退職金のおすすめ運用方法は?失敗パターンや相談先の見極め方も解説

退職金のおすすめ運用方法は?失敗パターンや相談先の見極め方も解説

資産運用 投資信託

この記事のポイント

  • インフレによる価値の目減りを防ぎ老後の「資産の寿命」を延ばすため、退職金は生活防衛資金を確保したうえで運用に回すことを検討すべき
  • 運用を始める際は自身の目的やリスク許容度を正しく把握し、過度なリスクを避けて自身に合った堅実なプランを選ぶことが重要である
  • 大切な老後資金の運用で失敗を避けるため、特定の金融機関に属さない立場の専門家(IFA)に相談し、客観的なアドバイスを受けることが推奨される

退職金は、豊かなセカンドライフを送るための大切な資金です。

しかし、その大切な退職金を「どうすれば良いかわからない」「銀行に預けておくだけで本当に大丈夫?」「運用に興味はあるけど、失敗はしたくない…」と悩まれている方が非常に多いのも事実です。

この記事では、そんなお悩みをお持ちの50代・60代の方へ向けて、金融のプロが退職金運用のおすすめの方法失敗しないための鉄則について専門用語をなるべく避けながら分かりやすく解説します。

正しい知識を身につけ、あなたに合った資産運用を見つける第一歩を、ここから踏み出しましょう。

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なぜ今、退職金の「運用」が必要なのか?

「退職金はリスクを取らず、安全に預貯金にしておくのが一番では?」と考える方もいらっしゃるでしょう。

しかし、現代日本においては、資産運用をしないことにもリスクが潜んでいます。退職金を運用することがなぜ重要なのか、3つの明確な理由を解説します。

理由1:老後の「ゆとり」を生み、資産の寿命を延ばすため

退職金を効果的に運用する最大の目的は、老後の生活をより豊かなものにし、「資産の寿命」を延ばすことにあります。資産の寿命とは、貯蓄を取り崩しながら生活していった場合に、その資産が尽きるまでの期間のことです。

まず、現実のデータを見てみましょう。

生命保険文化センター「生活保障に関する調査(令和4年度)」における老後の意識調査によると、夫婦2人で暮らしていくうえで必要だと思う日常生活費は、平均で月々最低23.2万円という結果でした。

さらに、ゆとりのある老後生活のために必要だと思う上乗せ額としては、平均で月々14.8万円という結果が出ています。

ゆとりのある老後生活をおくるためには、以下の金額が毎月必要ということになります。

23.2万円+14.8万円=約37.9万円

しかし、総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2022年(令和4年)平均結果の概要」によると、高齢無職の夫婦2人が受け取る平均的な老後の収入は21.4万円です。つまり、毎月以下の金額が不足することになります。

約37.9万円ー21.4万円=16.5万円

出所:以下のデータを基に株式会社Fanが作成
生命保険文化センター「生活保障に関する調査(2022年度)」
家計調査報告[家計収支編]2022年(令和4年)平均結果の概要
家計調査年報(貯蓄・負債編)2022年(総務省統計局)

※あくまでも試算であり、将来の利回りをお約束するものではありません。また税金等諸費用は考慮しておりません。

続いて、60代の平均貯蓄である2,458万円から、資産運用をまったくせずに、貯蓄を毎月16.5万円ずつ切り崩して生活した場合の資産の寿命をシミュレーションしてみましょう。

シミュレーション:株式会社Fanが作成

運用しない場合、77.4歳で資産は尽きてしまいますが、年6.0%で運用できた場合は87.2歳と資産の寿命が大幅に伸びていることがわかります。

この結果は衝撃的ではないでしょうか。資産を「眠らせておく」か「働いてもらう」かで、資産の寿命に約10年もの差が生まれる可能性があるのです。

理由2:インフレで、お金の「価値」が目減りするため

インフレとは、モノの値段が上がり、お金の価値が相対的に下がることです。例えば、今まで100円で買えたリンゴが102円に値上がりするようなイメージです。

仮に、年2%の物価上昇が毎年続くとどうなるでしょう。現在2,000万円の資産価値は、10年後には実質的に約1,640万円に、20年後には約1,350万円にまで下がってしまいます。

つまり、何もしなければ、あなたの大切な資産で買えるモノの量が、年々少なくなってしまうのです。

理由3:預金金利が上がっても、インフレには追いつけない可能性があるため

「最近、預金の金利が少し上がったから大丈夫では?」と思うかもしれません。確かに大手銀行の普通預金金利は年0.2%程度まで上がりました。(※出典 円預金金利|三菱UFJ銀行(2025年8月29日時点)

しかし、だからといって「預貯金だけで大丈夫」とは言えません。なぜなら、物価の上昇率(インフレ率)が預金金利を大きく上回っているからです。総務省の発表では、消費者物価指数は依然として前年比で2〜3%台の高い伸びを示しています。

たとえ預金金利が年0.2%に上昇しても、物価が年2%上昇する状況では、お金の価値は実質的に1.8%目減りしてしまいます。2000万円を預金して1年で4万円の利子(税引前)を得られても、資産全体の価値は40万円分も下落してしまう計算になるのです。大切な資産を守るためには、インフレ率を上回るリターンを目指せる資産運用が不可欠と言えます。

出典 総務省「消費者物価指数」

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【要注意】退職金運用で避けたい失敗パターン

退職金運用を始めるにあたり、多くの方が陥りがちな失敗パターンがあります。大切な資産を守るためにも、まずはこれらの「やってはいけないこと」をしっかりと理解しておきましょう。

失敗1:退職金特別プランの預金金利は期間限定である事が多い

退職金が入金された銀行から「退職金特別プランはいかがですか?」と勧められることがあります。銀行などで勧められる「退職金特別プラン」の金利優遇は期間限定です。キャンペーン期間が終了すると、通常の定期預金金利に戻ります。

もし、キャンペーン期間後も定期預金に長期間預けたままにしていた場合、インフレによって資産価値が目減りしてしまう可能性があります。満期の際の出口戦略を検討しておくのがおすすめです。

失敗2:リスク許容度を超えたハイリスクな商品に手を出してしまう

「短期間で大きく増やしたい」という気持ちから、仕組みが複雑な金融商品や、一つの銘柄への集中投資など、ハイリスク・ハイリターンな運用に手を出してしまうパターンです。

退職金は、老後の生活を支える基盤となるお金です。一獲千金を狙うのではなく、ご自身が「これくらいなら減っても精神的に耐えられる」と思える範囲(リスク許容度)の中で、堅実な運用を心がけることが鉄則です。

失敗3:目的が曖昧なまま「なんとなく」で始めてしまう

「運用した方が良いらしいから」と、目的を明確にしないまま運用を始めてしまうと、少しの値下がりで不安になって売ってしまったり、逆に利益が出た時にどのタイミングで売れば良いか分からなくなったりします。

  • 「何年後に」「いくらくらい」必要なのか?
  • そのお金は「何のため」に使うのか?(生活費、旅行、孫への資金など)

このように運用のゴールを定めることで、目的にあわせた運用方法や商品、リスクの取り方が見えてきます。

ご相談事例の紹介

退職金が入ったものの、投資未経験で何から始めればよいか分かりません退職金が入ったものの、投資未経験で何から始めればよいか分かりません

先日定年退職を迎え、退職金を受け取ったことで手元の資金が約3,000万円になりました。銀行から資産運用の案内が来るようになりましたが、これまで投資の経験がなく、まとまったお金を大きく減らしてしまうのが怖くて何も手をつけていません。しかし、物価が上がっているニュースを見るたびに、このまま預貯金だけで保有していて良いのだろうかと不安を感じています。松井さまのご希望・退職金を大きく減らさずに、物価高に備えるためのアドバイスがほしい・日々の値動きに振り回されず、納得して続けられる運用方法を教えてほしい・老後の生活費の足しになるよう、定期的にお金を受け取れる仕組みを知りたい

退職金が入ったものの、投資未経験で何から始めればよいか分かりません

  • #60代
  • #〜3,000万円

50代で早期退職を決意。資産を長持ちさせながら老後を楽しむには?50代で早期退職を決意。資産を長持ちさせながら老後を楽しむには?

