資産運用の勉強法を徹底解説!知識ゼロから始める資産形成

資産運用の勉強法を徹底解説!知識ゼロから始める資産形成

資産運用

この記事のポイント

  • なぜ資産運用の勉強が必要か:低金利やインフレから資産の価値を守るため
  • ①目的設定 → ②基本原則の理解 → ③商品理解 → ④制度活用 → ⑤少額実践 の流れで勉強を進めよう
  • 勉強の方法:本、Web、資格、セミナーなど自分に合った方法を選ぶ

「将来のために資産運用を始めたいけど、何から勉強すればいいか分からない…」
「本やネットを見ても情報が多すぎて、頭に入ってこない…」

将来のお金に対する漠然とした不安から資産運用の必要性を感じつつも、知識不足から一歩を踏み出せずにいる方は非常に多いのではないでしょうか。

しかし、ご安心ください。正しい順序でステップを踏んでいくことによって、誰でも無理なく学んでいくことができます。

この記事では、IFA(独立系ファイナンシャル・アドバイザー)の視点から、資産運用の勉強を始めたいと考えているあなたのために、以下の点を分かりやすく解説します。

  • なぜ今、資産運用の勉強が必要なのか
  • 初心者が陥りがちな勉強の落とし穴
  • 知識ゼロから始めるための具体的な5ステップ・ロードマップ
  • あなたに合った勉強法の選び方

この記事を最後まで読めば、資産運用の全体像が明確になり、「まず何をすべきか」が具体的にわかります。ぜひ、 資産運用への第一歩を一緒に踏み出しましょう。

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なぜ今、多くの人が資産運用の勉強を始めているのか?

近年、「資産運用」という言葉を耳にする機会が急激に増えました。なぜ今、これほどまでに資産運用の必要性が叫ばれているのでしょうか。その背景には、私たちの生活に直結する3つの経済的な変化があります。

理由1:銀行預金だけではお金が増えない「低金利時代」

かつて日本の銀行預金の金利は高く、郵便局にお金を預けておくだけで、10年で倍になる時代もありました。しかし、現在の超低金利時代では、大手銀行の普通預金金利は年0.2%程度。100万円を1年間預けても、利息はわずか2,000円(税引前)です。

出典:円預金金利 | 三菱UFJ銀行(2025年8月8日時点)

これでは、いくら地道に貯金をしても、お金そのものが増えることはあまり期待できません。自分の資産を自分で育てていく必要性が高まっているのです。

理由2:お金の価値が下がる「インフレ」への備え

インフレ(インフレーション)とは、モノやサービスの値段が上がり、相対的にお金の価値が下がることです。例えば、今まで100円で買えていたジュースが120円に値上がりした場合、同じ100円で買えるものが少なくなってしまうため、お金の価値は実質的に目減りしてしまいます。

総務省統計局が発表する消費者物価指数を見ると、近年、私たちの身の回りのモノやサービスの価格が上昇傾向にあることがわかります。

参考:総務省統計局「2020年基準 消費者物価指数 全国 2025年(令和7年)7月分

預金金利がインフレ率を下回っている場合、銀行に預けているお金は、数字の上では減っていなくても、実質的な価値はどんどん下がっていってしまうのです。このインフレから資産価値を守るためにも、資産運用は有効な手段となります。

理由3:国も後押しする「貯蓄から投資へ」の流れ

こうした社会情勢の変化を受け、政府も国民の安定的な資産形成を後押しするために「貯蓄から投資へ」というスローガンを掲げています。その代表的な施策が、2024年1月から新しくなったNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)です。

NISAは、個人の資産運用を税制面で優遇する制度であり、国が「国民一人ひとりが、自分自身で資産形成に取り組むことを期待している」というメッセージの表れとも言えます。

参考:金融庁「NISA特設ウェブサイト

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【要注意】初心者が勉強で陥りがちな3つの落とし穴

資産運用の勉強を始めようという意欲は素晴らしいですが、やる気を空回りさせないためにも、初心者が陥りがちな失敗パターンを知っておきましょう。

落とし穴1:いきなり個別株やFXなど価格変動が大きいものに手を出す

FXは、少ない資金で大きな取引ができる「レバレッジ」があることや、為替相場の予測が難しいこと、為替相場に影響を与える要因が多岐にわたることなどの理由から、また、株式は企業固有の要因、市況等により、投資元本を下回り、大きな損失を被るリスクがあります。

