ゼロクーポン債(割引債)とは?どんな人におすすめ?実例を交えて解説

ゼロクーポン債(割引債)とは?どんな人におすすめ?実例を交えて解説

資産運用

債券は利子の受け取り方で2つのタイプに分けることができます。

  • 利付債・・・発行日から償還日になるまで、定期的に利子が支払われる
  • ゼロクーポン債(割引債)・・・利子がない代わりに、額面金額より割り引いた安い価格で発行され、償還日に額面金額が償還される

本記事では、よく耳にするゼロクーポン債(割引債)の仕組みやメリット・デメリットを、初心者の方にもわかりやすく解説します。これからの資産形成に、ぜひ参考にしてみてください。

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本記事では、利付債の仕組みやメリット・デメリットを詳しく解説します!定年退職や相続、定期預金の満期などまとまった資金が手元に入ったタイミングで、「一括投資をしてみたい」とお考えの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。利付債とは、原則として額面で発行され、償還期日に額面金額が償還される債券で、期間中は利率分だけ利払いされる債券のことです。一般的には半年ごとに年2回の利払いがあります。国内債券の多くは利付債として発行されています。利付債での運用は、定期的なインカムゲインを望む方におすすめです。利付債は、利金の金額が一定である「固定利付債」と、利金の金額が変動する「変動利付債」に分けられます。そのため、今後金利が上昇しそうな局面では、変動利付債の方が利益を上げやすくなります。※債券の利金、売却益、償還差益には原則、税金がかかります。それでは、利付債はどのような方におすすめなのでしょうか?いくつか例を挙げていきましょう。老後の生活に備えるため退職金を運用したいと考えている方には、利付債はおすすめです。利付債から毎年利金収入が得られるため、年金収入と合わせることで安定した生活を送ることができるかもしれません。「老後資金はある程度貯まっているので、趣味にお金も使っていきたい。でも使いすぎが心配。」という方にもおすすめです。毎年入る利金収入の分だけ、趣味の費用として使います。満期まで保有すれば原則として額面は償還されるため、趣味に使うお金を決められた範囲内に抑えることができます。とはいえ、老後資金はいくらあっても不安に感じる人も多いのではないでしょうか?そんな時は、具体的な金額を算出したライフプランシミュレーションを作成してみましょう。実際の金額を算出することで、必要な費用が明確になり、不安が軽減されることがあります。ひとりで作成することが難しいという方には、投資信託相談プラザのIFAがお手伝い致しますので、お気軽にお問い合わせください。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店※投資信託相談プラザは「資産運用の相談窓口」であり、各証券会社の画面の操作方法や事務手続きの受付窓口ではございません。あらかじめご了承ください。今後、よりリスクを抑えたポートフォリオの構成にしたいと考えているなら、株式への投資割合を少なくし、利付債への投資割合を増やすことを検討してみましょう。株式投資の場合、企業の業績によっては配当金が支払われないこともあります。また、株価が値下がりした場合には投資したお金が全額戻ってこない可能性もあります。一方、利付債は、その債券を保有している間、継続的に額面金額に対して利金を受け取ることができます。「年に2回利払い」「何月何日に利払い」というように、利金が確定した日に入ってきます。また、債券には通常満期日があり、その期限が到来すれば額面金額で償還されます。まとまった資金があるとして、利付債と債券型の株式投資信託のどちらに投資したらいいのか迷っている場合、どうしたらいいのか一緒に考えていきましょう。どちらがいいかはその方の投資目的やリスク許容度によって異なります。それぞれのメリット・デメリットを比較し、ご自身の投資目的に合った商品を選びましょう。また、株式や債券などの資産価格は、経済状況によって一般的に以下のように変動します。※これはイメージ図であり、全てのケースに当てはまるものではありません。債券の値動きは、一般的には株式や不動産と反対の動きをするといわれています。複数の資産に分けて投資することによってポートフォリオ全体のリスクを軽減する効果が期待できます。主なリスクとして、信用リスク、価格変動リスク、為替変動リスク(外貨建ての債券の場合)が挙げられます。特に信用リスクとして重要なことは、債券の発行体である企業がデフォルト(債務不履行)に陥った場合には元本・利子の一部または全部が支払われないこともあります。また、債券投資は株式投資と比較するとローリスク・ローリターンの投資方法といえますが、ローリスクであるが故に大きなリターンは期待できません。一般的に金利の上昇局面では、債券価格は下落します。逆に、金利の下降局面では、債券価格は上昇します。金利の上昇局面において、債券を途中で売却するとします。債券価格が下落していた場合、損失が生じるため運用成果に影響を及ぼすこととなります。簡単な例を挙げてみましょう。ただ、個人向け国債の「変動10年」は、市中金利に応じて半年ごとに利率が見直されます。「固定5年」や「固定3年」は金利上昇の恩恵を受けられませんが、「変動10年」は可能です。まず、複数の債券に分散投資するため、単一の債券に投資する場合と比較するとリスクを分散できます。個別の債券では発行体の企業がデフォルト(債務不履行)に陥った場合、元本・利金の不払いが起こることになりますが、様々な銘柄を組み入れている債券型の投資信託であれば、個別のリスクを分散投資によって軽減することが可能です。投資信託は専門家が運用するため、自分で銘柄を選定する手間がかかりませんし、少額から投資できる商品も多く、手軽に始められます。NISA・iDeCoの利用ができる商品もあります。投資信託は、購入時や保有中に手数料等がかかることがあります。商品ごとにその金額は異なるので、購入する際にはどのくらい運用コストがかかるのかチェックしておきましょう。債券に投資しているため、債券投資と同様に信用リスク、価格変動リスク、為替変動リスク(外貨建ての債券の場合)などがあります。上記は必ずしもすべての方に当てはまるものではないですが、安定した利金収入が欲しい場合は、円建て固定利付債がおすすめです。債券型の株式投資信託でも、毎月分配型の商品はありますが、元本の払い戻しに相当する特別分配金である場合もあるため、よく確認しましょう。なお、普通分配金は課税対象となります。債券を売買する場合は、その対価のみを受払するため、手数料はかかりませんが、外貨建て債券を円貨で決済する際には所定の為替手数料がかかります。利付債と投資信託、両方を持つこともおすすめです。以下の例をみていきましょう。※上記は一定の仮説に基づいて作成した簡易計算のシミュレーションであり、手数料及び税金、為替レートの変動、為替スプレッド等は考慮していません。また、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。債券投資を始めたいけれど、商品の選び方のポイントが分からないという方も多いのではないでしょうか。IFAが初心者の方にも分かりやすくお話いたしますので、お気軽にご相談ください。※投資信託の取引にかかるリスク・費用について<リスク>投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、申込手数料等の費用が異なり、多岐にわたりますので、詳細につきましては、それぞれの投資信託の「目論見書」「目論見書補完書面」を必ずご覧ください。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。・主な投資対象が国内株式組み入れた株式の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。・主な投資対象が円建て公社債金利の変動等による組み入れ債券の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。・主な投資対象が株式・一般債にわたっており、かつ、円建て・外貨建ての両方にわたっているもの組み入れた株式や債券の値動き、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。<費用>投資信託へのご投資には、所属金融商品取引業者等およびファンドごとに設定された販売手数料および信託報酬等の諸経費等をご負担いただく場合があります。(手数料等の具体的上限額および計算方法の概要は所属金融商品取引業者等およびファンドごとに異なるため本書面では表示することができません。)・お買付時にお客様に直接ご負担いただく主な費用「買付手数料」:所属金融商品取引業者等、ファンドによって異なります。・保有期間中に間接的にご負担いただく主な費用「ファンドの管理費用(含む信託報酬)」:ファンドによって異なります。・ご換金時にお客様に直接ご負担いただく主な費用「信託財産留保額」「換金手数料」:ファンドによって異なります。買付・換金手数料、ファンドの管理費用(含む信託報酬)、信託財産留保額以外にお客様にご負担いただく「その他の費用・手数料等」には、信託財産にかかる監査報酬、信託財産にかかる租税、信託事務の処理に関する諸費用、組入有価証券の売買委託手数料、外貨建資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息等がありますが、詳細につきましては「目論見書」で必ずご確認いただきますようお願いいたします。また、「その他の費用・手数料等」については、資産規模や運用状況によって変動したり、保有期間によって異なったりしますので、事前に料率や上限額を表示することはできません。各商品のお取引にあたっては、当該商品の目論見書をお渡ししますので必ず内容をご確認のうえ、ご自身でご判断ください。※国内債券の取引にかかるリスク・費用について<リスク>債券は、債券の価格が市場の金利水準の変化に対応して変動するため、償還前に換金すると損失が生じるおそれがあります。また、債券を発行する組織(発行体)が債務返済不能状態に陥った場合、元本や利子の支払いが滞ったり、不能となったりすることがあります。<費用>国内債券を、相対取引によって購入する場合は、購入対価のみお支払いいただきます(委託手数料はかかりません)。※外国債券の取引にかかるリスク・費用について<リスク>債券は、債券の価格が市場の金利水準の変化に対応して変動するため、償還前に換金すると損失が生じるおそれがあります。また、債券を発行する組織(発行体)が債務返済不能状態に陥った場合、元本や利子の支払いが滞ったり、不能となったりすることがあります。外国債券(外貨建て債券)は為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じたり、債券を発行する組織(発行体)が所属する国や地域、取引がおこなわれる通貨を発行している国や地域の政治・経済・社会情勢に大きな影響を受けたりするおそれがあります。<費用>外国債券を購入する場合は、購入対価のみお支払いいただきます(委託手数料はかかりません)。また、売買における売付け適用為替レートと買付け適用為替レートの差(スプレッド)は債券の起債通貨によって異なります。

