ポイント投資とは?メリット・デメリットと3つのポイント
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ポイント投資とは?メリット・デメリットと3つのポイント

ポイント投資とは、クレジットカードやショッピングで貯まったポイントを使う投資方法のことです。メリットやデメリット、種類について紹介するので、ぜひ参考にしてください。また、ポイント投資のコツについても紹介します。

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ポイント投資とは?

ポイント投資とは?

ポイント投資とは、クレジットカードやショッピングなどで貯まったポイントを使って投資をすることです。投資信託や株式を買い付けて投資をするという点は一般的な投資と変わりありませんが、現金だけでなくポイントを活用する点が異なります。

ポイント投資では、貯まったポイントだけを使って投資をすることのほか、ポイントと現金を組み合わせることも可能です。ただし、どちらの場合でも、投資信託や株式を売却したときの代金や分配金、配当金などは現金で受け取ります。

また、ポイント投資も、通常の投資と同様、証券会社などの金融機関を通して行います。投資を行う金融機関に証券口座などを保有していないときは開設が必要です。

ポイント運用との違い

ポイント運用とは、ポイントのまま運用し、ポイントを増やすことを目的とした行為です。ポイント投資とは異なり、現金として得られる金融商品の売却代金や分配金、配当金を増やすことを目指しているのではありません。

ポイント運用では、実際に運用するのは運用会社です。そのため、ポイントの保有者が証券会社などで口座を開設する必要はありません

ポイント運用において、一定以上の利益が生じた場合でも、ポイントとして受け取るため、申告や納税は必要ありません。(2023年6月時点)

ポイント投資のメリット

ポイント投資のメリット

ポイント投資のメリットとしては、次の点が挙げられます。

  • お試し感覚で投資できる
  • 少額でも投資できる
  • ポイントの有効活用ができる

それぞれのメリットについて、具体的に見ていきましょう。

お試し感覚で投資できる

投資を始めたいけれど、余剰資金がないという方もいるでしょう。また、投資用に貯金したけれど、せっかく貯めたお金がなくなるのは困ると考える方もいます。

しかし、ポイント投資であれば、クレジットカードの利用やショッピングなどで貯まったポイントを使って投資をするので、余剰資金がない方も貯金を減らしたくない方も無理なく投資ができます。

また、思うような成果が得られない場合でも、現金が減るわけではありません。大切な現金を失いたくない方も、ポイント投資ならお試し感覚で始められるのではないでしょうか。

少額でも投資できる

たとえポイントだといっても、本来、1ポイント=1円などの決まった現金価値を持つもののため、失うことには抵抗があるでしょう。投資に失敗したときは、「投資をしないで商品券に換えてもらえば良かった」「お買い物のときに使えば良かった」と後悔することになるかもしれません。

ポイント投資は、少額からでも始められるように設定されています。投資に失敗してすべてのポイントを失ったとしても、最初から少ししかポイントを使っていないのであれば、ダメージは幾分少ないかもしれません。

また、ポイント投資の中には、ポイントと現金を組み合わせて金融商品を購入できるものもあります。この場合も現金は少額のみにセーブしておけば、望ましくない成果が得られたときでもダメージを最低限に抑えることができます。

ポイントの有効活用ができる

クレジットカードやショッピングで貯まるポイントには、有効期限が定められていることがあります。後で使おうと思っていたら、いつの間にか期限が過ぎてしまい、ポイントがなくなってしまうことも珍しくありません。

また、クレジットカードやショッピングで貯まるポイントの中には、一定以上のポイントが貯まらないと使えないものもあります。例えば、1,000ポイント以上貯まったときのみ、商品券やプリペイドカード、カタログギフトなどと交換できるケースもあります。このようなポイント制度では、ポイントを交換する前に有効期限が来てしまい、結局、何にも使えないということも少なくありません。