まずは、よりリスクを抑えやすい商品から始めるのが賢明です。

落とし穴2:SNSやネットの情報を鵜呑みにしてしまう

SNS上には「絶対に儲かる」「この銘柄がおすすめ」といった魅力的な情報が溢れています。

しかし、その中には根拠のない情報や、詐欺的な勧誘も少なくありません。誰が発信しているのか分からない情報を鵜呑みにするのではなく、公的機関や信頼できる金融機関の発信する情報をもとに、自分で判断する力を養うことが重要です。

落とし穴3:目的や目標がないまま始めてしまう

「なんとなく不安だから」というだけで資産運用を始めると、価格が少し下がっただけで不安になって売ってしまったり、逆に少し利益が出ただけですぐにやめてしまったりと、長期的な視点での運用が難しくなります。

「何のために(目的)、いつまでに(期間)、いくら増やしたいのか(目標額)」というゴールを定めることで、取るべきリスクや選ぶべき商品が明確になり、一貫した運用が可能になります。

知識ゼロから始める!資産運用の勉強5ステップ・ロードマップ

では、具体的に何からどのように勉強を進めればよいのでしょうか。ここでは、初心者の方が着実に知識を身につけるための5つのステップをご紹介します。

ステップ1:【目的の明確化】なぜ資産運用をするのかを考える

最初のステップは、あなた自身の「資産運用の目的」を明確にすることです。

  • 老後資金:65歳までに2,000万円を準備したい
  • 教育資金:15年後に子供の大学費用として500万円を用意したい
  • 住宅購入:10年後に頭金として300万円を作りたい

このように目的を具体的にすることで、必要な利回りや許容できるリスクの度合いが見えてきます。このステップが、あなたの資産運用における羅針盤となります。

ステップ2:【基本原則の理解】「長期・積立・分散投資」を学ぶ

資産運用の世界には、リスクを抑えながら安定的な成果を目指すための基本原則があります。それが「長期・積立・分散」の3つです。

  • 長期投資:短期的な価格の変動に一喜一憂せず、長い時間をかけて資産が成長するのを待つ考え方。
  • 積立投資:毎月1万円など、決まった金額を定期的に買い続ける方法。価格が高いときには少なく、安いときには多く買うことができるため、平均購入単価を抑える効果(ドルコスト平均法)が期待できます。
  • 分散投資:一つの商品に集中投資するのではなく、値動きの異なる複数の資産(国・地域、資産の種類など)に分けて投資すること。これにより、一つの資産が値下がりしても、他の資産でカバーできる可能性が高まります。

この3つの原則は、特に投資初心者にとって非常に重要な考え方です。

ステップ3:【金融商品の把握】主な投資の種類と特徴を知る

世の中には様々な金融商品がありますが、まずは代表的なものの特徴をざっくりと理解しましょう。

金融商品特徴リスク・リターン
債券国や企業がお金を借りるために発行する有価証券。償還まで保有すれば、定期的に利子を受け取り、償還日には元本が戻ってくる。(発行体の信用リスクはあります)ローリスク・ローリターン
投資信託投資家から集めた資金を専門家(ファンドマネージャー)が国内外の株式や債券などに分散投資してくれる商品。初心者でも少額から比較的容易に始められるのが魅力。ミドルリスク・ミドルリターン
不動産(REIT)多くの投資家から集めた資金で不動産を購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する商品。少額から不動産投資ができる。ミドルリスク・ミドルリターン
株式企業が発行する株式を買い、株主になること。株価の値上がり益(キャピタルゲイン)や配当金(インカムゲイン)が期待できる。ハイリスク・ハイリターン

初心者は、まず投資信託から始めるのがおすすめです。

投資信託には株式や債券、不動産などを組み合わせて作っているパッケージ商品もあるため自然と分散投資ができ、リスクの軽減につながります。また、少額から始められるため、資産運用の第一歩として検討する良い選択肢と言えるでしょう。

ステップ4:【資産形成におすすめな制度の活用】NISAとiDeCoを理解する

資産運用を行う上で、ぜひ活用したいのが税金が優遇される制度です。代表的なものが「NISA」と「iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)」です。

  • NISA:2つの投資枠合計で、年間最大360万円までの投資で得られた利益が非課税になる制度。いつでも引き出し可能で自由度が高い。
  • iDeCo:原則60歳まで引き出せない私的年金制度。掛金が全額所得控除の対象になり、運用益も非課税になるなど、税制優遇が非常に大きい。