長年勤めた会社を50代で早期退職することを決意しました。子どもの就職が内定し、これまで優先に考えてきた教育資金の準備に目処が立ったことが、早期退職の大きな後押しとなりました。これから受け取る予定の退職金を含めると、総額で約5,000万円の資産になる見込みですが、人生100年時代と言われるなか、年金受給までの無職期間が通常より長くなることに漠然とした不安を感じています。最近になってNISAで少額の積立投資を始めたばかりで、本格的な運用の経験はありません。物価高のニュースを見るたびに、現金のままでは目減りしてしまうのではないかと危機感を覚える一方で、大切な資産を大きく減らすリスクは避けたいと考えています。これからの長いセカンドライフを穏やかに、夫婦で楽しむために、資産をできるだけ長持ちさせる具体的な運用計画を立てたいと思い相談しました。加藤さまのご希望・早期退職後の生活資金が目減りしないよう、物価高(インフレ)に備えたい・子どもの独立を機に、これからの夫婦二人の生活費がいくら必要なのかを踏まえ、手元に置いておく現金と運用に回すお金の適切なバランスを知りたい・投資の知識が浅いため、世界の景気や為替のニュースに一喜一憂することなく、自分たちでも落ち着いて継続できる方法を提案してほしいご提案内容加藤さまは、お子様の独立という大きな節目を機に、50代での早期リタイアという前向きな決断をされた一方で、年金生活が始まるまでの長い期間、手元の資産が一方的に目減りしていくことへの心理的な不安を抱えられていました。そこで今回は「資産を大きく増やす」のではなく、「今ある資産の寿命を延ばしながら、安定的な利子収入を目指す」というアプローチをご提案いたしました。具体的には、運用の主軸として比較的高い利回りが期待できる「外国債券」を選定しつつ、円高になった際の為替変動による影響を和らげる緩衝材として「国内債券」も一定の割合で組み入れています。さらに、長期的な物価上昇への対策として、すでに始められていたNISAを活用した「投資信託(株式型)」への積立も継続・拡大する方針へと見直しました。ご提案のポイント(1) 「外国債券」と「国内債券」の組み合わせで、為替リスクを抑えつつ安定的な利子収入のベースを作る金利水準が魅力的な米ドル建てなどの外国債券を運用の中心に据えることで、毎月の生活を支える利子収入の土台を築きます。同時に、円高に振れた際の資産目減りを防ぐため、為替リスクのない国内債券もバランスよく配置しました。この2つの債券を組み合わせることで、投資経験が浅いご夫妻でも大きな精神的負担を感じずに、定期的なリターンを目指せる仕組みを整えました。※外国債券の運用にあたっては、円換算での価値が変動する「為替変動リスク」があります。また、債券共通のリスクとして、途中で売却する場合の「価格変動リスク」や、発行体の財務状況等による「信用リスク(元本や利子の支払いが滞るリスク)」があります。(2) 株式型の投資信託(インデックスファンド)で、人生100年時代の物価上昇に対抗するセカンドライフが長期に及ぶ早期退職だからこそ、物価の上昇によって現金の価値が目減りしてしまうリスクへの配慮が欠かせません。そこで、世界経済の成長に投資する株式型の投資信託(インデックスファンド)を保有し、非課税メリットのあるNISA枠を有効に活用します。具体的には、これまでご自身で行ってきた少額での積立ペースを目標金額に向けて段階的に引き上げていく方法をご案内しました。時間を分けて買い付けることで価格のブレが平準化されるため、値動きを過度に恐れることなく、債券だけではカバーしきれない長期のインフレリスクに備え、資産の寿命をさらに延ばす効果が期待できます。(3) 「近い将来に使う現金」をしっかり手元に残し、市場の変動に動じない仕組みを作る5,000万円の全額を運用に回すのではなく、お子様の卒業・新生活に向けた一時的なサポート費用や、年金受給までの生活費の補填分として、約1,500万円の円預貯金を手元に残しました。教育費の準備という大きな役割に区切りがついたとはいえ、直近で必要になる支出が確保されているという事実は、投資において大きな精神的支えになります。仮に世界の金融市場が一時的に下落したとしても、日々の暮らしや教育費の支払いに影響が出にくいため、焦ることなくセカンドライフを楽しむことにつながります。加藤さまより ご感想子どもの就職が決まったことで早期退職を決めたものの、本当にこれだけのお金(資金)で足りるのだろうかと毎日夫婦で電卓を叩いては不安になっていました。アドバイザーの方が、私たちのこれからのライフプランを丁寧に聞き取ってくださり、ただ数値を並べるだけでなく「なぜこの資産が必要なのか」を分かりやすく説明してくれたことで、霧が晴れたような気持ちです。特に外国債券の利回りの良さには魅力を感じつつも為替の動きが怖かったのですが、国内の債券もバランスよく混ぜる提案をしていただき、これなら私たちでも無理なく続けられそうだと納得できました。手元に残す現金の額も明確になり、これからは穏やかに夫婦の時間を楽しめそうです。

50代で早期退職を決意。資産を長持ちさせながら老後を楽しむには?

  • #50代
  • #〜5,000万円

退職金運用を始める前の必須準備「3つのステップ」

失敗パターンを避けるため、運用を始める前に必ず行っておきたい準備を3つのステップで解説します。この準備が、退職金運用の成功確率を大きく左右します。

ステップ1:退職金の使い道を明確にする(目的の整理)

まず、受け取る退職金(または受け取った退職金)を、以下の3つのカテゴリーに色分けしてみましょう。

  • すぐに使うお金:住宅ローンの返済、リフォーム費用、車の買い替え、旅行など、1年以内に使い道が決まっているお金。
  • 数年以内に使う可能性のあるお金:数年後の海外旅行、子どもの結婚資金援助、孫への教育資金など、5年〜10年スパンで使い道が見えているお金。
  • 当面使う予定のないお金(老後の備え):セカンドライフの生活費の上乗せや、将来の介護費用など、長期的な視点で備えておくお金。

このうち、資産運用に回すのは、原則として「当面使う予定のないお金」です。

ステップ2:「生活防衛資金」を必ず確保する

資産運用とは別に、病気やケガ、災害といった不測の事態に備えるための「生活防衛資金」を必ず確保しておきましょう。これは運用には回さず、すぐに引き出せる普通預金などで管理します。

一般的に、生活費の半年〜1年分が目安とされています。この資金があることで、万が一の時にも運用中の資産を取り崩さずに済み、精神的な余裕を持って長期的な運用を続けることができます。

ステップ3:自分のリスク許容度を把握する

リスク許容度とは、資産運用においてどの程度の価格変動(リスク)を受け入れられるか、という度合いのことです。これは年齢、収入、資産状況、投資経験、性格などによって一人ひとり異なります。

たとえば、以下のような質問を自分に問いかけてみてください。

  • 投資した資産が一時的に30%値下がりしたら、夜も眠れなくなりますか?
  • これまでの投資経験はありますか?
  • 退職金以外に、安定した収入(年金など)はありますか?

自分のリスク許容度を正しく把握することが、無理のない運用プランを立てるための重要な鍵となります。

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【目的・リスク許容度別】退職金のおすすめ運用プラン3選

「自分はどの商品を選べば良いのか?」という疑問にお答えするため、ここでは具体的な金融商品の組み合わせ(ポートフォリオ)を3つのタイプに分けてご紹介します。多くのプランで活用することがおすすめな「NISA制度」についても先に解説します。

運用の強力な味方「NISA制度」とは?

NISA(ニーサ)とは、個人投資家のための税制優遇制度です。通常、投資で得た利益(配当金や売却益)には約20%の税金がかかりますが、NISA口座内での利益には税金がかかりません。

例えば、100万円の利益が出た場合、通常は税金が約20万円引かれて手取りは約80万円になりますが、NISA口座なら100万円をまるごと受け取れます。

この非課税メリットは、長期で資産を育てていく退職金運用と非常に相性が良く、使わない手はない強力な制度です。本記事で紹介する「投資信託」は、このNISA制度を活用して運用するのが基本となります。

参考 NISA特設ウェブサイト:金融庁

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【安定重視型】元本割れのリスクを極力避け、手堅く運用したい方向け

✅️ こんな方におすすめ

「大きな損失はできるだけ避けたいが、インフレ対策になる程度の利回りを目指したい」という、手堅さを最優先したい方。

ポートフォリオ例

  • 個人向け国債(変動10年):70%
  • バランスファンド(安定型):30%(NISA対象商品の中から

このプランの考え方

資産の大部分(70%)を、国が発行する個人向け国債で構成します。残りの30%を、NISAを活用してリスクの比較的低いバランスファンド(安定型)で運用します。これにより、インフレに負けない程度のリターンを非課税で狙いつつ、全体としての元本割れリスクをできるだけ抑えることを目指す、非常に手堅いプランです。