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ゼロクーポン債(割引債)とは

ゼロクーポン債は、保有期間中の利払いがなく、償還日に額面で償還される債券です。その代わりに、あらかじめ債券価格から利子相当分を割り引いた価格で発行されます。

主に米国やユーロ市場などの海外市場で発行されています。

保有期間中の金利が元本に組み込まれるため複利効果を得やすくなります。

ゼロクーポン債を活用する上でおさえておかなければならないおもな注意点は、以下の3つです。

  1. 償還時の差益に約20%の税金がかかる
  2. 途中で売却すると損をする可能性がある
  3. 償還時に為替相場が円高だと損失が発生するリスクがある

償還時の差益に約20%の税金がかかる

債券の償還差益は「上場株式等にかかる譲渡所得」にあたり、20.315%の税金がかかります。また、値上がり益等について税制優遇を受けられるNISAの対象でもありません。

債券の譲渡益や償還差益は、申告分離課税を選択した場合に上場株式等の損益と通算できます。特定口座で取引している場合は、特定口座内で損益通算されています。一般口座の場合は確定申告をすることで損益通算が可能です。

途中で売却すると損をする可能性がある

途中で売却すると損をする可能性があります。債券の価格は償還時に向けて変動し、最終的には額面の価格に到達します。債券を途中売却する場合、その時の時価で取引されます。タイミングによっては購入価格を下回る可能性があり、そのときに売却すると損失が出ることや、買い手がつかないことがあります。

外貨建て債券の償還時の為替相場に注意

外貨建て債券の償還時の為替相場が購入時より大幅に円高になると、損失が発生するリスクがあります。

外貨建て債券に投資する上で知っておきたいのが、為替の損益分岐点(ブレークイーブンポイント)です。投資した外貨建て債券の売却によって、為替の変動による損益がゼロになる為替レートのことです。

言い換えれば、このレートを下回ると為替で損失が発生し、上回ると為替で利益が出るという分岐点です。

外貨建て債券への投資では、利子も外貨で支払われるため、受取時の為替レートによって円換算後の受取金額が変動します。

一般的に、外貨建て債券は円貨建て債券に比べて高い利回りが期待できるため、購入時よりもある程度円高になったとしても、利子による運用収益が為替差損をカバーできるケースがあります。

また、運用(保有)期間が長ければ長いほど、ブレークイーブンポイントとなる水準は低く(つまり円高に)なります。為替差損が発生した場合でも、すぐに円に換える必要はありません。円安に転じるタイミングを待ってから円に換えるか、別の外貨建て資産に再投資することも可能です。

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ゼロクーポン債の課税方法

  • 利子・・・受け取らないため課税なし
  • 譲渡益(途中売却時の差益)・・・譲渡所得として申告分離課税の対象
  • 償還時の差益・・・譲渡所得として申告分離課税の対象

※上場株式等と損益通算等が可能

ゼロクーポン債は、利子の支払いがなく、償還時に額面金額を受け取ります。このため、利付債のように利子に対しての課税はありません。譲渡時に発生した譲渡益、償還時に発生した償還差益に対して課税されます。それぞれ20.315%です。

源泉徴収ありの特定口座で保有している場合は、特定口座内で損益を計算し、源泉徴収されるため確定申告は不要です。源泉徴収なしの特定口座で保有している場合は、原則として確定申告が必要です。

平成28年1月1日以降に一般口座で管理される割引債が償還を迎える場合、償還金にみなし割引率を乗じて計算された「みなし償還差益」に対して、20.315%が源泉徴収されます。

源泉徴収税額=償還金額×みなし割引率※×20.315%

※みなし割引率:発行日から償還日までの期間が1年以内のもの:0.2%、発行日から償還日までの期間が1年超のもの:25%

なお、平成27年12月31日以前に発行された割引債で、発行時に源泉徴収の対象とされたものについては償還時に源泉徴収は行われません。

出典 国税庁 No.1510 公社債の償還金と税金

ゼロクーポン債がおすすめな人とは

ゼロクーポン債がおすすめな人とは?

  1. 長期間使う予定のない余裕資金の運用先を探している
  2. ローリスク・ローリターンの投資を検討している
  3. 株式を保有している、もしくは購入を検討していてリスク分散を図りたい

このような方には、ゼロクーポン債を使った投資がおすすめです。詳しく解説していきましょう。

余裕資金をローリスク・ローリターンな投資方針で長期運用したい

住宅資金や教育費など、将来まとまった資金が欲しいという場合、大きなリスクを取りたくないという方も多いでしょう。ゼロクーポン債は資金計画が立てやすく、満期時には額面100%で受け取ることができます。

株式とのリスク分散を図りたい

株式とのリスク分散を図りたいという方にもゼロクーポン債はおすすめです。

株式と債券は一般的に経済状況によって反対の動きをします。

株式と債券のイメージ図

イメージ画像 株式会社Fan作成
※これは一般的なイメージ図であり、全ての商品が当てはまるものではありません。

株式はリスクを取っても大きなリターンを得たい方や短期間でのリターンを望む方に向いています。ライフプランに合わせて、うまく分散しながら債券と株式の両方に投資することで、リスクをコントロールすることができます。

債券投資と株式投資の比較

参照 日本証券業協会 投資の時間 Lesson4 金融商品の特徴を参考に株式会社Fan作成

上場株式等と損益通算したい

ゼロクーポン債は特定口座で取り扱うことが可能であり、上場株式等との損益通算が可能です。

  • 債券からの利子収入が20万円あったとします。
  • 約20%の税金がかかるので、約4万円の税金を払うことになります。
  • 同じ年に株式投資で10万円売却損を出していたとします。
  • その場合、利子収入と相殺でき、支払った税金の還付を受けることができます。