これらの制度をうまく活用することで、より効率的に資産を増やすことが可能になります。まずはNISAから理解を深めていくのがよいでしょう。

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NISA制度とは?メリット・デメリットや旧NISAとの変更点を解説

「令和5年度税制改正大綱」にNISAの大幅な拡充が盛り込まれ、2024年1月よりNISA制度は生まれ変わりました。金融庁から発表されている内容を見る限り、様々な運用ニーズに応じることができるよう、大幅に改良されているといっていいでしょう。効率的に資産を増やすために、このパワーアップしたNISAの有効活用は欠かせなくなりそうです。本記事ではNISA制度の変更点やメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。NISAの上手な活用は、資産形成の大きな後押しになるでしょう。本記事でNISAの概要を把握したうえで、正しく理解できているか不安であれば、無料セミナーや無料相談等も利用しながら、どのように投資をするか考えてみるのもいいかもしれません。出典:財務省 令和5年度税制改正の大綱※本記事に書かれているNISAの内容については今後も変更される可能性もあります。そのため、最新の情報は金融庁のサイトから確認しましょう。旧NISA制度は、一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISAの3種類で、それぞれ、非課税期間や金額など、条件や特徴が異なっていました。この3種類のNISAは2023年末をもって、口座開設及び買付ができなくなりました。そして、2024年1月からは投資可能期間の恒久化、年間投資可能枠の拡大など、拡充された新制度にて、非課税投資ができるようになりました。2024年1月から始まったNISAはつみたて投資枠・成長投資枠の利用枠から成り立っていて、併用が可能です。前者がつみたてNISA、後者が一般NISAを継承した制度となっていて、それぞれパワーアップさせ、かつ併用できるようになったとイメージすると、理解しやすいかもしれません。下記のNISA制度の特徴をまとめた表をもとに、主な変更点を説明していきます。出典:金融庁「新しいNISA」をもとに株式会社Fanが作成旧NISAの年間投資枠は、一般NISAが最大120万円/年、つみたてNISAが最大40万円/年となっていて、併用ができませんでした。2024年1月からのNISAでは、つみたてNISAと同様の制度である「つみたて投資枠」で最大120万円/年、一般NISAと同様の「成長投資枠」で最大240万円/年となっており、2つの利用枠を併用できるため、最大360万円まで投資可能となります。非課税保有期間は旧制度の一般NISAで5年、つみたてNISAで20年でしたが、非課税で保有できる期限がなくなったため、何年経っても運用益に税金がかかりません。運用益が大きくなるほど、この約20%の税金が掛からないインパクトは大きくなります。非課税で保有できる金額も増えました。旧制度の一般NISAでは同時に非課税で運用できる金額は最大600万円(120万円×5年)、つみたてNISAでは最大800万円(40万円×20年)でした。一方で、2024年1月からのNISAでは最大1800万円(うち1200万円は成長投資枠)が非課税保有限度額です。年間投資枠限度の360万円を5年間投資すれば、非課税保有限度額の上限に達します。口座開設期間が恒久化となり、2024年以降、いつでも口座開設が可能です。成長投資枠では「上場株式・投資信託等」が対象商品となっています。ただ、①整理・管理銘柄、②信託期間20年未満、高レバレッジ型及び毎月分配型の投資信託等が除外となっています。②は旧制度の一般NISAでは投資可能でしたが、2024年1月からのNISAでは長期運用には不向きと判断され、除外されています。つみたて投資枠では、「積立・分散投資に適した一定の投資信託」が投資対象商品となっています。旧つみたてNISA対象商品と同様のラインナップになっています。参考:金融庁 「NISAとは?」NISAのデメリットとして挙げられるのは次の3つです。デメリットについては、旧NISAと大差がないですが、懸念事項も増えています。損益通算とは一年分の利益と損失を相殺し、税金を減らすことです。通常、上場株式の投資では配当や値上がり益などで得た利益に対して約20%の税金がかかりますが、他の取引で損失が出た場合は相殺されます。