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債券とは?特徴や種類をわかりやすく解説

債券とは国や自治体、企業などが資金調達を目的に発行するものです。利息日や償還日など、利息が受け取れる日や額面金額が払い戻される日があらかじめ決まっているので、計画的な投資に向いているといえます。そのほかの特徴や種類についても見ていきましょう。債券とは国や自治体、企業などが広く資金調達を求めるときに発行するものです。あらかじめ決まった金利で利息が受け取れ、また、償還日には額面金額が払い戻されるという特徴があります。一般的には、債券は償還日まで保有して、払い戻しを受ける金融商品です。しかし、売買はいつでも可能なため、償還日よりも前に売却したり、発行日以降に購入したりすることもできます。ただし、債券の価格は変動するため、償還日よりも前に売却する場合は元本割れする可能性に注意しましょう。債券には、さまざまな条件があらかじめ定められています。主なものとして次の5つを挙げられるでしょう。債券は投資家から広く資金調達をするために発行されますが、株式も同様、投資家から広く資金調達をするために発行されるものです。しかし、債券は償還日が決まっているのに対し、株式は決まっていません。そのため、債券は長期間保有することができませんが、株式は企業が解散しない限り長期間保有でき、価格が上昇していれば売却して大きな利益を得ることができます。また、配当金が支払われる場合であれば、長期保有することでコンスタントに利益を積み重ねることが可能です。また、債券は金利が決まっているのに対し、株式は決まっていません。そのため、債券によって得られる利益は最初からある程度計算することができますが、株式は価格(株価)がどう変動するか分からないため、購入時に利益を計算することは不可能です。思わぬ損失をする可能性がある一方で、多額の利益を得られる可能性もあるでしょう。国債や地方債、社債など、さまざまな債券が販売されています。社債は一部の証券会社でのみ販売されますが、国債は証券会社以外にも銀行や郵便局でも購入することができ、販売のお知らせなどを目にする機会も多いでしょう。債券に投資をするためには、債券の性格を知っておく必要があります。主な性格としては、次の3つを挙げられるでしょう。それぞれの特徴について詳しく解説します。債券には償還日が設定されているので、その期限まで所有していれば額面金額の払い戻しを受けることができます。また、表面利率が決められているため、購入したときの金額に加えて利息を受け取ることも可能です。原則として額面金額と表面利率は守られるので、比較的安全性が高い金融商品といえるでしょう。ただし、発行した国や自治体、企業の経営状態によっては、利息が受け取れない可能性や、償還日に払い戻しを受けられない可能性もあります。信頼できる団体が発行しているのか検討してから購入するようにしましょう。債券は株式とは異なり通常満期日があり、その間に債券価格がいくらになろうとも、その期限になれば一般に額面金額で償還されます。また償還や利子の支払いが確実に行われるよう法律で様々な規定が設けられており、債券の利払い・償還の安全性が高められています。発行体の経営悪化や破綻によって、利息の支払いが滞ったり、投資元本を割り込んだりすることもあるため、発行体の安全性を格付などで確認することが大切です。債券は原則として値動きの少ない低リスクの金融商品です。しかし、発行団体が経営破綻した場合には利息や出資した金額を受け取れないこともあるので、注意する必要があるでしょう。とはいえ、発行している団体が国である場合は、民間企業と比べると経営破綻する可能性は低いと考えられるので、ある程度は安心して購入できます。ただし、経済や政治が安定していない国の債券を購入するときは、注意が必要です。また、日本の国債など、元本割れすることが少ないと考えられる債券であっても、償還日までに手放す場合は元本割れする可能性があります。債券に投資する場合は、原則として償還日までは手放さないようにしましょう。債券は、どの団体が発行するのか、また、どのような特徴があるかによっていくつかの種類があります。主な種類について見ていきましょう。公社債とは、公的な団体が発行する債券を指します。例えば国が発行する「国債」や地方自治体が発行する「地方債」は、いずれも公社債です。また、そのほかにも、政府関係の機関が発行している「政府保証債」なども公社債に含められます。民間債とは、民間の団体が発行体となっている債券を指します。例えば一般企業が発行する「社債」は民間債です。社債にはいくつか種類があります。例えば事業会社が発行する「一般事業債」は国債よりも利回りが高いことが多いです。また、株価が一定以上に高くなったときは株式に交換する権利付きの「転換社債」、新株を通常よりも有利に取得できる権利付きの「ワラント社債」などもあります。一般的な社債は、担保のない社債です。しかし、中には担保付きの社債もあり、「担保付き社債」や「一般担保付き社債」と呼ばれます。担保付き社債とは、会社が倒産したときに他の債券保有者よりも優先して支払い受けられる債券です。そのため、会社に万が一のことがあっても投資した金額がある程度保有されるので、担保のない社債に比べてローリスクといえます。「劣後債」は担保付き社債とは異なり、発行体が倒産したときに優先して払い戻しを受けることはできません。しかも、無担保の一般社債と比べても払い戻しの優先度が低いため、発行体が倒産したときは大きなリスクを負うことになるでしょう。しかし、リスクが高い分、高利率に設定されているので、発行体が倒産しない限りは利益を得やすいという特徴があります。倒産時のリスクを背負ってでも、高利率の投資を目指す方に適した社債といえるでしょう。なお、無担保の社債をシニア債、劣後債をジュニア債と呼び分けることもあります。劣後債とは?種類やメリット・デメリットまでを詳しく解説外国で発行されている円建ての債券は「サムライ債」です。元本の払い戻しも利息も円貨で行われるので、為替変動の影響を受けないという特徴があります。サムライ債のように外国で発行され、なおかつ円建てで取引が実施されているものは「円建て外債」と呼ぶことが一般的です。一方、売買や利息の支払い、払い戻しなどを外貨で行われる債券を「外貨建て債券」と呼びます。外国政府が発行している「外国国債」や海外企業の債券なども、外貨建て債券に含めることができます。日本国の国債や社債と比べると高金利のことがありますが、為替変動による影響を受けるため注意が必要です。株価指数や為替レートなどにより条件を定めて、金利や償還額が変動する仕組みになっている債券を「仕組債(しくみさい)」と呼びます。海外で発行されていることが多いため、外国債券の一種として扱われることが多いです。金利や償還日が決まっていない株式と比べると、債券は安全性が高いとされます。しかし、債券を発行する団体が倒産するなどのリスクもあるため、投資する際には発行体の信頼性についても吟味する必要があるでしょう。また、債券には外貨で払い戻しがされるものや倒産時に優先して払い戻しされるものなど、さまざまな種類があります。特徴を理解してご自身の投資スタイルに合う債券を選び、債券投資の幅を広げていきましょう。

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【バランス型】リスクを抑えつつ、着実に資産を育てていきたい方向け

✅️ こんな方におすすめ

「安定性も大事だが、預金以上のリターンも着実に狙いたい」「ある程度のリスクは許容できる」という、安定と収益のバランスを重視する方。

ポートフォリオ例

  • 全世界株式インデックスファンド:50%(NISA対象商品の中から
  • 優良企業の社債:50%

もしくは

  • 全世界株式インデックスファンド:50%(NISA対象商品の中から
  • 債券型の株式投資信託:50%(NISA対象商品の中から

このプランの考え方

資産の半分を、NISAを活用して全世界の経済成長の恩恵を受けられる全世界株式インデックスファンドに投資し、積極的なリターンを狙います。もう半分は、株式より値動きが穏やかな優良企業の社債債券型の株式投資信託で運用します。「攻め」と「守り」を半分ずつ組み合わせる、資産運用の王道とも言えるプランです。

