2022年8月の日本・アメリカ金融情勢まとめ
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2022年8月の日本・アメリカ金融情勢まとめ

2022.08.19

本記事は、三井住友DSアセットマネジメントが発行している「投資環境の見通し(2022年8月号)」レポートをもとに、日本とアメリカの経済動向をマネハブ編集部が抜粋しまとめたものです。

また、レポートの中から気になる用語をIFAが解説します!

アメリカと日本の経済動向と金融政策の見通し

アメリカと日本の経済動向と金融政策の見通し

アメリカ

01.景気のイメージ

消費データの下方修正とFRBの引き締め強化を考慮、22年の成長予想を2.1%から1.7%に、23年は1.7%から0.8%と潜在成長率を下回るペースに下方修正。23年は「弱い回復」か「浅い景気後退」が微妙な状況。インフレは川上段階や耐久財などでピークアウトの兆候があるが、家賃などの上昇もあり、当面高止まる可能性。

02.金融政策(今後1年程度)

利上げを前倒し・拡大
FRBは消費者物価やインフレ期待指標の上振れを受け6月のFOMCで0.75%の利上げを実施。22年は実施済み分も含めて7回の利上げを予想。7月は0.75%、9月、11月は0.5%の後、12月、23年1月に0.25%の利上げを追加。FFレートは3.75-4.00%まで引き上げられると予想

 

日本

01.景気のイメージ

成長率は22年度1.5%、23年度0.7%に下方修正。内需回復、経済対策の効果等により回復方向とみているが、米国等の下振れの影響を反映した。消費や設備投資など内需の回復や経済対策の効果に期待。米景気の減速の波及効果が警戒材料。コアCPIは6月に前年比2.2%となった。22年度内は高止まろう。

02.金融政策(今後1年程度)

金融緩和の継続がメインシナリオ
日銀は原材料高による物価上昇は持続性が乏しいとして金融政策を据え置き。23年4月の総裁交代後、イールドカーブコントロールの柔軟化(長期金利レンジの拡大:±0.25%→±0.50%等)が検討される可能性。政策調整が早まる可能性として、為替と世論・政治情勢に注意したい。

※太字は注目点を示す。FRB:米連邦準備制度理事会。FOMC:米連邦公開市場委員会。ECB:欧州中央銀行。MLF:中期貸出制度。
※各種報道等を基に三井住友DSアセットマネジメント作成。
※掲載内容は8月3日時点のものです。

IFAの用語解説「リビジョン・インデックス」

IFAの用語解説

リビジョン(Revision)とは「修正」を意味する言葉で、直訳すると「修正指数」になります。

当初の業績予想(アナリスト予想)をもとに上方修正された銘柄数の比率から、下方修正された銘柄数の比率を差し引いて算出される指数(インデックス)です。

業績の変化の方向性を捉えるリビジョン・インデックスは、景況感の判断などに用いられます。

例えば、リビジョン・インデックスのプラスが大きい場合は、業績上方修正の勢いが高まっている、つまり、当初考えられていた以上に景況が良いことを示し、逆にマイナスが大きい場合は、業績下方修正の勢いが高まっていることを示します。

リビジョン・インデックスは各金融機関の調査機関から発表されており、対象となる銘柄や予想数値などは調査機関によって異なります。

そのため、複数の情報源を参照して判断することが大切です。

IFAの用語解説「ハイ・イールド債」

日本語に訳すと、「高利回り債」です。

格付けが低く、デフォルト(破綻)する確率が投資適格債と比べて高い債券ですが、高利回りが期待できます。

ハイ・イールド債の発行体企業は、主に設立初期の企業や変動の激しいセクターの企業などです。

債券価格は好景気の時は上昇して、不景気時には下落する傾向があります。

投資信託でも、海外のハイ・イールド債中心のファンドが数多く設定されております。景気の影響を受けやすい資産ですが、リスク許容度が大きく取れる投資家は、ポートフォリオの一部として組み入れることもあります。

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このコラムの執筆者

MONEY HUB PLUS 編集部

株式会社Fan

未来につながる投資情報メディア「Money Hub Plus(マネハブ)」の編集部です。
みなさまの資産形成に役立つ情報を日々発信しております。

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