一般口座や特定口座で使えるこの損益通算の仕組みが使えないことがデメリットです。NISAでは、利益確定時に通常かかる約20%の税金を支払っていないので、相殺しようがありません。これは旧NISAでも同様のデメリットがありました。NISA口座内だけでなく、一般口座や特定口座で利益が出ていても、NISA口座で出した損失と相殺できない点も併せて注意しましょう。2024年1月からのNISAでは投資期間や非課税保有期間の縛りが無くなったために、投資対象の選定が甘くなることが懸念されます。旧NISAでは投資可能な期間や非課税保有の期間が定められていたために、その範囲内で利益が出る商品を選ぶ必要がありました。旧制度の一般NISAでは年間投資枠が120万円まで、つみたてNISAでは年間投資枠が40万円までという制限に加えて、売却したら非課税で投資できる枠は戻りません。旧制度の場合、NISAの効果を最大化したいならば、投資商品を安易に選んだり、すぐ売却したりすることが選択しづらい環境であったともいえるでしょう。年間投資額が360万円、非課税保有限度額が1800万円と大きくなり、売却すると、年間投資枠が復活するために、商品を吟味せず気軽に投資商品を選ぶ人が増えそうです。銘柄選定が甘くなれば損失が出る可能性は高くなるといえます。また、本来であれば損切りすべき銘柄も、非課税保有期間の制限もないため、そのまま塩漬けにしてしまう懸念もあります。年間投資枠や非課税保有限度額が大きく増えたことはメリットですが、短期間で利益を得ようとして、回転売買が行われる可能性がデメリットとしてあげられます。回転売買とは、金融商品を短い期間で売買する行為を指します。旧NISAは投資している商品を売却しても非課税投資枠は戻らないため、売却の判断は慎重にならざるを得ませんでした。しかし、非課税枠の再利用が認められ、年間投資枠に余力があるなら、あまり気にせずに売買を繰り返すことも考えられるでしょう。株価が下がったら買って、上がったら売るといった短期間での回転売買を非課税で行えるのが実態です。そもそもNISAは家計の安定的な資産形成の支援を目的に導入されたという経緯もあり、回転売買は本旨から外れているといえます。また、売買の数に応じて手数料が入るという構造上、証券会社が積極的な売買を推奨する可能性もあります。非課税枠を気にせずに売買できるのはメリットですが、不必要な売買をしないよう注意しましょう。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店2024年1月からのNISAは年間投資枠や非課税保有額など様々な面で大きく拡充されています。では、NISAを利用するうえで、特に大きいメリットを以下の3点に絞って解説していきます。それぞれ、内容を確認していきましょう。大きなメリットとして、旧NISAと比べて年間投資枠・非課税保有限度額の増額によって資産形成がより効率的になったことが挙げられます。投資額の大きさは資産形成のスピードに直結するため、まとまった金額を準備できる人は、魅力的に感じるでしょう。旧NISA制度では、限度額が小さいため、超過した金額は、特定口座(課税される口座)で運用しなければなりませんでした。長期で投資をする場合、資産額も雪だるま式に大きくなるために約20%の税金も軽視できない金額になるでしょう。例えば、10万円/月を15年間積み立てた場合にどの程度差が出るのかを以下の2パターンで比較してみましょう。年利5%で運用したと仮定すると15年後の金額はどちらも約2673万円(元本1800万円)になります。①のパターンでは特定口座で運用した部分に約20%の税金がかかります。税金を20%として計算すると、約116万円になるので実際手元に入る金額は、約2557万円となります。一方、②のパターンでは年間投資枠・非課税保有限度額の範囲内であるため、課税されずに約2673万円がそのまま手元に入ります。運用元本、投資する商品が同じでもNISA制度を活用すると、たった15年間の運用でも手元に残る金額が100万円以上変わることがこのシミュレーションから読み取れます。運用期間を20年、30年と長くすると更に大きな差になっていくでしょう。売却して空いた非課税保有限度額を翌年以降再利用できる点は、幅広い年代にとって大きなメリットになるでしょう。旧NISAも好きなタイミングで売却し、現金化できましたが、使用した投資枠の再利用はできませんでした。そのため、非課税枠の消滅をもったいなく思い、売却に躊躇した人も少なくないと想像できます。