相続した大切な資金、将来のためにどう活かせば良い?

  • # 50代
  • # 〜5,000万円

佐藤さまのプロフィール

  • 【年齢・性別】50代 男性
  • 【家族構成】既婚(子2人:大学生・高校生)
  • 【ご職業】会社員
  • 【投資経験】なし
  • 【ご相談時の保有資産】約4,000万円

※プライバシー保護のため氏名は仮名とし、内容を一部調整しています。

ご相談内容

父が他界し、諸々の手続きを終えたところで約3,000万円の現金を相続することになりました。これほどまとまった金額を手にしたのは初めてで、どのように管理すべきか戸惑っています。

これまで投資には縁がなく、仕事一筋に励み、地道に貯蓄を続けてきました。周囲からは「これからは資産運用の時代だ」という声も聞こえてきますが、自分としては、父が長年かけて築いてくれた資産を、自分の代で大きく減らしてしまうことだけは避けたいと考えています。

一方で、物価の上昇が続く現状を見ると、預貯金のまま置いておくだけでは、将来的に資産の価値が目減りしてしまうのではないかという懸念も拭えません。数年後には定年退職も見えてくるなか、自分たちの老後や子供たちの将来のために、この資金をどう活かしていくのが自分にふさわしいのか、専門的な視点から助言をいただきたいと思い足を運びました。

佐藤さまのご希望

  • ・相続した大切な資金なので、大きな価格変動を伴うリスクの高い運用は避けたい
  • ・自分たちの今後のライフプランに基づいた、客観的な分析を聞きたい
  • ・リタイア後の生活を支えるための、着実で息の長い仕組みを整えたい

ご提案内容

佐藤さまが抱いておられる「資産を守りたい」という想いを大切に考え、まずは今後のライフイベントを細かく整理することから始めました。

現在、お子様が教育費のピークを迎える時期であることも考慮し、数年以内に必要となる費用や生活防衛資金を「円預貯金」として確保。そのうえで、当面使う予定のない余剰資金を「インカム(利子など)を重視する資産」と「成長を目指す資産」に役割分担させるポートフォリオを作成しました。

具体的には、利払いが期待できる「外国債券」を運用の中心(コア)に据えつつ、NISA制度を活用して世界中の資産に分散投資を行う「投資信託」を組み合わせることで、過度な変動を抑えながらインフレにも備えられる構成としています。

  • 見直し前

  • 見直し後

  • 外国債券
  • 投資信託(バランス型)
  • 投資信託(株式型)
  • 円預貯金

ご提案のポイント

  • (1) 「外国債券」を主軸にした心理的負担を抑える運用

    投資が初めての方にとって、日々の大きな価格変動はストレスになりがちです。そこで、国内債券よりも相対的に高い利回り(※)が期待できる「外国債券」を運用のメインに据えました。

    債券は発行体が破綻しない限り、満期まで保有すれば原則として額面金額で償還されるため、着実な資産管理を目指せます。留意点として、外国債券特有の「為替リスク」や、発行体の財務状況に関わる「信用リスク」がありますが、今回は格付けの高い銘柄を厳選することでリスクの抑制を図りました。

    定期的な利子収入を得る仕組みを整えることで、佐藤さまの納得感を重視したプランを作成しました。

    (※)出展:SBI証券Webサイト|指数・為替・金利>債券 にて、日本国債10年・米国債10年等の金利を比較(2026/04/13時点)
  • (2) NISAを活用し、時間をかけて資産を育てる

    将来の物価上昇への備えと着実な資産成長を目指し、NISAでの「積立投資」を併用しました。世界中の株式や債券に幅広く分散された投資信託を毎月一定額ずつ購入していくことで、購入時期が分散され、中長期的に見て価格変動の影響を穏やかにし、着実に資産を育てていく効果が期待できます。

  • (3) 「今使うお金」を明確に分ける

    資産の約4分の1をあえて運用に回さず、円預貯金として手元に残しました。これにより、市場が一時的に不安定になった際も、日常生活や教育費の支払いに影響が出ない「防波堤」の役割が期待できます。

佐藤さまより ご感想

「資産運用」と聞くと、画面にかじりついて利益を追い求めるようなイメージがありましたが、私の不安に寄り添いながら、ゆっくりと時間をかけて説明してくださったことに感謝しています。

特に、債券の仕組みや、現金をいくら残しておくべきかといった具体的な数字を提示していただいたことで、漠然とした戸惑いが解消されました。父が残してくれたお金を、ただ眠らせておくのではなく、自分たちの未来のために「働いてもらう」という考え方に納得できました。これからも相談を続けながら、無理のない範囲で進めていきたいと思います。

道谷昌弘

佐藤さまが大切にされているご家族への想いを強く感じたご相談でした。相続した資金の運用において大切なのは、利回りの高さよりも、ご自身が納得感を持って継続できることです。

今回は「コア・サテライト」という考え方に基づき、守りを固めたうえで少しずつ成長を取り入れるプランを作成しました。50代はセカンドライフに向けた準備期間として非常に重要な時期です。今後も市場の環境や佐藤さまのライフスタイルの変化に合わせて、資産を守り・育てるサポートをさせていただきます。

道谷昌弘

担当アドバイザー 
道谷昌弘

大学卒業後、大手証券会社に入社。国内営業部門にて法人・個人の資産運用アドバイスを行う。8年間勤めたのち退社し、より中立的なアドバイスができるIFA(独立系投資アドバイザー)に転身。現在は富山を拠点に、全国各地のお客様に幅広くコンサルティングを行いながら、お客様にとって本当に良い商品提案を日々追求している。

【ご留意事項】

・プライバシー保護のため氏名は仮名とし、内容を一部調整しています。
・ポートフォリオは各資産クラスの過去の実績をもとに提案したものであり、将来の運用成果を保証するものではありません。金融商品のリスクについては、「金融商品取引法に基づく表示」をご確認ください。
・お客様の状況やご意向によって適したポートフォリオは異なります。弊社の無料相談では、お客様一人ひとりに合わせた個別のご提案を行います。
・本事例は弊社にて選定しまとめたもので、掲載した感想は個人のものです。

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ご相談料はずっと無料。お客様のご意向を尊重し、強引な勧誘や販売は一切行いません。
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