ポイント投資であれば少しのポイントから利用できるので、有効期限で失う前に有効活用することが可能です。また、まとまったポイント数が貯まらなくても投資を開始できることもあるため、あまりポイントが貯まっていないときでも無駄なく活用できます。

ポイント投資のデメリット

ポイント投資のデメリット

メリットの多いポイント投資ですが、デメリットもあります。ポイント投資を始める前に、次のデメリットについては把握しておきましょう。

  • 手数料がかかる
  • 損失のリスクがある
  • ポイントを貯めようとして無駄遣いしてしまう
  • 投資商品数が少ない

それぞれのデメリットについて具体的に解説します。また、対処策がある場合は、併せて紹介します。

手数料がかかる

ポイント投資はポイントを使った投資ですが、ポイントを現金に交換した前提で運用を開始します。そのため、通常の現金を使った投資と同様、売買の際に取引手数料がかかることがあるので注意しましょう。手数料もポイントから差し引かれる場合は、金融商品を購入できる金額はポイントを現金化したときの金額より少なくなります。

なお、手数料は金融機関によって異なります。少しでも投資に充てる金額を増やすためにも、手数料の低い金融機関を選ぶようにしましょう。

損失のリスクがある

ポイント投資で購入するのは、株式や投資信託などの価格が変動する金融商品です。購入した時点の価格から下がることもあるので、損失が生じる可能性もあります。

ポイント数がある程度あるときは、まとめて1つの金融商品に投資をするのではなく、いくつかに分けて購入するようにしましょう。投資先を分散させることで、リスクを軽減することが期待できます。

ポイントを貯めようとして無駄遣いをしてしまう

ポイントが多いと、その分、投資の選択肢が広がるだけでなく、大胆な投資も可能になります。しかし、投資に使うポイントを増やそうとして、必要のないものを購入するのでは本末転倒です。

ポイントを貯めるために無駄遣いをするよりは、現金を組み合わせて投資をするほうがはるかに効率的に資産を活用できます。ポイント投資に向けてポイントが貯まりやすくなるキャンペーンが実施されていることもありますが、本当に必要なものなのかをよく考えてから購入するようにしましょう。

投資商品数が少ない

ポイント投資で購入できる金融商品の数は一般的な投資と比べると少なめです。

ポイントで購入したい金融商品がないときは、ポイント投資をせず、一般の投資をするほうが良いでしょう。「現金じゃないから別に失っても良い」と、投げやりな形で投資をすることは避けましょう。

ポイント投資の3つのポイント

ポイント投資で稼ぐための3つのポイント

ポイント投資は、投資初心者の練習の場ではありません。本気で取り組むことで、ポイント投資で稼ぐこともできるかもしれません。特に次の3つの点に留意すると、より効率的にポイント投資で成果を上げやすくなります。

  • 還元率が高いクレジットカードやキャンペーンを活用する
  • 貯まったポイントはすぐ使わない
  • NISA口座で現金化する

それぞれの稼ぐポイントについて説明します。

還元率が高いクレジットカードやキャンペーンを活用する

ポイントが貯まりやすいクレジットカードを利用すれば、短期間かつ効率的にポイント投資に必要なポイントが貯まるでしょう。

また、クレジットカードやショッピングサイトでは、期間限定でポイントが通常以上に還元されるキャンペーンを実施していることがあります。無駄遣いはしないように心がけつつ、キャンペーンも活用してみましょう。

貯まったポイントはすぐ使わない

ポイントが少し貯まる度に使ってしまうと、ポイント投資に利用できるポイントが貯まりません。ポイント投資は少額から始められる点が特徴ではありますが、あまりにも少額のときは期待できるリターンも小さくなってしまいます。ある程度まとまったポイントで投資を行うためにも、ポイントをすぐに使わずに貯める習慣を身につけましょう。

NISA口座で現金化する

通常の課税口座でポイント投資を行うと、利益に対しては約20%の税金が課せられ、その分、受け取れる現金が減ってしまいます。NISA口座を利用できるときは利用し、非課税投資ができるようにしておきましょう。

