楽天証券とは?メリット・デメリットと向いている人の特徴

楽天証券とは?メリット・デメリットと向いている人の特徴

資産運用

楽天証券は楽天ポイントで投資できるのが特徴のネット証券です。投資初心者へのサポートに注力しており、手数料が安いため人気を集めています。

本記事では、楽天証券の特徴や楽天証券がおすすめな人の特徴を紹介するとともに、口座開設のステップを解説します。

投資信託相談プラザでは無料相談を承っております

楽天証券の口座開設から運用までご相談いただけます

合わせて読みたい

SBI証券や楽天証券に相談窓口はない? ご相談はIFAの店舗・窓口のご利用をどうぞ!

SBI証券や楽天証券に相談窓口はない? ご相談はIFAの店舗・窓口のご利用をどうぞ!

続きを読む >

楽天証券の特徴とは

楽天証券の特徴とは

楽天証券とは、1999年に設立された楽天グループのネット証券会社です。インターネットから手軽に申し込みができ、手数料が安いことで人気があります。楽天銀行や楽天カードと一緒に利用すれば楽天ポイントが貯まり、ポイントで投資できるのが特徴です。

提供している投資サービスは幅広く、主に以下の商品を取り扱っています。

楽天証券取扱商品の表

他にも確定拠出年金のiDeCoや差金決済取引のCFDなど、幅広いサービスを提供しています。

楽天証券の7つのメリット

楽天証券の7つのメリット

楽天証券を利用することで、以下のようなメリットがあります。

  • 初心者が利用しやすい
  • 手数料が安い
  • 金融商品が豊富
  • 楽天ポイントがつく・利用できる
  • 楽天関連のサービスと連携できる
  • 取引ツールが充実している
  • 投資情報が充実している

楽天証券は投資の初心者向けのキャンペーンを展開しており、初心者でも利用しやすいのがメリットです。手数料が安く、ゼロになる取引もあります。取り扱う金融商品が豊富で、選択肢が多いのも魅力です。

ここでは、楽天証券を利用する7つのメリットを紹介しましょう。

初心者に優しい

楽天証券は初心者向けのサービスに注力しており、投資が初めての人でも開始しやすいのがメリットです。投資が初めてという顧客の割合は、80%と高い数字を出しています。わかりやすい案内を心掛けているため、20代以下から60代以上まで幅広い年齢層から支持されています。

口座開設や新規取引で楽天ポイントが付与されるなど、初心者へ向けたサービスも豊富です。現金ではなく楽天ポイントで気軽に投資ができる「ポイント投資」のサービスも提供しています。
公式サイト内には初心者に向けたコンテンツが充実しており、動画セミナーやマーケット情報をほぼ毎日配信するなど、初心者への充実したサービスが特徴的です。

また、無料でFXを体験できるサービス 「楽天FXデモ取引」も提供しています。人気トレードツール「iSPEED FX」や「マーケットスピードFX」を使用し、仮想資金(500万円)を使ってFX取引を体験できるサービスです。

メールアドレスがあれば誰でも簡単に申込みができ、取引ツールをダウンロードしたらすぐにデモ取引を開始できます。リスクなくFX取引を体験できるため、最初から現金を投資するのは不安という方に最適です。

手数料が安い

楽天証券は手数料が安いのもメリットです。投資信託は全銘柄が購入手数料無料で、国内ETF・REITの売買手数料や米国ETFの買付手数料も、手数料を0円に設定しています。また、国内株式の取引では以下のサービスを用意し、業界最低水準の手数料を提供しています。

  • 超割コース
  • いちにち定額コース

超割コースは10万円までの現物取引手数料が99円(税込)で、20万円までなら115円(税込)という低水準です。また、手数料の1%分が楽天ポイントで還元されます。いちにち定額コースは1日の取引金額100万円までは手数料が0円で、デイトレード割引もあります。

