投資信託の「ノーロード」とは?3つの手数料とあわせてわかりやすく解説

投資信託の「ノーロード」とは?3つの手数料とあわせてわかりやすく解説

投資信託 資産運用

この記事のポイント

  • 投資信託にかかる手数料は主に3種類あり、購入手数料、信託財産留保額(解約手数料)、そして保有中に毎日支払う「信託報酬」がある
  • 最近では、購入手数料が無料の「ノーロード投資信託」が主流となっており、投資信託にかかる全体的な手数料は低下傾向にある
  • 投資信託の選び方は運用方法によって異なり、インデックス運用型であればコストの低さを、アクティブ運用型であれば実績(パフォーマンス)を重視すべき
  • 投資信託にかかる手数料って何があるの?
  • 今まで投資信託にかかる費用を意識したことがなかった
  • ノーロードってどういう意味?

こういったお悩みに本記事では答えていきます。

人生100年時代、老後2,000万円問題など。将来を見据えた資産運用法として、NISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)を利用した投資信託を選択する方が増えてきました。

今回はこの投資信託にかかる費用、手数料について解説します。また、最近よく耳にされるであろう「ノーロード」についても紹介していきます。

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投資信託にかかる3つの手数料(コスト)

投資信託には主に3つの手数料(コスト)がかかります。

購入時にかかる「購入手数料」、売却時にかかる「信託財産留保額(解約手数料)」、保有中にかかる「信託報酬」の3つです。

投資信託のコスト

出典:各種公表データをもとに株式会社Fanが作成

※投資信託へのご投資には、所属金融商品取引業者等および銘柄ごとに設定された販売手数料および信託報酬等の諸経費等をご負担いただく場合があります。(手数料等の具体的上限額および計算方法の概要は所属金融商品取引業者等ごとに異なるため本書面では表示することができません。)各商品のお取引にあたっては、当該商品の目論見書をお渡ししますので必ず内容をご確認のうえ、ご自身でご判断ください。・ご投資にあたっては、各金融商品取引業者のWEBサイトの当該商品等のページ、金融商品取引法に係る表示または目論見書(目論見書保管書面)等をご確認ください。

購入時と売却時にかかるコストについてはイメージしやすいかと思います。ですが保有中にかかる手数料(コスト)である「信託報酬」については知らない方も多いのではないでしょうか。投資信託を購入してから売却するまでの間、毎日支払い続けるもの、それが信託報酬なのです。

これら3つのコストは銘柄によって異なります。例えば購入手数料では1~3%程度が一般的です。

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ノーロードが主流に

投資信託には3つの手数料(コスト)がかかることを上記でご紹介しました。

これらの手数料(コスト)は少し前と比べるとだいぶ下がってきています。手数料に敏感になる投資家が増えていることを踏まえると、傾向としては今後も下がっていくと考えられます。投資家からすれば嬉しい限りですね。

投資信託は、運用(管理)している人がいるため保有中にかかる信託報酬は少なからず発生します。

ですが、その他の2つのコスト(購入手数料、信託財産留保額)については無料という投資信託が増えてきています。購入手数料が無料のものを「ノーロード投資信託」と呼びます。

投資信託を100万円分投資した場合のイメージ

購入手数料については、同じ商品でも金融機関によって手数料に差がありますので、なるべく安いところを選びたいものです。購入や解約にかかるコストが無料であれば、あとは信託報酬の多寡がパフォーマンスに大きく影響してきます。

インデックス運用の投資信託であれば0.1%~、アクティブ運用の投資信託であれば1%~が一般的です。仮に全く運用をしていない投資信託が2つあれば、コストの分だけ最終的なパフォーマンスに差が出る形です。

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インデックス運用とアクティブ運用

ここでは先程出てきましたインデックス運用アクティブ運用についてご説明します。

インデックス運用とは、日経平均やTOPIXなど何かの指数に連動する(同じように動く)運用のことです。

インデックス運用では目安とする指数と同じように動きますので、それを大きく上回ることも下回ることも基本的にはありません。インデックス運用は平均的なパフォーマンスを目指す無難な運用と言えるでしょう。

アクティブ運用とは、目安とした指数を上回るパフォーマンスを目指す運用のことをいいます。

お金をプロに託して上手く運用してくれるのが投資信託と考えている方が多いと思います。そのような考えに近いのがアクティブ運用の投資信託だと言えます。

インデックス投資信託とアクティブ投資信託についての表

投資信託の選び方のポイントは?

