株の勉強は初心者ほど重要!身につけるべきことや方法、注意点を解説

株の勉強は初心者ほど重要!身につけるべきことや方法、注意点を解説

株式投資

この記事のポイント

  • 株式投資初心者は、株の仕組みから税金まで、最初に学ぶべき8つの項目を漏れなく勉強し、正しい知識を身につけることが重要
  • 本、新聞、セミナー、ネット記事、証券会社のサイト、アプリなど、株式投資には多様な勉強方法がある。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分に合った方法を選ぶことで効率的に学習を進めるべき
  • 参考にする情報すべてが正しいとは限らないため、鵜呑みにせず自分で判断する力を養う必要がある。また、知識をインプットするだけでなく、少額からでも実践を繰り返すことが上達に不可欠

株式投資の勉強方法には、本やブログ、勉強会、アプリを活用するなど、様々な方法があります。

株式投資に限った話ではありませんが、資産運用では多くのことを学ぶ必要があり、自分にあった勉強で効率的に知識を身に付けることが大切です。

こちらの記事では、これから株式投資を始める方のため以下の3点を中心に紹介していきます。

  • 株式投資初心者が勉強すべきポイントについて
  • 勉強方法について
  • 勉強をするときの注意点

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株式投資は正しい勉強方法を身につけることが大切

株式投資では勉強すべきことが多く、初心者はそもそも何から勉強して良いのか迷うことが少なくありません。

闇雲に勉強すると的を射ない勉強の仕方になり、いつまで経っても成長できないため、正しい勉強方法を身に付けることが株式投資では大切です。

例えば何を勉強すべきなのか確認せずに学習を始めると、本やサイトに書かれていることを見ても、本当に必要なことは何か、重要なポイントは何かを判別できないため、不要なことまで勉強して時間を無駄にする可能性があります。

また本やブログ、勉強会、アプリなど、株式投資の勉強方法にはそれぞれ特徴があり、各勉強法にはメリットだけでなくデメリットもあるため注意が必要です。

自分が選んだ勉強方法の特徴を理解していないと、学習効率が落ちるだけでなく、必要な知識が身に付かないという事態に陥りかねません。

少しでも早く安定して利益を出せるようになるためにも、株式投資の勉強は自分に合った方法で行って、効率良く知識を身に付けるようにしましょう。

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株式投資の初心者が最初に勉強すべき8つのこと

株式投資の初心者が最初に勉強すべきことは次の8つです。

  1. 株式投資の仕組み
  2. 株式投資をすることのメリットとデメリット
  3. 株式を購入するまでの流れ
  4. 証券会社の選び方
  5. 株価チャートの見方
  6. 投資スタイルごとの特徴と違い
  7. 投資する銘柄の選び方
  8. 株式投資でかかる税金

投資初心者の中には、目先の利益に意識がいって株価チャートの見方や銘柄の選び方だけを勉強する人がいますが、株式投資では8つすべての知識が必要です。漏れなく勉強するようにしましょう。

1.株式投資の仕組み

株式投資をするときには、そもそも株式とはどのようなもので、購入するにはどうすれば良いのか、株価はどのように決まるのか、株式投資の基本的な仕組みを理解しておく必要があります。

逆に株式投資の世界の全体像や仕組みを理解できていないと、どのような要因が株価に影響し得るのか全体のイメージが掴めないため、要因の分析や株価が上がりそうな銘柄の選定を的確に行えません。

株式とは企業が事業資金の確保を目的に発行するものです。企業が株式市場に上場するとその企業の株式を誰でも自由に取引できるようになります。

個人投資家が株式を売買するためには証券会社に口座を作り、証券会社を通じて売買注文を出して売り買いします。

個人投資家が株式を売買する際のやり取りのイメージ図

企業業績や配当金の増額・減額、景気の変動など、様々な要因によって株価が変動するため、これらの要因を分析して値上がりしそうな銘柄を事前に予想できるかどうかが、株式投資で利益を出せるかどうかのポイントだと言えるでしょう。