また、手数料2,200円(税込)で現物・信用とも取引金額200万円まで1日に何回でも取引できるのもメリットです。

取り扱う金融商品が豊富である

楽天証券は取り扱う金融商品が豊富なこともメリットです。国内株式やFX、投資信託といった金融商品だけでなく、iDeCoやNISAなど、初心者でも安心して利用できる商品も用意しています。

iDeCoは毎月掛金を拠出し、自分で選んだ商品で運用を行う私的年金です。掛金は全額が所得控除の対象で、運用時の利益は非課税となります。節税しながら将来に備えた資産形成が可能です。

つみたてNISAは少額から開始でき、長期・積立・分散投資でリスクを抑えながら取引できます。

海外株式や先物取引・オプション取引など、投資経験者に向けた商品も豊富に取り揃えています。日経平均株価指数(日経225)や東証マザーズ指数の値動きに着目した証拠金取引はニュースでも常に報道されているため、値動きをつかみやすいのが特徴です。

楽天ポイントで投資ができる

楽天証券では、現金ではなく楽天ポイントで投資できる「ポイント投資」のサービスを提供しています。ポイント投資とは、楽天関連のサービスを利用した際に還元される楽天ポイントを使い、投資信託や国内株式・米国株式の現物取引、バイナリーオプションに1ポイント=1円で投資できるサービスです。

楽天証券の口座を持ち、 楽天ポイントコースに登録すれば利用できます。「投資に興味はあるけど不安」という方でも、ポイントなら気軽に始められるでしょう。

なお、バイナリーオプションとは、取引する通貨ペアと目標レートを選び、通貨ペアの為替レートが一定時間後に指定したレートを上回るか下回るかを予測する取引です。ルールがシンプルでわかりやすく、1,000円未満で取引できるのが魅力です。

楽天経済圏とお得に連携できる

楽天証券は、楽天経済圏と連携してポイントを貯めたりお得な特典を得られたりするのが魅力です。楽天経済圏とは、生活のさまざまなシーンで楽天グループのサービスを利用し、楽天ポイントを効率的に貯めながら運用していくサイクルのことです。

楽天証券も楽天グループのサービスと連携することで、お得な特典を得られます。例えば、買い物は楽天市場で楽天カードを使い、銀行も楽天銀行を使うなど楽天グループのサービスを意識することで、楽天証券での取引でもより多くの楽天ポイントを獲得できるようになります。

また、楽天キャッシュ(電子マネー)のオートチャージサービスでは、自動引き落としで投資信託の積立ができます。積立により楽天カード決済と合わせれば、チャージ額の0.5%がポイントに還元されるという仕組みです。

楽天銀行と連携する「マネーブリッジ」というサービスも利用できます。普通預金の金利が年0.10%と優遇されるほか、楽天証券口座との入出金手数料が無料になり、取引ごとに楽天ポイントが貯まるサービスです。楽天証券と楽天銀行の口座があれば、すぐに登録して利用できます。

取引ごとに楽天ポイントが貯まる仕組みで、買い物やポイント投資に利用できるのもメリットです。

取引ツールが充実している

楽天証券は無料で使える取引ツールが充実しています。さまざまな投資スタイルに対応できるツールで、パソコン用・スマートフォン用として以下の2つを提供しています。

  • マーケットスピード:パソコン用トレーディングツール
  • iSPEED:スマートフォン用トレーディングツール

マーケットスピードはWindowsやマックに対応したパソコン用ツールです。リアルタイムに豊富な情報を提供し、初心者からアクティブトレーダーまで幅広い層の投資活動をサポートします。

iSPEEDはダウンロード数が累計670万を超えた人気のツールで、1日1,000本以上のニュース配信を行っています。会社四季報・株主優待情報へのアクセスも可能で、場所や時間を選ばずどこでもスマートフォンで快適に取引できます。