それでは実際に投資信託を選ぶ際には、どのような点に注意して選べばよいのでしょうか。

コストでしょうか。それとも過去のパフォーマンスでしょうか。先程述べたインデックス投資信託なのか、アクティブ投資信託なのかによっても考え方が変わってきます。

  • インデックス投資信託で気にするべきは、少しオーバーですが“コストだけ”と言ってもいいでしょう!

もちろん、どの指数に連動する投資信託を選ぶのかを考えるのは重要です。日経平均株価と米国のS&P500のパフォーマンスは当然大きく異なります。しかし、同じ日経平均に連動する投資信託であれば、動きは当然同じになりますので、最終的なパフォーマンスの差はコストだけになります。ゆえにコストだけ見て選んでもらえれば問題ないでしょう。

それでは、アクティブ投資信託の場合はどうでしょうか。

  • コストは当然大事ですが、コスト以上にパフォーマンスが大事と言っていいでしょう!

投資家からしたら、高い手数料でも大きなリターンが得られれば問題ないわけです。

ゆえに投資信託が設定されてから(作られてから)それなりに時間が経っており、実績があるもの(上手く運用をしているもの)を選ぶのが無難な選択肢となります。

設定されて間もない投資信託が必ずしも悪いというわけではありませんが、新しいものを選ぶ場合は、どのような運用方針なのかということを充分に確認する必要があるでしょう。その時々の旬のテーマで作られるものが多いので、そのような流行り廃りがあるものは避けた方がよいでしょう。

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アメリカ合衆国基礎データ今や1人1台スマホを持つことは当たり前の時代です。たとえば多くの人が使っているiPhone、それを作っているのは米国のApple社です。また、Android派の人もいるかと思います。しかし、そのAndroidの頭脳ともいえるOSを作っているのも米国のAlphabet社になります。Alphabet社は、Googleを傘下に持つ持ち株会社です。また、SNSはMeta社のInstagramやFacebookを、通販はAmazonを、パソコンはWindows(Microsoft社)を・・・といった形で、身の回りにある製品・サービスは米国企業のものであふれています。おそらくこれからも、次々と米国企業発の革新的な製品・サービスが登場してきて、私たちの生活を豊かにしてくれることでしょう。改めて振り返ってみると、いかに米国企業が先進的であるかが理解できるかと思います。イノベーション先進国である米国には多様な人材が集まってきます。これは世界の大学ランキングからも推測することができます。英国の教育専門誌、タイムズ・ハイヤー・エデュケーションによる2024年の最新世界大学ランキングによると、トップ10のうち米国の大学は実に7大学がランクインしています。世界大学ランキングは「教育」や「研究環境」などの5つの分野にわたって、各評価項目をスコア化し順位付けしています。日本の大学はトップ10どころか、100位まで広げてようやく29位に東京大学、55位に京都大学がランクインするという結果となっています。最高の学びを求めて世界中から米国に若者が集まってきます。また、有能な人材が集まることにより、イノベーションが生まれやすくなる好循環が起きています。また先述のとおり、米国は移民が多い国です。多様な人材がコミュニティを形成し、米国外の出身者で社会的に影響力を持つ人も多くいます。Alphabet社の最高経営責任者はインド出身のインド系米国人実業家です。またバラク・オバマ氏は初のアフリカ系・有色人種の大統領であり、2024年米国大統領選挙では民主党のカマラ・ハリス氏が候補者となりました。ちなみにハリス氏は、「女性」、「黒人」、「南アジア系の米国人」として初めて副大統領に選ばれました。出典 Times Higher Education 世界大学ランキング最後に、この記事のポイントをおさらいしましょう。S&P500へ投資をしてみたい方、米国株投資に興味を持った方は、ぜひ一度投資信託相談プラザのIFAにご相談ください。お客様のリスク許容度に応じた投資法をご提案させていただきます。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店※商品等へのご投資には、商品毎に所定の手数料や必要経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等は価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。各商品等への投資に際してご負担いただく手数料等及びリスクは商品毎に異なりますので、詳細につきましては、WEBサイトの当該商品等のページ、金融商品取引法等に係る表示又は契約締結前交付書面等をご確認ください。