テクニカル分析で相場の流れをつかもう!具体的な分析手法を紹介

テクニカル分析で相場の流れをつかもう!具体的な分析手法を紹介

株式投資

テクニカル分析とは株の分析手法のひとつで、過去の株価の値動きをもとに分析を行い、今後の値動きを予測する手法のことです。

株価チャートで視覚的に動きを捉えるため、投資初心者にとっては使いやすい分析手法と言えるでしょう。テクニカル分析の概要やメリット・デメリットを解説します。

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株の売り時とは?4つのタイミングや注意点、分析ツールを解説

こちらの記事では、このようなお悩みにお答えしていきます。一般的に株の売り時といわれるタイミングを見極めるには、「株価が上昇したとき」「投資先の企業の業績が下がったとき」などが挙げられます。とはいえ、なかなかイメージが湧きづらいですよね?こちらの記事では、株の売り時を見極めるコツや見失わないために意識すべき注意点、分析ツールを解説します。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店株取引において、株の売り方を見極めるには以下4つのタイミングを意識しましょう。株の売り時についての考え方自体は単純で、「安く買った株をいかに高く売るか」とされています。しかし、株価が上がりきったタイミングを確実に当てる方法が確立されていれば、誰も株取引に関して頭を悩ませません。株の売り時の判断をするには、これまで多くの投資家や株式市場の動きから分析された「傾向」を見ることが大切になります。また株取引には絶対がないからこそ、第三者からの無根拠かつ無責任なアドバイスには注意しましょう。とくに無免許の人物による投資助言詐欺については、金融庁が注意を呼びかけています。仮に資格持ちのプロだとしても「この株はさっさと売って他の株を買うべきだ」「自分の言うことは絶対だ」などの断定的判断を提供することは認められていません。金融商品取引法違反に当たります。似たような事態に遭遇したら注意が必要です。まずは焦らず、株取引の基本の考え方や見方を身につけましょう。ここからは見極めのタイミング4つを紹介します。株価が上昇したタイミングは売り時の基本ですが、「上がった後にどのタイミングで売るか」にはさまざまな選択肢があります。基本は株式チャート(株価の動き)を参考にして判断しましょう。以下2つの線に注目します。上記2つの線を踏まえた上で、「買ったときより株価が上がっている場合」の売るタイミングは主に次の3つといわれています。1の「確実に利益が出る状態での売り」と、2・3の「株価が上がりきってから下がる傾向が見えたときの売り」の2パターンになります。株式投資初心者は、リスク回避のためにも「株を買ったときより少し高値になったタイミング」で早めに売り、利益の確保を最優先にすることを検討するとよいでしょう。また、目標利益になったときも、一部売却を検討してもいいタイミングといえます。ここで「もっと上がるはず」と強欲に待ち続けるのは、初心者のうちは避けておいたほうが無難です。株価にもっとも大きな影響を与える要素の1つは投資先企業の業績であるため、投資先の企業の業績が下がってきたときは、まだ株価に反映されていなくても売り時と判断できるでしょう。まず投資家たちが出資(株を購入)する目的としては、「高額の配当金がほしい」「優れた企業の経営に参加したい」「高値で売り抜けたい」などが挙げられます。もし業績が下がるとこれらすべてに期待ができないため、株が徐々に売られ始めます。つまりその銘柄の需要がなくなる=株価が下がることにつながります。企業の業績を確認したいときは、決算後に企業が公開する決算の情報である、決算短信や有価証券報告書を見てみましょう。売上や純利益、損失などの詳細が載っています。過去数年間分が公開されているので、「昔と比べて業績が上がったのか下がったのか」、「数年前にやった事業・設備投資は実を結んでいるのか」までチェックできます。もし投資先のコンプライアンス違反(企業が法令や社会的規律などに反した行動をとること)が発覚したときは、株価を大きく下げる原因となるため売り時として検討すべきタイミングといわれています。とくにニュースになるレベルの場合は注意しましょう。平成~令和の時代にかけて、コンプライアンス違反は世間から厳しく見られるようになりました。環境・社会・ガバナンスを重視したESG投資への注目や、SNSの普及による悪評の拡散スピードなどが相まったこともあり、一気に株価を落とすリスクが高いです。実際に世界や日本の大企業でも、コンプライアンス違反が原因と見られる株価の暴落が起こりました。できる限り投資先企業の最新情報やニュースはチェックしておき、問題があったときはすぐに売りに転換する意識を持つことが大切です。為替相場、つまり日本円と外国通貨の相場が変動した場合は売り時になる可能性があります。外国と取引している企業が大きく影響を受けるためです。例えば、為替変動によって1ドル=100円が1ドル=110円の円安ドル高になったとします。このとき輸出型企業と輸入型企業に起こるそれぞれの影響は次のとおりです(100円で1ドルだったが、110円払わないと1ドル手に入らない=円が安くてドルが高い)。このように外国と取引している日本国内企業の業績は、為替相場から受ける影響が大きくなります。長期保有の場合は、短期的な株価の上げ下げで一喜一憂せずにホールドする意識が大切です。企業の将来性をよく見極めて、売却すべきかどうかをよく考えてみましょう。投資家として長い目で見ること、将来的な株価上昇を期待する気持ちを持つことも必要な要素です。そもそも、株を買う時は、その企業の成長性や株価に割安感があるかどうかを確認し見極めなくてはなりません。検討したうえで購入した株ならば、一時的な値動きには左右されないようにしましょう。株による資産形成を考えたときには、長い目で見て判断することが重要です。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店初心者が株の売り時を見失わないためには、以下4つのポイントを意識しましょう。株の売り時の見極め方を知っていたとしても、実際に売る勇気や売りタイミングを見極める力がなければ利益を出せません。売り時のタイミングと一緒に、「どうしたら見逃さずに済むのか」「初心者でも失敗しないために大切なことはなにか」を知っておくことで、大きな損失を回避できます。ここからは初心者が株の売り時を見失わないための4つのポイントを紹介します。「株価が〇〇パーセント上がったら売る、逆に〇〇パーセント下がっても売る」、「チャートを見るか、企業の成長率に注目して決めるか」など、自分の中で株の売り時に関するマイルールを決めるのは効果的です。マイルールがあれば欲を出しすぎて失敗したり、株価下落によるパニックで売り時を見失ったりするリスクを防げます。経験や実績の浅い投資初心者ほど、自分が定めたルールに従って売り時を決めたほういいでしょう。投資初心者はまず損切り(ロスカット・ストップロス)を覚えることが重要です。損切りとは、購入したときよりも損失が出ている状態で売却を行い、損失を確定させることを意味します。初心者は「まだこれから上がるかもしれない」と損切りのタイミングを逃し、より大きな損を被ることも珍しくありません。損切りせずにホールドするという考え方もありますが、初心者の場合は成長性見込みや購入目的がズレた状態の「意味のないホールド」になる確率が高いです。前述のマイルールで決めたタイミングがきたときや、買ったときの目的が果たせなくなったとき(将来性がなくなった、投資先の競合他社に強力なライバルが出現したなど)では、躊躇なく損切りできる意識を持ちましょう。移動平均線や決算短信は、株取引の分析を行う上で最低限読めるようになっておきたい情報です。移動平均線は株式チャートから株価を分析する「テクニカル分析」、決算短信は企業価値から株価を分析する「ファンダメンタルズ分析」に使います。移動平均線とは、一定期間での株価の平均値を線で結ぶことで、株価の方向性を表すグラフです。5日ごと・25日ごとなどの日にちや、13週ごと・26週ごとなどの週ごとの平均値を線でつないで折れ線グラフで表します。移動平均線は相場のトレンドとその勢いを読んだりするときに重宝される、代表的なテクニカルチャートの1つと言えるでしょう。続いて決算短信とは、決算内容の要点をまとめた資料で、正式な決算報告である有価証券報告書よりも早く公開される情報です。決算日から30日以内、遅くとも45日以内に開示するようルール付けがあります。決算短信は投資家に対して早めに決算結果を伝えることが目的といっても過言ではないでしょう。決算短信を読んでわかることは次のとおりです。決算短信は企業価値を見るファンダメンタルズ分析において欠かすことのできない情報源といえます。初心者投資家として今後レベルアップを狙うのであれば、ある程度は読めるようになっておきましょう。チャートで売り時を判断するコツとして、一般的に売り時とされるチャートの形であるパターンを覚えるのもおすすめの方法です。「今のチャートは売り時の形に近いから、売却を検討してみよう」という判断材料になります。今回は代表的な5つのチャートパターンを紹介しますので、売り時を判断するためのひとつの材料として参考にしてください。売り時のチャートパターンで「これだけは覚えておくべき」なのは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から交差する「デッドクロス」です。デッドクロスは株価の下降トレンドに入るシグナルとされるため、見極めポイントの章でも紹介した売り時のタイミングに入るとされます。プラス乖離とは移動平均線と株価を並べたときに、株価が上方向に大きく乖離している状態のことです。これまでの平均よりも異常に株価が上がっていることを意味します。プラス乖離が起こると株式市場では利益確定をしようとする投資家が増え、反落の動きになり下降トレンドに入ります。ヘッドアンドショルダー(三尊天井)は、1回、2回と高値をつけた株価で、3回目の高値が2回目を抜けずに落ちていくパターンです。3回目の下降が安値で結んだネックラインを下回ると、下降トレンドの突入を知らせるシグナルになります。ダブルトップ(M型天井)は、1回目と2回目の高値がほぼ同じ値で推移するチャートパターンです。「最初の高値で本質的な価値に達した」「これ以上は上がらないのでは」という投資家の心理が働き、そのまま下げに転じます。ソーサー・トップは、長期間高値の位置で細かい上下を繰り返すチャートパターンです。一度下落した後はさらに横ばいの上下が続くプラットフォームを作り、その後本格的な下降トレンドに入ります。上記4つよりは出現頻度が少ないですが、こういった形もあると覚えておきましょう。売り時をチェックするときは、証券会社が提供する企業分析ツールを活用しましょう。企業分析ツールを用いるメリットとしては次のような点が挙げられます。スマホアプリ版を使えば、仕事の合間や通勤時間中、プライベートのすき間時間などでも確認できるので、売り時を見逃すリスクを軽減できます。無料で使えるツールもあるため、ぜひ活用してみてください。投資初心者が知っておくとよい株の売り時は次の4つとされています。もし株の長期保有による長期的目線で投資を行う場合は、数年単位でのホールドも視野に入れつつ、短期的なチャートの上げ下げに惑わされないことが大切です。大まかな目安を自分の中で作っておくことで、いざ株を売ろうとするときに迷いが少なくなります。さらにマイルールの設定やチャートパターンを頭に入れておくことで、売り時を判断できるようになりましょう。