投資に関わる情報が充実している

楽天証券は、投資に関する情報が充実しているのもメリットです。公式サイトで初心者向けのニュース配信やコンテンツの掲載を行っており、初心者にもわかりやすい豊富な投資情報を提供しています。

また、楽天証券では投資情報のオウンドメディア「トウシル」を運営しており、​​最新のマーケット情報から家計でのテクニックまで、投資のヒントを提供しています。

「お金と投資をもっと身近に!」をコンセプトにして、経済・マーケットの解説や注目の銘柄・テーマの紹介をしているサイトです。人生におけるマネープランの作り方や生活のお役立ち情報など、投資だけにとらわれない情報も発信しています。

ユーザーが必要としている情報や興味を持っていることを把握し、次のステップに進むきっかけとなる記事をタイムリーに配信しているのが特徴です。初心者が投資について勉強するのにも役立つでしょう。

また、楽天証券では2009年にYouTubeに公式チャンネルを開設しています。人気アナリストが多数出演する動画セミナーやマーケット情報など、およそ1,500本の動画を配信し、投資に関するさまざまな情報を提供しています。

楽天証券の4つのデメリット

楽天証券の4つのデメリット

メリットの多い楽天証券ですが、デメリットな側面もあります。

  • IPOの取扱銘柄が他の証券会社と比べて少ない
  • 外国株式の取り扱いが少ない
  • 投資に利用できる楽天ポイントは通常ポイントのみ
  • ネット限定で対面での相談はできない

楽天証券ではIPOの取り扱いはあるものの、取り扱い銘柄数は少なめです。また、外国株式も他社と比較して選択肢は多くありません。

楽天証券のデメリットについて、みていきましょう。

IPOの取扱銘柄数が少ない

楽天証券は、IPOの取扱銘柄数が他社に比べて少ない傾向にあります。IPOとは、未上場企業が新規に株式を証券取引所に上場し、新株の発行を行うことです。有望な銘柄の場合は上場直後に大幅に値上がりし、初値で売るだけで利益を上げることができます。

IPOの銘柄を希望する人は数多く、取得するには抽選に参加して当選しなければなりません。当選確率は一般的に1〜2%程度とされています。

2022年3月期の全上場会社数のうち、楽天証券のIPO取扱銘柄数は58.3%の70件です。これに対し、IPO取扱件数トップを誇るSBI証券は、約97.5%の117銘柄を取り扱っています。

楽天証券の取扱銘柄数は今後増える可能性もありますが、IPO投資をメインに行いたい方は、取り扱いの多い証券会社を併用する方法も検討してみるとよいでしょう。

楽天証券は取扱件数こそ少ないものの、完全平等抽選を採用しているというメリットがあります。IPOの抽選方法は機械による1人1票抽選の完全平等抽選と、1つの申し込み口数につき1票の完全抽選に分かれます。完全抽選の場合、当選率を高めるには資金力が必要です。1口分の資金しかない場合、一口しか申し込めません。完全抽選の方式は個人投資家にとってハードルが高く、資金力に関係ない完全平等抽選を行う楽天証券で購入するメリットはあるでしょう。

外国株式の取り扱いが少ない

楽天証券は、外国株式も他社に比べて少なめです。2023年6月調査時点では、楽天証券の米国株式取扱銘柄数は約4,800件です。これに対し、SBI証券は5,600銘柄を超えています。そのため、楽天証券は「米国株式をメインに外国株式に投資したい」「より多くの選択肢から銘柄を選びたい」という方には向いていません。
ただし、楽天ポイントで米国株式の購入ができるのは楽天証券ならではの特徴です。手数料も安いというメリットがあります。外国株式を選ぶ際は他の証券会社も併用しながら、楽天証券のメリットも活かすとよいでしょう。