※投資信託の取引にかかるリスク・費用について<リスク>投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、申込手数料等の費用が異なり、多岐にわたりますので、詳細につきましては、それぞれの投資信託の「目論見書」「目論見書補完書面」を必ずご覧ください。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。・主な投資対象が国内株式組み入れた株式の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。・主な投資対象が円建て公社債金利の変動等による組み入れ債券の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。・主な投資対象が株式・一般債にわたっており、かつ、円建て・外貨建ての両方にわたっているもの組み入れた株式や債券の値動き、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。<費用>投資信託へのご投資には、所属金融商品取引業者等およびファンドごとに設定された販売手数料および信託報酬等の諸経費等をご負担いただく場合があります。(手数料等の具体的上限額および計算方法の概要は所属金融商品取引業者等およびファンドごとに異なるため本書面では表示することができません。)・お買付時にお客様に直接ご負担いただく主な費用「買付手数料」:所属金融商品取引業者等、ファンドによって異なります。・保有期間中に間接的にご負担いただく主な費用「ファンドの管理費用(含む信託報酬)」:ファンドによって異なります。・ご換金時にお客様に直接ご負担いただく主な費用「信託財産留保額」「換金手数料」:ファンドによって異なります。買付・換金手数料、ファンドの管理費用(含む信託報酬)、信託財産留保額以外にお客様にご負担いただく「その他の費用・手数料等」には、信託財産にかかる監査報酬、信託財産にかかる租税、信託事務の処理に関する諸費用、組入有価証券の売買委託手数料、外貨建資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息等がありますが、詳細につきましては「目論見書」で必ずご確認いただきますようお願いいたします。また、「その他の費用・手数料等」については、資産規模や運用状況によって変動したり、保有期間によって異なったりしますので、事前に料率や上限額を表示することはできません。各商品のお取引にあたっては、当該商品の目論見書をお渡ししますので必ず内容をご確認のうえ、ご自身でご判断ください。※外国株式等の取引にかかるリスク・費用<リスク>外国株式等は、株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等、上場投資証券(ETN)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。<費用>外国株式等の場合は約定代金に対して所属金融商品取引業者等および適用を受ける手数料コースごとに異なる割合の売買委託手数料をご負担いただく場合があります。(手数料等の具体的上限額および計算方法の概要は所属金融商品取引業者等および適用を受ける手数料コースごとに異なるため、こちらには表示できません。詳しくは弊社までお問い合わせください。)詳しくは所属金融商品取引業者等および適用を受ける手数料コースごとの上場有価証券等に関する説明書(契約締結前交付書面)でご確認ください。※株式等の取引にかかるリスク・費用について<リスク>株式等は株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等、上場投資証券(ETN)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等、ライツは転換後の価格や評価額の変動等により、損失が生じるおそれがあります。※ライツは上場および行使期間に定めがあり、当該期間内に行使しない場合には、投資金額を全額失うことがあります。<費用>株式等へのご投資には、株式等に所定の手数料等(例えば、国内の金融商品取引所に上場する株式(売買単位未満株式を除く)の場合は約定代金に対して所属金融商品取引業者および適用を受ける手数料コースごとに異なる割合の売買委託手数料)をご負担いただく場合があります。(手数料等の具体的上限額および計算方法の概要は所属金融商品取引業者等および適用を受ける手数料コースごとに異なるため、こちらには表示できません。詳しくは弊社までお問い合わせください。)詳しくは所属金融商品取引業者等および適用を受ける手数料コースごとの上場有価証券等に関する説明書(契約締結前交付書面)でご確認ください。