しかし2024年1月からのNISAでは非課税保有限度額の1800万円の範囲内で取り崩した投資枠が再利用できます。ただし、年間投資枠の360万円は超過できない点には注意してください。20~30代の子どもがいる世帯などにとっては、マイホーム、マイカーなど、まとまったお金が必要になるシーンも多いのでありがたく感じる人も多いのではないでしょうか。現金化しても、その分の非課税投資枠が復活するNISAは使い勝手がいいと感じるでしょう。例えば、NISAで200万円を投資して、150万円を取り崩すと、残りの投資枠はとなります。※説明を簡単にするため、この事例では値上がりや値下がりを考慮していません。旧NISAで制限のあった非課税保有期間が無期限になりました。これは長期的な投資において、資産額が拡大するほど節税インパクトは大きくなり、計り知れないほど大きなメリットになります。簡易的なシミュレーションでNISAの効果がどのようなものなのか確認してみましょう。仮にNISAで5万円/月を30年間積み立て(総額1800万円)で運用した場合をみてみましょう。以下の条件にて特定口座で運用した場合と比べてみましょう。【条件】 この条件で試算すると、積立を始めてから30年後に41,612,932円です。NISAでは年間投資枠(360万円/年)、非課税保有限度額(1800万円)の範囲内であるため、運用益は非課税となります。しかし、特定口座で運用した場合は4,722,586円の税金がかかってしまうのです。【内訳】長期間の運用では、資産が雪だるま式に増えるのと同様に、税金も膨らんでいきます。このシミュレーションからNISAの非課税効果が絶大だと理解できるでしょう。※正確な税率は20.315%ですが、計算をしやすいように20%としています。2024年1月からのNISAは投資期間の恒久化や投資可能金額の増額など、抜本的な拡充がされ、旧NISA制度と比べても大きく改良されました。メリットが大きくなったNISAを上手に活用できるかが、今後の資産形成においては鍵になるでしょう。NISAの制度変更によって、最もメリットを受けられるのは「投資を長く続ける人」です。できるだけ早く投資を始めて、長く継続する人がNISAの恩恵を享受できるでしょう。もちろん投資である以上、必ず利益を上げられるとは限りません。ただし、間違った投資手法をせずに、長期的な目線でNISAを活用できれば、資産形成の成功確率を高められるでしょう。家族形態や今後の描いているライフプランなど、その方が置かれている状況によっても、投資のスタンスは変わります。NISAの概要については把握でき、活用すべきだということが分かっても、実際にどのような投資戦略をとるべきか迷う人も多いかもしれません。そのような悩みを抱えている人におすすめなのは、セミナーや無料相談に参加して、生の声を聞いてみることです。投資信託相談プラザでは、東京・大阪をはじめ、全国で資産運用・投資信託セミナーを開催しています。オンラインでの参加も可能です。スマホやPCがあれば、自宅等から視聴できます。また、自分の状況に合わせて話を聞きたいなら、無料個別相談がいいでしょう。NISAの賢い利用法だけではなく、個別の家計状況に合わせた資産運用に加えて保険や家計の相談できるので、長期的な資産形成の心強い味方になります。投資は早く始めた方が複利の力が働くために将来的なリターンは大きくなる傾向にあります。NISAについては報道が増え、注目も高まっているため、多くのお問い合わせが弊社にも寄せられています。ぜひ、この機会に「投資の第一歩」を踏み出すお手伝いをさせて頂ければと思います。お気軽にご相談ください。※NISAのご注意事項・配当金等は口座開設をした金融機関等経由で交付されないものは非課税となりません。NISA口座で国内上場株式等の配当金を非課税で受け取るためには、配当金の受領方法を「株式数比例配分方式」に事前にご登録いただく必要があります。・同一年において1人1口座(1金融機関)しか開設できません。・NISAで購入できる商品は金融商品取引業者が指定する商品に限られます。・年間投資枠と非課税保有限度額が設定されます。・損失は税務上ないものとされます。・出国により非居住者に該当する場合、NISA口座で上場株式等の管理を行うことはできません。・つみたて投資枠では積立による定期・継続的な買付しかできません。・その他、NISAに関するご注意事項、並びに2023年までの一般NISA 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NISAとiDeCo、どっちを始めるべき?

