリオを作成する際には次の2点に注意をしてください。

  • 投資対象を絞り込む
  • 定期的に見直しをする

投資対象を絞り込む

投資するジャンルや業界ごとに資産を分けてグラフ化するアセットアロケーションとは異なり、ポートフォリオは投資銘柄ごとにどの程度の資産を投入しているのかを可視化します。

まずは投資する銘柄を絞り込み、どの銘柄をポートフォリオに組み込むのか決めていきましょう。

なお、株式以外にも投資をする場合は、それぞれの銘柄をポートフォリオに含めることもできます。例えば投資信託やREIT、債券などもポートフォリオに含め、どの程度の資産がどこに投資されているのか一目でわかるようにしておくことも可能です。

■株式は全体の何割程度が理想的?

株式投資は投資の中でもハイリスクハイリターンな金融商品です。

そのため、資産すべてを株式に投資するのではなく、不動産投資や投資信託、債券、預金などに振り分けることも検討してみましょう。

年齢が若いうちは資産が減ってもある程度挽回できるため株式投資の比率は高めに、年齢が高くなるとリスクを抑えるためにも株式投資の比率を低めにすることが一般的です。

もちろん、株価が上がるか下がるかに関係なく投資したい銘柄が決まっているなどには、株式に100%の資産を投入することもできるでしょう。

ただし、同じ業界や関連する企業の株価は動きが似ていることも多いので注意が必要です。万が一に備えるためにも、株価の動きに類似性が少ない銘柄を組み合わせるようにしましょう。

■国内株式に絞ればリスクを抑えやすい

どの銘柄を選ぶか迷ったときは、国内株式に絞って検討することをおすすめします。

海外株式は株価の変化だけでなく、為替の変化も考慮しなくてはならず、扱いにくいという難点があるためです。

例えば株価が上昇したとしても、為替が円高方向に進むと日本円に換算した資産価値は減っているということも十分にあります。

一方、国内銘柄であれば為替リスクを考慮する必要がないので、株価だけに注目すれば資産価値を容易に判別できるでしょう。

定期的に見直しをする

株価は常に変動します。また、企業や業界を取り巻く状況も刻一刻と変化していくでしょう。そのため、あるタイミングにおいては完璧なポートフォリオであっても、時間が経過すると利益を生まないポートフォリオになっているという場合があります。

定期的に見直しを実施し、利益を生むポートフォリオへとアップグレードを図ってください。

ポートフォリオの作り方

ポートフォリオの作り方

ポートフォリオは以下の手順で作成していきます。

  1. 投資対象、投資カテゴリを分ける
  2. 投資対象、投資カテゴリごとに銘柄を選択する
  3. 動きが異なる銘柄に絞り込む
  4. 定期的に成績を評価して見直す

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

1.投資対象、投資カテゴリを分ける

投資の基本はリスク分散です。投資対象や投資カテゴリを偏らせることなく、いくつか選んでいきましょう。

たとえば運輸や金融、工業などに業界を分散させると、投資対象が分散でき、なおかつリスクも分散できます。

2.投資対象、投資カテゴリごとに銘柄を選択する

次に、投資対象、投資カテゴリごとに銘柄を選んでいきます。例えば運輸業界であれば、業界全体の動向や景気に業界内の企業は影響を受けるでしょう。

しかし、各企業の経営によっては、業界全体が落ち込んでも利益増、株価増を見込めることがあります。

気になる銘柄、上昇が見込める銘柄を選択し、投資先の候補に含めていきましょう。

3.動きが異なる銘柄に絞り込む

候補となる銘柄を絞り込んだら、次は動きが異なる銘柄に絞り込んでいきます。現時点で業績が好調であっても、関連企業や動きが似ている銘柄を選ぶのは避けるほうがよいでしょう。

似たような動きの銘柄を複数保有していると、形勢が逆転したときには不利益を生む銘柄を複数抱えることになりかねません。万が一に備えるためにも、動きが異なる銘柄を選択しておきましょう。

株式を売買することで利益を目指す場合は、株価が上昇しそうな銘柄を選択します。
長期保有を検討している場合は、配当利回りや株主優待に注目して銘柄を選ぶこともできるでしょう。

証券会社では利回りランキングや株主優待のある銘柄を紹介しているので、銘柄選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。