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インデックス投資とは、特定の指標に連動するように運用されている金融商品を使った投資を指します。株式に対する知識が少なくても利用できる、少額から始められるなどのメリットもあるため、投資初心者にも選ばれることが多い投資法です。メリットや注意点、具体的な投資手順について見ていきましょう。インデックス投資とは、「インデックス」と呼ばれる株価指数に連動するように運用されている金融商品を用いた投資のことです。株価指数は市場全体の特徴を捉えるように算出されるので、インデックス投資を行うことは市場全体に投資することにも繋がります。インデックスに連動するように運用されている金融商品には、証券会社で投資することが可能です。まずは証券口座を開設し、投資をしたい金融商品を選びます。インデックス投資には上場しているETF(※)と上場していない投資信託があるので、どちらかを選んで購入口数を指定して購入しましょう。※ETFも投資信託の一種ですが、ここでは分かりやすいように上場しているものをETF、非上場のものを投資信託と呼び分けています。インデックス投資は、特定の株価指数に連動するように運用されている金融商品に対する投資です。連動する株価指数はいくつかありますが、特によく用いられる指数として次の4つを挙げられます。それぞれがどの市場の特徴を捉えているのか、また、どのように計算されるのかについて見ていきましょう。日経平均株価とは、プライム市場に上場している企業の中から業種などのバランスを配慮した上で、日本を代表する225の大企業を選び、それらの株価を平均して求めた指数です。日本経済新聞社が考案し、計算しているので日経平均株価と呼ばれます。また、225の企業の株価を平均しているため、日経225と呼ばれることもあります。日経平均株価は株価の高い「値がさ株」の株価に強く影響を受ける、高株価の株式の値動きと連動する指数です。いずれも日本を代表する株式なので、日経平均株価を見れば日本の経済全体の動きが分かると言われることもあります。東証株価指数はTOPIXとも呼ばれています。対象の銘柄の株価を平均する日経平均株価とは異なり、東証株価指数は各銘柄の時価総額から算出するため、株価が高い値がさ株の動きというよりは時価総額の大きな大型株の動きに左右される点が特徴です。なお、東証株価指数は1968年1月4日の時価総額を100として、数値を計算します。NYダウ平均は、ウォールストリートジャーナルなどの経済紙を発行する企業であるダウ・ジョーンズ社が算出する指数です。「ダウ平均」や「ダウ工業株30種」とも呼ばれることがあります。NYダウ平均は、ニューヨーク証券取引所やナスダック市場に上場している30の企業の株価を平均して算出される指数です。そのため、日経平均株価と同様、株価の高い値がさ株の株価に強く影響を受けます。なお、NYダウ平均を算出する30の企業に選ばれることは、アメリカの企業を代表することを意味しているといえるでしょう。不定期に銘柄は変わりますが、例えば2020年12月の時点ではアップルやウォルト・ディズニー・カンパニー、IBM、ジョンソン・エンド・ジョンソン、マクドナルド、マイクロソフトなどの世界を代表する企業が名前を連ねています。S&P500も米国株式から算出される指数です。ニューヨーク証券取引所やナスダック市場などに上場している500の企業の時価総額から計算されているので、東証株価指数と同様、時価総額の大きな大型株の動きに流されやすい点が特徴といえるでしょう。500の銘柄は、さまざまな条件をスクリーニングして選定されます。必要に応じて銘柄の変更が行われるため、期間を指定した定期的な入れ替えは実施されていません。インデックス投資を行うことには、さまざまなメリットがあります。その中でも主なメリットとしては、次の5つを挙げられるでしょう。それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。インデックス投資は各インデックスに連動するように運用されている金融商品です。「日経平均株価が上昇している。日経平均株価に投資したい」と考えている場合であれば、日経平均株価に連動するETFや投資信託などの金融商品に投資を行うことができるでしょう。インデックス投資に用いる金融商品は、いくつかの株式が組み込まれて構成されています。そのため、株式に対してあまり知識がない場合や各企業に対して詳しくない場合でも、何の指標に連動しているかということさえ理解していれば投資することが可能です。株式投資では、原則として100株から購入します。1株=2,000円の銘柄であれば、手数料を含めずに考えても最低20万円の投資資金が必要です。リスク分散のために複数の銘柄に投資する場合であれば、さらに高額の資金が必要になるでしょう。一方、インデックス投資では証券会社にもよりますが、1株単位で購入するわけではないため、数百円程度から始めることもできます。さらに、金融商品自体が複数の株式を組み合わせたものであるため、ひとつの銘柄だけを購入してもある程度の分散効果を期待できるでしょう。インデックス投資は投資信託のひとつですが、他の投資信託の銘柄と比べると手数料が低めに設定されています。投資信託の手数料の中でも毎日発生するものに「信託報酬」というものがありますが、インデックス投資は年1%以下に設定されていることも多く、長期間保有しても手数料が高額になりにくいでしょう。低く設定されている理由としては、インデックス投資がそもそも特定の指標に連動する目的である点を挙げられます。ほぼ自動的に運用できるので、積極的に利益を目指すアクティブファンドと比べると運用の手間がかからず、手数料もかかりにくいのです。なお、信託報酬はインデックス投資の銘柄ごとに設定されているため、どの証券会社で購入しても変わりません。しかし、売買する際の手数料は、証券会社によっても異なります。少しでも手数料を抑えて投資をするためにも、手数料が低めの証券会社を選ぶようにしましょう。インデックス投資は、特定の株価指数に連動する金融商品です。株価指数は特定の市場全体を示す指数のため、インデックス投資を行うことで市場全体に分散投資をすることができます。実際に市場全体に分散投資をしようとすると、莫大な資金が必要です。それぞれの銘柄を最小限購入する場合でも、原則として100株単位で購入しなくてはいけないため億単位の資金が必要になるでしょう。しかしインデックス投資であれば、わずかひとつの銘柄で市場全体に分散投資ができるため、少額の資金で行えます。しかも証券会社によっては数百円程度の少額から投資できるので、資金に余裕がないときも運用可能です。インデックス投資は、株価指数に連動させるというシンプルな方法で運用している金融商品です。銘柄入れ替えなどの売買頻度も投資のプロが行うアクティブ投資と比べても少ないため、コスト面で有利です。その結果、高いリターンがでるインデックス投資も存在します。インデックス投資には多くのメリットがあります。手数料が低めであったり少額から始められたりするため、投資初心者でも投資しやすい金融商品のひとつといえるでしょう。しかし、インデックス投資には注意点もあります。特に注意したいポイントとして次の4つを挙げられるでしょう。インデックス投資は、複数の銘柄を組み合わせてつくる金融商品です。そのため、組み込まれた銘柄のうちのいくつかが大暴落したとしても、価格の下げ幅はそこまで大きくなりにくいでしょう。しかし、株価暴落による影響が薄まるのと同様、株価高騰による影響も薄まります。例えば組み込まれた銘柄の中で株価が急激に上昇したものがあったとしても、インデックス投資の中にはほかの銘柄も組み込まれているため、価格の上げ幅はそこまで大きくなりません。そのため、ピンポイントで特定の銘柄の株式を保有しているよりは、ハイリターンを見込みにくくなるでしょう。ローリスクローリターン型の投資を目指す人には適した金融商品といえますが、少々リスクを冒してでもハイリターンを期待したい人にはあまり向かないかもしれません。インデックス投資は、ほかの投資信託と比べると運用コストが低めの金融商品です。しかし、低めとはいっても毎日必ず発生しているため、運用期間が長期間になればなるほどコストが掛かってきます。長期間保有してもコストがかからない投資を目指している場合は、株式投資を検討できるでしょう。株式はインデックス投資などの投資信託とは異なり、信託報酬などの維持費がかかりません。ただし、インデックス投資と比べるとハイリスクハイリターンではあるので、より一層慎重に投資を行う必要があります。インデックス投資はコストが低いだけであってリスクがまったくないのではありません。定期預金や国債のように元本保証型の投資商品ではないため、運用成績が思わしくないときには価格が下がり、元本割れ(購入した価格よりも下がること)する可能性もあるでしょう。とはいえ、日経平均株価やTOPIX、NYダウ平均などのほとんどの株価指数は、増減を繰り返してはいるものの全体的に見れば上昇傾向にあるといえます。特に米国株の指数は顕著に右肩上がりの傾向が見られるため、米国株のインデックス投資は長期的な運用には適しているといえるでしょう。インデックス投資は、長期的に見れば右肩上がりの傾向にある株価指数に投資をするため、長期投資向けの投資手法です。反対に、短いスパン見れば必ずしも価格が上昇するわけではなく、また、ハイリターンも期待しにくいので、短期投資には向かないといえるでしょう。そのため、近々に使途が決まっている資金などを用いて投資することは、あまりおすすめできません。特に使途が決まっていない余剰資金があるときにインデックス投資を行い、長期的に運用していくことができるでしょう。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店インデックス投資は、株式に対して特に深い知識がなくても始めることができるため、投資初心者にも利用しやすい投資手法です。また、少額から投資できることや比較的手数料が低いことなども、利用しやすい理由のひとつといえるでしょう。とはいえ、元本割れのリスクがあり、必ずしも利益を得られるわけではありません。慎重に銘柄と金額を決め、投資をするようにしましょう。

インデックス投資の5つのメリットと4つの注意点【投資する方法も解説】

【成長性重視型】ある程度のリスクを取り、積極的に資産を増やしたい方向け

✅️ こんな方におすすめ

「長期的な視点で、インフレ率を大きく上回るリターンを目指したい」「退職金以外にも余裕資金がある」という、比較的リスク許容度の高い方。

ポートフォリオ例

  • 米国株式インデックスファンド:70%NISA対象商品の中から
  • 債券型の株式投資信託:30%NISA対象商品の中から

もしくは

  • 米国株式インデックスファンド:70%NISA対象商品の中から
  • REIT(不動産投資信託):30%(NISA対象商品の中から)

このプランの考え方

資産の大部分(70%)を、世界経済を牽引する重要な存在ともいえる米国株式に投資し、高い成長リターンを追求します。残りの30%は、株式とは異なる値動きをする傾向のある債券型の株式投資信託REIT(不動産投資信託)に分散することで、資産全体の安定性を高めます。短期的な価格変動は大きくなりますが、長期で大きな資産形成を期待できるプランです。

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S&P500とは?米国株の魅力を投資初心者にもわかりやすく解説