NISAとiDeCo(個人型確定拠出年金)は、どちらも非課税のメリットを生かしながら将来の資産形成を行うことができる国の制度ですが、どちらを始めたらいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか?結論からお伝えすると、NISAとiDeCoは「投資目的に応じて使い分ける」ことが重要です。この記事では、これからNISAやiDeCoを活用して積立投資を始めたいと考えている方に向けて、をお伝えします。NISAとは、一定の投資信託・株式等に投資をして得られた運用益が非課税になる制度です。一般的に、資産運用で得た利益に対しては20.315%の税金がかかります。NISA口座では、毎年一定金額の範囲内で購入した商品の運用益には税金がかからないことがメリットです。NISA制度の中でも「つみたて投資枠」を活用した場合は、長期・積立・分散投資に適した投資信託を毎月一定の金額を拠出し購入することができます。一方、iDeCo(個人型確定拠出年金)は、税制優遇を受けながら個人で運用する私的年金制度です。積み立てた掛金と運用益の合計額を、将来年金として受け取ることができます。公的年金制度は国民全員が必ず加入しますが、iDeCoへの加入は任意で、公的年金の不足分を補うために活用します。ここで大切なポイントは、NISAとiDeCoは併用することが可能なことです。iDeCoは原則60歳まで資金を引き出すことができません。そのため、たとえば「現在30代で、今後10数年間で必要になる子供の教育資金を用意したい」と考えている方がiDeCoを優先してしまうと、資金が必要な時に引き出すことができない、という事態になりかねません。したがって、NISA・iDeCoの違いと両者の特徴をしっかり押さえて、上手に使い分ける必要があります。ここからは、2つの制度の違いとそれぞれの特徴を説明します。※1 ①整理・監理銘柄②信託期間20年未満、毎月分配型の投資信託及びデリバティブ取引を用いた一定の投資信託等を除外※2 金融機関によって異なる出典:iDeCo公式サイト を参考に株式会社Fan編集出典:SBI証券のiDeCo SBI証券 を参考に株式会社Fan編集出典:確定拠出年金(iDeCo) 楽天証券 を参考に株式会社Fan編集株式投資や債券投資を始めるには、大体のケースで、初期投資に大きな資金が必要になります。一方、NISA制度のつみたて投資枠で購入できる投資信託は、最低100円から投資可能です。したがって、「今すぐにまとまった資金は用意できないけれど、少しずつ資産運用を始めたい」という方も、つみたて投資枠を利用することで少額から投資を始めることができます。つみたて投資枠では、年間120万円まで一定の投資信託を積立購入することができます。NISA口座では、運用益に対しては課税されません。つみたて投資枠では、金融庁が「長期・積立・分散投資」に適していると認めた投資信託のみを購入することができます。販売手数料や信託報酬といった手数料を抑えた商品などが厳選されているので、投資初心者の方にもおすすめです。iDeCoの最大の特徴は「節税効果」です。掛金の拠出時、運用時、給付金の受取時の3段階で税制優遇を受けることができます。運用益が非課税になるのはNISAと同様ですが、iDeCoでは毎月の掛金が全額所得控除になり、所得税(当年分)と住民税(翌年分)を軽減できます。例えば、「年収500万円の人が毎月2万円を拠出する」場合、掛金の所得控除により年間4万8千円分が節税になります。「iDeCo公式サイト」の税制優遇シミュレーションで、ご自身の条件を入力して税控除額を計算してみましょう!iDeCoで拠出可能な掛金は、国民年金の加入者の種別や勤務先の企業年金の違いによって限度額が異なります。ご自身の加入資格や拠出限度額を事前に確認しましょう。iDeCoは老後の資産形成を目的とした年金制度であるため、原則として60歳になるまで引き出すことができません。また、60歳から年金を受給するためには、iDeCoに加入していた期間等が10年以上必要なため注意しましょう。上記でみてきたように、iDeCoはNISAより大きな税制メリットを受けることができます。しかし、iDeCoは60歳まで引き出し制限があるため、60歳以前に必要になる資金を貯める手段としては向いていません。したがって、結婚費用や教育費用など、急な支出が発生する可能性がある10代から30代は、NISA制度のつみたて投資枠で投資を優先するのがおすすめです。一方、老後の生活が近づく40代後半からはiDeCoに比重を置き、税制メリットを最大限に活かしましょう。特に自営業の方は、会社員よりも社会保障が手薄なため、早めにiDeCoに加入して将来の年金を確保することをおすすめします。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店NISAとiDeCoは、どちらも税制上のメリットを受けながら資産運用ができる制度ですが、税制優遇・加入条件・運用商品など様々な面で内容が大きく異なります。そのため、ご自身のライフプランに合わせて、上手に使い分け・組み合わせをすることが大切です。まずは、ご自身の投資目的を明確にすることから始めましょう。その上で、60歳以前に資金を引き出したい場合はNISAのつみたて投資枠を選択し、60歳以降に必要な老後資金を貯めたい場合はiDeCoを選択することがおすすめです。もちろん、資金に余裕がある場合は併用するのがおすすめです。NISAやiDeCoなどの制度を利用して投資を始めようとした時、「自分にはどちらの制度が合っているかわからない」「商品選びのポイントを知りたい」という悩みが出てくるのではないでしょうか?そういった時には、一度、金融のプロに相談してみるのはいかがですか?「投資信託相談プラザ」では、セミナーの開催や無料個別相談を行っております。金融機関選びや商品選びに困った際には、ぜひ一度利用してみてください。※NISAのご注意事項・配当金等は口座開設をした金融機関等経由で交付されないものは非課税となりません。NISA口座で国内上場株式等の配当金を非課税で受け取るためには、配当金の受領方法を「株式数比例配分方式」に事前にご登録いただく必要があります。・同一年において1人1口座(1金融機関)しか開設できません。・NISAで購入できる商品は金融商品取引業者が指定する商品に限られます。・年間投資枠と非課税保有限度額が設定されます。・損失は税務上ないものとされます。・出国により非居住者に該当する場合、NISA口座で上場株式等の管理を行うことはできません。・つみたて投資枠では積立による定期・継続的な買付しかできません。・その他、NISAに関するご注意事項、並びに2023年までの一般NISA ・つみたてNISA等に関するご注意事項の詳細は金融商品取引業者のWEBサイトにてご確認ください。※iDeCoのご注意事項・投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。・投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客様が実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。・ご投資にあたっては、商品概要や目論見書(目論見書補完書面)をよくお読みください。・金融商品仲介業者である当社は、お客さま(加入者等)に対して特定の商品への投資について指図を行うこと、または指図を行わないことを勧めるものではありません。・掲載されている各コンテンツは、情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で作成したものではありません。・投資対象、投資機会の選択などの投資に係る最終決定は、お客さまご自身の判断でなさるようにお願いいたします。