また、損益通算してもなお控除しきれない損失の金額については、その年分の翌年以後3年間にわたり、確定申告により、上場株式等に係る譲渡所得等の金額および上場株式等に係る配当所得等の金額から繰越控除することができます。

この場合、毎年20万円の利子収入があるのなら、80万円の譲渡損失を出しても、当年+あと3年の控除を受けることができます。

出典 国税庁 No.1463 株式等を譲渡したときの課税(申告分離課税)

ゼロクーポン債×ラダー型運用

ラダー(ladder)型ポートフォリオとは、「はしご」型のポートフォリオという意味を持ちます。残存期間の異なる債券を、各期間にほぼ同額ずつ組み込む方式のことです。このポートフォリオの形がはしご型に似ていることから、この名前が付けられました。

たとえば、5年間のラダー型ポートフォリオを構築するとしたら、以下のように購入します。

  • 1年満期の債券
  • 2年満期の債券
  • 3年満期の債券
  • 4年満期の債券
  • 5年満期の債券

このように異なる満期の債券を購入し、1年ごとに債券が満期を迎えるようにします。1年満期の債券が償還を迎えた後は、その資金を5年満期の債券に再投資します。

短期債から長期債まで、様々な残存期間の債券を組み込むことで、金利変動リスクを分散させることができます。

現在55歳の方の購入例をあげてみましょう。

  • 10年満期の債券
  • 11年満期の債券
  • 12年満期の債券

このような買い方をすれば、65歳のタイミング、66歳のタイミング、67歳のタイミングで債券が償還を迎えます。1年おきに償還金が入ってくるので、再投資をしてもいいですし、一部利用してもいいかもしれません。

また、急な支出が必要になった場合、残存期間の短い債券から順に売却することで、中途解約による元本割れのリスクを軽減することもできます。

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〈実例紹介〉ゼロクーポン債×利付債

ここからは、投資信託相談プラザのIFAが実際にご提案させていただいた事例を参考に解説してきましょう。

このケースでは、ゼロクーポン債と利付債の併せ持ちをご提案させていただきました。まず、利付債とゼロクーポン債の違いについて説明していきます。

利付債とは?

利付債とは、一定の期日毎に利子を受け取ることができる債券のことです。一般的には半年ごとに年2回の利払いがあります。国内債券の多くは利付債として発行されています。利付債での運用は、定期的なキャッシュフローを望む方におすすめです。対して、ゼロクーポン債は先述のとおり、利子の支払いがありません。

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利付債とは?どんな人におすすめ?詳しく解説

それでは相談内容をみていきましょう

60代男性のご相談です。ご家族は奥様とお子様がお一人いらっしゃいます。外国債券での投資に興味があり、ご相談にいらっしゃいました。

お客様のご希望

  • 運用資金1.2億円
  • 5年後に購入を検討している住宅の頭金、お子様の学費、老後資金として計画的に運用したい

お客様のご不安な点

  • 保有している債券を途中で売却できるのか?
  • 資金が必要なタイミングで一部だけでも売却は可能か?

お客様が気にしておられたのは、債券を途中で売却もしくは一部売却できるのかという流動性の部分でした。

債券の利回りは一般的に短期債と比較して長期債の方が高くなります。

一方、債券価格は債券利回りと逆方向に動きます。利回りが低下すれば債券価格は上昇することになります。仮にイールドカーブ(※)が不変であった場合に、時間の経過とともに債券価格の上昇が期待できる効果のことを「ロールダウン効果」と呼びます。

このことからお客様は残存期間の長い利付債を購入し、途中で売却することを検討しておられました。

1.2億円の使い道として、住宅購入の頭金、お子様の学費、老後資金を検討しておられました。お子様の学費に関しては米国の学校への進学の可能性もあったため、米ドル建てで準備することも検討しておられました。

※イールドカーブ・・・横軸に残存期間、縦軸に利回りをとり、残存期間が異なる複数の債券の残存期間と利回りの関係を表した曲線のこと。イールド(yield)は利回りを指す。

IFAの提案:ゼロクーポン債と利付債の併せ持ち

ヒアリングの内容から、弊社IFAは以下のようにご提案させていただきました。

  • ゼロクーポン債(米ドル建て) 8000万円分お買付
  • 利付債(米ドル建て) 4000万円分お買付

住宅購入資金やお子様の学費など、流動性を確保しながら運用したい部分はゼロクーポン債での運用をご提案しました。短期間で償還されるゼロクーポン債であれば、金利変動の影響を比較的受けにくい傾向があります。

この米ドル建てのゼロクーポン債は市場規模が大きく、流動性が高いものを選択されたので、満期前でも柔軟に売却し換金できる可能性が高いことからおすすめいたしました。

米国が利下げを実施すると、世界的に金利が下がる傾向があります。これにより、ゼロクーポン債を含む債券全体の価格が上昇する可能性が高まります。ご提案の時点で、米国の利下げの可能性が高いとお客様も感じておられたので、このような選択となりました。

利付債の利子収入は「攻めの運用」にも使える

また、老後資金に充てる部分は長期で運用ができるので、利付債をご提案しました。利付債の利子収入は、そのまま使うだけではなく、再投資することで資産を形成することができます。

この利子収入の一部を、今後サテライト資産として「攻めの運用」に活用することも検討できます。

守りの運用を行う「コア資産」と、攻めの運用を行う「サテライト資産」を併せ持ちすることで、大きく相場が変動した際にも保有している資産全体に大きなダメージを受けにくい投資が可能になります。

コア資産とサテライト資産のイメージ

イメージ図 株式会社Fanが作成

「攻めの運用」であるサテライト資産への運用として、高い収益性・成長性を期待する銘柄に投資します。株式、REIT、金といった債券とは異なる値動きをする資産を投資対象としている投資信託や、比較的ハイリスク・ハイリターンな運用方針を持つファンドラップなどへの運用も検討の対象です。

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ファンドラップとは運用を代行するサービス。仕組みやメリットを解説

