ETFはリアルタイムで取引できる投資信託。メリットや注意点を解説

ETFはリアルタイムで取引できる投資信託。メリットや注意点を解説

投資信託

ETFは上場投資信託のことで、値動きがわかりやすくコストが低いなどいくつものメリットがあります。また、ETFは幅広い種類があるのが特徴です。

本記事ではETFと一般的な投資信託の違いや仕組みを説明し、メリットや注意点、おすすめのETFについても紹介します。

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将来への備えとして、投資信託やETFを活用して資産運用をすることを検討している方も多いのではないでしょうか。投資信託とETFの違いがわかりにくく、どちらで運用すべきか悩むことも多いでしょう。投資信託とETFは、それぞれの特徴を踏まえたうえで購入することをおすすめします。今回の記事では投資信託とETFの違いについて、詳しく紹介します。投資信託とは、投資家から集めた資金を一つの大きな資金としてまとめ、投資のプロがその資金で運用を行い、運用成果として生まれた損益を投資家に分配する金融商品のことです。投資信託には実に多くの種類があり、運用対象も同じではありません。日経平均株価やTOPIXのような株価に連動するよう設計されたインデックス型の商品もあれば、特定の地域やテーマに投資するアクティブ型と呼ばれる商品もあります。投資信託の価額は基準価額と呼ばれ、毎日変動しています。しかし、株価のようにリアルタイムで変動するわけではありません。基準価額は1日に1回算出されます。投資信託のメリットには、次のようなものがあります。投資信託のメリットの1つが、少額からでも投資できる点です。証券会社などでは100円からでも購入可能なため、気軽に購入しやすいでしょう。銀行や証券会社では、積立型の投資信託もあります。2024年1月から始まった新NISA制度の、つみたて投資枠を活用すれば運用益を非課税にできます。また銀行の窓口でも広く取り扱っているため、投資初心者の方でも相談しながら投資を始められます。投資信託には多くの種類がある点もメリットで、自分の投資方針やリスク許容度に見合った商品を選べます。新NISA制度とは?メリット・デメリットや変更点を解説投資信託のデメリットには、次のようなものがあります。投資信託は購入する際に購入手数料がかかり、保有している間は信託報酬という手数料がかかります。ETFも同じように手数料は必要ですが、投資信託のほうがコストは高めです。そのため表面の利回りだけでなく、コストを踏まえた実質の利回りで比較するようにしましょう。また投資信託は、株のようにリアルタイムでの取引はできません。基準価額は、1日1回しか算出されないためです。種類が多く自分に合ったファンドが選べることがメリットですが、種類が多すぎてわかりにくい場合もあります。購入する際には、商品ごとの特性や手数料を理解して購入するようにしましょう。投資信託で失敗しないための対策とは?損する人の特徴などもご紹介ETFとは上場投資信託ともいわれる金融商品で、投資信託の1つです。Exchange Traded Fundの略で取引所(Exchange)で、取引される(Traded)、投資信託(Fund)という意味を持ちます。株式と同じように取引所に上場している投資信託、と考えればわかりやすいでしょう。インデックス連動型ETFであれば、日経平均株価やTOPIXなどのベンチマークに連動するように運用されており、投資信託でいうインデックスファンドに近い運用方針といえるでしょう。連動する指数は株式だけでなく、債券やリート、コモディティ(商品)などさまざまです。投資信託と違って価格がリアルタイムで反映されるため、株のように1日に何度も売買できます。ETFのメリットには、次のようなものがあります。投資信託に比べると、運用にかかるコストが低い点がETFのメリットです。信託報酬などの運用管理費用は保有期間中ずっとかかるため、利回りと同じくらい重要です。また株と同じように、リアルタイムで取引できることもメリットといえるでしょう。常に価格が動いているため、1日のうちに利益確定することもでき、株と同じように指値注文が可能です。指値とは、「〇円になったら買いたい」というようにあらかじめ価格を指定して注文を出す方法で、常に相場を見ておく必要がありません。同様にレバレッジをかけた信用取引も行えるため、高いリターンを狙うこともできるでしょう。ETFのデメリットには、次のようなものがあります。投資信託と違い、ETFの分配金は自動で再投資ができません。