NISAとiDeCo、どっちを始めるべき?

「NISAを使って資産運用を始めたい!」そんな方へ

NISA(少額投資非課税制度)のしくみや活用のコツ、実際の活用例などをまとめたハンドブックをご用意しました。
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ステップ5:【実践】まずは「少額」から始めてみる

ある程度の知識が身についたら、最後は実践です。まずは月々5,000円や1万円といった、生活への影響が少ない「少額」から始めてみましょう。

実際に自分のお金で運用してみることで、経済ニュースへの感度が高まったり、値動きを肌で感じたりと、本を読むだけでは得られない多くの学びがあります。

少額投資は、机上の知識を実践的な経験へと変えるための、とても効果的な学習法です。

【方法別】あなたに合った資産運用の勉強法5選

ロードマップが理解できたら、次は具体的な勉強方法です。ここでは5つの方法をご紹介しますので、ご自身のライフスタイルや好みに合わせて組み合わせてみてください。

1. 本で体系的に学ぶ

資産運用の知識を断片的にではなく、体系的に学びたい場合は、本を読むのがよいでしょう。まずは、初心者向けに書かれた広く読まれている本を2〜3冊ほど読んでみることから始めてみましょう。多くの人に読まれている本は、それだけ分かりやすく、資産運用の全体像を掴むのに役立ちます。

【重要】ただし、本の内容の鵜呑みは厳禁です

投資の世界に「唯一の正解」はありません。著者によって考え方や推奨する手法は異なります。一冊の本を信じ込むのではなく、複数の本を読み比べ、異なる視点に触れることが非常に重要です。

そのうえで、自分自身の考え方やリスク許容度に合った方法は何かを吟味し、情報を見極めていく姿勢を持ちましょう。

2. Webサイトや動画で手軽に学ぶ|信頼できる情報源

通勤時間や家事の合間など、スキマ時間を使って手軽に学びたい方には、WebサイトやYouTubeがおすすめです。ただし、情報の信頼性には注意が必要です。

  • 金融庁のWebサイト:NISAやiDeCoの公式情報や、資産形成に関する基本的な資料が豊富です。金融庁 Webサイト
  • 日本証券業協会のウェブサイト:投資の時間」など、初心者向けのコンテンツが充実しています。日本証券業協会 Webサイト
  • 信頼できる金融機関のコラムやYouTubeチャンネル:
    大手証券会社や銀行が発信する情報は、信頼性が高く参考になります。