2.株式投資をすることのメリットとデメリット

株式投資のメリットは、資産を増やせる可能性があることです。逆にデメリットは資産が減る可能性があることでしょう。

資産を増やす方法にはどのような方法があるのかや、損失を被るとどれだけ資産が減るリスクがあるのか、株式投資の特徴を勉強して理解しておく必要があります。

株式投資のメリットとして挙げられるのが、売却益・配当金・株主優待の3つを得られることです。

購入した株式の株価が上がった後に売却すれば売却益が生じ、有配当株や株主優待がある企業の株式を保有すれば、配当金や企業製品・優待券などの株主優待をもらえます。

一方で株式投資のデメリットは、保有している株式の株価が下がると損失が出て資産が減ってしまうことです。株式投資は元本保証がある銀行預金のように、当初の資産額が保証されるわけではありません。

値上がりを予想して購入した銘柄の株価が下がれば損失を被りますし、配当金目的で株式を買った場合でも、株価が下がって配当金額以上の損失が生じることがあります。

また、自己資金以上の資金で取引をする信用取引の場合は、大きな利益を出せる可能性がある反面、逆に損失額が一気に膨らむ可能性がある点に注意が必要です。

株価の急落に巻き込まれると、自己資金額以上の損失を被って借金を抱えることがあります。

3.株式を購入するまでの流れ

前述の通り、個人投資家が株式を購入する場合、証券会社を通して購入します。

株式投資を始める前に、株式を購入するまでに行う手続きの流れを理解しておきましょう。

株式を購入するまでの流れ

まず証券会社に口座がないと株式を購入できないため、最初に口座を開設する証券会社を決めて口座開設手続きを行います。

口座開設はネットで手続きできる証券会社が多く、手続きの流れや必要書類は、公式HPに掲載されていることが多いので確認してみましょう。

ネット経由で手続きする場合、証券会社によっては最短即日で口座を開設でき、長くても数営業日から1週間程度で手続きが完了するのが一般的です。

口座を開設できたら資金を入金して、購入する銘柄を選んで買い注文を出して購入します。

4.証券会社の選び方

日本国内だけでも多くの証券会社があり、口座開設する証券会社を決める際に迷うことが少なくありません。

そのため証券会社を比較するときに何を基準に比べるのが良いのか、証券会社の選び方も株初心者が理解しておくべきポイントのひとつです。

証券会社ごとに特徴が異なるため、自分に合った証券会社を選ぶようにしましょう。

証券会社選びのポイント

株式を売買するときには手数料がかかり、1回あたりの手数料額は証券会社によって数百円程度から数千円程度まで幅があります。

取引回数が多く何度も取引する場合、手数料が高い証券会社を使うと手数料がかさんで利益が残らなくなることがあるため注意が必要です。

取引ツールが使いやすいかどうかも株式投資では重要です。自分が操作しやすいと感じるツールを使うと、株取引がしやすくなります。

提供されているツールは証券会社ごとに異なるため、口座開設が無料の証券会社で口座を作り、いくつかのツールを実際に使ってみて比較すると良いでしょう。

また商品の種類や投資情報の豊富さを比較して証券会社を選ぶ方法もあります。日本株だけでなく外国株の取引ができる証券会社や、配信される投資関連ニュースの量が多い証券会社など、商品の種類や投資情報が充実している証券会社を選んでも良いでしょう。

5.株価チャートの見方

株価を確認して売り時を判断する際や、過去の値動きを分析して購入銘柄を選ぶ際には、株価チャートの見方を理解しておかなければいけません。

株価チャートとは一定期間の株価をグラフ化したもので、今後株価が上下どちらに動く可能性が高いのか予想する際に使います。

逆に株価チャートの見方が分かっていないと、株価が上がる可能性が高いのか下がる可能性が高いのか予想できず、保有銘柄の売り時を判断できません。

また、株価が上がる確率が高い銘柄を探して購入銘柄を決めるときにも、株価チャートに関する知識が必要です。

株価チャートに表示できる情報には様々なものがあり、例えばローソク足が陽線であれば株価が上がったことが、陰線であれば下がったことが分かり、移動平均線が右肩上がりであれば上昇トレンド、右肩下がりであれば下降トレンドと判断できます。