分配金は再投資することで複利効果で運用益が大きくなるため、おすすめの運用手法です。投資信託は自動で再投資ができますが、ETFでは手動で行う必要があります。新NISAのつみたて投資枠(旧つみたてNISAの制度を踏襲した制度)にも、一部の商品では対応していません。積立で購入したい場合も、手動で行う必要があるでしょう。またETFは株式と同じように、買いたい人と売りたい人がいて売買が成立します。そのため市場が混乱しているタイミングでは、売却しにくい可能性があります。投資信託とETFは同じような投資商品ではありますが、それぞれに違いがあります。主な特徴の違いは、下記のとおりです。投資信託とETFには違いがありますが、その中でも特に違いの大きい次の5点について解説していきます。投資信託とETFの取引方法や、取引できる時間などの違いを見ていきましょう。取引できる場所は、ETFの場合は証券会社のみですが、投資信託は銀行等でも取り扱っています。ETFの商品は上場しているためどこの証券会社からでも同じ商品を購入できますが、投資信託は金融機関によって取扱商品が違います。特定の商品を購入したい場合は、事前に取扱を確認しておくようにしましょう。取引時間ですが、ETFは株と同様に市場が開いている15時までが取引可能です。投資信託の場合は金融機関にもよりますが、15時をすぎると翌日付の注文となる場合が多いでしょう。ETFは取引成立と同時にリアルタイムで価格が決定しますが、投資信託の場合は当日の20時頃に決定します(海外資産は翌日)。投資信託に比べると、ETFは株と同様にリアルタイムに取引できる点が大きな違いです。ETFでは指値注文ができますが、投資信託ではできません。指値注文は「〇〇円以下になったら200株購入する」や、「△△円以上で400株売却する」という注文方法です。あらかじめ価格を決めて注文を出しておくことで、リアルタイムに価格を見ておく必要がありません。一方で投資信託の場合は、基準価額の指定はできません。国内の投資信託の場合は約定した日の20時頃に基準価額が確定するため、口数などは後で知ることになります。取り扱う商品の豊富さは、投資信託のほうが多いです。投資信託ではアクティブ型と呼ばれる、ベンチマークを上回る運用成果を目指すタイプの商品が数多くあります。アクティブ型には多くの種類があり、投資対象としている地域や銘柄もさまざまです。運用会社の特色や運用手腕が問われる商品でもあり、その分コストが高い傾向にあります。また取り扱う商品は金融機関によって違うため、特定の銘柄を購入したい場合には事前に確認するようにしましょう。ETFの最低購入価格は、株式と同じように価格と取引単位によって決まります。つまり最低購入価格=取引単位×最低取引単位となり、一般的には1〜10万円単位が多いでしょう。一方で、投資信託の場合は証券会社によっては100円からでも購入可能です。気軽に始めやすいことも、投資信託の特徴でしょう。ETFと投資信託の各種手数料について見てみましょう。主な手数料は、次の3種類です。それぞれ詳しく解説します。ETFと投資信託の、購入にかかる手数料は下記のとおりです。ETFの場合も投資信託の場合も、どちらも金融機関によって違います。ETFの場合は証券会社に支払う売買手数料という名目になり、証券会社によっては0円に設定しています。投資信託もネット経由の購入であれば、手数料のかからない商品もあるでしょう。続いて、保有中の手数料を比べてみましょう。ETFと信託報酬どちらも保有中の手数料として、信託報酬がかかります。信託報酬は投資家が直接負担するのではなく、預けた財産から間接的に差し引かれます。信託報酬の料率は商品によってまちまちですが、日経平均に連動するインデックス型のものであれば0.1〜0.5%程度が一般的でしょう。またインデックス型に比べると、アクティブ型は料率が高い傾向にあります。続いて、売却や解約時の手数料を比べてみましょう。解約の際にかかる手数料は、ETFは売買委託手数料、投資信託は信託財産留保額や換金手数料がかかる場合があります。信託財産留保額とは、解約による他の投資家へのコスト負担を和らげるために、解約資産の一部を残すことをいいます。信託財産留保額の目安は0.5〜1.0%程度ですが、商品によってはかかりません。これから投資を始める方であれば、ETFと投資信託どちらで投資すべきかを悩むでしょう。投資信託とETF、それぞれに向いている人を紹介します。投資信託が向いているのは、下記のような人です。投資信託は基準価額が1日1回しか変動せず、100円からでも投資可能です。そのためこれまで投資経験のない初心者には向いているでしょう。