- 保険会社の自動車保険はいらない?
- 自動車保険選びのコツはある?
- おすすめの自動車保険を教えて欲しい!
万が一に対処するための自動車保険はほとんどの人が必要だと感じているものの、自動車保険の基本的な内容について、理解している人は少ないのではないでしょうか。既に加入している人でも、保険の種類や内容、どのようなときに保険金が受け取れるかまで、把握している人は意外と少ないかもしれません。
今は大手損害保険会社のみではなく、インターネットでのみ加入可能な保険会社など、様々な保険会社から自動車保険が提供されています。様々な商品やサービスが用意されているために、なかなか決められない人も多いでしょう。
本記事では自動車保険の概要説明をしたうえで、選び方のコツやおすすめの商品を紹介していきます。
INDEX
自動車保険とは
私たちの暮らしに必要不可欠な自動車は、少しの不注意でも大きな事故に繋がる可能性があります。事故を起こしてしまい、相手に怪我をさせた、物を壊した、自分自身が怪我をしたときの補償に備えるのが自動車保険です。事故の大きさによって、高額補償の支払いができずに、人生を棒に振ってしまう可能性もあるでしょう。
ただし、補償範囲や補償金額は、保険商品ごとには大きく異なるため、万が一の際に補償が受けられないといった事態を防ぐためにも、事前の確認が大事になります。
また、一言で自動車保険といっても、
- 自賠責保険
- 任意保険
この2つに大きく分けられます。それぞれ説明していきます。
自賠責保険(強制保険)
自賠責保険とは、交通事故の被害者救済の対人賠償が主な目的で、加入が義務づけられています。原動機付自転車を含むすべての自動車を運転する際に必要で、強制保険ともよばれており、無保険運転は違法です。
被害者1人ごとに支払限度額が定められていて、被害者が複数でも保険金はおりますが、あくまで対人賠償のため、物損事故は対象となりません。
任意保険
任意保険とは簡単に説明すると、自賠責保険ではカバーされない範囲を補償する保険です。強制されている自賠責保険と違い、加入は個人の判断に委ねられていますが、2021年の損害保険料率算出機構の調査によると、7割超の人が加入しています。対人補償の金額を上乗せしたり、対物補償や車両補償をつけたり、必要な保険のみを選択できます。
この任意保険を一般的に自動車保険と呼ぶことが多いです。
自動車保険の必要性
ここでは加入が任意となっている自動車保険の必要性を説明します。強制で加入させられる自賠責保険があるために、わざわざ任意の自動車保険に入る必要がないと思っている人もいるのではないでしょうか。
しかし、自賠責保険は対人のみの補償であり、またその金額も大きな事故を起こした際に十分な補償額とはいえません。もちろん、十分な貯蓄があれば、取り崩して支払うこともできるかもしれませんが、自動車事故では賠償責任額が1億円を超えることもあります。1億円超を個人の貯金から支払うのは現実的でないでしょう。
万が一の際に、十分な補償が付帯している自動車保険に加入をしておけば、このような事態にも対処することが可能です。
重大な事故を引き起こす可能性は低いとはいえ、万が一の際に賠償責任額の支払いができないリスクを考慮すると加入しておくのが賢明な判断といえるでしょう。
自動車保険の平均的な費用
損害保険料算出機構の統計を見ると、2021年度の自動車保険料は約59,000円となっています。この数字は支払われた保険料の合計から契約台数を割って算出した数字で、全ての車種等を合算した数値となっています。そのため、バスや営業車なども含まれた数字となっていて、あくまで目安として参照してください。
自動車保険料を決める要素としては、以下のとおりです。どの項目を重視して保険料を算出するかは保険会社によっても異なります。
- 契約者の年齢…年齢が若いほど事故率が高いという統計より、契約者年齢が若いと保険料が高くなります。
- 事故歴…過去に事故歴があると、リスクが高いと見なされて保険料が高くなります。