3. 資格(FPなど)の勉強で知識を深める

より深く、網羅的に知識を身につけたいという意欲のある方は、FP(ファイナンシャル・プランナー)の資格取得を目指すのもよいでしょう。金融、税制、不動産、相続など、お金に関する幅広い知識が身につき、自分自身の資産運用にも大いに役立ちます。

参考:日本FP協会

4. 証券会社の提供する情報・ツールを活用する

ネット証券の口座を開設すると、無料で利用できる学習コンテンツやレポート、資産配分をシミュレーションできるツールなどが数多く提供されています。これらを活用することをおすすめします。口座開設は無料なので、情報収集のために複数の証券会社に口座を持つのも一つの手です。

5. セミナーに参加してプロから直接学ぶ

本やネットでの独学には、どうしても限界があります。 「自分の場合はどうなんだろう?」 「この解釈で合っているのかな?」 といった個別の疑問や不安は、なかなか解消しにくいものです。

そんな時におすすめなのが、資産運用のセミナーに参加してみることです。セミナーでは、金融の専門家から直接、最新の情報を交えながら体系的に学ぶことができます。また、質疑応答の時間を通じて、自分の疑問をその場で解消できるのは大きなメリットです。

「資産運用を体系的に学びたい!」そんな方へ

私たち「投資信託相談プラザ」は、毎月全国各地・オンラインにて資産運用セミナーを開催しています。(参加費無料)
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資産運用の勉強に関するよくある質問(Q&A)

Q1. 勉強にはどれくらいの時間がかかりますか?

A1. 一概には言えませんが、まずは1ヶ月程度を目標に、本を1〜2冊読み、基本的な用語や制度(NISAなど)を理解することから始めてみましょう。大切なのは、完璧を目指すことではなく、学びながら実践し、実践しながら学び続けることです。

Q2. 勉強してからでないと、投資は始められませんか?

A2. いいえ、そんなことはありません。先述の通り、少額から実践してみること自体が勉強になります。基本的な知識(長期・積立・分散、NISA、投資信託)をインプットしたら、月々数千円からでも積立投資を始めてみることを強くおすすめします。

Q3. 独学だけで資産運用を始めても大丈夫ですか?

A3. 独学でも資産運用を始めることは可能です。しかし、金融の世界は情報が常にアップデートされており、一人で全てを正しく理解し続けるのは簡単ではありません。

間違った判断で大切な資産を失うリスクを避けるためにも、時には資産運用アドバイスの専門家の視点を取り入れることが、結果的に成功への近道となる場合があります。

まとめ:正しい知識は、将来の資産を守るための強力な味方

今回は、資産運用の勉強を何から始めるべきか、その具体的なロードマップと勉強法について解説しました。

  • なぜ勉強が必要か:低金利やインフレから資産の価値を守るため
  • 勉強のロードマップ:①目的設定 → ②基本原則 → ③商品理解 → ④制度活用 → ⑤少額実践
  • 勉強の方法:本、Web、資格、セミナーなど自分に合った方法を選ぶ

資産運用の勉強は、過度に難しく考える必要はありません。正しい手順で一歩ずつ進めば、着実に知識は身につきます。そして、身につけた知識は、これからの長い人生において、あなたの大切な資産を守り、育てるための強力な味方となるでしょう。

もし、この記事を読んで「独学だけでは少し不安…」「自分の状況に合ったアドバイスが欲しい」と感じたなら、一度専門家に相談してみるのも有効な選択肢です。

私たち「投資信託相談プラザでは、特定の金融機関に属さない中立的な立場のIFA(独立系ファイナンシャル・アドバイザー)が、初心者の方にも分かりやすく資産運用の基本をお伝えする無料セミナーを定期的に開催しています。全国各地の会場、およびオンラインでのご参加が可能です。

無理な勧誘はいたしませんので、まずは情報収集の場として、お気軽にご参加ください。あなたの資産運用に関する疑問や不安を、専門家が丁寧に解消するお手伝いをいたします。

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このコラムの執筆者

道谷 昌弘

株式会社Fan IFA

AFP(日本FP協会認定) 大学卒業後、大手証券会社に入社。国内営業部門にて法人・個人の資産運用アドバイスを行う。8年間勤めたのち退社し、より中立的なアドバイスができるIFA(独立系投資アドバイザー)に転身。現在は富山を拠点に、全国各地のお客様に幅広くコンサルティングを行いながら、お客様にとって本当に良い商品提案を日々追求している。

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