ネットだけではなく、証券会社や銀行の窓口でも購入できるため、相談しながら商品を選べます。コツコツ積立で投資したい方も、投資信託が向いています。ETFは一部の商品では自動積立ができません。同じようにNISA枠を使って投資を行いたい方も、投資信託が向いているでしょう。投資信託は少額から気軽に始められるのが特徴なため、投資に不慣れな方や少額から始めたい方におすすめです。ETFが向いているのは、次のような人です。投資信託と違ってETFは上場しているため、価格がリアルタイムに変動します。そのため、1日に何度も売買を行って、利益を確保していくこともできるでしょう。また株と同じように、指値注文や信用取引も可能です。投資信託に比べると、ETFは運用に慣れている中級者・上級者に向いているといえるでしょう。ETFはコストも抑えてある商品が多いため、利回りを追及する方には向いています。将来へ備えてこれから資産運用を検討している方のなかには、投資信託とETFで迷っている方も多いでしょう。投資信託とETFはどちらも資産形成を目的とした運用商品ですが、取引方法などに違いがあります。ETFは投資信託の1つですが、一番の違いは投資信託と違って上場していることです。そのため価格はリアルタイムに変動しており、投資信託のように1日1回の更新ではありません。指値注文や信用取引ができるなど、ETFは資産運用に慣れている方に向いているでしょう。一方、投資信託は手軽に少額から始められたり、積立投資やNISAの活用ができたりするので投資初心者におすすめです。資産運用について迷ったときは、専門家のアドバイスを参考にすることがおすすめです。投資信託相談プラザの個別相談は、無料で相談が可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。また、投資信託相談プラザでは、投資をこれから始める方向けのセミナーも開催しています。これから資産運用を考えている方は、ぜひご参加ください。※投資信託の取引にかかるリスク・費用について<リスク>投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、申込手数料等の費用が異なり、多岐にわたりますので、詳細につきましては、それぞれの投資信託の「目論見書」「目論見書補完書面」を必ずご覧ください。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。・主な投資対象が国内株式組み入れた株式の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。・主な投資対象が円建て公社債金利の変動等による組み入れ債券の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。・主な投資対象が株式・一般債にわたっており、かつ、円建て・外貨建ての両方にわたっているもの組み入れた株式や債券の値動き、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。<費用>投資信託へのご投資には、所属金融商品取引業者等およびファンドごとに設定された販売手数料および信託報酬等の諸経費等をご負担いただく場合があります。(手数料等の具体的上限額および計算方法の概要は所属金融商品取引業者等およびファンドごとに異なるため本書面では表示することができません。)・お買付時にお客様に直接ご負担いただく主な費用「買付手数料」:所属金融商品取引業者等、ファンドによって異なります。・保有期間中に間接的にご負担いただく主な費用「ファンドの管理費用(含む信託報酬)」:ファンドによって異なります。・ご換金時にお客様に直接ご負担いただく主な費用「信託財産留保額」「換金手数料」:ファンドによって異なります。買付・換金手数料、ファンドの管理費用(含む信託報酬)、信託財産留保額以外にお客様にご負担いただく「その他の費用・手数料等」には、信託財産にかかる監査報酬、信託財産にかかる租税、信託事務の処理に関する諸費用、組入有価証券の売買委託手数料、外貨建資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息等がありますが、詳細につきましては「目論見書」で必ずご確認いただきますようお願いいたします。また、「その他の費用・手数料等」については、資産規模や運用状況によって変動したり、保有期間によって異なったりしますので、事前に料率や上限額を表示することはできません。各商品のお取引にあたっては、当該商品の目論見書をお渡ししますので必ず内容をご確認のうえ、ご自身でご判断ください。