- 車種…使用目的や、普通自動車か軽自動車かなど、自動車の種類によって保険料が変わります。
- 型式…自動ブレーキの有無など、安全機能が充実している車は保険料が安くなります。
- 運転者(被保険者)の人数…範囲が広くなれば、その分保険料が高くなります。
- 補償内容…対物の補償はつけるのか、車両補償を付けるかなど、補償の範囲が広ければ、保険料は高くなります。
自動車保険に何の補償を求めるかで、費用は大きく変わります。例えば、自分の車両補償の有無で保険料は大きく変わるでしょう。
自動車保険選びのコツ
自動車保険のだいたいの内容が理解できたところで次に気になるのが、上手に選ぶコツですよね。できる限りお得な自動車保険を選ぶためにも、いくつかおさえておくべきポイントがあります。
代理店型かネット型か
自動車保険は代理店型とネット型の2つに大別されます。前者は代理店経由で保険会社、後者はネット経由で直接保険会社と手続きを行います。簡単に特徴を以下の表でまとめました。
保険会社や補償内容の選択をお任せしたい人には代理店型、ある程度は自分で調べる代わりに保険料を抑えたい人にはネット型がおすすめできるでしょう。
補償内容
補償内容の確認は自動車保険選びで最重要といっても過言ではありません。
任意保険の中でも大きく3つに分かれます。
- 賠償責任保険(相手への補償)
- 傷害保険(自分や同乗者への補償)
- 車両保険(車の補償)
賠償責任保険(相手への補償)の補償額はほとんどの場合、無制限となっています。事故によっては1億円以上もの賠償になる可能性もあるため、無制限のままで契約するのが無難でしょう。
傷害保険(自分や同乗者への補償)は自分や同乗者の治療費や、障害が残った際の費用を補償する保険です。こちらは別で生命保険等に加入していれば、極端な高額の補償金額を設定する必要はないでしょう。3000万円程度の金額で設定している契約者が多いです。
車両保険(車の補償)は事故がおきた際、自分の車の修理費等を補償する保険です。保険にもよりますが、交通事故以外でも盗難や自然災害などもカバーします。車両保険を付帯させると、保険料も上がるため、新車時は付帯させ、ある程度年数が経ったら、外す選択をする人もいます。
金額
基本的に補償の手厚さや契約者の属性によって保険料が変わります。ただし、年齢、運転歴、使用目的などの要素に対してのリスク評価は保険会社によって多少異なるでしょう。事故歴がある人や若い人は事故リスクが高いと見なされて、高い保険料になる傾向は変わりませんが、複数社で見積もりを行うと、その中で金額差が出てきます。
思いのほか安い保険料を提示される可能性もあるため、複数の保険会社で見積もりを行い、補償内容やサービスも踏まえて、比較検討するようにしましょう。
自動車保険を利用する流れ
それでは実際に自動車保険を利用する際の契約の流れについて説明していきましょう。住宅ローンなど、お金を借りるときのような膨大な手続きや審査はありませんが、契約の流れや必要な書類を把握し、事前に準備しておくことで、スムーズに契約ができます。
おおまかな流れは①見積もり、②申し込み、③補償開始です。多くの保険会社ではWebサイト上で、車種や運転者の年齢、補償内容などを入力していけば、すぐに見積もり結果が出てきます。複数商品の同時比較もできるため、補償内容と金額を簡単に見て、契約する商品を決めましょう。
申し込みはネット自動車保険であれば、手続きもWebで完結します。保険料の支払いが終了すれば、申し込み手続きが完了となり、指定した日付から保険開始となります。
情報を入力する際には以下の情報が必要なので、事前に調べておくとスムーズです。
- 車種
- 車台番号
- 車両型式
- 自動車登録番号
また、保険開始日までに車検証が必要になる場合がありますが、手に入るのは納車直前になります。そのため、車検証を入手次第、すぐにデータをもらえるように担当者に伝えておくと、直前で慌てずに済むでしょう。