ただし、すでにNISA口座を開設して利用している場合は、別の金融機関でNISA口座を開設できません。NISA口座は1人1口座のみなので、賢く利用するようにしましょう。

ポイント投資の注意点

ポイント投資の注意点

ポイント投資を始める前に、次の点に注意しておきましょう。

  • 証券口座の開設や確定申告が必要となる場合がある
  • 投資信託はリアルタイムの価格で買えない

それぞれの注意点について具体的に解説します。また、各注意点から想定されるデメリットも併せて紹介します。

証券口座の開設や確定申告が必要となる場合がある

ポイント投資を始めるには、証券口座が必要です。ポイント投資をする金融機関で証券口座を開設していないときは、投資開始までに口座を開設しておきましょう。

ただし、口座の開設には1週間ほどかかることがあります。場合によっては、買い時と思われるタイミングを逃してしまうかもしれません。ポイントが貯まるまで待つのではなく、早めに口座だけでも開設しておきましょう。

なお、NISA口座を開設する場合は、開設までに時間がかかる傾向にあるため、さらに投資のタイミングがずれることがあります。

また、売却益や配当金、分配金などの利益が一定以上のときは、確定申告が必要になることもあります。確定申告を避けたい方は、源泉徴収ありの特定口座を選ぶようにしましょう。

投資信託はリアルタイムの価格で買えない

株式は時価で取引が行えますが、投資信託は1日に1回のみ価格が決まるため、価格が分からない状態で売買の取引を行うことになります。前日の価格よりも高く、思った数量を購入できないことや、予想以上に価格が暴落したタイミングで売却してしまい、利益が少なくなることも想定されるでしょう。

投資信託を買う前に、今までの価格の推移や為替相場・日経平均株価との関係などにも注目してある程度の予想をつけておくこともできます。ポイント投資だからと手抜きをするのではなく、真剣に価格を予想し、利益を出せるように取り組みましょう。

主要なポイント投資サービス

主要なポイント投資サービス

  1. ポイント投資を行う金融機関で証券口座を開設する
  2. ポイントサービスに登録する
  3. 証券口座とポイントサービスを連携する

ポイント投資に対応している金融機関でも、すべてのクレジットカードやショッピングサイトなどのポイント制度に対応しているわけではありません。金融機関を選ぶときは手数料などが安いかどうかにも注目する必要がありますが、利用したいポイントを使えるかどうかも確認しておくことが必要です。利用したいポイントが金融機関側で対応している場合は、サービスの連携を行います。

なお、ポイント投資の始め方は金融機関によっても異なります。具体的な始め方については、各サービスサイトをご参照ください。

SBI証券:ポイントサービスについて

楽天証券:ポイント投資について

ポイントを押さえてポイント投資ではじめよう

ポイントを押さえてポイント投資ではじめよう

ポイント投資は、クレジットカードやショッピングで貯まったポイントを現金のように投資に利用できる点が魅力です。得られた利益は現金として受け取れるため、資産形成の1つの方法としても活用できるでしょう。

また、投資初心者であれば、本格的な投資を行うまでの練習的な位置づけとして取り組むことができます。万が一、失敗して元本割れした場合でも、現金資産を失うわけではないので、心理的なハードルは低いのではないでしょうか。

しかし、ポイント投資のためのポイントを貯めるために、無駄遣いするのでは本末転倒です。あくまでも生活の中で自然に貯まったポイントを利用して、ポイント投資を行うようにしましょう。NISA口座などの非課税口座を活用すれば、利益に対して課税されないため、受け取れる現金を増やすことも可能です。投資のポイントを押さえ、ポイント投資を始めていきましょう。

<ご留意事項等>
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このコラムの執筆者

MONEY HUB PLUS 編集部

株式会社Fan

未来につながる投資情報メディア「Money Hub Plus(マネハブ)」の編集部です。
みなさまの資産形成に役立つ情報を日々発信しております。

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