投資信託とETF(上場投資信託)の違いとは?どちらがおすすめかも紹介

ETFとは?

ETFとは「Exchange Traded Funds」の略で、上場投資信託のことです。日経平均株価などの株価指数との連動を目指して運用されます。株式と同じく証券取引所で取引するという点で、一般的な投資信託と異なります。

ここでは、ETFとはどのようなものか説明し、投資信託や株式投資との違いなどを紹介しましょう。

証券取引所に上場している投資信託

ETFとは、証券取引所に上場している投資信託のことです。日経平均株価や東証株価指数など、特定の株価指数と連動することを目標に運用されています。

株式と同じく証券会社を通じ証券取引所で売買の注文ができ、注文方法は指値注文と成行注文のどちらも可能です。

また、市場が開いている時間であればリアルタイムに売買できるため、希望の金額で売買できるのがメリットです。

一般的な投資信託との違い

ETFは一般的な投資信託とは上場しているか否かの違いがあるほか、銘柄数や手数料が異なります。投資信託は約6,000銘柄と多いのに対し、ETFは約250銘柄と少なめです。

また、投資信託は証券会社のほか銀行や郵便局でも購入できますが、ETFは証券会社でしか購入できません

そのほか保有中の信託手数料は、銘柄にもよりますが、投資信託よりもETFのほうが低めです。

株式投資との違い

株式投資とETFとは、個別の銘柄を購入するか、複数を同時に購入するかの違いがあります。株式は個別に銘柄を選んで投資するため、株価はその企業の業績などの要因で上下します。

一方、ETFは数多くの銘柄を揃えた商品であり、ひとつ購入すれば複数の銘柄を購入した場合と同じ分散投資ができます。そのうちの一企業の業績が悪化して株価が下がっても、損失を抑えることが可能です。

特定の企業に投資してハイリスクながらハイリターンを狙いたい場合は株式投資を、多数の銘柄にリスクを分散させたい場合はETFが適しているでしょう。

投資信託とETF(上場投資信託)の違いとは?どちらがおすすめかも紹介

ETFの仕組み

ETFには一般の投資家が売買する流通市場と、機関投資家といった大口投資家のみが取引する発行市場があります。

流通市場だけでは大規模の取引を行う機関投資家の需要に対応できない場合、発行市場でETFを新たに発行する「設定」や、解約のための「交換」をすることができます。発行市場で発行されたETFが流通市場で流通するというのがETFの仕組みです。

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ETFのメリット

ETFにはさまざまなメリットがあり、資産形成の手法として活用されています。代表的なメリットは、簡単に分散投資ができること、株価指数と連動しているため値動きがわかりやすいこと、リアルタイムで取引できることなどです。

投資信託と比較して手数料が安いのも、メリットといえるでしょう。

ここでは、ETFのメリットを紹介します。

分散投資でリスクを抑える

投資にはリスクがつきものですが、投資先をひとつに絞るよりも複数に分散させることでリスクを軽減することができます。ETFは簡単に分散投資ができる商品であり、リスクを抑えられる点がメリットです。

また、ETFは株価指数の動きに連動するよう運用されるため、ETFを購入すればその指数を構成する銘柄をすべて購入できることになります。

複数の企業に投資するには多額の資金が必要になりますが、ETFであれば数万円程度と少額から購入が可能です。

値動きがわかりやすい

ETFは株価指数の動きに連動するため、値動きがわかりやすいのがメリットです。

株価指数とは市場全体や特定の銘柄群の株価の動きを示すものです。日本の代表的な株価指数にはTOPIX(東証株価指数)や日経平均株価などがあり、TOPIXは東証1部上場の全銘柄、日経平均株価は代表的な銘柄225種を対象に、定められたルールで算出されています。

ETFはこれら指数の動きに連動するよう運用されているため、指数を見ればETFの値動きがわかる仕組みです。

リアルタイムで取引できる

ETFは市場が開いている時間帯であれば、リアルタイムで取引できるのが特徴です。投資信託では購入の申込みから確定まで時間がかかり、希望通りの価格で購入できない場合もあります。

しかし、ETFはリアルタイムに価格を確認し、希望の金額を指定できる指値注文ですぐに購入できるのがメリットです。

さらに、ETFは信用取引もできます。売り注文ができるため、買い注文で損失が出ているときに売り注文で損失を抑えることも可能です。

コストが低い

ETFでは売買手数料と信託報酬といったコストがかかります。このうち、ETFの売買手数料は取引金額の0.1〜0.5%程度と、投資信託と比較して安い傾向です。

また、保有中に支払う信託報酬も投資信託に比べて低く設定されています。投資信託の信託報酬は、投資信託の販売を行う販売会社(証券会社、銀行など)と運用会社、信託銀行の3社に支払いますが、上場しているETFは販売会社への手数料が必要ないため、信託報酬が低く抑えられるのです。

