ライフプランとは?ライフプランニングのステップと3つのポイントを解説

ライフプランとは?ライフプランニングのステップと3つのポイントを解説

資産運用

ライフプランとは、人生の重要なイベントで必要な資金について考えることです。将来必要になる資金がどのくらいか、何をすればいいのかがわかります。

本記事ではライフプランの必要性や人生の3大支出、ライフプラン作成のステップについて紹介します。将来の資金に漠然とした不安を持っている方は、ぜひ参考にしてください。

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ライフプランとは

ライフプランとは

ライフプランとは、結婚や出産、住宅購入など人生のあらゆる局面で必要になるお金について、具体的に計画を立てることです。ライフプランを設計することで、お金が必要になるタイミングや金額を把握し、いざというときにお金が足りないということにならないよう備えることができます。

20~30代で独身の場合、まだ将来の具体的なライフプランについて考える人は少ないかもしれません。しかし、将来は結婚や出産・子育て・マイホーム購入など、大きなお金が必要になるイベントを迎えることになります。

そのときになってお金が足りないということにならないためにも、早い段階からライフプランについて考えることは必要です。

ライフプランの必要性

ライフプランの必要性

ライフプランを作らない場合、今後の人生においていつ、いくら必要になるかがよくわからず、将来に向けて何をするべきかを把握できません。将来に対し漠然とした不安を抱え、無駄に浪費してしまう可能性もあるでしょう。

ライフプランを作ることでこれらが解消され、不安を減らすことができます。

ここでは、ライフプランの作成で具体的にどのようなメリットがあるのか、その必要性についてみていきましょう。

時系列で将来必要な金額がわかる

ライフプランを作成する目的は、理想とする人生設計や将来必要になる金額を可視化することです。現在の収入から将来の収支・貯蓄額を想定し、これから起こるライフイベントや収入・支出などを時系列に沿ってまとめます。

主なライフイベントで必要になる金額を明確にし、どのくらいの金額が必要になるかを把握することができます。

ライフプランをまとめると家計の見直しができるのもメリットです。無駄な出費を確認し、支出を抑えることもできます。

必ずしも、作成したライフプランのとおりに進むわけではありません。予定通りにいかない場合はその都度見直しするなど、適宜修正していくこともライフプランづくりに必要です。

やるべきことが明確になる

ライフプランを作成すると将来必要な金額がわかり、いつまでにいくら貯めるという具体的な目標を立てられます。やるべきことが明確になり、漠然としたお金の不安はなくなるでしょう。

目標達成のために無駄な出費を抑えるという意識が働き、計画的に貯蓄できるようになります。ライフプランの作成により現在の家計について課題が明らかになり、軌道修正できるのもメリットです。

不安が軽減される

ライフプランの作成で将来必要になる金額がわかれば、計画を立てて対応することができます。

ライフプランを作成せずに将来のイベントを考えた場合、大きな出費に対して不安も出てくるでしょう。ライフプランで具体的な金額を把握しておけば、将来お金が足りるかどうかわからないといった不安が軽減されるのもメリットです。

ライフプランを考える際に知っておきたい人生の3大支出

ライフプランを考える際に知っておきたい人生の3大支出

ライフプランを考える上で重要なのが、人生の3大支出ともいわれる以下の3つです。

  • 住宅資金
  • 教育資金
  • 老後資金

マイホームの購入資金や子どもの教育資金、自分や家族の老後資金です。

これらは人生の中でも支出の大きな割合を占めるため、事前の準備が必要です。それぞれの資金でどれだけの金額が必要になるのか、具体的にみてみましょう。

住宅資金

マイホームの購入や自宅の修繕・リフォームには大きなお金が必要です。令和3年度の国土交通省の調査によれば、住宅資金の全国平均は、以下のようになっています。

  • 新築注文住宅(併せて土地も購入): 5,112 万円
  • 建て替え:3,299万円
  • 分譲戸建住宅:4,250 万円
  • 分譲マンション:4,929 万円
  • 中古戸建住宅:2,959 万円

新築の注文住宅や分譲住宅であれば、3,000〜5,000万円の資金が必要です。高額になるため、多くの人は住宅ローンを利用しています。新築の住宅・マンションの場合、返済期間は30年を超えており、30歳で購入した場合は60歳を超えるまでローンを支払い続けることになります。

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参考:国土交通省「令和3年度 住宅市場動向調査報告書」

教育資金

子どもが生まれたら、まず考えなければいけないのが教育資金です。学資保険に加入する方も多いでしょう。

文部科学省によると大学卒業までにかかる平均的な教育費は、すべて国公立の場合で約800万円、すべて私立の場合は約2,200万円としています。

さらに子どもの習い事や学習塾などの活動費も必要になり、大学に進学して下宿住まいをする場合はその資金も必要です。

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参考:文部科学省「【資料5-2】教育投資参考資料集」

老後資金

老後資金の備えも必要です。2021年の日本人の平均寿命は男性が81.47歳で、女性が87.57歳とされています。65歳で定年退職したあと、17~23年は年金と貯蓄で生活する必要があるのです。

65歳以上の1ヵ月あたりの生活費は、独身で約13万円、夫婦2人で約22万円という統計が出ています。

一方、65歳以降から支給される公的年金は、令和3年度の厚生労働省の調査によると、国民年金で約5万6,000円、厚生年金は14万3,000円です。年金だけでは不足する状況で、早い段階から資産形成の準備が必要になるでしょう。