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「ナスダック」という言葉、ニュースでよく聞きますよね?でも、「結局どんな市場なの?」「S&P500や他の指数と何が違うの?」と思っていませんか?ナスダックは、世界中の革新的な企業が集まる株式市場として、今、世界中の投資家から大注目されています。この記事では、ナスダックの基本から、市場を代表する2つの指数「ナスダック総合指数」と「ナスダック100指数」の違いまで、初心者の方にも分かりやすく解説します。ぜひ参考にしてください。米国のナスダックとは、全米証券業協会が管理・運営する1971年に開設された世界初の電子株式取引所です。世界最大の新興企業向けの株式市場であり、時価総額でニューヨーク証券取引所(NYSE)と並ぶ規模を誇ります。ナスダックに上場している企業では、Microsoft社やApple社などが有名です。日本に関連する会社では2019年にくら寿司株式会社の100%子会社であるKura Sushi USA,Incが上場し話題となりました。ニューヨーク証券取引所は1792年に設立されました。現在取引所を運営するのは、インターコンチネンタル取引所という取引所運営会社です。ニューヨーク証券取引所は時価総額が世界最大であり、厳しい上場審査基準があることでもよく知られています。(※2024年9月時点)ナスダックとの大きな違いは、上場している企業の種類です。ナスダックには、株式公開後の年数が浅い企業が多く、業界のパイオニアであったり、カルチャーアイコンともいえる企業も多数上場しています。それと比べ、ニューヨーク証券取引所に上場している企業には、Walmart社やCoca-Cola社などの有名企業があります。日本に関連する会社では、トヨタ自動車やソニーグループなどが上場しています。出典 Statista Research Department |Largest stock exchange operators worldwide as of September 2024, by market capitalization of listed companies(in trillion U.S. dollars)ナスダックの指数は2種類あります。詳しく説明していきましょう。ナスダック市場に上場する約2,500社の銘柄で構成されています。算出は1971年2月5日からで、当時の水準を100として時価総額加重方式で算出されています。2004年1月1日以前に他の米国市場に上場していないことが、構成銘柄の条件となります。全ての銘柄で構成されているため、ナスダック市場全体の動向を幅広く反映しています。ナスダック100指数は、ナスダックに上場する企業の中で金融業を除いて、その中から時価総額の大きな上位100銘柄を抜き出して構成されています。構成銘柄は毎年12月に見直されており、常に最新の成長企業の動向を反映しています。ナスダックの上位100銘柄には、IT企業を始めとした成長著しい企業が多数含まれているため、成長性の高いセクターの動向を反映しています。この100社でナスダック全市場の時価総額の8割(※2023年10月末時点)を占めます。対照表 株式会社Fan作成S&P500の組み入れ銘柄として採用されるには時価総額が82億ドル以上、浮動株(市場で売買されている株)の時価総額が41億ドル以上でなければならない、直近4半期連続で黒字を維持しているなど、複数の条件を満たす必要があります。ナスダック(NASDAQ)にはキャピタルマーケット・グローバルマーケット・グローバルセレクトマーケットの3つの市場が存在します。3つの市場の上場要件はそれぞれ異なりますが、ニューヨーク証券取引所と比較するとハードルは相対的に低い傾向にあります。ナスダック100指数の採用対象は、米国外の企業でも対象となります。資本・時価総額・利益・キャッシュフローなどの基準のうちどれか一つを満たせば、赤字企業であっても採用対象となります。成長中の企業にありがちな、積極的な投資によって赤字を負っていたとしても採用となる可能性があるのです。NYダウとは、ダウ・ジョーンズ工業株価平均のことで、こちらもS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出・公表している米国の株式市場の代表的な株価指数です。「工業株」とありますが、幅広い業種で構成されているのが特徴です。NYダウの構成銘柄は、ニューヨーク証券取引所やナスダック(NASDAQ)に上場している米国企業の普通株式等30銘柄です。企業の成長性、投資家の関心度等を基準に業種のバランスに配慮し選定されています。ナスダック総合指数、ナスダック100指数、S&P500は、時価総額加重平均方式で指数が計算されており、時価総額の大きさに合わせて銘柄ごとのウェイトが異なります。そのため、時価総額の大きな銘柄の値動きの影響を受けやすい傾向にあります。NYダウは30銘柄の平均株価をベースに計算されているため、株価が高い銘柄の影響を受けやすいという傾向があります。ナスダック市場の構成銘柄に投資を検討している投資初心者の方へおすすめしたいのは、以下の3つの方法です。投資信託であれば、取引する金融機関にもよりますが、最低買付単位100円〜買付が可能です。また、積立投資も可能で複利の効果が期待できます。米国の株式が投資対象ですが、「日本円」で購入できます。ETFは、投資にかかるコストが投資信託と比較して低い傾向にあります。また、リアルタイムでの取引が可能です。株式市場は刻一刻と変化します。大きく上昇しているタイミングで売却することができる点がメリットです。しかし、金融商品を売却する際には注意が必要です。値下がりに動揺して売却した後、価格が元に戻ることもあります。ETFは分配金が自動的に再投資されない点もおさえておきましょう。受け取った分配金をそのままにしていた場合、複利の効果が得られない点がデメリットです。ハイテク株とは、最新のテクノロジーを持つ企業の株式を指します。IT、半導体、通信、バイオテクノロジーなど、様々な業種が含まれます。ナスダック100指数は、現時点ではハイテク企業を中心に構成された株価指数といえるでしょう。