「S&P500」という言葉、ニュースや投資の話でよく耳にしますよね?でも、「結局それって何?」「なんでみんな米国株に投資したがるの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、「S&P500」という指数の特徴について投資初心者にもわかりやすく解説します。また、多くの人が投資先として米国株を選ぶ理由についても、詳しく解説していきます。S&P500とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出・公表している、米国を代表する株価指数のひとつです。ニューヨーク証券取引所やNASDAQ市場などに上場している500の企業の時価総額から計算されているので、東証株価指数と同様、時価総額の大きな大型株の動きに流されやすい点が特徴といえるでしょう。500の銘柄は、さまざまな条件をスクリーニングして選定されます。必要に応じて銘柄の変更が行われるため、期間を指定した定期的な入れ替えは実施されていません。S&P500の組入銘柄として採用されるには時価総額が82億ドル以上、浮動株(市場で売買されている株)の時価総額が41億ドル以上でなければならない、直近4半期連続で黒字を維持しているなど、複数の条件を満たす必要があります。さらに独自のセクターバランスも考慮されつつ四半期ごとに銘柄が見直され、必要に応じて入れ替えが行われています。いわゆる「GAFA」(Googleを展開するAlphabet社、Apple社、FacebookをはじめとしたSNSサービスを展開するMeta社、Amazon社)をはじめとした米国の名だたる有名企業が入っています。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社によると、組み入れ上位10銘柄は以下のとおりです。出典 S&P500|S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス 指数データNYダウとは、ダウ・ジョーンズ工業株価平均のことで、こちらもS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出・公表している米国の株式市場の代表的な株価指数です。「工業株」とありますが、幅広い業種で構成されているのが特徴です。NYダウの構成銘柄は、ニューヨーク証券取引所やナスダック(NASDAQ)に上場している米国企業の普通株式等30銘柄です。企業の成長性、投資家の関心度等を基準に業種のバランスに配慮し選定されています。注目したいのは、指数の計算方法の違いです。S&P500は、時価総額の大きさに合わせて、銘柄ごとのウェイトが異なる方式で算出されています。そのため、時価総額の大きな銘柄(大型株)の値動きの影響を受けやすいのが特徴です。一方、NYダウは30銘柄の平均株価をベースとしているため、株価が高い銘柄(値がさ株)の影響を受けやすいといった特徴があります。また、構成銘柄数が多い分、S&P500の方が米国株式市場全体の動向をより正確に把握できるといえるでしょう。米国株投資を考えるとして、投資先企業をどのように決めるかは悩みどころです。たとえば、SBI証券で買付が可能な米国株は4,397銘柄、楽天証券では4,716銘柄もあります。(2024年9月末時点)S&P500の中に構成されている銘柄を買付する方法がありますが、そもそも1社1社の業績を細かくチェックしていくのは現実的には難しいですし、当然IR情報・財務情報などの情報も英語で書かれているので、尚更大変です。投資初心者におすすめなのは以下の3つの方法です。詳しくみていきましょう。出典 SBI証券 米国株式取扱銘柄一覧出典 楽天証券 米国株式株価検索投資信託とは、複数の投資家から集めた資金をひとつにまとめ、運用のプロが株式や債券などに投資・運用し、その成果が還元される金融商品です。投資信託には、以下の2種類があります。つまり、S&P500に連動した運用成果を目指すインデックスファンドに投資すれば、間接的にS&P500に投資が可能です。S&P500に連動する投資信託は、証券会社や銀行などの金融機関で購入できます。毎月少額から購入できる場合もあるので、無理のない範囲で投資できるのがメリットです。ここで分配金再投資型の投資信託を選択すれば、受け取った分配金を現金にせず、そのまま同じ投資信託を追加購入することができるので、利益を生み出すための元本にすることができます。これによって複利の効果も期待でき、効率的に資産を増やしていくことが可能です。投資信託の売買は、当日の基準価額がいくらになるのか分からない状況で取引します。これをブラインド方式と呼びます。投資家が購入する際は、注文の際に口数を指定し、その後確定した金額を払うか、金額をあらかじめ指定し、その範囲内で購入可能な口数を注文するか、いずれかの方法をとります。ETFのようにリアルタイムでの取引はできません。また、銘柄によって手数料や運用方針が異なるため、十分比較・検討をしたうえで投資する必要があるでしょう。ETFとは「Exchange Traded Funds」の略で、上場投資信託のことです。日経平均株価などの株価指数との連動を目指して運用されます。株式と同じく証券取引所で取引するという点で、一般的な投資信託と異なります。S&P500に連動する国内ETFに投資することで、間接的にS&P500に投資ができます。S&P500に連動する海外ETFを購入することで、間接的にS&P500に投資する方法もあります。海外ETFとは、ニューヨーク証券取引所やNASDAQなど、海外の証券取引所に上場している投資信託のことです。多くの場合、投資信託の保有コストである「信託報酬」よりも、海外ETFの保有コストに相当する「経費率」の方が低い傾向にあります。一方、外貨で取引するため、為替変動リスクが高いというデメリットがあります。また、海外の証券取引所で売買するため、一般的に取引時間は深夜から朝にかけて(※冬時間の場合日本時間の23:30〜6:00)としているケースが一般的です。そもそもなぜ、米国株は投資家から注目されているのでしょうか?その理由として3つの理由があげられます。 下記のチャートは2000年1月から2024年1月に至るまでのS&P500の推移(※)を示しています。(縦軸:米ドル)出典 GoogleFinanceのデータをもとに株式会社Fan作成※このデータは過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。S&P500は長期的に見て大きな成長を遂げてきました。米国株投資が注目される理由として、パフォーマンスの良さがあげられます。S&P500の過去30年以上の平均リターンが、およそ年率10%~12%程度といわれています。これと比較して、日経平均株価の過去30年以上の平均リターンは、時期や計算方法によって異なりますが、一般的には年率3%~5%程度といわれています。米国市場へ投資するにあたってリスクは当然伴いますが、比較的大きなリターンを期待できる市場であるといえます。米国株の価値は、株価だけではなく為替の動きによっても変化します。株価が上昇し、為替も円安になれば相乗効果で資産を増やすことができます。米国では株主への利益の還元を重視する企業が多い傾向にあります。日本の企業のように株主優待で還元する企業は少なく、利益の還元は配当金で行われることが多いです。配当頻度が多い企業や、何年も継続して増配している企業が多数存在します。なぜ米国株の高成長が期待できるのか、その理由を3点あげてみましょう。一般的に人口の増加は経済成長の大きな要因と考えられています。人口減少が続く日本とは対照的に、米国の人口推移は長期にわたって右肩上がりで増加し続けています。近年は人口増加の伸び率が鈍化してきてはいますが、移民が多いこともあり、米国の人口は着実に増加しています。米国の人口は2024年6月米統計局推計で約3億3,650万人とされています。人口が多いということは、それだけで市場としての価値があることを意味し、マネーは集まってきます。ゆえに投資を行うには良い条件といえるでしょう。人口増加の主な要因は、外国人移住者の増加と自然増です。民主党と共和党では移民政策において考え方が異なるため、今後も同様に移民が増え続けるかどうかは未知数です。とはいえ、多民族国家である米国の人口増加は、今後も一定程度は維持されると考えられます。参考 外務省 アメリカ合衆国基礎データ今や1人1台スマホを持つことは当たり前の時代です。たとえば多くの人が使っているiPhone、それを作っているのは米国のApple社です。また、Android派の人もいるかと思います。しかし、そのAndroidの頭脳ともいえるOSを作っているのも米国のAlphabet社になります。Alphabet社は、Googleを傘下に持つ持ち株会社です。また、SNSはMeta社のInstagramやFacebookを、通販はAmazonを、パソコンはWindows(Microsoft社)を・・・といった形で、身の回りにある製品・サービスは米国企業のものであふれています。おそらくこれからも、次々と米国企業発の革新的な製品・サービスが登場してきて、私たちの生活を豊かにしてくれることでしょう。改めて振り返ってみると、いかに米国企業が先進的であるかが理解できるかと思います。イノベーション先進国である米国には多様な人材が集まってきます。これは世界の大学ランキングからも推測することができます。英国の教育専門誌、タイムズ・ハイヤー・エデュケーションによる2024年の最新世界大学ランキングによると、トップ10のうち米国の大学は実に7大学がランクインしています。世界大学ランキングは「教育」や「研究環境」などの5つの分野にわたって、各評価項目をスコア化し順位付けしています。日本の大学はトップ10どころか、100位まで広げてようやく29位に東京大学、55位に京都大学がランクインするという結果となっています。最高の学びを求めて世界中から米国に若者が集まってきます。また、有能な人材が集まることにより、イノベーションが生まれやすくなる好循環が起きています。また先述のとおり、米国は移民が多い国です。多様な人材がコミュニティを形成し、米国外の出身者で社会的に影響力を持つ人も多くいます。Alphabet社の最高経営責任者はインド出身のインド系米国人実業家です。またバラク・オバマ氏は初のアフリカ系・有色人種の大統領であり、2024年米国大統領選挙では民主党のカマラ・ハリス氏が候補者となりました。ちなみにハリス氏は、「女性」、「黒人」、「南アジア系の米国人」として初めて副大統領に選ばれました。出典 Times Higher Education 世界大学ランキング最後に、この記事のポイントをおさらいしましょう。S&P500へ投資をしてみたい方、米国株投資に興味を持った方は、ぜひ一度投資信託相談プラザのIFAにご相談ください。お客様のリスク許容度に応じた投資法をご提案させていただきます。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店※商品等へのご投資には、商品毎に所定の手数料や必要経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等は価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。各商品等への投資に際してご負担いただく手数料等及びリスクは商品毎に異なりますので、詳細につきましては、WEBサイトの当該商品等のページ、金融商品取引法等に係る表示又は契約締結前交付書面等をご確認ください。※投資信託の取引にかかるリスク・費用について<リスク>投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、申込手数料等の費用が異なり、多岐にわたりますので、詳細につきましては、それぞれの投資信託の「目論見書」「目論見書補完書面」を必ずご覧ください。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。・主な投資対象が国内株式組み入れた株式の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。・主な投資対象が円建て公社債金利の変動等による組み入れ債券の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。・主な投資対象が株式・一般債にわたっており、かつ、円建て・外貨建ての両方にわたっているもの組み入れた株式や債券の値動き、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。<費用>投資信託へのご投資には、所属金融商品取引業者等およびファンドごとに設定された販売手数料および信託報酬等の諸経費等をご負担いただく場合があります。(手数料等の具体的上限額および計算方法の概要は所属金融商品取引業者等およびファンドごとに異なるため本書面では表示することができません。)・お買付時にお客様に直接ご負担いただく主な費用「買付手数料」:所属金融商品取引業者等、ファンドによって異なります。・保有期間中に間接的にご負担いただく主な費用「ファンドの管理費用(含む信託報酬)」:ファンドによって異なります。・ご換金時にお客様に直接ご負担いただく主な費用「信託財産留保額」「換金手数料」:ファンドによって異なります。買付・換金手数料、ファンドの管理費用(含む信託報酬)、信託財産留保額以外にお客様にご負担いただく「その他の費用・手数料等」には、信託財産にかかる監査報酬、信託財産にかかる租税、信託事務の処理に関する諸費用、組入有価証券の売買委託手数料、外貨建資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息等がありますが、詳細につきましては「目論見書」で必ずご確認いただきますようお願いいたします。また、「その他の費用・手数料等」については、資産規模や運用状況によって変動したり、保有期間によって異なったりしますので、事前に料率や上限額を表示することはできません。各商品のお取引にあたっては、当該商品の目論見書をお渡ししますので必ず内容をご確認のうえ、ご自身でご判断ください。※外国株式等の取引にかかるリスク・費用<リスク>外国株式等は、株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等、上場投資証券(ETN)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。<費用>外国株式等の場合は約定代金に対して所属金融商品取引業者等および適用を受ける手数料コースごとに異なる割合の売買委託手数料をご負担いただく場合があります。(手数料等の具体的上限額および計算方法の概要は所属金融商品取引業者等および適用を受ける手数料コースごとに異なるため、こちらには表示できません。詳しくは弊社までお問い合わせください。)詳しくは所属金融商品取引業者等および適用を受ける手数料コースごとの上場有価証券等に関する説明書(契約締結前交付書面)でご確認ください。※株式等の取引にかかるリスク・費用について<リスク>株式等は株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等、上場投資証券(ETN)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等、ライツは転換後の価格や評価額の変動等により、損失が生じるおそれがあります。※ライツは上場および行使期間に定めがあり、当該期間内に行使しない場合には、投資金額を全額失うことがあります。<費用>株式等へのご投資には、株式等に所定の手数料等(例えば、国内の金融商品取引所に上場する株式(売買単位未満株式を除く)の場合は約定代金に対して所属金融商品取引業者および適用を受ける手数料コースごとに異なる割合の売買委託手数料)をご負担いただく場合があります。(手数料等の具体的上限額および計算方法の概要は所属金融商品取引業者等および適用を受ける手数料コースごとに異なるため、こちらには表示できません。詳しくは弊社までお問い合わせください。)詳しくは所属金融商品取引業者等および適用を受ける手数料コースごとの上場有価証券等に関する説明書(契約締結前交付書面)でご確認ください。