ファンドラップとは、投資家の代わりに投資を行い、運用・管理するサービスです。許容するリスクの範囲を聞き取り、ポートフォリオを提案します。初心者でも始めやすく、時間と手間を省いた資産運用ができるのが利点です。本記事ではファンドラップの概要や仕組み、メリットなどを紹介します。ファンドラップとは、投資家の方針に基づき資産配分を提案し、運用・管理を行うサービスです。投資を始めたいが何から始めたらよいのかわからない、運用や管理を行う時間がないという方に向いています。ここでは、ファンドラップの内容について説明し、投資信託やロボアドとの違いについても紹介しましょう。ファンドラップは、投資家に代わって投資のプロが資産運用や管理を行う商品です。希望の運用期間やリスクの許容範囲、期待するリターンなどを聞き取り、要望に沿ったサービスを提案します。提案への同意を受けたら、投資一任契約に基づいて運用をするというのが一連の流れです。対象となるファンドは金融機関によってさまざまで、運用状況は定期的に報告されるため、安心して任せることができます。ファンドラップは、人がポートフォリオ(資産配分)を構築して提案を行うサービスのほか、近年はAIを取り入れたサービスも提供されています。AIでマーケットデータを分析し、市場動向を先読みして投資配分を最適化するサービスです。AIは相場に合わせてリスクを自動で調整でき、学習機能により進化し続けます。先読みに役立つマーケットデータをAIに分析させることで、リスクを察知し景気変動に合わせた投資配分の変更も可能です。ファンドラップは、投資信託を選ぶ手段のひとつです。投資信託は多数の投資家から資金を集め、投資の専門家が運用を行う金融商品であり、自分で購入する方法と、ファンドラップで金融機関に選んでもらう方法があります。自分で購入する場合は適切な商品を選び、管理する必要がありますが、ファンドラップはどの投資信託をどれくらいの割合で買うか、いつ売るかをすべて金融機関にお任せできるものです。ファンドラップと同じく投資家に代わって運用をするサービスに、ロボアドがあります。正式には「ロボアドバイザー」といい、投資家のリスク許容度に応じて、最適な資産の組合せを提案するサービスです。ロボアドは「アドバイス型」と「投資一任型」の2種類があります。アドバイス型はいくつかの質問に答えると最適なポートフォリオを提案してくれますが、最終的に投資の意思決定をするのは自分です。一方、投資一任型は、ポートフォリオの提案から運用までを一任します。運用資金を定期的に積立していけば、自動的に運用が行われるサービスです。ロボアドはロボットが行うサービスであるのに対し、ファンドラップは金融機関のアドバイザーに相談しながら契約できる点が異なります。ファンドラップの最大のメリットは、資産運用のプロに一任できる点です。忙しくて投資に時間をかけられない方でも、効果的な資産運用ができます。また、ライフスタイルの変化に応じて、さまざまなオプションが用意されているのもメリットです。ファンドラップのメリットについて、さらに詳しく見ていきましょう。​​ファンドラップは投資家の意向を踏まえながら、投資のプロによりポートフォリオ運用を行います。ポートフォリオ運用とは、異なる種類の銘柄へ分散投資することにより、安定した収益を上げる投資方法です。ポートフォリオの構築では、どの資産をどれくらいの割合で保有するかが重要であり、ファンドラップでは資産運用のプロに一任できるのがメリットです。ファンドラップにはさまざまなオプションが用意されており、ニーズに応じて利用できるのがメリットです。一部資産を換金して利用したい場合は、資産運用を継続しながら定期的に払い戻しを受けられるサービスも選べます。また、相場が大きく変動している場合に停止できるコースや、あらかじめ利益確定や損失確定の水準を設定したい場合、自動で確定できる機能などもあります。ファンドラップは、以下の流れに沿って行われます。ポートフォリオは投資家のリスク許容度に基づいて提案され、提案内容に同意して契約を締結したら、資産運用を開始します。途中で投資方針の変更は可能です。ファンドラップの仕組みについて、詳しく見ていきましょう。ファンドラップは、投資家へのヒアリングから始まります。顧客ごとに資産運用の方針は異なり、リスクは高くても大きなリターンを望む方もいれば、リターンは小さくても堅実に運用したいという方もいます。そのため、ファンドラップはプロに丸投げするのではなく、投資目的や方針、運用経験などを聞き取り、投資家の意向に沿ったポートフォリオを構築して提案するものです。ポートフォリオの提案に同意したら、投資一任契約を締結します。投資一任契約とは投資家から投資判断の全部または一部を一任され、投資判断に基づき投資を行うための権限委託を内容とする契約です。契約に基づき、投資家に代わり、専門家が投資信託の売買を行います。運用は、資産配分の見直しや組入投資信託の見直し、定期的なリバランス(運用計画に基づいた配分にするために売却または購入をすること)など、細やかな内容で実施されます。運用の途中でも投資方針の変更を依頼することは可能であり、あくまでも運用の方向性は投資家が決めることができます。運用開始後は、定期的な運用報告を受けながら運用状況の確認が可能です。運用報告書では、運用資産の配分比率や保有銘柄残高一覧、期間中の運用実績といった内容が報告されます。また、金融機関によっては、報告書や運用状況をオンラインで確認できるサービスの利用が可能で、常に最新の運用状況を確認したい場合に便利です。定期的に資産運用の実績を確認しながら運用方針がこのままでよいか判断し、必要に応じて方針の転換を依頼することもできます。また、ライフスタイルの変化があれば運用の見直しも可能です。ファンドラップは運用・管理をすべてお任せできるサービスであり、投資初心者や投資に時間をかけられない方に向いています。また、資産運用について学びたいという方にもおすすめです。事前のヒアリングで許容できるリスクなどを相談できるため、お任せしながらも自身の意向に沿った運用ができます。ファンドラップがおすすめな人について、見てみましょう。ファンドラップは投資初心者におすすめです。投資信託はたくさんの種類があり、自分の運用目的に合う商品を選ぶのは簡単ではありません。投資は初心者だが、将来的には自分で運用したいと考えている方にもファンドラップは有効です。投資のプロに相談しながら、提案されたポートフォリオを資産運用の参考にすることができます。提案された内容と運用結果を見て、資産運用の方法やコツを学べます。将来に備えて資産運用をしたいが、忙しくて投資のことを考える余裕がないという方にも向いています。投資信託を自分で購入する場合、商品を選んで管理し、見直しなどをすべて自分で行わなければなりません。一方、ファンドラップは基本的に放置していても運用が可能です。逆に、自分で銘柄を選んで定期的な見直しができる場合には、ファンドラップのメリットはあまりないかもしれません。ファンドラップは手数料が高いため、かえってコストが高くつく結果になるでしょう。ファンドラップの専用口座をファンドラップ口座(ラップ口座)といい、ファンドラップを始めるには口座を扱う金融機関のなかから自分に合うラップ口座を選んで契約します。現在、ラップ口座は多くの金融機関が扱っており、選ぶときは運用実績や手数料を比較するのがよいでしょう。ここでは、ラップ口座の選び方について紹介します。ファンドラップ口座を選ぶ際は、まず運用実績の確認が必要です。ファンドラップは個別に一任契約を結ぶため、情報を公表する義務はありません。そのため、運用実績を公表している金融機関は少なめですが、公式サイトで公表しているところもあります。口座開設を検討している金融機関があれば、公式サイトをあたってみるとよいでしょう。過去の運用実績で年率10%を超える金融機関はありませんが、できるだけそれに近い数字であれば優良な会社といえます。ファンドラップは投資を一任できる手厚いサービスであるため、手数料が高いのが特徴です。手数料は各金融機関で異なるため、よく確認してから口座を決めるのがよいでしょう。投資初心者でファンドラップを検討しているが、選び方がわからないという方は、資産運用に関するオンラインの個別相談を受けてみてはいかがでしょうか。パソコンやスマホ、タブレットで、アドバイザーによる90分間の無料相談が受けられます。ファンドラップは投資家に代わってポートフォリオを提案し、運用・管理を行うサービスです。投資初心者や忙しくて資産運用をする時間のない方に向いています。投資のプロに一任できるのがメリットで、運用報告を受けながら投資方針の見直しもできます。ファンドラップを始める際は、口座選びも大切です。運用実績や手数料を比較しながら、自分に合うファンドラップ口座を選びましょう。

ファンドラップとは運用を代行するサービス。仕組みやメリットを解説

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ゼロクーポン債にご興味のある方は投資信託相談プラザのIFAまで

ゼロクーポン債へ投資をしてみたい方、債券投資に興味を持った方は、ぜひ一度投資信託相談プラザのIFAにご相談ください。お客様のリスク許容度に応じた投資法をご提案させていただきます。

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※国内債券の取引にかかるリスク・費用について
<リスク>
債券は、債券の価格が市場の金利水準の変化に対応して変動するため、償還前に換金すると損失が生じるおそれがあります。また、債券を発行する組織(発行体)が債務返済不能状態に陥った場合、元本や利子の支払いが滞ったり、不能となったりすることがあります。
<費用>