株価チャートの見方

一目均衡表やボリンジャーバンド、MACDなど、株価チャート上に表示できる情報や指標には様々な種類があるので、まずは気になる指標をいくつか選んで勉強して実際に使ってみましょう。

また、株の売り時を決める際に参考にするべき指標についてはこちらの記事にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

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株の売り時とは?4つのタイミングや注意点、分析ツールを解説

こちらの記事では、このようなお悩みにお答えしていきます。一般的に株の売り時といわれるタイミングを見極めるには、「株価が上昇したとき」「投資先の企業の業績が下がったとき」などが挙げられます。とはいえ、なかなかイメージが湧きづらいですよね?こちらの記事では、株の売り時を見極めるコツや見失わないために意識すべき注意点、分析ツールを解説します。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店株取引において、株の売り方を見極めるには以下4つのタイミングを意識しましょう。株の売り時についての考え方自体は単純で、「安く買った株をいかに高く売るか」とされています。しかし、株価が上がりきったタイミングを確実に当てる方法が確立されていれば、誰も株取引に関して頭を悩ませません。株の売り時の判断をするには、これまで多くの投資家や株式市場の動きから分析された「傾向」を見ることが大切になります。また株取引には絶対がないからこそ、第三者からの無根拠かつ無責任なアドバイスには注意しましょう。とくに無免許の人物による投資助言詐欺については、金融庁が注意を呼びかけています。仮に資格持ちのプロだとしても「この株はさっさと売って他の株を買うべきだ」「自分の言うことは絶対だ」などの断定的判断を提供することは認められていません。金融商品取引法違反に当たります。似たような事態に遭遇したら注意が必要です。まずは焦らず、株取引の基本の考え方や見方を身につけましょう。ここからは見極めのタイミング4つを紹介します。株価が上昇したタイミングは売り時の基本ですが、「上がった後にどのタイミングで売るか」にはさまざまな選択肢があります。基本は株式チャート(株価の動き)を参考にして判断しましょう。以下2つの線に注目します。上記2つの線を踏まえた上で、「買ったときより株価が上がっている場合」の売るタイミングは主に次の3つといわれています。1の「確実に利益が出る状態での売り」と、2・3の「株価が上がりきってから下がる傾向が見えたときの売り」の2パターンになります。株式投資初心者は、リスク回避のためにも「株を買ったときより少し高値になったタイミング」で早めに売り、利益の確保を最優先にすることを検討するとよいでしょう。また、目標利益になったときも、一部売却を検討してもいいタイミングといえます。ここで「もっと上がるはず」と強欲に待ち続けるのは、初心者のうちは避けておいたほうが無難です。株価にもっとも大きな影響を与える要素の1つは投資先企業の業績であるため、投資先の企業の業績が下がってきたときは、まだ株価に反映されていなくても売り時と判断できるでしょう。まず投資家たちが出資(株を購入)する目的としては、「高額の配当金がほしい」「優れた企業の経営に参加したい」「高値で売り抜けたい」などが挙げられます。もし業績が下がるとこれらすべてに期待ができないため、株が徐々に売られ始めます。つまりその銘柄の需要がなくなる=株価が下がることにつながります。企業の業績を確認したいときは、決算後に企業が公開する決算の情報である、決算短信や有価証券報告書を見てみましょう。売上や純利益、損失などの詳細が載っています。