株の売り時とは?4つのタイミングや注意点、分析ツールを解説

テクニカル分析とは株の分析手法のひとつ

テクニカル分析とは株の分析手法のひとつ株の分析手法にはテクニカル分析とファンダメンタルズ分析の2種類があります。過去の値動きから考えるのがテクニカル分析、企業業績等を使って分析するのがファンダメンタルズ分析です。

2種類の株の分析手法

株式投資をする上で、最初に自分が使う分析手法や指標を決めておくことは重要なポイントです。まずはテクニカル分析とファンダメンタルズ分析がそれぞれどのような分析手法なのか見ていきましょう。

テクニカル分析は過去の値動きから考える

テクニカル分析とは株価の過去の値動きをもとに分析する方法で、パターンを把握して今後の株価の値動きを予測する分析手法です。現在の株価の値動きと似たパターンが過去にあった場合に、同様の動きをする可能性があると考えて投資判断を行います。

そもそも株価の値動きとは、株を買いたい又は売りたいと思う投資家の心理を反映したものです。時代が変化しても人間は似たような投資行動を取ることがあり、投資家心理によって変動する株価も過去と似たような動きをするケースが少なくありません。

もちろん過去と違う値動きをすることもありますが、テクニカル分析を使えば株価が上昇する確率が高いタイミングを見極めやすくなり、利益を出せる確率を上げることができます。

ファンダメンタルズ分析は企業業績等を使う

ファンダメンタルズ分析とは経済活動の状況を表す要因をもとに分析する方法で、国の経済成長率や物価上昇率、企業の業績や財務状況などを使って株価の値動きを予測します。
その時々の株価の値動きを見て過去のパターンと比較するテクニカル分析よりも、長い時間軸など大きな視点に立って分析を行うファンダメンタルズ分析は、中長期で投資をする場合に適した分析手法です。

テクニカル分析では投資家心理やそれに基づいて形成される株価の短期的な値動きを主な分析対象としますが、ファンダメンタルズ分析では国の経済状況や企業の業績に着目するため、企業やその企業の1株あたりの本質的価値を分析できます。

テクニカル分析で使う指標には2種類ある

テクニカル分析で使う指標にはトレンド系とオシレーター系の2種類あり、相場の流れや方向性を判断するために使うのがトレンド系テクニカル指標、買われ過ぎや売られ過ぎを判断するために使うのがオシレーター系テクニカル指標です。

トレンド系・オシレーター系いずれにもいくつかのテクニカル指標があるため、テクニカル分析を行うときにはどの指標を使うか決める必要があります。

1.トレンド系テクニカル指標

相場の流れや方向性を判断するトレンド系テクニカル指標にはいくつかあり、その中でも実際に使われることが多いのが移動平均線・一目均衡表・ボリンジャーバンドの3つです。

このほかにもトレンド系テクニカル指標と呼ばれる指標はありますが、どの指標を使うか迷った場合にはまずはこの3つを試しに使ってみて、自分が使いやすい指標を見つけると良いでしょう。

■移動平均線

移動平均線は、過去の一定期間の株価(終値)の平均値をつなぎ合わせた折れ線グラフで、線が右肩上がりであれば上昇トレンド、右肩下がりであれば下降トレンドです。

5日移動平均線や25日移動平均線、75日移動平均線など、株価の平均値を計算する際の日数に応じて短期や長期の移動平均線があります。

短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に突き抜けることをゴールデンクロス、逆に短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に突き抜けるのがデッドクロスです。一般的にゴールデンクロスは買いサイン、デッドクロスは売りサインと見なされます。

移動平均線

■一目均衡表

一目均衡表とは、相場が買い方と売り方の均衡が崩れたときに大きく動くことに着目して、どちらが優勢なのか均衡関係を一目でわかるようにしたテクニカル指標です。

一目均衡表はローソク足と基準線・転換線・先行スパン1・先行スパン2・遅行スパンの5つの線で形成されます。

ローソク足と5つの線の見方にはいくつかの方法があり、たとえば「転換線が基準線より上」「ローソク足が雲より上」「遅行線がローソク足より上」の3つの条件が揃った状態は三役好転と呼ばれ強い買いシグナルです。逆にすべての条件が逆になった場合は三役逆転と呼ばれ、強い売りシグナルと見なされます。

■ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドとは移動平均線とその上下に値動きを表す線(標準偏差からなる線)を加えたもので、価格の大半がこの帯(バンド、線と線で囲まれたエリア)の中に収まるという統計学的な視点に立って分析するテクニカル指標です。

統計学上は、価格が±2σの範囲内に収まる確率は約95.4%、±1σの範囲内に収まる確率は約68.3%で、株価がその範囲内で動く確率が高いと予測して投資判断を行います。

2.オシレーター系テクニカル指標

買われ過ぎや売られ過ぎを判断するオシレーター系テクニカル指標にはいくつかあり、その中でも実際に使われることが多いのがMACD・RSI・ストキャスティックスの3つです。

オシレーター系指標に分類される指標はほかにもいくつかありますが、どの指標を使うか迷った場合には、まずはこの3つを試しに使ってみてから、自分が使いやすい指標を探すと良いでしょう。