国内債券を、相対取引によって購入する場合は、購入対価のみお支払いいただきます(委託手数料はかかりません)。

※外国債券の取引にかかるリスク・費用について
<リスク>
債券は、債券の価格が市場の金利水準の変化に対応して変動するため、償還前に換金すると損失が生じるおそれがあります。また、債券を発行する組織(発行体)が債務返済不能状態に陥った場合、元本や利子の支払いが滞ったり、不能となったりすることがあります。外国債券(外貨建て債券)は為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じたり、債券を発行する組織(発行体)が所属する国や地域、取引がおこなわれる通貨を発行している国や地域の政治・経済・社会情勢に大きな影響を受けたりするおそれがあります。
<費用>
外国債券を購入する場合は、購入対価のみお支払いいただきます(委託手数料はかかりません)。また、売買における売付け適用為替レートと買付け適用為替レートの差(スプレッド)は債券の起債通貨によって異なります。

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【初心者向け】まとまったお金の運用方法を解説

退職金や相続、あるいは長年の貯蓄によって、まとまったお金を手にしたとき。「この大切なお金を、どうすればいいのだろう?」と、期待とともに大きな悩みを抱える方は少なくありません。「銀行に預けておくだけでいいのだろうか」「投資はなんだか怖いし、何から始めればいいか分からない」もしあなたがそうお考えなら、この記事はきっとお役に立てるはずです。この記事では、まとまったお金の運用先の選択肢から、初心者の方が失敗しないための心構えまで、IFA(独立系ファイナンシャル・アドバイザー)が分かりやすく解説します。この記事を読み終える頃には、ご自身の状況に合ったお金の置き場所・育て方のヒントが見つかり、漠然とした不安が具体的な一歩を踏み出す自信に変わっているはずです。そもそも、なぜ大切なお金をわざわざリスクのあるかもしれない「運用」に回す必要があるのでしょうか。その理由は、私たちの生活を取り巻く経済環境の変化にあります。現在、日本の大手銀行の普通預金金利は年0.2%程度(※出典 円預金金利|三菱UFJ銀行(2025年8月14日時点))です。これは、1,000万円を1年間預けても、利息はわずか2万円(税引前)にしかならない計算です。定期預金にしても、金利はわずかに上乗せされる程度で、資産が大きく増えることは期待できません。かつてのように、郵便局や銀行に預けることだけでお金を増やすことは難しくなってきています。現代において、預金は「お金を安全に保管する場所」ですが、ただ預けておくだけでは実質的な価値が目減りしてしまう可能性もあります。もう一つの深刻な問題が「インフレ(インフレーション)」です。インフレとは、モノやサービスの値段(物価)が上がり、相対的にお金の価値が下がることです。例えば、昨年に100円で買えたリンゴが、今年102円に値上がりしたとします。これは、物価が2%上昇したことを意味します。言い換えれば、あなたのお金の価値が実質的に2%減ってしまったのと同じことです。総務省統計局が発表している「消費者物価指数」を見ると、近年、私たちの身の回りのモノやサービスの価格が上昇傾向にあることが分かります。出典:総務省統計局「2020年基準 消費者物価指数」仮に物価が年2%のペースで上昇し続けると、今ある1,000万円の価値は、10年後には約820万円、20年後には約673万円まで目減りする計算になります。まとまったお金をただ預金で眠らせておくと、何もしないうちにお金の購買力が失われていく。これこそが、現代における最大のリスクの一つなのです。だからこそ、インフレ率を上回るリターンを目指して、お金にも働いてもらう「資産運用」の知識が不可欠になってきます。では、具体的にどのような運用方法があるのでしょうか。ここでは、以下のご投資方針別に、投資スタイルに合致すると考えられる代表的な金融商品をご紹介します。ご自身の考え方に近いものからご覧ください。出典:株式会社SBI証券提供資料出典:株式会社SBI証券提供資料出典:株式会社SBI証券提供資料出典:株式会社SBI証券提供資料このように、まとまったお金の運用方法には様々な選択肢があります。円預金だけでは物足りないと感じる方のご投資方針は、1の「利回り・安定重視」には該当しませんので、日本よりも金利の高い国の「外国債券」や、運用の手間が比較的少ない「投資信託」なども投資対象として検討可能でしょう。ご自身の目的やリスクに対する考え方を整理することが、適切な商品選びの第一歩です。運用を始める前に、必ず押さえておきたい2つの心構えがあります。これを知っているだけで、大きな失敗を避けることができます。資産運用は、あくまでも「当面使う予定のない余裕資金」で行うのが大原則です。病気やケガ、失業など、不測の事態に備えるためのお金は「生活防衛資金」として、すぐに引き出せる預金で確保しておきましょう。一般的に、会社員なら生活費の半年分、自営業や退職者の方は1年分が目安とされています。どのくらいの価格変動までなら、精神的に耐えられますか?この「リスク許容度」は、年齢、資産状況、家族構成、投資経験、性格などによって人それぞれです。例えば、これから収入が増える見込みのある若い世代と、年金生活を送る退職後世代とでは、取れるリスクの大きさは全く異なります。自分のリスク許容度を超えた投資は、冷静な判断を妨げ、失敗の元になります。ここまで読んで、「色々な選択肢や注意点があるのは分かったけれど、自分一人で判断するのはやっぱり不安…」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのように感じるのは、至極当然のことです。大切なお金だからこそ、自己判断に頼るだけでなく、客観的な視点を持つお金の専門家に相談するという選択肢があります。お金の専門家に相談するメリットは、単に金融商品を教えてもらうだけではありません。相談先として銀行や証券会社を思い浮かべる方も多いですが、「IFA(Independent Financial Advisor=独立系ファイナンシャル・アドバイザー)」という存在も知っておくとよいでしょう。IFAは、特定の銀行や証券会社に所属せず、独立・中立的な立場から資産運用のアドバイスを行う専門家です。販売方針などがないため、本当にお客様のためになる商品は何か、という視点で提案してくれるのが大きな特徴です。私たち「投資信託相談プラザ」は、まさにそのIFAが多数在籍する資産運用アドバイスの専門家集団です。「何から相談していいか分からない」という方も大歓迎です。漠然としたお金の不安を、私たちと一緒に解消していきませんか?>>「投資信託相談プラザ」の無料相談について詳しくはこちら今回は、まとまったお金の運用方法について、基本的な考え方から具体的な選択肢、注意点までを解説しました。まとまったお金をどうするかは、あなたのこれからの人生を左右する重要な決断です。この記事が、あなたがより豊かな未来へ向かうための最初の一歩となれば幸いです。

【初心者向け】まとまったお金の運用方法を解説

一括投資?積立投資?どっちを選んだらいいの?