投資には通常ポイントしか使えない

楽天ポイントには通常ポイントと期間限定ポイントの2種類があり、楽天証券の投資で使えるのは通常ポイントのみです。

通常ポイントは、楽天サービスの日常的な利用で付与されるポイントです。有効期限は最後にポイントを獲得した月を含めた1年間で、期間内に1回でもポイントを獲得すれば有効期限は延長されます。日常的に楽天のサービスを利用している限り自動的に期限が延びるため、実質的に無期限といえるでしょう。

これに対し、期間限定ポイントはキャンペーンで付与されるポイントです。固有の「有効期限」が設定されており、有効期限を過ぎると自動的に失効します。ポイントを利用できるサービスも限られ、楽天証券では利用できません。

期間限定ポイントを多く持っていても投資には利用できないため、注意してください。

対人相談ができない

楽天証券はネット証券で実店舗を構えておらず、対面でアドバイスを受けながら投資先を決めるといったことはできません。相談や質問をしたい場合は、電話やSNS、チャットを利用します。

実店舗を構えない分、手数料が安いという側面がありますが、対面で相談しながら商品を選びたい方には不向きといえるでしょう。

ネット証券では、基本的に商品の選定や注文・管理などをすべて自分自身で行わなくてはなりません。初めて投資する人にとって、数多くの金融商品の中から自分に合ったものを探すのは大変といえるでしょう。

相談する場合は電話やチャットなどを利用しますが、楽天証券の電話受付は要件ごとに異なる番号が用意され、投信NISAでは平日用や週末用の専用ダイヤルも設けられています。また、取引ルールや取引内容についての問い合わせ先も用意されています。

対面ではないものの初心者の相談に対応する体制は整っており、口座開設前に疑問や不安な点がある場合は問い合わせてみるとよいでしょう。電話の対応により、今後も相談できそうかどうか判断することもできます。

対面で相談したいという方には、投資信託相談プラザの無料相談の利用がおすすめです。楽天証券の口座開設から運用までの相談に対応しており、申し込み前の不安を解消できます。

ご不安な方はぜひご相談ください

ご相談は無料です

楽天証券がおすすめな人の特徴

楽天証券がおすすめな人の特徴

楽天証券はメリットが多いもののデメリットな側面もあり、誰にでもおすすめというわけではありません。特におすすめなのは、以下のような人です。

  • 投資初心者
  • 手数料を抑えたい
  • 楽天のユーザーで、ポイントを貯めている
  • 投資信託が多いネット証券で手軽に取引したい

楽天証券は投資初心者へのサポートが手厚く、投資が初めてという人でも始めやすいのが特徴です。また、手数料を抑えたいと考えている方にも向いています。

楽天証券がおすすめな人の特徴についてみていきましょう。

投資が初めての人

楽天証券は、投資が初めての人におすすめです。投資初心者に向けたキャンペーンが行われており、サイトには投資に役立つコンテンツが豊富にあります。無料で提供されるツールは操作がシンプルでわかりやすく、初心者でも使いやすいでしょう。

楽天証券は実店舗がないため、初心者は対面で相談できないことに不安があるかもしれません。しかし、楽天証券では「投資初心者ガイド」というコンテンツを用意し、投資に役立つ豊富な情報を提供しています。また、オンラインの無料セミナーを定期的に開催しており、自分に合うテーマを選んで受講できるのも初心者にとってメリットです。

また、過去セミナーの模様やツールの使い方をオンデマンドで配信しており、公式サイトから視聴できます。

手数料を抑えたい人

楽天証券は業界最安値水準の手数料を誇り、できるだけ手数料を抑えたいと考えている人におすすめです。金融商品にはさまざまな手数料がかかり、利益よりも手数料が上回ってしまうこともあります。特に店舗を持つ証券会社は手数料が高い傾向にあり、負担が大きくなるでしょう。

楽天証券であれば手数料が低くなるだけでなく、無料にすることもできます。「いちにち定額コース」では100万円までに取引を抑える場合は手数料が無料になり、超割コースの大口優遇では現物取引で10万円までが無料、信用取引は金額にかかわらず無料になります。