幅広い種類がある

ETFは投資信託と比較すると品数は少ないものの、投資できる商品の種類は幅広いのがメリットです。ETFには主に、以下のような種類があります。

  • 国内株式
  • 外国株式
  • 国内債券
  • 外国債券
  • J-REIT(リート)・海外REIT(リート)
  • コモディティ(商品)
  • レバレッジ ・インバース型

外国株式はNYダウやS&P500、商品(コモディティ)は金や銀などに連動します。J-REIT(リート)は不動産投資信託であり、東証REIT指数に連動するものです。海外REIT(リート)はS&P先進国REIT指数に連動します。

レバレッジ型はTOPIXや日経平均などの変動率に一定の倍率を乗じて算出される指標に連動し、インバース型は一定の負の倍数を乗じて算出される指標に連動します。どちらも市場が予測どおりに動けば大きなリターンを得られる可能性がありますが、その分リスクも高い商品です。

配当利回りの高いETFもある

ETFには高い利回りの高配当ETFもあります。株式の中でも配当利回りが高い銘柄を選んで構成されているETFです。利回りとは購入した銘柄から1年間に受け取れる配当を数値で示したもので、高配当ETFは年に1〜2回程度、高い配当金の受け取りが期待できます。

国内株の平均配当金利回りは2〜3%程度であるところ、高配当ETFは4〜5%と高めです。

高配当の企業は経営が安定しており、株主への利益還元姿勢が高いなどの特徴があり、長期的に配当金の収入を得て資産形成したい方に向いています

ETFの注意点

ETFにはメリットがたくさんありますが、注意したい点もあります。まず、種類は豊富なものの銘柄数は少なめです。また、ETFの多くは自動積立ができません。

ETFは株価指数に連動するため、指数が変動すればETFの価格も変動します。変動による損失があることも認識しておかなければなりません。

ETFの購入で注意したい点を見ていきましょう。

銘柄が限られる

ETFは一般的な投資信託と比較すると、銘柄数が限られます。しかし、投資信託でも店舗によっては扱う銘柄数が異なり、必ずしも多くの中から選べるとは限りません。また、銘柄が多すぎて選ぶのに困ることもあるでしょう。

ETFは株式や債券のほか、不動産や金など幅広い商品に投資できます。銘柄数は少なくても商品の種類は幅広いため、デメリットと感じることは少ないといえるでしょう

自動積立ができない場合がある

投資信託の場合は初回に金額を設定し、毎月自動でETFを買い付ける自動積立の利用ができます。

ETFの自動積立サービスを扱う証券会社もありますが、提供していない会社も少なくありません。自動積立がない場合、ETFの積立投資をするにはその都度自分で取引をする必要があります。

自動積立サービスはネット証券の一部で利用できるため、手間なく積立投資をしたい方はそちらを利用するとよいでしょう。

自動で配当の再投資ができない

ETFは配当金の再投資ができない点にも注意が必要です。投資信託の場合は受け取った分配金を自動で再投資にあてることができますが、ETFにはそのような仕組みがありません。配当金や利息は運用経費を差し引き、決算時にすべて分配されます。

分配金で再投資したい場合は、手動で保有しているETFを探し、買い付けをしなければなりません

価格変動などのリスクがある

ETFは特定の株価指数に連動することを目指す商品であり、指数が経済情勢等の影響を受けて価値が下落すれば、ETFの価格も連動して下がります。元本割れなど損失を受ける可能性があることを把握しておきましょう

また、海外ETFの場合は、外国為替相場の変動を原因として損失が発生する可能性があります。

おすすめのETF

ETFはさまざまな種類があり、初めて購入する場合はどれを選んだらよいかわからないこともあるでしょう。初心者の方におすすめの国内ETFは、日経平均株価やTOPIXに連動する商品です。値動きが安定しているため、リスクを抑えた運用が期待できます。