納車日までに支払い含め契約手続きが完了しなければ、万が一の際に補償が十分でない状態での運転になってしまいます。任意保険のため法律違反ではありませんが、早めに契約する保険会社を決め、余裕を持って手続きをするといいでしょう。
迷っている人には楽天損保がおすすめ
自動車保険の選び方のコツをお伝えしたものの、実際に決めるとなったら迷ってしまう人も少なくないでしょう。そこで、私たちがおすすめする楽天損保の特長を3つ紹介します。
ネットで手続きが完了するなど利便性が高く、保険料もお手頃なので、コストパフォーマンスを重視する人にとっても魅力的な選択肢となるでしょう。
お手頃な保険料
必要な補償内容は揃えたいとはいえ、コストは抑えたいですよね。楽天損保の自動車保険は、インターネットで契約をすると割引が適用され、お手頃な保険料でご加入いただけます。自動車保険の保険料を抑えたいと考えている方はお見積りを取ってみることをおすすめします。
先述したように、年齢などの要素によっては必ずしも1番安い保険とはならないので、複数の保険会社と比べてから最終的に決めるといいでしょう。
楽天ポイントでの支払いもできる
今や生活インフラの1つといっても過言でない楽天。楽天で買い物の経験がない人はほとんどいないといっていいでしょう。その楽天ショッピングで自動的に貯まる楽天ポイントで保険料の支払いができます。また、自動車保険料の支払いでポイントを貯められるのも魅力的。
普段より楽天の利用が多く、たくさんポイントが貯まっているなら、楽天ポイントのみで保険料を支払うことも可能でしょう。
※ポイント進呈・利用には条件および上限があります。詳細は楽天損保HPをご確認ください。
事故現場にかけつけるサービスがついている
365日の事故受付※を行っているだけでも十分なサービスなのですが、加えて現場にかけつけるサービスもついてきます。
楽天損保の自動車保険はホームセキュリティなどでお馴染みのALSOKと提携しているため、いざというときはお電話一本で、ALSOK隊員が事故現場にかけつけます。事故時は気も動転してしまい、何をやるかがわからず混乱してしまうこともあるため、このサービスは心強いですね。
もちろん、事故現場にかけつけるサービスは無料なので、追加の支払い等は発生しません。
※事故受付、現場かけつけサービス、およびロードサービス手配(ロードアシスタンス)を24時間365日実施しています。
まとめ
いつ遭うかわからない事故に対して、事前に備えるのが自動車保険です。運転者がいくら注意深く運転していても、死角からの急な飛び出し等、やむをえない理由で事故を起こしてしまうことも考えられます。
もし1億円超もの賠償請求をされてしまえば、ほとんどの人が支払えず困ってしまいます。可能性はあまり高くないとはいえ、万が一の事態を防ぐためにも自動車保険に加入しておくと安心です。
自動車保険選びに迷ったら、保険会社のタイプ(代理店型かネット型)、補償内容、金額などを考慮して、自分に合った商品を選びましょう。同じ条件であっても、保険会社によって金額が異なるため、複数の見積もりをとることが大切です。
そうはいってもなかなか決められないという人に、おすすめなのは楽天損保です。ネット型の自動車保険であるため、保険料がお手頃で、簡単に手続きできることがとても魅力的です。他にも、普段の買い物で貯めた楽天ポイントで支払えたり、事故現場にかけつけたりとサービス面にも特長があります。
補償内容を決めたり、必要書類を準備したり、と納車直前はなにかとバタバタするので、余裕を持って準備を進めておくと契約をスムーズに済ませられますよ。
※ポイント進呈・利用には条件および上限があります。詳細は楽天損保HPをご確認ください。 ※株式会社Fanは損害保険募集代理店です。
このコラムの執筆者
MONEY HUB PLUS 編集部
株式会社Fan
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