■MACD

MACDは移動平均線を応用したテクニカル指標で、MACDラインとシグナルラインの2本の線を使って相場を分析する手法です。もみあい相場よりもトレンド発生時に使いやすい指標で、2本の線の交錯を売買タイミングとして捉えます。

一般的にMACDラインがMACDシグナルを下から上へ抜けるのが買いサイン、上から下へ抜けるのが売りサインです。2本の線のみで表されるためシンプルで使いやすく、売買のタイミングをつかみやすいチャートと言えるでしょう。

MACD

■RSI

RSIとは買われ過ぎや売られ過ぎを判断するための指標で、一般的に70~80%を超えると買われ過ぎ、20~30%を下回ると売られ過ぎと判断します。

過去の一定期間の上げ幅の合計を、その期間の上げ幅の合計と下げ幅の合計を足した数字で割って100を掛けるとRSIを求めることができ、1本の線で表されるためシンプルでわかりやすいテクニカル指標です。

RSI

■ストキャスティックス

ストキャスティックスはRSIと同じく買われ過ぎや売られ過ぎを判断するための指標で、一般的に70~80%を超えると買われ過ぎ、20~30%を下回ると売られ過ぎと判断します。

ストキャスティックスには2種類あり、短期投資に向いているのがファストストキャスティックス、中長期投資に向いているのがスローストキャスティックスです。

テクニカル分析3つのメリット

テクニカル分析のメリット

テクニカル分析の主なメリットを挙げると次の3つです。

  1. 株価チャートは視覚的で分かりやすく分析しやすい
  2. 経済や財務諸表の知識がなくても分析できる
  3. プロと個人投資家で情報量の差が小さい

株価チャートを使うテクニカル分析は視覚的で分かりやすいため分析がしやすく、ファンダメンタルズ分析で使うような経済や財務諸表に関する知識がなくても分析ができます。テクニカル分析のメリットを詳しく解説します。

1.株価チャートは視覚的で分かりやすく分析しやすい

テクニカル分析のメリットの1つ目は、株価チャートを使うため視覚的で分かりやすく分析がしやすいことです。証券会社の中には独自の株価分析ツールを提供しているケースが多く、株価チャートを開けば株価の値動きを視覚的に捉えられます。

株価チャート上に表示できるテクニカル指標は証券会社が提供するツールごとに異なりますが、移動平均線をはじめとしたメジャーなテクニカル指標であればチャート上に表示できるのが一般的です。自分がよく使うテクニカル指標をチャート上に表示しておくと、株価の分析や銘柄選びがしやすくなります。

2.経済や財務諸表の知識がなくても分析できる

テクニカル分析のメリットの2つ目は、経済や財務諸表の知識がなくても分析できることです。ファンダメンタルズ分析の場合は、経済に関する統計データや企業の財務諸表を読み解くために各指標の意味や見方を勉強する必要がありますが、テクニカル分析ではそのような知識は基本的に必要ありません。

テクニカル分析は株価チャートだけで分析ができるため、ファンダメンタルズ分析に比べると手軽な手法であると言えるでしょう。

3.プロと個人投資家で情報量の差が小さい

テクニカル分析のメリットの3つ目は、プロと個人投資家で情報量の差が小さいことです。情報の差が小さいということは、個人投資家でも機関投資家をはじめとしたプロの投資家と同じ土俵で勝負ができることです。

機関投資家とは銀行や生命保険会社など、巨額の資金を使って株式の売買を行う大口投資家を指します。さまざまな情報網を持つ機関投資家は、企業の経営や財務に関する情報を手に入れるスピードが早いです。

特に、ファンダメンタルズ分析では差が出やすく、情報量や情報を手にするまでの速度が違うため、個人投資家がどうしても不利になりがちです。

しかしテクニカル分析の場合は株価チャートを使って分析するため、プロでも個人投資家でも、株価チャートを見るタイミングや内容は基本的に変わりません。ファンダメンタルズ分析と違って情報量の差が小さい点がテクニカル分析のメリットのひとつです。

テクニカル分析3つのデメリット

テクニカル分析のデメリット

テクニカル分析の主なデメリットとして、以下の3つが挙げられます。株価の急落など突発的な

  1. 事象に対応できない
  2. 複数の指標で違うシグナルが出る場合がある
  3. 分析結果が常に正しいとは限らない

テクニカル分析をうまく活用すれば利益を出せる確率を上げられますが、すべての株取引で利益を出せるようになるわけではありません。テクニカル分析を行っても常に正しいとは限らず、分析結果を踏まえた予想とは違う方向に株価が動くこともあるため注意が必要です。

1.株価の急落など突発的な事象に対応できない

テクニカル分析のデメリットの1つ目は、過去の株価の値動きをもとに判断する分析手法のため、過去には見られなかった突発的な事象が起きると対応できないことです。

例えば企業の不祥事に関するニュースが流れると、株価が急落する場合があります。テクニカル分析を行った結果、通常であれば株価が下げ止まって反転上昇する確率が高いと思われるポイントがあっても、企業の不祥事を受けた株価暴落の場合は、反転せずに突き抜けて下落し続けるケースも珍しくありません。

そのためテクニカル分析を行って売買のタイミングを決める際には、経済や企業に関するニュースをチェックして、テクニカル分析が機能しなくなるような突発的な出来事が起きていないか確認することが大切です。

2.複数の指標で違うシグナルが出る場合がある

テクニカル分析のデメリットの2つ目は、さまざまな指標があるため指標によって違う分析結果が出るケースがあり、判断に迷う場合があることです。同じタイミングで分析を行っても違うシグナルが出てしまい、あるテクニカル指標では買い判断、別のテクニカル指標では売り判断となる場合があります。

ケースによって適している分析方法が違うため、同じ事象であってもテクニカル指標ごとに分析結果が異なります。また、テクニカル指標を使いこなしたり、複数のテクニカル指標をうまく使い分けたりするには、ある程度の経験も必要です。

複数の指標で違うシグナルが出た場合、売買をしないほうが良いのか、それとも特定の指標の分析結果を優先して売買をするほうが利益を出せる確率が高いのか、株式投資を始めたばかりのうちは判断に迷うことも少なくありません。

テクニカル分析を繰り返し行って経験を積む中で各テクニカル指標の特徴をつかみ、利益を出せる確率が高いと考えられるテクニカル指標の使い方を見つけるようにしましょう。

3.分析結果が常に正しいとは限らない

テクニカル分析のデメリットの3つ目は、分析結果が常に正しいとは限らず予想が外れて損をするケースもあることです。

そもそも100%予想が当たってすべての株取引で利益を出せるような方法は存在しません。経験を積んでトレードスキルを身に付けたとしても、損失を出す可能性をゼロにすることも難しいでしょう。テクニカル分析は万能ではなく、損失を出す可能性がある点に留意して使うことが大切です。

テクニカル分析を実際に使う場合の注意点

テクニカル分析の注意点

テクニカル分析を使う場合には、分析結果通りに株価が動かず損失が出てしまったら、素早く損切りをすることが大切です。

テクニカル分析を信じ過ぎて損切りをいつまでもしなかったり、分析結果が外れたことを素直に認められずその銘柄を保有し続けたりすると、損失が拡大してしまい、1回の取引だけで大損失を被ることになりかねません。

テクニカル分析をうまく使って利益を上げるためにも、メリットだけでなくデメリットがあることをしっかりと理解した上で実際の株取引で使うようにしましょう。

テクニカル分析を活用して投資銘柄を探そう

テクニカル分析を活用して投資銘柄を探そう

テクニカル分析は株価チャートを使うため、視覚的で分かりやすい分析方法です。経済や財務諸表に関する知識がなくても分析ができるため、株式投資初心者でも比較的使いやすいでしょう。

さまざまなテクニカル指標があるため、どの指標を使うか最初は戸惑うことも少なくありません。まずはいくつかのテクニカル指標を使ってみて、自分が使いやすいと感じる指標を探してみましょう。