今手元にまとまったお金があるとして、「一括投資をするか、積立投資をするか、どちらにしたらいいかわからない」と迷われている方がいるとしたら、ぜひこのコラムを読んでみてください。資産運用には、「一括投資」と「積立投資」という異なる特徴を持った投資方法があります。どちらの方法が自分に適しているのか、判断に迷うという方も多いのではないでしょうか。この「一括投資」と「積立投資」、どちらかが優れた方法であるというわけではありません。「積立投資さえしていれば安心」、「一括投資は必ず損失が出る」、と考えているとしたら、それは誤解です。どちらの投資方法にもメリット・デメリットがあり、投資する方のリスク許容度や、資金が必要なタイミングによっても採用する方法は変わります。積立投資は、比較的リスクが少なく、投資経験のない方でも安心して始めやすい方法として知られています。積立投資のメリットは、以下のとおりです。しかし、積立投資は購入頻度が多くなるため手数料がかさむことがあります。また、短期間で運用成果を出したいときには向いていません。長期的に市場が下落し続ける可能性もゼロではありませんし、インフレ率が投資収益率を上回ると、実質的な資産価値は目減りしてしまいます。一括投資は、投資初心者は避けたほうがいいのでは?と考えている方も多いのではないでしょうか。確かに一括投資にはさまざまなデメリットが挙げられます。しかし、市場が低迷している局面で一括投資できれば、将来的なリターンが大きくなる可能性があります。また、短期的な目標があり、すぐにまとまった資金が必要な場合は、一括投資の方が効率的かもしれません。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店※投資信託相談プラザは「資産運用の相談窓口」であり、各証券会社の画面の操作方法や事務手続きの受付窓口ではございません。あらかじめご了承ください。もしまとまったお金が1,000万円あるとして、それを5年後に住宅の購入資金として使いたいとします。たとえば、この1,000万円を元手にNISAのつみたて投資枠を使って積立投資をするとしましょう。新NISAのつみたて投資枠とは?成長投資枠との違いなどをわかりやすく解説1,000万円から10万円ずつ分割して毎月積み立てていくと、毎年120万円のNISAつみたて投資枠の年間投資枠いっぱいまで投資が可能です。しかし、5年後には400万円が活用されずに残ってしまうことになります。だからといって、1,000万円全てをハイリスク・ハイリターンの商品に一括投資するのは、リスクが大きすぎます。一括投資・積立投資という選択も大切ですが、投資においては適切なポートフォリオを作成することも大切です。※株式投資信託:投資信託の約款に株式を組み入れることが可能と記載されている投資信託※公社債投資信託:株式を投資対象に一切組み入れず、国債や社債などの債券(公社債)に投資対象を限定して運用する投資信託債券型の株式投資信託は、株式を主な投資対象とする投資信託と比較して緩やかな値動きであることが多いので、ポートフォリオの基盤になります。株式と債券の両方に分散投資を行うバランス型の株式投資信託は、安定したリターンとリスクの軽減を両立できます。成長性の高い米国株を投資対象とする投資信託は、高いリターンが期待できます。投資する銘柄の特徴に合わせて、一括投資をするか積立投資をするか選択します。投資する資産とタイミングを分散することでリスクを軽減することが可能です。※これは一例であり、全ての方に当てはまるわけではありません。現預金が他にもあり、多少リスクを取っても高いリターンを求めたいという場合のポートフォリオの例です。こちらはバランス型の投資信託が入っていないため、例1と比較するとハイリスク・ハイリターンの構成といえます。米国の市場環境に影響されやすいため、状況次第では一括購入した投資信託を解約し、比較的リスクの低い債券型の株式投資信託へ乗り換えることも検討できます。SNSや書籍で「○○投資こそが王道だ」といった文言を見かけることがあるかもしれません。しかし、投資においてこれが正解というものはないのです。積立投資も一括投資も、それぞれメリット・デメリットがあります。どちらが良いかではなく、ご自身の状況に合わせて、最適な方法を選ぶことが重要です。また、どちらかの方法だけにこだわるのではなく、組み合わせて使うことでより効果的な資産運用が可能です。まずは投資の目標を設定しましょう。投資を始める前に、そのお金を「いつまでに」「どのくらい」増やして、「何をしたいのか」を明確にすることが大切です。そのうえで、「どのような金融商品を」「どのようなバランスで」「どんなタイミングで」投資すればいいのか判断する必要があります。しかし、その判断はとても難しいのではないでしょうか。投資信託相談プラザのIFAは銀行や証券会社に所属していない独立系投資アドバイザーであり、中立的な立場からお客様のライフプランに合わせた資産運用のアドバイスを行います。ぜひ、一度相談を検討してみてください。※NISAのご注意事項・配当金等は口座開設をした金融機関等経由で交付されないものは非課税となりません。NISA口座で国内上場株式等の配当金を非課税で受け取るためには、配当金の受領方法を「株式数比例配分方式」に事前にご登録いただく必要があります。・同一年において1人1口座(1金融機関)しか開設できません。・NISAで購入できる商品は金融商品取引業者が指定する商品に限られます。・年間投資枠と非課税保有限度額が設定されます。・損失は税務上ないものとされます。・出国により非居住者に該当する場合、NISA口座で上場株式等の管理を行うことはできません。・つみたて投資枠では積立による定期・継続的な買付しかできません。・その他、NISAに関するご注意事項、並びに2023年までの一般NISA ・つみたてNISA等に関するご注意事項の詳細は金融商品取引業者のWEBサイトにてご確認ください。※投資信託の取引にかかるリスク・費用について<リスク>投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、申込手数料等の費用が異なり、多岐にわたりますので、詳細につきましては、それぞれの投資信託の「目論見書」「目論見書補完書面」を必ずご覧ください。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。・主な投資対象が国内株式組み入れた株式の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。・主な投資対象が円建て公社債金利の変動等による組み入れ債券の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。・主な投資対象が株式・一般債にわたっており、かつ、円建て・外貨建ての両方にわたっているもの組み入れた株式や債券の値動き、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。<費用>投資信託へのご投資には、所属金融商品取引業者等およびファンドごとに設定された販売手数料および信託報酬等の諸経費等をご負担いただく場合があります。(手数料等の具体的上限額および計算方法の概要は所属金融商品取引業者等およびファンドごとに異なるため本書面では表示することができません。)・お買付時にお客様に直接ご負担いただく主な費用「買付手数料」:所属金融商品取引業者等、ファンドによって異なります。・保有期間中に間接的にご負担いただく主な費用「ファンドの管理費用(含む信託報酬)」:ファンドによって異なります。・ご換金時にお客様に直接ご負担いただく主な費用「信託財産留保額」「換金手数料」:ファンドによって異なります。買付・換金手数料、ファンドの管理費用(含む信託報酬)、信託財産留保額以外にお客様にご負担いただく「その他の費用・手数料等」には、信託財産にかかる監査報酬、信託財産にかかる租税、信託事務の処理に関する諸費用、組入有価証券の売買委託手数料、外貨建資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息等がありますが、詳細につきましては「目論見書」で必ずご確認いただきますようお願いいたします。また、「その他の費用・手数料等」については、資産規模や運用状況によって変動したり、保有期間によって異なったりしますので、事前に料率や上限額を表示することはできません。各商品のお取引にあたっては、当該商品の目論見書をお渡ししますので必ず内容をご確認のうえ、ご自身でご判断ください。

一括投資?積立投資?どっちを選んだらいいの?