過去数年間分が公開されているので、「昔と比べて業績が上がったのか下がったのか」、「数年前にやった事業・設備投資は実を結んでいるのか」までチェックできます。もし投資先のコンプライアンス違反(企業が法令や社会的規律などに反した行動をとること)が発覚したときは、株価を大きく下げる原因となるため売り時として検討すべきタイミングといわれています。とくにニュースになるレベルの場合は注意しましょう。平成~令和の時代にかけて、コンプライアンス違反は世間から厳しく見られるようになりました。環境・社会・ガバナンスを重視したESG投資への注目や、SNSの普及による悪評の拡散スピードなどが相まったこともあり、一気に株価を落とすリスクが高いです。実際に世界や日本の大企業でも、コンプライアンス違反が原因と見られる株価の暴落が起こりました。できる限り投資先企業の最新情報やニュースはチェックしておき、問題があったときはすぐに売りに転換する意識を持つことが大切です。為替相場、つまり日本円と外国通貨の相場が変動した場合は売り時になる可能性があります。外国と取引している企業が大きく影響を受けるためです。例えば、為替変動によって1ドル=100円が1ドル=110円の円安ドル高になったとします。このとき輸出型企業と輸入型企業に起こるそれぞれの影響は次のとおりです(100円で1ドルだったが、110円払わないと1ドル手に入らない=円が安くてドルが高い)。このように外国と取引している日本国内企業の業績は、為替相場から受ける影響が大きくなります。長期保有の場合は、短期的な株価の上げ下げで一喜一憂せずにホールドする意識が大切です。企業の将来性をよく見極めて、売却すべきかどうかをよく考えてみましょう。投資家として長い目で見ること、将来的な株価上昇を期待する気持ちを持つことも必要な要素です。そもそも、株を買う時は、その企業の成長性や株価に割安感があるかどうかを確認し見極めなくてはなりません。検討したうえで購入した株ならば、一時的な値動きには左右されないようにしましょう。株による資産形成を考えたときには、長い目で見て判断することが重要です。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店初心者が株の売り時を見失わないためには、以下4つのポイントを意識しましょう。株の売り時の見極め方を知っていたとしても、実際に売る勇気や売りタイミングを見極める力がなければ利益を出せません。売り時のタイミングと一緒に、「どうしたら見逃さずに済むのか」「初心者でも失敗しないために大切なことはなにか」を知っておくことで、大きな損失を回避できます。ここからは初心者が株の売り時を見失わないための4つのポイントを紹介します。「株価が〇〇パーセント上がったら売る、逆に〇〇パーセント下がっても売る」、「チャートを見るか、企業の成長率に注目して決めるか」など、自分の中で株の売り時に関するマイルールを決めるのは効果的です。マイルールがあれば欲を出しすぎて失敗したり、株価下落によるパニックで売り時を見失ったりするリスクを防げます。経験や実績の浅い投資初心者ほど、自分が定めたルールに従って売り時を決めたほういいでしょう。投資初心者はまず損切り(ロスカット・ストップロス)を覚えることが重要です。損切りとは、購入したときよりも損失が出ている状態で売却を行い、損失を確定させることを意味します。初心者は「まだこれから上がるかもしれない」と損切りのタイミングを逃し、より大きな損を被ることも珍しくありません。損切りせずにホールドするという考え方もありますが、初心者の場合は成長性見込みや購入目的がズレた状態の「意味のないホールド」になる確率が高いです。前述のマイルールで決めたタイミングがきたときや、買ったときの目的が果たせなくなったとき(将来性がなくなった、投資先の競合他社に強力なライバルが出現したなど)では、躊躇なく損切りできる意識を持ちましょう。移動平均線や決算短信は、株取引の分析を行う上で最低限読めるようになっておきたい情報です。