楽天ポイントを日頃から貯めている人

普段の買い物は楽天市場を利用するなど、楽天経済圏で生活して楽天ポイントを貯めている人にも楽天証券がおすすめです。

ポイントで投資できる「ポイント投資」で気軽に投資を始められ、楽天銀行と連携することで取引ごとにポイントが貯まります。貯まったポイントでまた投資するなど、よい循環が生まれて資金を増やすことが可能です。

投資信託商品が多いネット証券で取引をしたい人

楽天証券は投資信託の銘柄が豊富で、ネット証券屈指のラインナップを揃えています。2023年6月27日現在で2,600本の投資信託を取り扱っており、「投資信託は幅広い銘柄から選びたい」という方におすすめです。

また、投資信託では多彩なポイントサービスを提供しているのも魅力です。楽天銀行のハッピープログラムにエントリーすれば、投資信託で一定の残高を達成ごとに10〜500ポイントを獲得できます。

月々100円から始められる「投信積立サービス」は、購入タイミングを自動でずらし、リスクを軽減しながら積立投資をできるのが特徴です。毎月決まった日に決まった金額を自動的に引き落とし、投資信託の買い付けを行います。買付代金に楽天ポイントを使うこともでき、楽天市場でのポイント率もアップするというメリットもあるサービスです。

楽天証券の口座開設を行う5つのステップ

楽天証券の口座開設を行う5つのステップ

「まずは楽天ポイントで投資してみたい」「楽天証券で少ない金額から投資信託を試したい」という方は、さっそく口座を開設してみましょう。楽天証券の口座開設は、以下のような手順で行います。

  1. 楽天証券のサイトにアクセスする
  2. 申し込みページを開く
  3. 本人確認書類をアップロードする
  4. 氏名・住所など基本情報を入力する
  5. 入力内容を確認する
  6. ログイン情報が届いたらマイナンバーを登録する
  7. 口座に入金する

ここでは、口座開設のステップを解説します。

1.楽天証券への申し込み

まず、楽天証券の公式サイトにアクセスし、申し込みページを開きます。「口座開設」ボタンを押し、申し込み手続きを開始しましょう。まず楽天会員に登録しているかを聞かれるため、アカウントを持っていれば「楽天会員」を、持っていない場合は「楽天会員ではない」を選択しましょう。

楽天会員でない場合はメールアドレスの登録を求められるため、今後メールでのお知らせを受信するのに便利なメールアドレスを入力し、送信フォームを押します。登録したメールアドレスに確認メールが届いたら、記載されているURLから申し込み手続きを進めましょう。

2.本人確認書類のアップロード

届いた確認メールのURLを開くと、「本人確認書類」の提出を求められます。提出する本人確認書類を選択し、アップロードを行いましょう。

提出できる本人確認書類は、以下のとおりです。

  • 運転免許証
  • 住民票の写し
  • 印鑑登録証明書
  • 個人番号カード(表面のみ)
  • 各種健康保険証
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード
  • 在留カード・特別永住者証明書

有効期限が定められている書類は、有効期限内のものに限ります。有効期限の定めがない場合でも、発行から6ヵ月以内の書類を用意してください。なお、住民にマイナンバーをお知らせする「通知カード」は、本人確認書類にできません。

手続きは、以下のいずれかを選びます。

  • スマホで本人確認
  • 書類アップロードで本人確認

スマホと運転免許証もしくは個人番号カードを持っている場合は「スマホで本人確認」を選びます。

運転免許証・個人番号カード以外の本人確認書類を利用するか、もしくはパソコンから本人確認書類を提出する場合は「書類アップロードで本人確認」で手続きをしてください。

「スマホで本人確認」は、スマホのカメラで本人確認書類と顔写真を撮影する方法です。手続きの翌営業日以降にログインIDが送信されます。

「書類アップロードで本人確認」は本人確認書類をアップロードして申し込み、約5営業日以降にログインIDとパスワードが郵送で送られてきます。急いで口座を開設したい場合は、できるだけスマホで行うとよいでしょう。