実際にテクニカル分析を行って投資銘柄を探し経験を積んで分析スキルを磨くことが、利益を出せる確率の向上につながります。

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【株初心者向け】株式投資の始め方や勉強しておきたい3つのことなどを解説

株の初心者は株式投資を始める前に、利益が出る仕組みやリスク、基本用語などを押さえておく必要があります。株の初心者が知っておくべきことや勉強したいこと、具体的な始め方、リスクを抑えて投資するためのコツを解説するので、ぜひ参考にしてください。株式投資は、以下の手順で始めます。最初に証券会社で口座を開設する必要があります。証券会社は数多くありますが、取引手数料やサイトの見やすさ、使い勝手に注目して選ぶといいでしょう。一般的に、店舗を持たないネット証券は取引手数料が安価な傾向にあります。証券口座はいくつでも開設できるので、気になる証券会社が複数あるときは、口座も複数開設してみましょう。口座を開設する証券会社を選んだら、次の手順で口座開設をしましょう。証券会社によっては、アプリなどを使って簡単に本人確認書類を提出することが可能です。口座開設が完了すると、メールや郵便でログインに必要なIDとパスワードを受け取れます。証券口座を開設できたら、資金を入金します。インターネットバンキングを使って証券口座に入金する場合は、銀行などでインターネットバンキングに登録しておく必要があります。また、銀行口座から証券会社が指定する口座に振り込むことも可能です。いずれもネット証券では入金手数料は無料のことが多いですが、有料のケースもあるので事前に確認しておきましょう。購入したい銘柄を選び、数量を指定して購入手続きを行います。株価を指定したい場合は「指値」、その場で取引を確定したい場合は「成行」で注文しましょう。証券会社では、さまざまな情報が公開されています。取引数が多い人気の銘柄や初心者に人気の銘柄、株主優待が充実している銘柄などの情報も公開しているので、参考にしてもいいでしょう。株式投資は定期預金のように元本が保証されていないため、場合によっては損失が生じることがあります。なるべく損失を避け、できるだけ利益を得るためにも、ある程度勉強してから投資を行うことが重要です。株の初心者に勉強してほしいことは以下の3つです。すでに株式投資を始めている方も、継続して勉強することをおすすめします。更なる利益を得るためにも、しっかり押さえておきましょう。「株価チャート」とは、特定の期間内の株価の動きを示した図です。証券会社では、株式の各銘柄のページに株価チャートを表示しています。株価チャートの見方を覚えると、株価の動きを予想しやすくなるでしょう。株価チャートは「ローソク足」と呼ばれる図から成り立っています。ローソク足はその名の通りローソク状の絵です。白で記載されているものは「陽線」(赤やオレンジなどの暖色系のこともある)、黒で記載されているものは「陰線」(青やグリーンなどの寒色系のこともある)と呼び分けます。陽線においては、ローソクの本体の上線が「終値」、下線が「始値」、本体の上のヒゲの先端が「高値」、本体の下のヒゲの先端が「安値」です。陰線では高値と安値は同じですが、ローソクの本体の上線が始値、下線が終値になります。陽線が株価チャートに並んでいるときは株価が上昇傾向にあること、反対に陰線が並んでいるときは下落傾向にあることが読み取れます。気になる株式や保有株式のチャートはこまめにチェックして、株価の動向をつかんでください。株価や企業が公表しているデータから分析する方法を覚えると、投資の目安を理解しやすくなります。例えば割安な株式を購入すれば、株価が上がり、キャピタルゲインを得られる可能性が高いです。割安かどうかは、PER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)を計算して判断してみましょう。それぞれの数値が類似企業の数値よりも低いときは、割安と考えることができます。 長期的に投資をする場合は、配当利回りが高いかどうかもチェックしてみましょう。配当利回りが高ければ、長期的に保有してインカムゲインを期待できます。株式投資は、これからの株価の動きを予想して利益を得る投資方法です。将来の株価を予想して株式を購入するため確実に利益を得られるとは限りませんが、正しい情報をこまめに入手することで、利益を得られる確率を高めることはできます。例えば以下の情報は、正しい情報として活用することができるでしょう。「〇〇社の株価が上がるらしい」といったような噂話に左右されるのではなく、新聞や証券会社が提供する根拠のある情報を基に銘柄を選んでいきましょう。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店株式投資は将来の株価を予想して購入するため、必ずしも利益を得られるとは限らず、どんなに経験を積んでいる投資家でも損失を出してしまう可能性があります。投資におけるリスクを少しでも軽減するために、次の3つの方法を実践していきましょう。株の初心者は、余剰資金かつ少額投資で株式投資を行うようにしましょう。余剰資金かつ少額であれば万が一損失を出したとしても、生活に大きな影響は与えません。また、値下がりが予想されるときに活用できる信用取引ですが、現物取引とは異なり金利や貸株料などが発生するため、利益を出しづらくなることがあります。初心者はまずは現物取引から始め、信用取引は慣れてきてから挑戦することを考えましょう。特定の銘柄に全資産を投入すると、株価が下落したときに損失が大きくなってしまいます。投資を行うときは必ず複数の銘柄に資金を分散させ、リスクも分散させることが大切です。なお、分散投資を行うときは、株価の動きにおいて類似性の少ない銘柄を選ぶことをおすすめします。似たような動きをする銘柄を購入すると、株価が下がると他の株価も下がることが多く、損失が増えてしまう可能性があるためです。「〇円以下になったらA社の株式を購入する」「〇円以下に下がったときはB社の株式を手放す」というように、購入・売却のルールを最初に決めておきましょう。ルールを決めておかないと、保有する株式の価格が下がってもなかなか手放すことができず、損失が拡大してしまうことも少なくありません。なお、利益が出ていない状態で株式を売却することを「損切り(そんぎり)」といいます。損切りのマイルールを決めておくことで、損失を少なく抑えることができるでしょう。株式投資とは、株式を利用して利益を得ることです。株式を売買することでも利益を得られますが、保有することでも利益を得られます。株式とは、株式会社が資金を調達するために用いる手段、あるいは出資者に渡す投資の証明書のことです。例えば投資家が100万円を株式会社に出資すると、代わりに100万円分の株式を受け取ります。株式投資のメリットは、利益を得られることです。上手に株式を活用すれば、年数%の利回りで利益を得ることもできるでしょう。利益を得る仕組みは主に2つ。1つはキャピタルゲインと呼ばれるもので、株式を売買することで利益を得られます。購入した株式の株価が上昇したときに売却すれば、手数料と税金を除いて、その差を利益として得ることができます。もう1つはインカムゲインと呼ばれるものです。株式によって年にいくらかの配当金が出るため、保有株数に応じた配当金を受け取ることができます。長期間保有するならば、ある程度安定した利益が期待できるでしょう。