【初心者向け】米国債の買い方ガイド|購入までの3ステップをやさしく解説

「将来のために資産運用を始めたいけど、株は値動きが激しくて少し怖い…」「円安が進む中で、日本円だけで資産を持っているのは不安…」昨今の経済状況から、このように考える方が増えています。そんな中、資産運用の選択肢として、流動性が高く換金が容易で、相対的に信用力が高いとされる「米国債」への関心が高まっています。米国債は、アメリカ合衆国が発行する債券です。国が発行体であるため、一般的に企業が発行する社債などに比べて信用度が非常に高い資産と言われています。しかし、いざ米国債を買おうと思っても、といった疑問や不安を感じる方も多いのではないでしょうか。この記事では、そんな投資初心者の方に向けて、米国債の買い方をゼロから分かりやすく解説します。米国債投資のメリット・デメリットといった基本から、口座開設、具体的な購入手順といった実践的なステップまで、この記事一本でゼロから理解できるように構成しました。資産形成の第一歩を、ここから踏み出しましょう。まずは、米国債に投資する上で必ず押さえておきたい基本的なメリットとデメリット(リスク)を見ていきましょう。米国債のメリットは、その発行体であるアメリカ合衆国の高い信用力です。世界経済の中心である米国の国債は、デフォルト(債務不履行)に陥るリスクが極めて低いと考えられています。そのため、金融の世界では「安全資産」の代表格として扱われています。参考:「PRI Open Campus なぜ米国債はグローバルな 安全資産なのか」(財務総合政策研究所 主任研究官 松岡 秀明)一般的な米国債である「利付債」を購入すると、保有している間、定期的に利子(クーポン)を受け取ることができます。銀行預金の金利が非常に低い現在、米国債の金利は魅力的な選択肢の一つとなり得ます。この安定したインカムゲインは、計画的な資産形成の土台となります。米国債は米ドル建てで取引されるため、購入するということは実質的に米ドルで資産を持つことを意味します。近年のような円安局面では、円の価値が下がる一方でドルの価値が上がるため、ドル建て資産を持っていることで為替差益を得られる可能性があります。資産を円だけでなくドルにも分散させることで、円資産の価値減少への備えになります。米ドルで資産を持つことの裏返しとして、為替変動リスクは避けられません。購入時よりも円高(例:1ドル150円→130円)が進むと、利子や償還時に受け取るドルを円に換金する際に、為替差損が発生してしまいます。債券の価格は、市場の金利と密接な関係にあります。一般的に、市場の金利が上昇すると、既に発行されている債券の価格は下落します。これは、新しく発行される債券の方が金利が高く魅力的になるため、相対的に既存の債券の人気が下がるからです。償還まで保有すれば額面金額が戻ってきますが、途中で売却する場合には、購入時よりも価格が下落している(元本割れ)可能性がある点に注意が必要です。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店>> SBI証券での債券投資を相談する>> 楽天証券での債券投資を相談する米国債の購入は、実はそれほど難しいものではありません。大まかな流れは以下の3ステップです。一つずつ、詳しく見ていきましょう。米国債は、主に証券会社や銀行で購入することができます。それぞれの特徴を比較して、自分に合った金融機関を選びましょう。購入する金融機関を決めたら、次は口座開設です。ここでは、ネット証券を例に解説します。スムーズに手続きを進めるために、あらかじめ以下の3点を準備しておきましょう。米国債を購入するには、通常の証券総合口座に加えて「外国証券取引口座」の開設が必要です。多くの場合、証券総合口座の開設と同時に申し込むことができます。口座が開設できたら、購入資金を入金します。一般的な流れは、まず証券口座に日本円で入金し、その資金を米ドルに両替(為替振替)してから米国債を購入します。この両替の際には、「為替手数料(スプレッド)」というコストがかかることを覚えておきましょう。いよいよ、最後のステップです。ここでは、一般的なネット証券の取引画面をイメージしながら、購入手順を解説します。これで、米国債の購入手続きは完了です。A. 金融機関や銘柄によりますが、ネット証券では最低購入金額が100米ドル程度から設定されていることが多いです。日本円で数万円程度から始められるため、少額から試してみたいという方にもおすすめです。A. いいえ、残念ながら2025年現在、NISA制度で個別の米国債を購入することはできません。NISAの対象は、主に株式や投資信託などに限定されています。ただし、米国債を投資対象とする投資信託であれば、NISAの対象になる場合があります。A. はい、原則として償還前に市場価格で売却(中途売却)することが可能です。ただし、その時の金利動向や市場の状況によって価格は変動するため、購入価格を上回ることもあれば、下回って元本割れする可能性もあります。この記事では、米国債の買い方について、口座開設から具体的な購入手順を網羅的に解説しました。一連の流れはご理解いただけたかと思います。一方で、といった、より一人ひとりの状況に合わせたパーソナルな疑問も湧いてきたのではないでしょうか。本やインターネットで得られる知識には限界があり、なかなか、自分のライフプランに合わせた金融商品の選び方まではわからないという人が多いのではないでしょうか。そのようなお悩みは、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)に相談するのがおすすめです。(IFAとは?)弊社が運営する「投資信託相談プラザ」では、経験豊富なIFAが、中立的な立場で、お客様一人ひとりの資産状況やライフプランに合わせた運用方法をご提案します。米国債に関するご相談はもちろん、お客様の資産全体のバランスを見た上でのアドバイスが可能です。「まずは基本的なことから聞いてみたい」「自分の考えが合っているか確認したい」といった動機でも構いません。まずは無料相談で、あなたのお悩みをお聞かせください。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店>> SBI証券での債券投資を相談する>> 楽天証券での債券投資を相談する※国内債券の取引にかかるリスク・費用について<リスク>債券は、債券の価格が市場の金利水準の変化に対応して変動するため、償還前に換金すると損失が生じるおそれがあります。また、債券を発行する組織(発行体)が債務返済不能状態に陥った場合、元本や利子の支払いが滞ったり、不能となったりすることがあります。<費用>国内債券を、相対取引によって購入する場合は、購入対価のみお支払いいただきます(委託手数料はかかりません)。※外国債券の取引にかかるリスク・費用について<リスク>債券は、債券の価格が市場の金利水準の変化に対応して変動するため、償還前に換金すると損失が生じるおそれがあります。また、債券を発行する組織(発行体)が債務返済不能状態に陥った場合、元本や利子の支払いが滞ったり、不能となったりすることがあります。外国債券(外貨建て債券)は為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じたり、債券を発行する組織(発行体)が所属する国や地域、取引がおこなわれる通貨を発行している国や地域の政治・経済・社会情勢に大きな影響を受けたりするおそれがあります。<費用>外国債券を購入する場合は、購入対価のみお支払いいただきます(委託手数料はかかりません)。また、売買における売付け適用為替レートと買付け適用為替レートの差(スプレッド)は債券の起債通貨によって異なります。