4.定期的に成績を評価して見直す

ポートフォリオ作成後、定期的にそれぞれの銘柄の成績を評価しましょう。あまり利益を生んでいない銘柄や今後の上昇が見込めない銘柄は売却し、利益を期待できる銘柄への買い替えも検討できます。

また、好成績で、なおかつ今後も株価上昇を期待できる銘柄に関しては、追加購入も検討できるでしょう。

定期的に評価と見直しを行い、より利益を追求できるポートフォリオを作成していきます。

ポートフォリオ作成に役立つサービス

ポートフォリオ作成に役立つサービス

ポートフォリオを作成することで、投資状況を一目で把握できるようになり、投資の見直しにも役立てることができます。

とはいえ、ポートフォリオの作成には業種の選定や銘柄選定、銘柄の動きに類似性がないかを確認すること、定期的に見直しをすることなどが必要で、決して容易な作業ではありません。

特に株式投資はリスクが高く、複数の銘柄に資産を分配してリスク軽減を図ることが求められる金融商品です。

投資する銘柄が増えれば増えるほど運用成績の評価や見直しに時間と手間がかかり、運用がより一層困難になってしまいます。

しかし、既存のサービスを活用することで、手間をかけずにリスクを抑えた投資を実現することは可能です。ポートフォリオ作成に活用できる2つのサービスについて見ていきましょう。

ロボアドサービス

ロボアドサービス(ロボットアドバイザーサービス)とは、手間のかかる銘柄選定にAIを活用できるサービスです。原則としてロボアドサービスでは銘柄の提案だけを行い、買い付けは投資家各自が実施するので、自由度が高いという特徴があります。

ロボアドサービスの中でも「アルパカロボ」は、銘柄選びだけでなくポートフォリオの提案までをワンストップで行うサービスです。

買い時や売り時に関する情報を毎日配信しており、初心者でもポートフォリオの見直しタイミングを見逃さずに済むでしょう。

また、アルパカロボでは、時価総額ごとに銘柄を大型株(時価総額300位以内)と中型株(時価総額300位超800位以内)、小型株(時価総額800位超)の3つの規模に分けて、1:1:2のバランスで分散投資を行うようにプログラムしています。

このバランスに分散することで、規模に着目しない分散投資よりも高い収益率を期待できることが検証されており、より効率的な資産形成を目指す方にもアルパカロボはおすすめといえるでしょう。

口座開設と情報提供は無料です。

取引手数料(0.5%、税込0.55%)だけですべてのサービスを活用できるアルパカロボを活用して、計画的な資産運用を進めていきましょう。

■積立投資に対応しているものもある

ロボアドサービスの中には、積立投資に対応しているものもあります。積立投資とは定期的に一定額の金融商品を購入する投資手法です。

つみたてNISAに連動したロボアドサービスであれば、投資による利益が非課税になるというメリットもあります。

ファンドラップ

ファンドラップとは、口座全体を預けて運用、見直しを一任するサービスです。ロボアドサービスとは異なり銘柄を提案するサービスではないので、投資家の自由度は低いサービスといえるでしょう。

また、任せる範囲が多い分、ロボアドサービスよりも手数料が比較的高くなりやすい点にも注意が必要です。しかし、極力手間をかけずに投資をしたい方には活用したいサービスといえます。

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ポートフォリオで計画的に株式投資をしよう

株式投資はリスクが高い投資手法ではありますが、丁寧に業種や銘柄を選択してポートフォリオを作成し、定期的に見直しを行うことでリスクを軽減することが可能です。

手間のかかる銘柄選定やポートフォリオの作成・見直しはロボアドサービスなどのサービスを活用し、効率よく資産運用していきましょう。

アルパカロボでは、銘柄選定やポートフォリオの作成・見直しをサポートするだけでなく、売り時・買い時のシグナルを毎日配信するサービスも実施しています。

チャットや店舗でのご相談も承っておりますので、資産運用が初めての方も安心してご利用ください。

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このコラムの執筆者

MONEY HUB PLUS 編集部

株式会社Fan

未来につながる投資情報メディア「Money Hub Plus(マネハブ)」の編集部です。
みなさまの資産形成に役立つ情報を日々発信しております。

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