移動平均線は株式チャートから株価を分析する「テクニカル分析」、決算短信は企業価値から株価を分析する「ファンダメンタルズ分析」に使います。移動平均線とは、一定期間での株価の平均値を線で結ぶことで、株価の方向性を表すグラフです。5日ごと・25日ごとなどの日にちや、13週ごと・26週ごとなどの週ごとの平均値を線でつないで折れ線グラフで表します。移動平均線は相場のトレンドとその勢いを読んだりするときに重宝される、代表的なテクニカルチャートの1つと言えるでしょう。続いて決算短信とは、決算内容の要点をまとめた資料で、正式な決算報告である有価証券報告書よりも早く公開される情報です。決算日から30日以内、遅くとも45日以内に開示するようルール付けがあります。決算短信は投資家に対して早めに決算結果を伝えることが目的といっても過言ではないでしょう。決算短信を読んでわかることは次のとおりです。決算短信は企業価値を見るファンダメンタルズ分析において欠かすことのできない情報源といえます。初心者投資家として今後レベルアップを狙うのであれば、ある程度は読めるようになっておきましょう。チャートで売り時を判断するコツとして、一般的に売り時とされるチャートの形であるパターンを覚えるのもおすすめの方法です。「今のチャートは売り時の形に近いから、売却を検討してみよう」という判断材料になります。今回は代表的な5つのチャートパターンを紹介しますので、売り時を判断するためのひとつの材料として参考にしてください。売り時のチャートパターンで「これだけは覚えておくべき」なのは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から交差する「デッドクロス」です。デッドクロスは株価の下降トレンドに入るシグナルとされるため、見極めポイントの章でも紹介した売り時のタイミングに入るとされます。プラス乖離とは移動平均線と株価を並べたときに、株価が上方向に大きく乖離している状態のことです。これまでの平均よりも異常に株価が上がっていることを意味します。プラス乖離が起こると株式市場では利益確定をしようとする投資家が増え、反落の動きになり下降トレンドに入ります。ヘッドアンドショルダー(三尊天井)は、1回、2回と高値をつけた株価で、3回目の高値が2回目を抜けずに落ちていくパターンです。3回目の下降が安値で結んだネックラインを下回ると、下降トレンドの突入を知らせるシグナルになります。ダブルトップ(M型天井)は、1回目と2回目の高値がほぼ同じ値で推移するチャートパターンです。「最初の高値で本質的な価値に達した」「これ以上は上がらないのでは」という投資家の心理が働き、そのまま下げに転じます。ソーサー・トップは、長期間高値の位置で細かい上下を繰り返すチャートパターンです。一度下落した後はさらに横ばいの上下が続くプラットフォームを作り、その後本格的な下降トレンドに入ります。上記4つよりは出現頻度が少ないですが、こういった形もあると覚えておきましょう。売り時をチェックするときは、証券会社が提供する企業分析ツールを活用しましょう。企業分析ツールを用いるメリットとしては次のような点が挙げられます。スマホアプリ版を使えば、仕事の合間や通勤時間中、プライベートのすき間時間などでも確認できるので、売り時を見逃すリスクを軽減できます。無料で使えるツールもあるため、ぜひ活用してみてください。投資初心者が知っておくとよい株の売り時は次の4つとされています。もし株の長期保有による長期的目線で投資を行う場合は、数年単位でのホールドも視野に入れつつ、短期的なチャートの上げ下げに惑わされないことが大切です。大まかな目安を自分の中で作っておくことで、いざ株を売ろうとするときに迷いが少なくなります。さらにマイルールの設定やチャートパターンを頭に入れておくことで、売り時を判断できるようになりましょう。