そのため、金利変動や金融規制といった金融市場全体を動かす要因よりも、技術革新や消費者のIT製品に対する需要といった、ハイテク業界特有の要因に大きく左右される傾向があります。一方で、S&P500やNYダウなどの指数は、様々な業種の企業で構成されており、金融セクターも大きなウェイトを占めています。金融業は、金利差で収益を上げるビジネスモデルのため、金利変動に非常に敏感です。また、金融規制の強化や緩和といった政策変更も、金融業の業績に大きな影響を与えるため、これらの指数は、ナスダック100指数とは異なる動きを示すことがあります。ナスダック市場には多くのハイテク株が上場しています。群を抜くシェアと独創的な技術で知られている以下の7社は「マグニフィセント・セブン」と呼ばれ、圧倒的な存在感を生み出しています。2025年1月現在、この7社だけで日本の代表的な株価指数であるTOPIX(東証株価指数)の時価総額を上回る規模です。参考 JPX 日本取引所グループ 基準時価総額・銘柄参考 ナスダック ナスダック100指数の引用ハイテク株は値動きが比較的荒く、その動向は常に注目を集めています。技術革新が非常に早く、新しい製品やサービスが次々と登場します。このため、企業の業績は技術の優位性や市場への浸透度によって大きく左右され、株価もそれに連動して変動しやすくなります。また、ハイテク業界は競争が非常に激しく、新たな競合企業が常に参入してきます。市場シェアの奪い合いが激化し、企業の業績が大きく変動する要因となります。景気の影響を受けやすく、景気後退時には需要が減少し、企業の業績が悪化しやすい傾向があります。さらに、規制緩和などの政策変更は、ハイテク企業の業績に大きな影響を与えることがあるため、注意が必要です。ハーバードビジネススクールのClayton M. Christensenの著書「イノベーションのジレンマ」において提唱した概念に「破壊的イノベーション」というものがあります。技術革新や独創的なアイディアを用いて、既存のシェアを塗り替え、業界の構造を根底から覆すほどの革新的なイノベーションを起こすことを意味します。顧客満足のために行う「持続的イノベーション」は、既存の製品や技術をブラッシュアップしていくという性質のものですが、この方法を追求しすぎることで、他社が革新的なイノベーションを起こした場合に、急激な業績の悪化を招いてしまうことがあります。大企業は既存事業の安定的な収益確保を優先するため、リスクの高い破壊的技術への投資は、株主からのプレッシャーや内部の抵抗に直面しやすく、なかなか実行に移せないことが多い傾向があります。一方、ナスダックに上場している企業は、比較的歴史の浅く、まだ規模が小さい企業も多く、既存のビジネスモデルに縛られていないため、破壊的技術への投資を機に急成長を遂げることが期待できます。最後に、この記事のポイントをもう一度確認しましょう。米国株式への投資に興味を持った方は、ぜひ一度投資信託相談プラザのIFAにご相談ください。お客様のリスク許容度に応じた投資法をご提案させていただきます。※投資信託の取引にかかるリスク・費用について<リスク>投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、申込手数料等の費用が異なり、多岐にわたりますので、詳細につきましては、それぞれの投資信託の「目論見書」「目論見書補完書面」を必ずご覧ください。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。・主な投資対象が国内株式組み入れた株式の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。・主な投資対象が円建て公社債金利の変動等による組み入れ債券の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。・主な投資対象が株式・一般債にわたっており、かつ、円建て・外貨建ての両方にわたっているもの組み入れた株式や債券の値動き、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。<費用>投資信託へのご投資には、所属金融商品取引業者等およびファンドごとに設定された販売手数料および信託報酬等の諸経費等をご負担いただく場合があります。(手数料等の具体的上限額および計算方法の概要は所属金融商品取引業者等およびファンドごとに異なるため本書面では表示することができません。)・お買付時にお客様に直接ご負担いただく主な費用「買付手数料」:所属金融商品取引業者等、ファンドによって異なります。・保有期間中に間接的にご負担いただく主な費用「ファンドの管理費用(含む信託報酬)」:ファンドによって異なります。・ご換金時にお客様に直接ご負担いただく主な費用「信託財産留保額」「換金手数料」:ファンドによって異なります。買付・換金手数料、ファンドの管理費用(含む信託報酬)、信託財産留保額以外にお客様にご負担いただく「その他の費用・手数料等」には、信託財産にかかる監査報酬、信託財産にかかる租税、信託事務の処理に関する諸費用、組入有価証券の売買委託手数料、外貨建資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息等がありますが、詳細につきましては「目論見書」で必ずご確認いただきますようお願いいたします。また、「その他の費用・手数料等」については、資産規模や運用状況によって変動したり、保有期間によって異なったりしますので、事前に料率や上限額を表示することはできません。各商品のお取引にあたっては、当該商品の目論見書をお渡ししますので必ず内容をご確認のうえ、ご自身でご判断ください。

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このコラムの執筆者

小須田 徹

株式会社Fan IFA

プライマリー・プライベートバンカー(日本証券アナリスト協会認定) 関西学院大学卒。政府系金融機関勤務を経てIFAに転身。東京本店に在籍。日本人の金融リテラシー向上に寄与すべく活動中。投資初心者の若い世代から退職世代の方まで、幅広い年齢層のお客様の金融コンサルティングを行う。

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