この2つ以外で利益を得られる仕組みとしては、株主優待も挙げられます。株主優待はすべての株式において設定されているわけではありませんが、年に1~2回程度、自社商品が自宅に送られてきたり、自社サービスを利用できるクーポンを受け取れたりします。また、自社商品以外にも利用できる金券として受け取れるものもあります。株式投資を始めるにあたり、初心者が肝に銘じておかなくてはいけないこととして、投資のリスクはすべて自己責任であるということが挙げられます。そのため、損失が発生しても企業側が補填することはありません。例えば、売却したときの株価が購入したときより下がっているときは、損失が発生しますが、企業が損失分を保証してくれることはありません。キャピタルゲインはマイナスになることもあるのです。インカムゲインや株主優待も、企業の業績によってはなくなることがあるので注意しましょう。株式は、基本的には100株単位で購入します。といっても高額な資金が必要なわけではありません。上場株式の約4割が1株1,000円以下のため、10万円以内で購入することができます。(※2018年11月現在/SMBC日興証券調べ)また、証券会社によっては1株単位や金額で株式を購入することも可能です。100円~株式投資が可能な証券会社もあり、資金が少なくても始められます。現物取引とは現金で株式を購入する取引方法ですが、信用取引とは担保を証券会社に預け、株式などを借りて取引する方法です。現物取引では保有していない株式は売却できませんが、信用取引では株式を借りることで、保有していない株式も売却できます。つまり、信用取引を利用すれば、高く売った後に安く買い戻すことで、値下がりしそうな株式でも利益を得ることができるのです。しかし、予想が外れた場合は借りた以上の支払を求められることもあるため、信用取引のリスクは十分に理解しておかなくてはなりません。株式の保有期間によって投資スタイルを「短期投資」と「長期投資」に分けることができます。短期投資は短期間で売買を繰り返して利益を得るスタイルで、デイトレードなどが短期投資に当たります。値動きが激しい株式であれば短期間で利益を得ることも可能です。投資資金を有効活用するためにも、短期投資では自分が決めたルールに従って機械的に売買を繰り返します。ルールを作るためにも、様々なチャート分析を知っておく必要があるでしょう。長期投資は長期間保有することで利益を得る投資スタイルで、目先の株価の動きに左右されるのではなく、企業の将来性や成長を期待して投資をします。含み損が出ても長期保有し続けることで、資産を増やせる可能性があります。企業によっては株価が2~3倍になるケースもあるでしょう。また、長期投資はインカムゲインも得られる点もメリットです。株の初心者には、時間をかけて売り時・買い時を見極める長期投資が向いているでしょう。株の売り時とは?4つのタイミングや注意点、分析ツールを解説株式投資自体は、専門用語や関連用語を知らなくても行えます。しかし、株式投資の勉強をしていくためには、投資関係の記事やレポートなども読む必要があるため、ある程度の用語は知っているほうがよいでしょう。株式投資を行う上で知っておきたい基本用語を8つ紹介します。ぜひ覚えて、株式投資についての勉強も始めていきましょう。株式や投資信託、債券などの有価証券を呼び分ける名称のことを「銘柄」といいます。例えば株式会社Aの株式であれば、「A社株」が銘柄です。なお、株式の銘柄はシンプルに「社名+株」で表現できますが、社債などの債券については注意が必要です。一般的には、発行回数や債券の種類によって「社名+第〇回+社債の種類名」などのように表現します。取引が成立することを「約定(やくじょう)」といいます。市場が開いているときは常に株価は変動しているため、成行(なりゆき、価格を指定しないで注文すること)で取引をする場合は注文が確定するまで約定価格は分かりません。なお、予め価格を指定した指値取引(さしねとりひき)では、約定価格と注文価格は同一です。特定の株価で取引したい場合は、指値注文を選びましょう。株価が下がり、これ以上は下がらないと思われる価格のことを「底値」や「底」といいます。底値を見分けることができれば、そのタイミングで購入することで利益を得やすくなるでしょう。しかし、底だと思っていてもさらに値下がりすることもあるので注意が必要です。反対に「天井」とは株価がこれ以上は上がらないと思われる価格のことを指します。天井になった時点で売却すれば、利益を最大限にできるでしょう。しかし、底と同様、予想に反して天井よりも値上がりすることもあります。外貨に対して日本円が強くなることを「円高」、反対に日本円が弱くなることを「円安」といいます。例えば1米ドル=100円から90円に動いたときは円高、100円から110円になったときは円安です。国内株式を売買する際には円高・円安を特に気にする必要はありませんが、外国との貿易で利益を得ている企業は為替の動きが株価に反映されることもあります。例えば自動車産業や電機工業は円高のときに株価が下落する傾向にあり、主に輸入に頼る電力やガス、化学工業などは円安時に株価下落が見られることも少なくありません。「株式市場(かぶしきしじょう)」や「証券取引所」とは、株式を取引する場所のことです。日本には東京証券取引所以外にも福岡や名古屋などにも証券取引所があり、それぞれ取引する株式が異なります。また、東京証券取引所の中にも「プライム市場」、「スタンダード市場」、「グロース市場」と3つの市場があり、市場ごとに企業の規模や上場基準も変わります。市場が開いた時点での株価を「始値(はじめね)」といい、市場が終わる時点での株価を「終値(おわりね)」といいます。一方、当日内のもっとも高い株価は「高値(たかね)」、もっとも低い株価は「安値(やすね)」です。株価が下落の一途をたどっているときは終値と安値が同一になり、反対に上昇の一途をたどっているときには終値と高値が同一になることもあります。日本の株式市場では株価の暴落や高騰を避けるために値動きに制限が設けられているため、一定の金額まで値上がりすると「ストップ高(すとっぷだか)」になり、それ以上の株価での取引は行われません。反対に一定の金額まで値下がりしたときには「ストップ安(すとっぷやす)」となり、それ以下での価格での取引ができない仕組みです。なお、ストップ高やストップ安で取引が停まったときは、取引量の多い金融機関から優先的に、約定が決まります。「日経平均株価」とは、東京証券取引所一部で取引されている株式の中から選ばれた225銘柄の株価を平均し、調整して算出した数字のことです。各業種を代表する企業の株式が選ばれているため、日経平均株価を見ることで、日本全体の景気動向や経済成長率を把握することができます。なお、日経平均株価以外の景気動向を知る株式指数として「東証株価指数(TOPIX)」が挙げられるでしょう。東証株価指数は日経平均株価とは異なり、株価に発行済み株式数をかけた時価総額から算出しています。株式投資の初心者が知っておくべき基本を紹介しました。自分の資産を自分で構築するためにも、ぜひ株式投資にも注目してみましょう。老後や日常生活にゆとりを生むためにも、株式投資で資産を増やせるように早めに始めることをおすすめします。株式投資について学び、手数料が低い証券会社で口座を開設し、余剰資金を使って少額投資から始めてみましょう。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店