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REITとは不動産投資信託のこと。種類やメリット、購入方法を解説

REIT(リート)とは、少額から始められる不動産投資信託のことです。分散投資ができるほか、比較的利回りが高いなどいくつものメリットがあります。本記事ではREITの仕組みや現物投資との違いを説明したうえで、メリットやデメリットについても紹介します。REIT(リート)とは「Real Estate Investment Trust」の略で、アメリカで生まれた不動産投資信託のことです。投資家から集めた資金で不動産投資を行い、収益を分配します。10万円前後と少額から始められるのが特徴で、比較的高利回りで安定した収益が得られるのがメリットです。ここでは、REITの仕組みやJ-REITとの違い、不動産投資との違いについて紹介します。REITを運営するのは、法律に基づき資産への投資・運用を目的として設立された不動産投資法人です。REITは証券取引所に上場しており、不動産投資法人は投資証券を発行して市場から資金を調達します。集めた資金で運用を行い、不動産の賃貸料や売却で得た収益の一部が投資家に配当されるというのがREITの仕組みです。ちなみに、投資法人は法律上、従業員の雇用が禁止されており、業務は外部に委託することとされています。そのため、実際に不動産運用業務を行うのは資産運用会社で、不動産資産の保管は資産保管会社、不動産の管理は外部管理会社に委託されています。REITは1960年にアメリカで生まれ、世界各国に普及しました。REITを導入する国や地域は増加を続け、世界のREIT市場は2021年7月現在、時価総額で約189.02兆円に達している状況です。(※)日本のREITはJAPANの「J」をつけ、「J-REIT」とも呼ばれています。単にREITという場合でも、通常はJ-REITのことを指していると思ってよいでしょう。J-REITが証券取引所に上場したのは2001年9月で、「日本ビルファンド投資法人」と「ジャパンリアルエステイト投資法人」が東京証券取引所に上場したのが始まりです。※参考:三井住友トラスト・アセットマネジメント 世界のREIT市場一般的に不動産投資という場合、不動産の現物を購入する取引を思い浮かべる方も多いでしょう。不動産投資は自ら物件を探し、多額の資金を出資して不動産を購入するもので、証券を売買するREITと異なります。不動産の現物投資では投資家が不動産のオーナーになりますが、REITで購入するのは投資証券であり、不動産の運用や管理には一切関わりません。REITは投資する不動産の用途や対象となる地域により、いくつかの種類に分類されます。特定の用途を持つ不動産のみに投資する「単一用途特化型」、複数の用途に分散して投資する「複数用途型」があり、複数用途型の組み合わせはさまざまです。ここでは、2つの種類について解説し、REITの指数に連動する上場投資信託(REIT型ETF)についても紹介します。単一用途特化型は、特定の用途を持つ単一の不動産に投資する方法です。次のような不動産に特化して投資します。複数用途特化型は、用途を持つ不動産を複数組み合わせたREITです。2つの用途を組み合わせる「複合型」と、3つ以上の用途を組み合わせる「総合型」に分けられます。複数用途特化型では特徴の異なる不動産をいくつか組み合わせることで、ひとつの不動産が持つリスクを分散することが可能です。大きな売却益を狙うのであれば単一用途特化型にメリットがありますが、初めて投資する場合は手堅く複数用途特化型に投資することをおすすめします。なお、不動産の種類のほか、不動産のエリアに特化したREITも少なくありません。多くのREITは全国の都市圏にある不動産を対象としていますが、関西や九州方面などの都市部に特化しているREITもあります。エリア特化型REITは、地域を応援するという意味合いも含まれるでしょう。不動産の種類や地域に特化したREITのほか、「REIT型ETF」という商品もあります。ETFとは「上場投資信託」のことで、東証株価指数(TOPIX)などの指数に連動する投資信託のことです。REIT型ETFはREITに連動するETFであり、REIT型ETFを購入すると上場しているREITの全銘柄に投資することになり、分散投資できます。比較的リスクが少なく、指数に連動しているため値動きも緩やかです。REITはメリットの多い商品です。主に次のようなメリットがあります。REITは少ない資金で出資でき、専門家に運用・管理を任せられるのが利点です。さらに、比較的高い配当金を受け取れるという特徴もあります。REITのメリットを5つ紹介しましょう。REITは不動産を証券化して多くの投資家から資金を集め、不動産に投資をする商品です。そのため、10万円前後という比較的少額から投資できます。不動産を実際に購入する投資は少なくとも数百万単位の資金を必要とするのに対し、REITは手軽に不動産への投資ができるのが大きなメリットです。また、REITの運用は投資のプロが行います。不動産の選定や購入、維持管理、賃貸募集などをすべて代行してくれるため、運用の手間がかからないのもREITの特徴です。REITは利回りが比較的高く、安定しています。その理由は、配当金の主な原資が賃貸料だからです。賃貸している限り、賃貸料の収入がなくなることはありません。定期的な収入が得られるため、利回りも高くなります。空室が出るリスクはありますが、複数の不動産に投資する分散投資により、リスクを回避することが可能です。利回りが高いもうひとつの理由として、分配金が高いことがあげられます。REITの窓口となる不動産投資法人は、一定の条件で法人税が免除される仕組みになっています。その条件とは、賃料収入から賃貸に関わる各種費用を引いた利益の90%超を投資家に分配することです。投資家は不動産で得た収益の多くを分配金として得ることができるのです。REITは分散投資ができるのもメリットです。投資をひとつの商品だけに絞って資金の全額を投じた場合、値上がりしたときのリターンは大きくなるでしょう。しかし、損失を出したときは全額を失うことにもなりかねません。複数の商品に分散して投資すれば、ひとつの商品が損失を出してもほかで補うことが可能です。いくつもの不動産に投資するREITを購入することで、リスクを抑えた投資ができます。現物投資で分散投資する場合は多額の資金が必要ですが、少額でも分散投資できるというのがREITの優れた点です。REITは証券化されているため流動性が高く、売買しやすいのが特徴です。いつでも購入でき、換金も難しくありません。一方、不動産の現物投資は取得も売却も大きな手間がかかります。取得に際しては登録免許税と不動産取得税がかかり、取得後は固定資産税を支払わなければなりません。取得時は登記手続きも必要です。これに対し、REITの場合は不動産の売買自体は運用会社が行うため、投資家には一切負担がないのもメリットです。REITは管理の負担も少なくて済みます。不動産の維持管理や賃貸募集などは運用会社が行うため、投資家が行うのは商品を選んで購入することだけです。運用に関しては決算関連の書類が公表され、状況を確認できます。不動産の現物投資では、賃貸契約や管理会社への委託、建物の修繕など、自ら運営に携わらなければなりません。このほか、REITにはインフレに強いというメリットもあります。REITの主な原資となる賃貸料は物価に連動する傾向が強く、物価上昇に伴って賃貸料も上がりやすいからです。インフレで通貨価値が下がった場合でも、REITを保有することで資産減少のリスクを避けることが可能です。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店REITにはメリットがある一方、デメリットもある商品です。基本的に資産運用はリターンもある代わりにリスクがつきものですが、REITも同じようにリスクを伴います。これらREITのデメリットについて、詳しく見ていきましょう。REITの分配金は高い利回りが魅力ですが、必ず支払われるという保証はありません。さまざまな要因の影響を受け、変動する可能性があります。要因として考えられるのは、次のとおりです。REITは、災害や価格変動の影響を受けやすいのが特徴です。まず、地震や火災などで投資対象の不動産が被災することが考えられます。REITでは耐震性の基準を満たした建物への投資でリスクを軽減していますが、不測の事態が起こらないとは限りません。また、不動産の市場や経済情勢などの影響で、物件の賃料収入が減る、もしくは保有物件の価格が下がるといった事態も考えられます。その影響を受けて、分配金が下がる場合があるかもしれません。近年では、コロナ禍によりREITは大きな影響を受けました。2020年にはホテルの利用客が激減し、テレワークの推進によりオフィスの解約も相次ぎました。市場ではホテルやオフィスの銘柄が大幅に下落しています。2021年には回復の兆しが見えましたが、コロナ禍による状況は、REITが社会情勢に影響を受けやすいことを証明したといえるでしょう。REITの分配金は不動産の賃貸料を原資とするものですが、実態は投資信託です。そのため、株式に投資する投資信託と同じく、分配金は配当所得になります。また、分配金は課税され、20.315%(所得税15.315%、住民税5%)が差し引かれるのも株式や投資信託と同様です。さらに、REITは売却時に損失が出たとき、ほかの売却益や配当金・分配金と損益通算することができます。損失の残額があるときは、確定申告して3年間の繰り越しができる点も、株式や投資信託と同じです。しかし、株式や投資信託の配当には配当控除が適用されるのに対し、REITには適用されない点が異なります。REITの購入は株式と同じで、まず証券会社に口座を作ることから始めます。売買のルールも基本的には株式と変わりありません。ただし、株式の売買単位が銘柄によって異なるのに対し、現在上場しているREITの売買単位はすべて1口です。投資する際に必要な最低金額は1口あたりの価格となります。REITの分配金は、投資法人の決算期に支払われます。20.315%の税金が差し引かれますが、NISA口座を利用して非課税にすることも可能です。REITは少額から始められる不動産投資信託で、比較的高利回りで安定した分配金を受け取れるのが特徴です。運用の専門家が不動産を購入・運用していくため、初心者でも始めやすいでしょう。株式と同じく売買しやすく、不動産の現物投資とは異なり不動産を管理する手間もありません。ほかの資産運用と同様にリスクはありますが、分散投資でリスクを抑えることも可能です。REITに興味のある方は、試してみるのもよいでしょう。