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「株価はなぜ上がるのか…」こちらの現象を正確に解説できる方も少ないのでは?株式投資で売却益を得るためには、株価が上がる理由を理解した上で、上昇する確率が高いと予想されるときに株を購入することが大切です。そのためにも、株価が変動する要因を押さえておきましょう。本記事では、株価が上がる理由と誤判断しやすいケースについて解説します。株価は、ある企業の株を買いたい人と売りたい人がどれだけいるのかという需給のバランスによって変動します。投資家が株を買いたい又は売りたいと思うかどうかは、様々な要因の影響を受けて決まります。株価は多くの要因の影響を受けて変動するため、株価が上がる理由や上昇するタイミングをうまく見極められるかどうかが株式投資の重要なポイントです。株式投資をする上では、そもそも株価がなぜ動くのかを理解しておく必要があるため、まずは株価の基本的な仕組みについて確認しておきましょう。株価とは1株あたりの価格のことです。その会社の株式を世の中の人が一体いくらで買いたいと思うのかによって決まります。現在の株価より高い値段でも良いから買いたいと思う人が多くいれば株価は上がり、逆に買いたい人よりも売りたい人が多ければ株価は下がります。事業内容や業績などから企業としての成長性や安定性を各投資家がどのように判断し、その企業にどれだけの価値を認めているのか、投資家が考える企業価値を反映しているのが株価です。株価が上がる具体的な理由について詳しくは後ほど解説しますが、例えば新商品の発売が発表されて業績の向上が予想されると、株価が上昇する場合があります。株価が変動する要因は、大きく分けると内部要因と外部要因の2つに分類できます。企業自体の要因が内部要因、市場全体の要因が外部要因です。内部要因には業績や配当金、新商品の開発などが、外部要因には景気や為替、自然災害、社会情勢などがそれぞれ該当します。株価が上がる理由を考える上で、内部要因・外部要因いずれも重要です。銘柄選びをする際は内部要因と外部要因の両方に着目して分析を行うようにしましょう。株価が上がる理由や下がる理由はケースによって様々ですが、例えば「企業業績」「配当金」「新商品の開発」「自社株買い」「景気や金利、為替の変動」「海外の株式市場の動向」「災害の発生や社会情勢の変化」が株価変動要因になる場合があります。これらの7つの要素に変化があると株価がどのように動く可能性があるのか、各要素が株価に与える影響について見ていきましょう。株価の変動要因になる要素の1つ目は企業業績です。業績が良ければ株を買いたい人が増えて株価が上がり、逆に業績が悪ければ売りたい人が増えて株価が下がるケースが多いです。決算発表を受けて株価が大きく変動するケースや、決算時に公表した業績予想を修正する上方修正や下方修正が行われると株価に影響する可能性があるため、企業業績に関するニュースはしっかりとチェックするようにしましょう。企業業績は会社四季報や各企業の会社HPなどで確認できます。また、証券会社によっては企業業績に関するレポートを掲載している場合があります。株価の変動要因になる要素の2つ目は配当金です。例えば配当金を復活させる「復配」や配当金を増やす「増配」が発表されると、配当金目的で株を買う人が増えて株価が上がる場合があります。なお増配や減配などで配当金額が変更になり株価にどのように影響するのかを考える際には、単に配当金額の増減額を見るだけでなく、配当利回りや配当性向も確認すると良いでしょう。他企業の同指標の数値と比較することで、変更後の配当金額の水準がどうなのかチェックできるからです。例えば配当利回りが低かった銘柄が増配によって利回りが良くなるのであれば、増配の発表後は買いたい人が増えて株価が上がるケースもあります。しかし、増配後でも配当利回りが低い場合は投資家から注目が集まらないため、株価が上がらないこともあり得るのです。株価の変動要因になる要素の3つ目は新商品の開発です。例えば新商品の発売が発表されて業績の向上が期待できると、株を買いたい投資家が増えて株価が上がることがあります。ただし新商品が開発されても、売れそうにない商品や実用性に乏しく業績向上につながりそうにないケースでは、株価が上がらないことも少なくありません。新商品の内容を見て個人的には株価が上がる理由になると判断して株を買った場合でも、他の投資家は良い商品開発と考えず結局株価が上がらないことがあり、判断が難しい部分もあるため注意が必要です。株価の変動要因になる要素の4つ目は自社株買いです。自社株買いとは企業が発行している株式を企業自身が買い戻すことで、自社株買いが行われると株価が上がる場合があります。自社株買いによって株価が上がる理由はいくつかありますが、例えば企業が株を買い戻すと市場で取引される発行済株式数が減り、1株あたりの利益や価値が上がりPERなどの指標が改善することも、株価が上昇する要因のひとつです。指標が改善すれば今までよりも魅力的な銘柄として投資家の目に映り、買いたい人が増えて株価が上がることがあります。また自社株買いが行われて発行済株式数が減れば、1株あたりの配当金が増額される可能性もあるため、投資家が増配に対する期待を抱くことも株価が上がる理由のひとつです。