3.基本情報の入力

本人確認書類のアップロードが終わったら、氏名や住所など基本情報を入力してください。

次に、口座の種類を選択します。証券会社の口座は、納税方法により以下の3種類に分かれます。

  • 特定口座(源泉徴収あり)
  • 特定口座(源泉徴収なし)
  • 一般口座

投資によって生じる収益や配当金には、税金が課されます。一般口座の場合、自分自身で1年間の売買損益を計算し、確定申告をしなければなりません。

しかし、特定口座を選べば、証券会社が1年間の損益を計算して年間取引報告書を作成してくれます。さらに「源泉徴収あり」を選んだ場合、収益に課される税金が源泉徴収されます。そこで納税が完結するため、確定申告をする必要はありません。

源泉徴収なしを選ぶと自分で確定申告をしなければなりませんが、年間取引報告書を作成してもらっているため、手続きは書類に数字を書き込むだけで簡単に済みます。

4.ログイン情報が届いたらマイナンバーを登録

審査完了後、ログイン用のIDが届きます。「スマホで本人確認」をした場合はメールで送付され、「書類アップロードで本人確認」の場合は郵送で送られてくるため、よく確認しておいてください。

審査には通常1〜3営業日かかり、郵送の場合はさらに2日ほど必要です。ログインIDは変更ができないため、なくしたり忘れたりしないよう大切に保管しましょう。

ログイン情報を受け取ったら、楽天証券サイトにログインします。取引の際に必要な暗証番号、勤務先情報を入力するなどの初期設定をしてください。

初期設定完了後、マイナンバー登録画面に遷移します。口座開設時に個人番号カードをスマホで提出した場合は必要ありません。マイナンバーの登録が完了したら、いつでも取引できるようになります。

楽天証券ではデビューキャンペーンを行っており、初期設定完了後に希望するキャンペーンにエントリーすることで、特典を受けることが可能です。

5.投資資金を入金する

口座開設が完了したら、取引を開始するために投資資金を入金します。利用している金融機関から、楽天証券指定の口座に振り込みましょう。入金方法は以下の3つです。

  • マネーブリッジらくらく入金
  • インターネットバンキング
  • 通常振込入金

マネーブリッジらくらく入金は、楽天銀行に口座を持つ場合に利用できます。楽天銀行のWebサイトにアクセスする必要なく、ワンクリックで入金が完了する方法です。

インターネットバンキングに口座を持つ場合はパソコンやスマホから振込ができ、入金処理が即時に完了します。通常振込入金をする場合は、近所のコンビニATMや銀行窓口から送金します。

楽天証券の特徴を理解して賢くポイント投資をしよう!

楽天証券の特徴を理解して賢くポイント投資をしよう!

楽天証券は初心者へのサポートが手厚く、手数料が安いという特徴があります。特に楽天ポイントで投資できるのがメリットで、日ごろ楽天経済圏でポイントを貯めている方におすすめです。

また、投資信託のラインナップが豊富なのも楽天証券の特徴です。幅広い選択肢から選べ、少額から投資できる投信積立サービスも提供しています。ネット証券で手軽に投資を始めてみたいという方は、検討してみるとよいでしょう。

投資信託相談プラザでは無料相談を承っております

楽天証券の口座開設から運用までご相談いただけます

このコラムの執筆者

MONEY HUB PLUS 編集部

株式会社Fan

未来につながる投資情報メディア「Money Hub Plus(マネハブ)」の編集部です。
みなさまの資産形成に役立つ情報を日々発信しております。

本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

資産運用のおすすめ記事

投資信託のおすすめ記事

株式投資のおすすめ記事

保険・税のおすすめ記事