【株初心者向け】株式投資の始め方や勉強しておきたい3つのことなどを解説

株の売り時とは?4つのタイミングや注意点、分析ツールを解説

こちらの記事では、このようなお悩みにお答えしていきます。一般的に株の売り時といわれるタイミングを見極めるには、「株価が上昇したとき」「投資先の企業の業績が下がったとき」などが挙げられます。とはいえ、なかなかイメージが湧きづらいですよね?こちらの記事では、株の売り時を見極めるコツや見失わないために意識すべき注意点、分析ツールを解説します。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店株取引において、株の売り方を見極めるには以下4つのタイミングを意識しましょう。株の売り時についての考え方自体は単純で、「安く買った株をいかに高く売るか」とされています。しかし、株価が上がりきったタイミングを確実に当てる方法が確立されていれば、誰も株取引に関して頭を悩ませません。株の売り時の判断をするには、これまで多くの投資家や株式市場の動きから分析された「傾向」を見ることが大切になります。また株取引には絶対がないからこそ、第三者からの無根拠かつ無責任なアドバイスには注意しましょう。とくに無免許の人物による投資助言詐欺については、金融庁が注意を呼びかけています。仮に資格持ちのプロだとしても「この株はさっさと売って他の株を買うべきだ」「自分の言うことは絶対だ」などの断定的判断を提供することは認められていません。金融商品取引法違反に当たります。似たような事態に遭遇したら注意が必要です。まずは焦らず、株取引の基本の考え方や見方を身につけましょう。ここからは見極めのタイミング4つを紹介します。株価が上昇したタイミングは売り時の基本ですが、「上がった後にどのタイミングで売るか」にはさまざまな選択肢があります。基本は株式チャート(株価の動き)を参考にして判断しましょう。以下2つの線に注目します。上記2つの線を踏まえた上で、「買ったときより株価が上がっている場合」の売るタイミングは主に次の3つといわれています。1の「確実に利益が出る状態での売り」と、2・3の「株価が上がりきってから下がる傾向が見えたときの売り」の2パターンになります。株式投資初心者は、リスク回避のためにも「株を買ったときより少し高値になったタイミング」で早めに売り、利益の確保を最優先にすることを検討するとよいでしょう。また、目標利益になったときも、一部売却を検討してもいいタイミングといえます。ここで「もっと上がるはず」と強欲に待ち続けるのは、初心者のうちは避けておいたほうが無難です。株価にもっとも大きな影響を与える要素の1つは投資先企業の業績であるため、投資先の企業の業績が下がってきたときは、まだ株価に反映されていなくても売り時と判断できるでしょう。まず投資家たちが出資(株を購入)する目的としては、「高額の配当金がほしい」「優れた企業の経営に参加したい」「高値で売り抜けたい」などが挙げられます。もし業績が下がるとこれらすべてに期待ができないため、株が徐々に売られ始めます。つまりその銘柄の需要がなくなる=株価が下がることにつながります。企業の業績を確認したいときは、決算後に企業が公開する決算の情報である、決算短信や有価証券報告書を見てみましょう。売上や純利益、損失などの詳細が載っています。過去数年間分が公開されているので、「昔と比べて業績が上がったのか下がったのか」、「数年前にやった事業・設備投資は実を結んでいるのか」までチェックできます。もし投資先のコンプライアンス違反(企業が法令や社会的規律などに反した行動をとること)が発覚したときは、株価を大きく下げる原因となるため売り時として検討すべきタイミングといわれています。とくにニュースになるレベルの場合は注意しましょう。平成~令和の時代にかけて、コンプライアンス違反は世間から厳しく見られるようになりました。環境・社会・ガバナンスを重視したESG投資への注目や、SNSの普及による悪評の拡散スピードなどが相まったこともあり、一気に株価を落とすリスクが高いです。実際に世界や日本の大企業でも、コンプライアンス違反が原因と見られる株価の暴落が起こりました。できる限り投資先企業の最新情報やニュースはチェックしておき、問題があったときはすぐに売りに転換する意識を持つことが大切です。為替相場、つまり日本円と外国通貨の相場が変動した場合は売り時になる可能性があります。外国と取引している企業が大きく影響を受けるためです。例えば、為替変動によって1ドル=100円が1ドル=110円の円安ドル高になったとします。このとき輸出型企業と輸入型企業に起こるそれぞれの影響は次のとおりです(100円で1ドルだったが、110円払わないと1ドル手に入らない=円が安くてドルが高い)。このように外国と取引している日本国内企業の業績は、為替相場から受ける影響が大きくなります。長期保有の場合は、短期的な株価の上げ下げで一喜一憂せずにホールドする意識が大切です。企業の将来性をよく見極めて、売却すべきかどうかをよく考えてみましょう。投資家として長い目で見ること、将来的な株価上昇を期待する気持ちを持つことも必要な要素です。そもそも、株を買う時は、その企業の成長性や株価に割安感があるかどうかを確認し見極めなくてはなりません。検討したうえで購入した株ならば、一時的な値動きには左右されないようにしましょう。株による資産形成を考えたときには、長い目で見て判断することが重要です。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店初心者が株の売り時を見失わないためには、以下4つのポイントを意識しましょう。株の売り時の見極め方を知っていたとしても、実際に売る勇気や売りタイミングを見極める力がなければ利益を出せません。売り時のタイミングと一緒に、「どうしたら見逃さずに済むのか」「初心者でも失敗しないために大切なことはなにか」を知っておくことで、大きな損失を回避できます。ここからは初心者が株の売り時を見失わないための4つのポイントを紹介します。「株価が〇〇パーセント上がったら売る、逆に〇〇パーセント下がっても売る」、「チャートを見るか、企業の成長率に注目して決めるか」など、自分の中で株の売り時に関するマイルールを決めるのは効果的です。マイルールがあれば欲を出しすぎて失敗したり、株価下落によるパニックで売り時を見失ったりするリスクを防げます。経験や実績の浅い投資初心者ほど、自分が定めたルールに従って売り時を決めたほういいでしょう。投資初心者はまず損切り(ロスカット・ストップロス)を覚えることが重要です。損切りとは、購入したときよりも損失が出ている状態で売却を行い、損失を確定させることを意味します。初心者は「まだこれから上がるかもしれない」と損切りのタイミングを逃し、より大きな損を被ることも珍しくありません。損切りせずにホールドするという考え方もありますが、初心者の場合は成長性見込みや購入目的がズレた状態の「意味のないホールド」になる確率が高いです。前述のマイルールで決めたタイミングがきたときや、買ったときの目的が果たせなくなったとき(将来性がなくなった、投資先の競合他社に強力なライバルが出現したなど)では、躊躇なく損切りできる意識を持ちましょう。移動平均線や決算短信は、株取引の分析を行う上で最低限読めるようになっておきたい情報です。移動平均線は株式チャートから株価を分析する「テクニカル分析」、決算短信は企業価値から株価を分析する「ファンダメンタルズ分析」に使います。移動平均線とは、一定期間での株価の平均値を線で結ぶことで、株価の方向性を表すグラフです。5日ごと・25日ごとなどの日にちや、13週ごと・26週ごとなどの週ごとの平均値を線でつないで折れ線グラフで表します。移動平均線は相場のトレンドとその勢いを読んだりするときに重宝される、代表的なテクニカルチャートの1つと言えるでしょう。続いて決算短信とは、決算内容の要点をまとめた資料で、正式な決算報告である有価証券報告書よりも早く公開される情報です。決算日から30日以内、遅くとも45日以内に開示するようルール付けがあります。決算短信は投資家に対して早めに決算結果を伝えることが目的といっても過言ではないでしょう。決算短信を読んでわかることは次のとおりです。決算短信は企業価値を見るファンダメンタルズ分析において欠かすことのできない情報源といえます。初心者投資家として今後レベルアップを狙うのであれば、ある程度は読めるようになっておきましょう。チャートで売り時を判断するコツとして、一般的に売り時とされるチャートの形であるパターンを覚えるのもおすすめの方法です。「今のチャートは売り時の形に近いから、売却を検討してみよう」という判断材料になります。今回は代表的な5つのチャートパターンを紹介しますので、売り時を判断するためのひとつの材料として参考にしてください。売り時のチャートパターンで「これだけは覚えておくべき」なのは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から交差する「デッドクロス」です。デッドクロスは株価の下降トレンドに入るシグナルとされるため、見極めポイントの章でも紹介した売り時のタイミングに入るとされます。プラス乖離とは移動平均線と株価を並べたときに、株価が上方向に大きく乖離している状態のことです。これまでの平均よりも異常に株価が上がっていることを意味します。プラス乖離が起こると株式市場では利益確定をしようとする投資家が増え、反落の動きになり下降トレンドに入ります。ヘッドアンドショルダー(三尊天井)は、1回、2回と高値をつけた株価で、3回目の高値が2回目を抜けずに落ちていくパターンです。3回目の下降が安値で結んだネックラインを下回ると、下降トレンドの突入を知らせるシグナルになります。ダブルトップ(M型天井)は、1回目と2回目の高値がほぼ同じ値で推移するチャートパターンです。「最初の高値で本質的な価値に達した」「これ以上は上がらないのでは」という投資家の心理が働き、そのまま下げに転じます。ソーサー・トップは、長期間高値の位置で細かい上下を繰り返すチャートパターンです。一度下落した後はさらに横ばいの上下が続くプラットフォームを作り、その後本格的な下降トレンドに入ります。上記4つよりは出現頻度が少ないですが、こういった形もあると覚えておきましょう。売り時をチェックするときは、証券会社が提供する企業分析ツールを活用しましょう。企業分析ツールを用いるメリットとしては次のような点が挙げられます。スマホアプリ版を使えば、仕事の合間や通勤時間中、プライベートのすき間時間などでも確認できるので、売り時を見逃すリスクを軽減できます。無料で使えるツールもあるため、ぜひ活用してみてください。投資初心者が知っておくとよい株の売り時は次の4つとされています。もし株の長期保有による長期的目線で投資を行う場合は、数年単位でのホールドも視野に入れつつ、短期的なチャートの上げ下げに惑わされないことが大切です。大まかな目安を自分の中で作っておくことで、いざ株を売ろうとするときに迷いが少なくなります。さらにマイルールの設定やチャートパターンを頭に入れておくことで、売り時を判断できるようになりましょう。