【初心者向け】米国債の買い方ガイド|購入までの3ステップをやさしく解説

債券投資は何がおすすめ?失敗しないための始め方と選び方のコツ

「老後の生活費、今の貯金だけで本当に足りるだろうか…」「銀行に預けていても金利はほぼゼロ。インフレで資産が目減りしていくのが不安…」「投資は始めたいけど、株式投資は値動きが激しくて怖い」将来のお金に対して、このような漠然とした不安や悩みを抱えていませんか?低金利が続く現代において、預貯金だけで資産を大きく増やすことは困難です。かといって、大きなリスクを取るのには抵抗がある方も多いでしょう。そんなあなたにこそ知ってほしいのが「債券投資」です。債券投資は、株式投資に比べてリスクが比較的低く、安定的に資産を増やしていくことを目指せる金融商品です。この記事では、資産運用アドバイスのプロであるIFA(独立系ファイナンシャル・アドバイザー)が、「債券投資のおすすめは何か?」という疑問に真正面からお答えします。債券の基本的な仕組みから、初心者でも失敗しない始め方、そして自分に合った商品の選び方のコツまで、分かりやすく解説していきます。ぜひ最後まで読んで、着実な資産形成の第一歩を踏み出してください。「結局、何から始めたらいいの?」という疑問に先にお答えします。投資経験が浅い方が債券投資を始めるなら、まず以下の2つから検討するのがおすすめです。まず選択肢の一つが、日本国が発行する「個人向け国債」です。 国が発行体であるため信用度が非常に高く、「個人向け国債」に関しては原則として元本割れのリスクが抑えられています。(※発行体である日本国が財政破綻しない限り)最低金利が年0.05%(年率)(注:令和7年8月6日時点)と保証されている点も特徴です。これにより、将来市場金利がどんなに低下しても、受取利息が0.05%(年率)(注:令和7年8月6日時点)を下回ることはないという安心感があります。1万円という少額から購入できる手軽さも、初心者にとって大きな魅力です。出典:財務省 個人向け国債「一つの債券に集中投資するのは少し不安…」そんな方には「債券型の株式投資信託」(※)がおすすめです。投資信託とは、運用のプロが複数の債券(例えば、日本の国債、米国の社債など)を組み合わせてパッケージにした商品です。一つの商品を買うだけで自動的に分散投資ができるため、リスクを抑える効果が期待できます。また、NISAの「成長投資枠」の対象となっている商品も多く、非課税の恩恵を受けながら効率的に資産運用ができる点も大きなメリットです。※株式投資信託:投資信託の約款に株式を組み入れることが可能とされている投資信託おすすめの商品が分かったところで、そもそも「債券」がどのようなものなのか、基本をしっかり押さえておきましょう。債券とは、一言でいうと「国や地方公共団体、企業などが、投資家からお金を借りるために発行する証明書(有価証券)」のことです。あなたが債券を購入するということは、国や企業にお金を貸してあげる、ということです。お金を貸す代わりに、あなたは2種類の利益を得ることができます。債券を保有している間、定期的に受け取れる利子のことです。これを「クーポン」とも呼びます。保有している債券を、購入した価格より高く売却することで得られる利益のことです。ただし、逆に購入価格より安く売却した場合は、売却損(キャピタルロス)が発生します。債券投資の基本は、満期まで保有してコツコツと利子(インカムゲイン)を受け取ることです。債券は、誰がお金を集めるために発行するか(発行体)によって、大きくいくつかの種類に分けられます。それぞれの特徴を理解しておきましょう。日本国が発行する債券です。税収などを元に利払いや元本の返済が行われるため、信用度は高くなります。その分、金利は他の債券に比べて低めに設定される傾向があります。都道府県や市町村などの地方公共団体が、道路や学校の建設といった公共事業のためのお金を集めるために発行します。国債に次いで安全性が高いとされます。一般の事業会社が設備投資や事業資金のために発行する債券です。企業の信用力(財務状況や成長性など)によって、安全性や金利水準が大きく異なります。一般的に、国債や地方債よりも金利が高く設定されますが、その分、企業の業績が悪化したり倒産したりする信用リスクも高まります。海外の政府や企業が、自国の通貨(米ドルやユーロなど)で発行する債券です。新興国など、日本よりも金利が高い国の債券は、高いリターンが期待できる魅力があります。ただし、円高になると為替差損が発生する「為替変動リスク」がある点に注意が必要です。どんな金融商品にも良い面と注意すべき点があります。債券投資のメリット・デメリットを正しく理解し、自分に合っているか判断しましょう。※発行体の信用状況が悪化した場合や、途中で売却する場合は元本割れの可能性があります。参考:日本証券業協会 債券投資のリスクって何?投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店※投資信託相談プラザは「資産運用の相談窓口」であり、各証券会社の画面の操作方法や事務手続きの受付窓口ではございません。あらかじめご了承ください。では、実際に債券を選ぶ際には、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。特に重要な3つのポイントをご紹介します。債券の信用リスク(発行体が破綻する可能性)を判断する上で重要な指標が「格付け」です。 格付けとは、民間の格付け会社が、その発行体の財務状況などを分析し、「元本や利子をきちんと支払う能力がどれくらいあるか」をアルファベットなどでランク付けしたものです。▼主な格付け会社と格付けの例一般的に、BBB(Baa)以上の格付けを持つ債券を「投資適格債」と呼び、比較的信用度が高いとされています。一方で、それ未満の格付けの債券は「投機的格付債(ハイ・イールド債)」と呼ばれ、リスクが高い分、利回りも高くなる傾向があります。特に初心者は、まず「投資適格債」の中から選ぶことをおすすめします。※「投資適格格付け」であれは、元本が安全に償還されるということではありません債券の収益性を測る指標が「利回り」です。利回りとは、投資した金額に対して、利子や償還差損益などを合わせて、1年あたりどれくらいの収益が得られるかを示したものです。利率だけでなく、購入価格も考慮されているため、より実質的な収益力を比較できる重要な指標と言えます。債券には、元本が返ってくる満期(償還日)が設定されています。この償還までの期間が長いほど、金利変動リスクの影響を受けやすくなります。「いつまでに使う予定のお金か」というご自身のライフプランを考え、それに合った期間の債券を選ぶことが大切です。例えば、5年後に使う予定の教育資金であれば、償還期間が5年以内の債券を選ぶ、といった具合です。債券投資は、以下の3ステップで始めることができます。証券会社等のウェブサイトで、債券や投資信託のラインナップを確認します。「格付け」「利回り」「償還期間」などのポイントを参考に、自分の目的に合った商品を選びましょう。自分の目的に合った商品が見つかったら、その商品の取扱いがある証券会社等で口座を開設する必要があります。ネット証券であれば、スマートフォンやパソコンから申し込みが完結し、手数料も比較的安価です。購入したい商品が決まったら、その商品の詳細な情報が書かれた「目論見書(もくろみしょ)」などを必ず確認します。リスクや費用などを理解した上で、購入手続きに進みましょう。「債券投資が自分に合っているかは分かったけれど、具体的にどの商品を選べばいいか分からない…」「そもそも、本当に債券だけでいいのかな?」ここまで読み進めて、このような新たな疑問や不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。資産運用の第一歩は、信頼できるアドバイザーへの相談から始めるのも一つの賢い選択です。私たち「投資信託相談プラザ」では、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)がお客様一人ひとりの状況や将来の目標を丁寧にヒアリングし、中立的な立場から資産運用のプランをご提案します。特定の金融商品を無理に勧めることは一切ありません。あなたの資産形成に関するお悩みを、ぜひ一度お聞かせください。>> 投資信託相談プラザの特徴を見る>> 相談事例を見る今回は、安定志向の方におすすめの「債券投資」について、その仕組みからメリット・デメリット、具体的な始め方まで解説しました。最後に、この記事の重要なポイントを振り返りましょう。債券投資は、あなたの資産をインフレから守り、将来のために着実に育てていくための力強い味方になります。この記事を参考に、ぜひ賢い資産形成の第一歩を踏み出してください。※国内債券の取引にかかるリスク・費用について<リスク>債券は、債券の価格が市場の金利水準の変化に対応して変動するため、償還前に換金すると損失が生じるおそれがあります。また、債券を発行する組織(発行体)が債務返済不能状態に陥った場合、元本や利子の支払いが滞ったり、不能となったりすることがあります。<費用>国内債券を、相対取引によって購入する場合は、購入対価のみお支払いいただきます(委託手数料はかかりません)。※外国債券の取引にかかるリスク・費用について<リスク>債券は、債券の価格が市場の金利水準の変化に対応して変動するため、償還前に換金すると損失が生じるおそれがあります。また、債券を発行する組織(発行体)が債務返済不能状態に陥った場合、元本や利子の支払いが滞ったり、不能となったりすることがあります。外国債券(外貨建て債券)は為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じたり、債券を発行する組織(発行体)が所属する国や地域、取引がおこなわれる通貨を発行している国や地域の政治・経済・社会情勢に大きな影響を受けたりするおそれがあります。<費用>外国債券を購入する場合は、購入対価のみお支払いいただきます(委託手数料はかかりません)。また、売買における売付け適用為替レートと買付け適用為替レートの差(スプレッド)は債券の起債通貨によって異なります。

債券投資は何がおすすめ?失敗しないための始め方と選び方のコツ

このコラムの執筆者

道谷 昌弘

株式会社Fan IFA

AFP(日本FP協会認定) 大学卒業後、大手証券会社に入社。国内営業部門にて法人・個人の資産運用アドバイスを行う。8年間勤めたのち退社し、より中立的なアドバイスができるIFA(独立系投資アドバイザー)に転身。現在は富山を拠点に、全国各地のお客様に幅広くコンサルティングを行いながら、お客様にとって本当に良い商品提案を日々追求している。

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