海外ETFであれば、マイクロソフトやアップルなど、有名企業の銘柄を扱うETFが安心でしょう。

ここでは、初心者におすすめのETFを紹介します。

国内のETF

国内のETFでおすすめの商品は、以下の3点です。

  • ダイワ上場投信-日経225
  • NEXT FUNDS 日経平均225連動型上場投信
  • NEXT FUNDS TOPIX 連動型上場投信

「ダイワ上場投信-日経225」は、東証1部上場銘柄のうち代表的な225銘柄への連動を目指す銘柄です。日経225は日本の景気や経済の動向を把握しやすい指数であり、ユニクロを運営するファーストリテイリングやKDDIなどから構成されています。

「NEXT FUNDS 日経平均225連動型上場投信」も日経225に連動を目指すETFで、売買高が多く、希望するタイミングで取引を成立させやすいのがメリットです。

「NEXT FUNDS TOPIX 連動型上場投信」は、TOPIXとの連動を目指して運用する銘柄です。トヨタ自動車やソニーグループ、ソフトバンクグループなどが組入銘柄となっています。

海外のETF

海外のETFでは、以下の3点がおすすめです。

  • SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD)
  • iシェアーズ 米国優先株式 ETF
  • バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)

「SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD)」は、世界3大運用会社のひとつであるステートストリート社が運用する米国ETFです。原則として配当利回りが上位の80銘柄で構成されており、高配当が期待できます。

「iシェアーズ 米国優先株式 ETF」は502の銘柄で構成され、配当が高いため長期投資に向いているETFです。

「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」はCRSP米国総合指数に連動するETFで、投資対象は米国市場全体です。3,500銘柄以上を保有しており、アップルやマイクロソフト、Amazonなどを組入銘柄にしています。

ETFは比較的低コストで運用できる

ETFは上場投資信託のことであり、株式と同じく証券取引所で売買できる商品です。少額で分散投資ができ、リアルタイムで取引できるなど多くのメリットがあります。投資が初めての方でも購入しやすい銘柄があるため、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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※投資信託の取引にかかるリスク・費用について
<リスク>
投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、申込手数料等の費用が異なり、多岐にわたりますので、詳細につきましては、それぞれの投資信託の「目論見書」「目論見書補完書面」を必ずご覧ください。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。

・主な投資対象が国内株式
組み入れた株式の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
・主な投資対象が円建て公社債
金利の変動等による組み入れ債券の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
・主な投資対象が株式・一般債にわたっており、かつ、円建て・外貨建ての両方にわたっているもの
組み入れた株式や債券の値動き、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

<費用>
投資信託へのご投資には、所属金融商品取引業者等およびファンドごとに設定された販売手数料および信託報酬等の諸経費等をご負担いただく場合があります。(手数料等の具体的上限額および計算方法の概要は所属金融商品取引業者等およびファンドごとに異なるため本書面では表示することができません。)

・お買付時にお客様に直接ご負担いただく主な費用
「買付手数料」:所属金融商品取引業者等、ファンドによって異なります。
・保有期間中に間接的にご負担いただく主な費用
「ファンドの管理費用(含む信託報酬)」:ファンドによって異なります。
・ご換金時にお客様に直接ご負担いただく主な費用
「信託財産留保額」「換金手数料」:ファンドによって異なります。

買付・換金手数料、ファンドの管理費用(含む信託報酬)、信託財産留保額以外にお客様にご負担いただく「その他の費用・手数料等」には、信託財産にかかる監査報酬、信託財産にかかる租税、信託事務の処理に関する諸費用、組入有価証券の売買委託手数料、外貨建資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息等がありますが、詳細につきましては「目論見書」で必ずご確認いただきますようお願いいたします。
また、「その他の費用・手数料等」については、資産規模や運用状況によって変動したり、保有期間によって異なったりしますので、事前に料率や上限額を表示することはできません。

各商品のお取引にあたっては、当該商品の目論見書をお渡ししますので必ず内容をご確認のうえ、ご自身でご判断ください。

このコラムの執筆者

マネハブ編集部

株式会社Fan

未来につながる投資情報メディア「Money Hub Plus(マネハブ)」の編集部です。
みなさまの資産形成に役立つ情報を日々発信しております。

本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証するものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答えいたしかねますので予めご了承お願いいたします。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

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