株の売り時とは?4つのタイミングや注意点、分析ツールを解説

株の買い方や証券会社選びのポイント、注文方法の種類や違いを解説

株式投資を始める際、そもそも株の買い方や証券会社の選び方がわからず困る場合があります。株式投資ではどのような知識が必要になるのか、株取引を始める前に確認しておくことが大切です。この記事では、株を始める人が押さえておきたい知識として、株の買い方や証券会社選びのポイント、注文方法の種類や違いを解説します。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店株式投資を始めるにあたり、少なくとも「購入方法」「取引時間」「購入単位」「口座の種類」の4つは理解しておく必要があります。実際に株の売買をする際、さまざまな知識が必要になるのが株式投資です。具体的な株の買い方を見る前に、まずは初めて株式投資をする人が知っておくべき基礎知識について確認しておきましょう。一般的に、株式投資で購入する株は上場株式です。上場株式は株式市場を通じて購入します。企業の窓口に出向いて株を購入したり、直接企業に連絡して株の購入申請をしたりするわけではありません。株式には上場株式と非上場株式の2種類があります。市場に公開されている上場株式は基本的に自由に取引できますが、未公開株とも呼ばれる非上場株式は市場に公開されておらず、上場株式のように簡単に手に入るわけではありません。上場株式は証券取引所で取引されています。上場株式は証券会社を通じて購入するため、まず証券会社で口座を開設する必要があります。詳しくはこの後の「株を買うまでの流れ」で解説しますが、証券会社を選び口座を開設するのが、株式投資を始めるときの最初のステップです。株の売買ができるのは原則として平日の9時~11時30分と12時30分~15時です。前者を前場、後者を後場と呼びます。株の取引は基本的に平日の日中に行うため、平日の9時前や15時以降、土日祝日は取引できません。ただし東京証券取引所・名古屋証券取引所・札幌証券取引所・福岡証券取引所(以下、東証・名証・札証・福証)の4つの証券取引所のうち、東証を除く3つの証券取引所では後場は15時ではなく15時30分まで取引できます。東証に比べて銘柄数が少ない名証・札証・福証の3つの証券取引所は、15時30分まで取引が可能です。また証券会社によっては、証券取引所を介さずに株の取引ができるPTS(Proprietary Trading System、私設取引システム)を使い、9時前や夜間の一部時間帯でも取引ができる場合があります。ただしPTS取引ができる証券会社は2021年6月時点では数社に限られ、すべての証券会社でPTS取引ができるわけではありません。株式投資では株を売買するときの最低株数が決まっており、基本的に100株単位で売買を行います。以前は1,000株単位で取引される銘柄なども多く見られましたが、2018年10月以降は取引単位が原則100株に統一されました。たとえば株価が200円の銘柄を購入する場合、最低株数が100株単位であれば、この銘柄を購入するためには少なくとも20,000円の資金が必要になります。1株単位で200円から株を買えるわけではありません。ただし証券会社によっては100株未満の単位で株を買える場合があります。100株未満の単位で購入できるのは一部の証券会社に限られますが、1株単位などで購入できれば少額から株式投資を始められるため、まとまった資金がない人でも株を始めることが可能です。株を購入するために証券会社に口座を作る際、口座の種類を選択する必要があり、「一般口座」「特定口座(源泉徴収なし)」「特定口座(源泉徴収あり)」の3種類の中から選んで口座を開設します。一般口座は株取引の年間損益や税金の計算を投資家自身が行う口座で、納税の義務が生じた場合は確定申告をしなければいけません。それに対して特定口座の場合は、年間損益の計算は証券会社が行います。特定口座は「源泉徴収なし」と「源泉徴収あり」の2種類あり、特定口座(源泉徴収あり)では株の売却益や配当金が口座に振り込まれる際、税金を天引きする源泉徴収が行われるため、投資家自身が確定申告をして納税の手続きをする必要はありません。証券会社が税金を源泉徴収し、納税まで含めて証券会社が投資家に代わって行います。特定口座(源泉徴収なし)の場合は年間損益の計算までは証券会社が行いますが、税金は源泉徴収されないため、納税の義務が生じた場合には投資家自身が確定申告をしなくてはなりません。また一般口座や特定口座とは別に、NISA口座という種類の口座もあります。NISAは個人投資家のための税制優遇制度であり、2024年1月から新制度がスタートします。詳しい内容はこちらの記事をご参照ください。>>>新NISA制度とは?変更点やメリット・デメリットを解説ただし、損失が発生した場合の損益通算や繰越控除はできないなどのデメリットもあるため注意が必要です。株を買うには証券会社を選んで口座を開設し、資金を入金した上で購入する銘柄を選択して買い注文を出す必要があります。まずは株を購入するまでの全体的な流れを確認しておきましょう。なお証券会社を選ぶときの比較の方法や具体的な株の買い方、さまざまな注文方法の違いなど、個別のポイントについては後ほど解説します。日本の国内には多くの証券会社があるため、その中から自分が口座を開設する証券会社を選んで決めなければいけません。後述するように、取引手数料の安さや扱っている商品の豊富さなど、いくつかの視点で比較して証券会社を選びます。口座の開設自体は無料でできる証券会社も多く、気になる証券会社がいくつかある場合には、敢えてひとつに絞らず複数の証券会社で口座を作っても良いでしょう。たとえば取引に使うツールは証券会社ごとに異なるため、口座を開設してツールを使ってみた上で、ツールが使いやすくて株取引がしやすいと感じる証券会社をメインで使うようにするのもひとつの方法です。口座を開設する方法や手続きの流れは証券会社ごとに異なりますが、公式HPから口座開設の手続きができる証券会社もあります。気になる証券会社がある場合には、まずは公式HPを確認してみてください。口座開設時には一般的に本人情報の入力や本人確認書類の提出が必要です。実際に取引ができるようになるまでの日数は証券会社や手続き方法によって違いますが、書類に不備等がなければ、数営業日程度で株取引が開始できると考えておけば良いでしょう。株を購入するには、購入資金を事前に証券口座に入金しておく必要があります。株を購入する際に銀行口座など他の金融機関の口座から購入代金が引き落とされるわけではなく、証券口座に入金された資金を使って株を購入する仕組みです。証券口座への入金方法は証券会社によって異なりますが、たとえばインターネットバンキングを利用する方法や通常振込で銀行のATMなどから入金する方法があります。インターネットバンキングを使う方法では振込手数料を証券会社が負担するケースが多く、スマホやパソコンの操作で簡単に入金できる点が特徴です。証券会社がシステムメンテナンスを行う時間帯など、一部時間帯を除いて基本的に24時間入金できるため、株の購入資金が足りない場合にすぐに入金できます。一方で通常振込によって銀行のATMなどから入金する場合は、手数料が顧客負担となる証券会社が多く、入金しても証券口座の残高にはすぐに反映されないのが一般的です。顧客が行った入金手続きの内容を証券会社が確認した後に情報が反映されるため、入金が証券口座に反映されるまでに時間がかかり、夜間や休日に入金手続きをした場合は翌営業日の扱いになることがあります。証券口座を開設して資金を入金したら、自分が購入したい銘柄を選んで株を購入します。一昔前であれば投資家が証券会社の担当者に電話して、購入したい銘柄を伝えて株を購入していましたが、現在では証券会社が提供するパソコンやスマホなどのツールを使って投資家自身が買い注文を出すのが一般的です。買い注文が成立すると株が自分のものになります。なお株を購入する際、判断が難しいのが銘柄選びで、そもそもどの銘柄を購入するかで迷うことが少なくありません。日本の証券市場には3,000を超える企業が上場しており、数ある上場銘柄の中から自分が購入する銘柄を選ぶ必要があります。配当金や株主優待の内容を見て銘柄を決めるやり方や、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析の結果を踏まえて値上がり益を狙って銘柄を選ぶやり方など、方法はさまざまです。