REITとは不動産投資信託のこと。種類やメリット、購入方法を解説

これらはあくまで基本的な考え方です。ご自身の年齢やリスク許容度、目標に合わせて比率を調整したり、商品を組み合わせたりすることが、退職金運用の成功の鍵となります。

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弊社が運営する「投資信託相談プラザ」は、特定の金融機関に属さない独立系のファイナンシャル・アドバイザー(IFA)が所属する、資産運用の相談窓口です。

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「資産運用を始めたいけれど、誰に相談したらいいのか分からない」「銀行や証券会社以外にも相談先があると聞いたけど、IFAって何?」「FPとはどう違うの?」人生100年時代と言われ、老後資金や資産形成への関心が高まる中、お金に関する相談相手の重要性は増しています。特に、退職金やこれまでの貯蓄をこれからどう運用していくか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。「IFA」という言葉は、2020年頃からメディアや新聞で取り上げられる機会が増えましたが、日本ではまだまだ認知度が低いかもしれません。実は、金融先進国のアメリカでは多くのIFAが活躍しており、医師や弁護士のように人生をサポートするお金の専門家として認められています。本記事では、IFAの特徴やFPとの違い、相談するメリット・デメリット、相談料や信頼できるIFAの選び方・探し方まで網羅的に解説します。「資産運用についてIFAに相談する」という選択肢があることを、ご理解いただけたら幸いです。>> IFAへの資産運用相談なら「投資信託相談プラザ」投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店※イメージ図:株式会社Fanが作成IFAとは、Independent Financial Advisor の略称で、日本語では「独立系ファイナンシャル・アドバイザー」と呼ばれます。特定の銀行や証券会社などの金融機関には所属せず、独立・中立的な立場から顧客の資産運用に関するアドバイスや金融商品の提案・仲介を行うのが特徴です。従来の金融機関では、提案できる商品が自社で取り扱う商品に限定される一方、IFAは特定の金融機関の取り扱い商品やその方針に縛られません。そのため、顧客一人ひとりのライフプランや意向、リスク許容度などを丁寧にヒアリングしたうえで、幅広い選択肢の中から顧客にとって本当に有益と考えられる商品を提案することが期待できます。「特定の金融機関に相談すると、その会社の商品ばかり勧められそうで不安…」と感じる方にとって、IFAは心強い相談相手となり得るでしょう。IFAは、内閣総理大臣の登録を受けて金融商品の仲介を行う金融商品仲介業者に所属しています。なかには、個人として「金融商品仲介業者」としての登録を受けている人もいます。金融商品仲介業者は、証券会社や銀行などの所属金融商品取引業者等と業務委託契約を結び、顧客と所属金融商品取引業者等との間に立って、株式、債券、投資信託などの金融商品の案内や売買の仲介(媒介)を行います。顧客は、IFAを通じて所属金融商品取引業者等に口座を開設し、IFAのアドバイスを受けながら金融商品の取引を行うことになります。お金の管理自体は、IFAではなく提携している所属金融商品取引業者等が行うため、その点でも安心感があります。つまりIFAは、「アドバイスは独立した立場から行い、商品の提供は提携する所属金融商品取引業者等を通じて行う」という仕組みになっているのです。※イメージ図 株式会社Fanが作成銀行や証券会社のアドバイザーは、多くの場合、自社グループで開発・販売している金融商品を中心に提案する傾向があります。また、担当者が数年で異動してしまうこともあり、長期的な関係を築きにくいという側面もあります。一方、IFAは金融機関から独立した立場で、より中立的なアドバイスを行うことが期待できます。複数の金融商品取引業者等に所属するIFAであれば、取り扱える金融商品の選択肢も広く、顧客のニーズに合った商品を提案しやすい環境にあります。さらに、IFAは担当者が変わることが少なく、長期的な視点で資産運用をサポートしてくれる傾向にある点も大きな違いです。ただし、IFAが所属する金融商品取引業者等の商品しか扱えない点や、IFAによっては特定の分野に強みを持つなど特色がある点は理解しておく必要があります。参考:日本IFA協会 IFAに相談するメリットIFAと混同されやすいのがFP(ファイナンシャル・プランナー)です。FPは、個人のライフプラン(人生設計)に基づいて、資金計画やアドバイスを行う専門家です。厚生労働省のWebサイト「職業情報提供サイト(job tag)」にはFPの仕事内容について以下の説明があります。相談者の、生活設計、貯蓄計画、投資、保険など、総合的な資産設計(ファイナンシャル・プランニング)を企画立案し、その実行を支援する。資産設計では、顧客のライフスタイルや価値観を踏まえながら、家族・年齢構成や収入・支出の内容、資産、負債、保険など、基礎となるデータを聞き取りによって集める。希望や目標を聞き、現状を分析した上で、必要に応じて弁護士、税理士や保険・不動産などの専門家の協力を得て、総合的な資産設計について、顧客に最適なプランを作成し、提示する。(中略)ファイナンシャル・プランナーは職業名であり、資格がなくてもファイナンシャル・プランニングの仕事はできるが、顧客の相談に応じるためには年金、税制、相続、各種保険、金融商品、住宅ローン等関連の幅広い専門知識が必要となる。FPの相談範囲は、資産運用だけでなく、保険、不動産、住宅ローン、年金、税金、相続など、お金に関する幅広い分野に及びます。ライフプラン全体の改善を目的としたアドバイスが中心です。出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.6.00」※職業情報提供サイト(job tag)より2025年6月9日にダウンロード同じく厚生労働省のWebサイト「職業情報提供サイト(job tag)」にはIFAの仕事内容について以下の説明があります。顧客に寄り添い、顧客のライフプランやニーズに合った長期の資産形成のために、金融商品等の選定・運用や各種制度の活用の提案・アドバイス、売買取引の支援を行う。類似の職業としてファイナンシャル・プランナーがあるが、独立系ファイナンシャル・アドバイザー(IFA:Independent Financial Adviser 以下「IFA」という。)は金融商品仲介業者であるので、顧客の資産形成プランの目標に合致した個別具体的な金融商品の提案を行い、買い付け契約等の実行支援ができることに特徴がある。IFAの業務は、IFA法人等(金融商品仲介業者)が証券会社等である金融商品取引業者又は登録金融機関(以下「金融機関」という。)と業務委託契約を結んだ上で行われる。しかし、IFA法人等は、複数の金融機関と業務提携を結んでいることが多く、経営は独立しており、顧客が目的に最も適した資産運用が可能な金融商品(投資信託、ETF、リート(不動産投資)、各種債券(国債、社債、劣後債等)、国内外株式等)を選択できるよう金融機関の営業方針からは独立した立場でアドバイスを行っている。IFAは金融商品仲介業者に所属して外務員として登録されているため、資産運用に関するアドバイスの提供に加えて、具体的な金融商品の商品説明と仲介まで可能です。投資信託相談プラザを運営する、弊社(株式会社Fan)の所属金融商品取引業者等はSBI証券、楽天証券、ウェルスナビ株式会社、ソニー銀行の4社となっています。投資信託相談プラザでは、所属金融商品取引業者での口座開設や資産運用のサポートを行っています。出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.6.00」※職業情報提供サイト(job tag)より2025年6月9日にダウンロード先述のとおり、ファイナンシャル・プランナーは職業名であり、資格がなくてもファイナンシャル・プランニングの仕事はできます。顧客の信頼を得るためにはファイナンシャル・プランナーの資格を取得することが望まれる。ファイナンシャル・プランナーには、国の技能検定に合格したのち「技能士」と名乗ることができる「ファイナンシャル・プランニング(FP)技能士(1~3級)」とNPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会の審査試験に合格したのち認定される「AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)資格」、「CFP®(サーティファイド ファイナンシャル プランナー®)資格」及び「CMA(日本証券アナリスト協会検定)」がある。とあります。では、FPがどのように仕事をしているかをみていきましょう。多くのファイナンシャル・プランナーは銀行、証券会社、生命保険会社、損害保険会社などの金融機関に所属して、企業内で顧客の相談(コンサルティング)に応じている場合が多い。また、不動産会社や協同組合、官公庁、自治体に所属する人もいる。独立してファイナンシャル・プランナー事務所を開設するケースは現在は少ないが、税理士・社会保険労務士と兼業して、それぞれの資格に“ファイナンシャル・プランナー的な視点”を加え一般向けの資産設計セミナーの講師や、著作物の執筆などを行っている人もいる。FPの収益源は、相談料やコンサルティング料が中心ですが、所属団体から収入を得ている人や、講師業や執筆業で収入を得ている人もいるようです。出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.6.00」※職業情報提供サイト(job tag)より2025年6月9日にダウンロードIFAとして就業するための要件については以下のとおりです。