投資信託ってなに?
投資信託のしくみを知ろう!

投資信託とは、複数の投資家から集めた資金をひとつにまとめ、運用のプロが株式や債券などに投資・運用し、その成果が利益として還元される金融商品です。
投資信託の運用成績は市場環境などによって変動しますので、運用がうまくいき利益が得られることも、うまくいかず投資した額を下回り損をすることもあります。投資信託の運用によって生じた損益は、投資家それぞれの投資額に応じて分配されます。
つまり、銀行の預貯金等とは異なり、投資信託は元本が保証されている金融商品ではありません。
投資信託のメリットとは?
❶少額から投資できる!

株式や債券には、ある程度のまとまった資金が必要ですが、投資信託は多くの投資家から資金を集めて運用するため、一人ひとりの投資家は1万円程度から手軽に投資することができます。iDeCo(イデコ)、つみたてNISAも投資信託を対象とする制度です。最近では貯まったポイントを利用したポイント投資も始まっています。
❷投資のプロに運用をお任せ!

経済や景気の動き、企業業績などさまざまな情報を分析している運用のプロ「ファンドマネジャー」に運用を任せるので、誰でも手軽に始められます。
❸世界中のさまざまな資産に投資できる!

世界全体の経済成長率を長期的に見てみると、ほぼ右肩上がりとなっています。投資信託を通じて、世界中の様々な資産へ投資が可能となります。
また、特性の違う資産へ分散して投資することで、値下がりなどの様々なリスクを分散、軽減するメリットもあります。
※出所:IMF「World Economic Outlook Database(April 2017)」のデータを基にFan作成
投資信託はどこで買えるの?

投資家は証券会社や銀行などの「販売会社」から投資信託を購入します。
販売会社は、投資家に投資信託を販売し、投資家から集めたお金を運用会社に移します。また、投資家へ投資信託の分配金・償還金の支払いなどを行います。投資家と投資信託をつなぐ「窓口」と言えます。取り扱っている投資信託や手数料は販売会社によって異なりますので自分に合った販売会社を見つけることが大切です。
ネット証券は、インターネットで好きなタイミングで注文でき、銘柄検索ツールなどサイトの情報量も豊富で、さらに手数料(コスト)が比較的安いことからおすすめです。
投資信託を知る上で普段聞きなれない言葉もあります。次はまず知っておきたい投資信託の「基準価額」についてご紹介します。