証券会社が提供するツールの中には、特定の条件に該当する銘柄を抽出するスクリーニング機能が付いているものもあるため、ツールを活用して銘柄を選んでも良いでしょう。株の買い方にはさまざまな方法があるため、注文方法の種類や違いを確認してから取引を始めるようにしましょう。逆にいろいろな注文の出し方があることを確認せずに取引すると、「こんな便利な注文方法があったのか……」と後から知って後悔することがあります。基本的な注文方法として成行注文と指値注文がある点と、証券会社によって出せる注文方法が異なる点、この2つがポイントです。以下でそれぞれ解説していきます。値段を指定せずに注文する方法が成行注文、値段を指定して注文する方法が指値注文です。成行注文と指値注文にはそれぞれ特徴があり、うまく使い分ける必要があります。まず成行で買い注文を出した場合は、そのときに市場に出ている売り注文の中で最も安い値段で出されている売り注文と売買が成立するため、株をすぐに買いたい場合に使える注文方法です。売り注文が1つでも出ている状態であれば、成行で出した買い注文が成立して株を購入できます。たとえば現在の株価が1,151円で、買い注文と売り注文がそれぞれ次のように入っている銘柄のケースを考えてみましょう。1,153円に200株、1,155円に100株、1,156円に300株の売り注文が入っており、仮にこの状態で成行で100株の買い注文を出した場合、売り注文の中で最も安い1,153円の売り注文と取引が成立します。つまり株の購入価格は1,153円です。一方で指値注文の場合は、価格を決めた上で注文を出すため、たとえば購入価格を1,152円に指定して買い注文を出せます。成行で買い注文を出して1,153円で株を買うよりも安い1,152円で買える可能性があり、希望する価格で購入したいときに使うのが指値注文です。今時点では1,152円の売り注文がなく取引はすぐには成立しませんが、自分が1,152円で買い注文を出した後、誰かが成行または1,152円以下の価格で指値で売り注文を出すと、希望通りの価格1,152円で株を購入できます。ただし逆に誰も1,152円で売り注文を出してくれなければ、いつまで経っても取引が成立せず株を購入できません。つまり成行注文で買おうとすると、株をすぐに買えるものの購入価格が高くなる場合があり、指値注文で買おうとすると、希望通りの価格で株を買える可能性があるものの株をすぐには購入できず、そもそも取引が成立せず株を買えない場合があるということです。実際の株取引においては、成行で出した場合の購入価格がいくらになりその価格で許容できるのかや、すぐに購入することを優先して成行で買うのか急がないため指値でも良いのかなど、総合的に判断して注文の出し方を決める必要があります。成行注文や指値注文のほかにもさまざまな株の買い方があり、どのような注文方法が使えるのかは証券会社によって異なります。自分のトレードスタイルや状況にあわせて、異なる注文方法をうまく使い分けると良いでしょう。たとえば証券会社によっては、「特定の値段以上になれば買う」「特定の値段以下になれば売る」という逆指値注文ができる場合や、指値注文と逆指値注文を同時に出せる場合があります。このほかにも、ある株を売却できたらその資金を使って別の株の買い注文を出すリレー形式での注文や、買い注文と同時に売り注文を予約できる証券会社があるなど、株の買い方はさまざまです。いろいろな注文の出し方の特徴を理解してうまく使いこなせると、自分が思い描くイメージにより近い形で株を買えるようになります。逆に注文の出し方を間違えると、買い損ねたり自分が考えていたのとは違う価格で株を買ってしまったりする可能性もあるため注意が必要です。仮にチャート分析を行って買うべきタイミングや価格がイメージできていたとしても、買い方ひとつで結果が変わり得るため、株式投資をする際には買い方についても工夫するように心掛けましょう。どこの証券会社で口座を開設するのか、証券会社を選ぶ際の比較の仕方にはさまざまな方法があり、たとえば「手数料」「取引ツール」「商品や投資情報の種類」「サポート体制や各種サービス」の4つのポイントで比較する方法があります。比較するときにどの要素を優先するのかは人によって異なります。どの証券会社が適しているのかはその人の考え方などによって変わりますが、証券会社選びで迷った場合には、ここで紹介するポイントで比較してみると良いでしょう。株の売買では手数料がかかるため、手数料が少しでも安い証券会社で取引するほうがコストを低く抑えられます。株取引で利益を出したときに手元に残る額は手数料などの諸費用を引いた後の額であり、コストをいかに抑えられるかが株式投資では大事なポイントのひとつです。取引手数料の額は証券会社によって異なり、1回の取引でかかる手数料は数百円程度の証券会社もあれば数千円程度の証券会社もあります。手数料が高い証券会社で取引をすると、利益が出ても手数料がコストとして重くのしかかり、利益を圧迫することも多いです。また取引回数が多く、頻繁に売り買いを繰り返すトレードスタイルの場合は、1回あたりの手数料が高いと何度も取引する中で手数料がかさんでしまいます。株の売買をするときに使用するツールが使いやすいかどうかも、株式投資をする上では大事なポイントのひとつです。自分が操作しやすいと感じるツールや必要としている機能が備わっているツールを使ったほうが、銘柄の検索や売買の操作をスムーズに行えます。提供されているツールは証券会社ごとに異なり、パソコン用のツールもあればスマホ用のツールもあるため、まずは口座開設が無料の証券会社で口座を作り、いくつかの証券会社のツールを実際に使って比較してみると良いでしょう。銘柄を抽出するためのスクリーニング機能が付いているかどうかや、投資関連のニュースが閲覧できるのかなど、ツールに備わっている機能は証券会社ごとに異なります。扱っている商品や提供される投資情報の種類は証券会社によって違うため、商品の種類や投資情報が豊富な証券会社を選ぶのもひとつの方法です。たとえば証券会社によっては日本株以外に米国株や中国株など外国株の取引ができる場合があります。外国株を取引したい場合には、そもそも外国株を取り扱っている証券会社で口座を開かなくては購入できません。また、投資関連のニュースの配信量が多い証券会社であれば、株価に影響を与える可能性のある情報の確認がしやすいため、市況の分析などを効率よく行えるなどのメリットを享受できるでしょう。証券会社の中には市況の解説動画を定期的に無料で配信している場合があります。その証券会社で口座を開設して動画を無料で視聴できれば、株初心者にとっては株式市場の見方や分析方法を学ぶための教材のひとつとしても活用することも可能です。何か困ったときに問い合わせがすぐにできるのか、コールセンターなどのサポート体制がしっかりとしているかどうかも比較してみましょう。その他にも、無料のセミナーがあるのかなど各種サービスの充実度合いで証券会社を比べるのもおすすめです。証券会社によってはウェブサイト上の照会フォームから簡単に問い合わせができる場合があります。また証券口座を開設しているとセミナーに無料で参加できるサービスを提供している証券会社も多いです。手数料の安さやツールの使いやすさなど、他の要素に比べると重要度はそれほど高くありませんが、サポート体制や各種サービスが充実している証券会社を選ぶに越したことはありません。証券会社を比較する際のポイントや口座の開設方法、注文の出し方、株価チャートや企業の財務諸表の見方など、幅広い知識が必要とされるのが株式投資の世界です。実際に株式投資をする中で学び取り身に付く知識も当然ありますが、事前にある程度の知識を身に付けておくほうが、口座開設の手続きや実際の株取引をスムーズに進められます。自分なりの投資法を確立して利益を安定して出せるようになるためにも、必要な知識を一つひとつ着実に身に付けるようにしましょう。投資信託相談プラザ 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株の買い方や証券会社選びのポイント、注文方法の種類や違いを解説

このコラムの執筆者

マネハブ編集部

株式会社Fan

未来につながる投資情報メディア「Money Hub Plus(マネハブ)」の編集部です。
みなさまの資産形成に役立つ情報を日々発信しております。

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