金融商品取引法上、金融商品仲介業者の登録外務員として内閣総理大臣へ登録する必要がある。従って証券外務員資格(日本証券業協会)は必須である。また、生命保険を取り扱う場合は生命保険募集人として登録(一般社団法人生命保険協会)することが必要となる。※保険商品の募集や勧誘等については「保険募集人」の有資格者がいる場合のみ行えます。では、IFAがどのように仕事をしているかをみていきましょう。雇用労働者として雇用される場合と個人事業主としてIFA法人に所属している場合がある。雇用労働者の場合は、IFA法人の正社員として雇用される場合が多く、月給制となっている。中には独立して個人で資産形成の専門家として活動している者もいる。なお、IFA法人は、一部を除き小規模な事業所が多く、転勤は無く、地元に密着して特定の顧客を長期間にわたり担当してサービスを提供することが多い。投資信託相談プラザは、弊社が展開する、来店型の資産運用の相談専門店です。富山・東京・大阪・名古屋など全国に展開しております。店舗では、弊社に在籍するIFAが、中立の立場で証券会社選びから、NISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)などの各種制度の活用アドバイスをはじめ、お客様一人ひとりにあった資産運用を無料でサポートしています。出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.6.00」※職業情報提供サイト(job tag)より2025年6月9日にダウンロードFPとIFA、どちらが優れているというわけではありません。「ライフプラン全般の相談をしたいのか(FP向き)」、それとも「具体的な金融商品も含めた資産運用の相談・実行をしたいのか(IFA向き)」によって、適した相談相手が異なるといえるでしょう。弊社が運営する「投資信託相談プラザ」なら、ご相談料無料で資産運用のアドバイスが受けられます。全国各地に構える店舗で対面でのご相談ができる他、オンラインでのご相談も受け付けております。>> 投資信託相談プラザの店舗一覧を見るIFAに相談することには、主に以下のようなメリットが考えられます。前述の通り、IFAは特定の金融機関に所属していないため、会社の販売方針に縛られず、顧客本位の客観的なアドバイスが期待できます。「この商品を売りたい」というバイアスがかかりにくく、本当に顧客のためになる選択肢を提案してくれる可能性が高いといえます。銀行や証券会社の担当者は、数年ごとに異動することが一般的です。その度に、新しい担当者にこれまでの経緯や自分の考え方を説明し直す必要があり、煩わしさを感じることもあるでしょう。 IFAは基本的に転勤がなく、同じ担当者が長期間にわたってサポートしてくれるケースが多いです。ライフステージの変化に合わせて、長期的な視点で一貫したアドバイスを受けられるのは大きなメリットです。信頼関係も築きやすく、安心して資産運用を任せられます。多くのIFA法人は、複数の証券会社や保険会社などと提携しています。そのため、特定の金融機関の窓口で相談するよりも、幅広い金融商品の中から比較検討し、自分に合ったものを選ぶことができます。投資信託だけでも、数多くの選択肢の中から提案してもらえる可能性があります。優れたIFAは、単に金融商品を提案するだけでなく、顧客のライフプラン(家族構成、収入、将来の夢、退職時期など)を深く理解した上で、資産全体のバランスを考えた総合的なアドバイスを提供します。退職金の運用、相続対策、お子様やお孫様の教育資金準備など、人生の様々な局面におけるお金の悩みに寄り添ってくれます。多くのメリットがある一方で、IFAに相談する際にはデメリットや注意しておきたい点もあります。IFAは独立しているからこそ、その知識や経験、提案力、倫理観などはアドバイザー個人によって差が出やすいと言えます。残念ながら、必ずしもすべてのIFAが顧客本位で質の高いサービスを提供しているとは限りません。相性が合わない、知識が不足していると感じるアドバイザーもいる可能性はあります。IFAの収益源である手数料には、いくつかの体系があります(後述)。どのような取引で、どれくらいの手数料が発生するのかを事前にしっかりと確認することが重要です。説明が不明瞭だったり、理解できないまま契約したりすることは避けましょう。透明性の高い料金体系を提示しているかどうかも、信頼できるIFAを見極めるポイントです。IFAは幅広い商品から提案可能ですが、「世の中のすべての金融商品」を扱えるわけではありません。IFAが所属している金融商品取引業者等の商品のみ取り扱えます。もし特定の金融商品に興味がある場合は、そのIFAが取り扱っているかどうかを事前に確認する必要があります。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店IFAを利用する上で、最も気になることの一つが料金でしょう。IFAへの相談は、基本的には無料です(有料のケースもあるため、必ず事前にご確認ください)。いくつかのIFAに相談してみて、IFAの雰囲気や考え方、自分との相性を確認してみるのが良いでしょう。弊社が運営する「投資信託相談プラザ」では、ご相談料無料で資産運用のアドバイスが受けられます。全国各地に構える店舗で対面でのご相談ができる他、オンラインでのご相談も受け付けております。>> 投資信託相談プラザの店舗一覧を見るIFAには、資産運用に関する幅広い内容を相談できます。以下に具体例を挙げます。など、初心者から経験者まで、資産運用に関するあらゆる疑問や悩みに対応してくれます。など、まとまった資金の運用計画についても、ライフプランに合わせて相談に乗ってくれます。保険代理業者を兼業しているIFAは、資産運用だけでなく保険の見直し相談も可能な場合があります。保障内容が今のライフステージに合っているか、保険料は適正かなどを、資産全体のバランスを見ながらアドバイスしてくれます。(ただし、保険の取り扱いはIFAによります)など、資産運用だけでなく、長期的な視点でのライフプランニングに関する相談に対応できるFP業者を兼業するIFAも多くいます。信頼できるIFAを見つけることは、長期的な資産形成において非常に重要です。以下のポイントを参考に、慎重に選びましょう。IFAは、雇用労働者として雇用される場合と個人事業主としてIFA法人と契約している場合があります。IFA法人のウェブサイトなどを見て、以下のような情報を確認しましょう。実際に相談する担当IFA個人の情報も重要です。知識や経験も重要ですが、最終的には担当アドバイザーとの相性が合うかどうかも大切です。長期的に付き合っていくパートナーとなるため、以下の点を無料相談などで確認しましょう。複数のIFAと面談し、比較検討することをおすすめします。IFAを探す方法はいくつかあります。実際にIFAに相談する場合、一般的には以下のような流れで進みます。IFA(独立系ファイナンシャル・アドバイザー)は、特定の金融商品取引業者に属さず、中立的な立場から顧客本位のアドバイスを提供してくれる資産運用アドバイスの専門家です。銀行や証券会社とは異なり、会社の販売方針に縛られにくく、幅広い選択肢の中から商品を提案してくれる可能性が高いでしょう。また、FPとは異なり、具体的な金融商品の仲介まで行える点が特徴です。転勤が少なく、長期的な視点でライフプランに寄り添ったサポートを受けられる点も大きなメリットと言えます。一方で、アドバイザーによる力量差や、手数料体系の確認が必要といった注意点もあります。信頼できるIFAを見つけるためには、情報収集をしっかり行い、無料相談などを活用して相性を見極めることが重要です。人生100年時代、大切なお金の相談相手選びは、将来を左右する重要な選択です。IFAの特徴をよく理解し、ご自身の状況や考え方に合った相談先を見つけるための一助となれば幸いです。

IFAとは?FPとの違いや特徴、相談料や選び方など詳しく解説

まとめ:正しい知識と良き相談相手が、豊かなセカンドライフの鍵

今回は、退職金のおすすめの運用方法や、失敗しないためのポイントについて解説しました。

  • 退職金運用は老後の「資産の寿命」を延ばすために不可欠
  • 始める前に「目的の明確化」「生活防衛資金の確保」「リスク許容度の把握」が必須
  • 運用プランは「安定」「バランス」「積極」など目的別に考える
  • NISAの非課税メリットを最大限活用する
  • 迷ったら、中立的な立場のIFAに相談するのがおすすめ

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※NISAのご注意事項
・配当金等は口座開設をした金融機関等経由で交付されないものは非課税となりません。NISA口座で国内上場株式等の配当金を非課税で受け取るためには、配当金の受領方法を「株式数比例配分方式」に事前にご登録いただく必要があります。
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・その他、NISAに関するご注意事項、並びに2023年までの一般NISA ・つみたてNISA等に関するご注意事項の詳細は金融商品取引業者のWEBサイトにてご確認ください。

このコラムの執筆者

道谷 昌弘

株式会社Fan IFA

AFP(日本FP協会認定) 大学卒業後、大手証券会社に入社。国内営業部門にて法人・個人の資産運用アドバイスを行う。8年間勤めたのち退社し、より中立的なアドバイスができるIFA(独立系投資アドバイザー)に転身。現在は富山を拠点に、全国各地のお客様に幅広くコンサルティングを行いながら、お客様にとって本当に良い商品提案を日々追求している。

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