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参考:厚生労働省「令和3年簡易生命表の概況」
参考:総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2021年(令和3年)」
参考:厚生労働省「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」

ライフプランを作るためのステップ

ライフプランを作るためのステップ

ライフプランの作成には、以下のような3つのステップがあります。

  1. ライフイベントをリストアップする
  2. 時系列にまとめる
  3. 費用の目安を算出する

まず、将来起こると予想されるライフイベントをリストアップすることから始めます。次にライフイベントが起こるタイミングを時系列で整理し、必要となる費用を算出しましょう。

それぞれのステップについて、具体的に解説します。

1.ライフイベントをリストアップする

まずは大きく、将来の夢や目標について考えましょう。どのようにキャリアを重ね、どのような家庭を築きたいか、人生の大まかな計画を予想します。

その中で今後の人生で大きなイベントとなる出来事を予測し、リストアップします。結婚して子どもが生まれ、マイホームを購入するなど、予想できることを書き出しましょう。キャリアアップのために資格を取る、海外旅行をする、車を購入するなど、大きなお金が必要になるイベントを思いつく限り取り上げます。

実現可能かどうかは気にせず、希望するものを思いつくままに書き出すことが大切です。自分だけでなく、配偶者や家族も含めたライフイベントを考えましょう。

2.ライフイベントを時系列にする

リストアップしたイベントを時系列で整理します。〇年までに結婚したい、結婚してから〇年後には子どもがほしい、〇年後にマイホームを購入したいなどイベントの時期を予測し、時系列にまとめましょう。

人生100年時代といわれています。ライフプランも100歳までを想定して作成するとよいでしょう。

時系列にまとめることで、いつまでに資金を用意すればいいのかがわかり、具体的な計画を立てる目安になります。

3.各ライフイベントにかかる費用目安を出す

時系列にまとめたら、それぞれのイベントで必要になる費用の目安を書き出しましょう。まず、収入と支出の目安を記入します。収入から支出を差し引いた年間収支や、貯蓄残高の推移も記載しましょう。その際、生活費や居住費など、収支の内訳をできるだけ正確に書き出すことがポイントです。

数字を出して可視化することで、ライフイベントが実現可能かを予測できます。実現に向けて何をすべきかもわかり、計画を立てることができるでしょう。

資金を準備するためにどのくらいの期間が必要か、毎月いくら貯めなければならないかが逆算でき、具体的な計画を立てることができます。特に人生の3大支出のような大きな金額は長期的な計画が必要になるため、早めのプラン作成が必要です。

ライフプランを考える際の3つのポイント

ライフプランを考える際の3つのポイント

ライフプランを考える上で大切なのが、自分の理想とする人生を描くことです。叶えたい夢や人生の目標を明確にしておけば、イベントの中で何を優先にすべきなのかがわかります。また、ライフプランを実現させるためには、具体的な資産運用について考えることも必要です。

ここでは、ライフプランを考える際のポイントについて紹介します。

1.理想の人生について考える

ライフプランの作成では、自分がどのような人生を送りたいのか、理想の人生を考えることが大切です。

収入を得る上では、キャリアデザインも重要になります。同じ会社に長く勤めるのか、転職しながらキャリアアップを図るのかでライフプランは変わってくるでしょう。

結婚の時期や、結婚後は共働きするのか専業主婦になるのかによっても、ライフプランで必要になる金額は変わります。

2.人生の目標を明確にする

自分が叶えたい夢や目標を明確にすることも大切です。人生で重視する価値観を明らかにしておくことで、ライフイベントに優先順位をつけることができます。

イベントがたくさんある場合、それらすべての資金を用意できるとは限りません。価値観を明確にしておくことで、何を優先して何を後回しにするか、あるいは諦めるかといった選択が容易になります。

例えば、家族と落ち着いた環境で暮らしたいのであれば、マイホームの購入を優先して考えることになるでしょう。

3.資産運用で将来に備えておく

ライフプランを作成すると、現在の収入や貯蓄状況の課題が見えてきます。将来に向けた資産形成について具体的に考えるようになるでしょう。

低金利の時代には、ただ貯蓄するだけではイベントに必要な資金を準備するのは難しいかもしれません。効率的な資産形成のためには、資産運用も検討する必要があります。

効果的な資産運用として、NISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)、貯蓄型保険があげられます。

NISAは2024年1月より、新しいNISA制度がスタートしました。詳しい内容はこちらの記事をご参照ください。

>>>新NISA制度とは?メリット・デメリットや変更点を解説

iDeCoは掛金を運用しながら老後資金を形成する制度で、税制優遇措置が充実しています。貯蓄型保険は万一のときのリスクに備えながら、将来に向けた貯蓄ができる保険商品です。

自分に合う資産運用を選び、ライフプランの実現に役立てましょう。

ライフプランを作成して将来に備えよう!

ライフプランを作成して将来に備えよう!

人生の大きな局面では大きなお金が必要になり、早めのライフプラン作成が必要です。特に住宅や教育、老後といった局面での支出では大きな資金が必要になり、ライフプランに合わせた貯蓄計画が欠かせません。

ライフプランの作成では人生の目標を明確にすることも大切です。プランを作成したら、資産運用も視野に入れて具体的な計画を立てましょう。

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このコラムの執筆者

MONEY HUB PLUS 編集部

株式会社Fan

未来につながる投資情報メディア「Money Hub Plus(マネハブ)」の編集部です。
みなさまの資産形成に役立つ情報を日々発信しております。

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