株価の変動要因になる要素の5つ目は景気や金利、為替の変動です。仮に景気が良くなると一般的に企業業績が良くなり株価が上がることが多いでしょう。また、金利が上がると借入金がある企業は支払う利息が増えるため、企業業績にマイナスの影響が出て株価が下がることがあります。また、為替が変動した場合の影響は企業ごとに異なります。一般的に輸入企業にとっては円高が有利、輸出企業にとっては円安が有利なため、企業によって株価への影響が変わってくるのです。例えばアメリカに商品を輸出して1ドルで販売している企業の場合でご説明しましょう。1ドル100円であれば売上は商品1個を販売するごとに100円ですが、為替が円安に振れて1ドル110円になれば売上は110円になるため、為替が円安方向に変動することで業績にプラスの効果が生じ、株価が上がります。逆に円高になると業績にマイナスが生じるため、株価が下がるケースもあるのです。株価の変動要因になる要素の6つ目は海外の株式市場の動向です。日本の株式市場はアメリカの株式市場の値動きと似た動きをすることがあり、株取引をするときには直前のアメリカ株式市場の動向も確認しておく必要があります。アメリカ国内で株価下落要因になる出来事が生じた場合、あくまでアメリカで起きた事象であり日本の株式市場には影響が出ないだろうと安易に判断しないようにしましょう。日本の株式市場では多くの外国人投資家が取引をしています。仮にアメリカの株式市場で株価が下落して損失が出た場合、損失を穴埋めするための資金を確保しようと外国人投資家が日本株を売却することがあり、売り注文が増えれば日本株の株価は下落します。逆にアメリカの株式市場で株価が上がれば日本市場でも株価が上がることがあるため、海外の株式市場の動向にもしっかりと目を向けるようにしましょう。株価の変動要因になる要素の7つ目は災害の発生や社会情勢の変化です。例えば災害が発生して工場が被災すると、業績への影響を懸念して売り注文が増えて株価が下がる場合があり、災害発生後の復興作業の必要性から建設業などで株価が上がる場合があります。また、国内や海外の政治の動向(政局)が株価に影響することがあり、各国の要人が何らかの政治的発言をしたタイミングで株価が動くことも少なくありません。つまり社会全体の情勢が変化すると、個々の企業の株価にも影響が出る場合があるということです。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店株式投資で利益を出すには、株価が上がる理由を考えて株価上昇の波をうまく捉える必要があります。その際に気を付けなければいけないのが、株価が上がると誤判断しやすいケースです。例えば次の6つのケースでは判断を間違えやすくなります。株式投資を始めたばかりの初心者の場合は、株価が上がるケースと上がらないケースをうまく見分けられず損失を出すことが少なくありません。実際に株の売買をする際には、ここで紹介するポイントを意識しながら取引をすると良いでしょう。株価が上昇している銘柄を見つけて、「上昇の勢いがあるから更に上昇するだろう」と思い込んで買うと、買った後に下落に転じて高値掴みになるケースがあります。自分が買った途端に株価が下がるのは、株初心者がよく経験するケースのひとつです。株価は無限にどこまでも上がるわけではありませんし、株価が今上昇していることと将来上がるかどうかは別の話であり、上昇の勢いがそのまま継続するとは限りません。多くの人がその銘柄を買って株価が上がれば、買いたいと思う人の数が減るため株価上昇の勢いが衰え、逆に株価が上がったのを見て利益確定の売り注文を出す人が増えていきます。他の投資家が売りに転じるタイミングで買うと損を出すこともあるため注意が必要です。株価が下落している銘柄を見つけて、「ここまで下がれば株価はさすがに上昇に転じるだろう」と思い込んで買うと、買った後にさらに株価が下がって損失を出すケースがあります。そもそも株式投資とは株価が上がる理由を探して値上がり益を狙うのが基本であり、上がる根拠もないまま単なる思い込みだけで株を買うのは良いこととはいえません。また株価が下がり続ける中で一体どこで下げ止まるのかを見極めるのは難しく、株価が下落している途中で株を買うと、下落の勢いに巻き込まれて損失を出すリスクが相対的に高くなるため注意が必要です。逆にしっかりと下げ止まったことを確認して、底値を形成した後や実際に反転上昇した後に買えばリスクを抑えられます。専門家が株価の上昇を予想したり、ネット上の記事の中で特定の銘柄の購入が推奨したりしていますが、鵜呑みにするのはおすすめできません。他人の意見やネット上の情報を鵜呑みにして株を買うと、買った後に株価が下がり後悔することがあります。他人の意見やネット上の情報を信じて株を購入して損をしても、誰かが責任を取ってくれるわけではありません。株を購入するかどうかは自分で考えた上で決めることが大切です。もちろん参考になる意見や情報もありますし、購入する銘柄を選ぶ際の参考情報にはなります。しかし、最終的に判断するのは自分自身であり、株価が上がる理由があるかどうかをしっかりと考えて株式投資をするようにしましょう。「この企業は有名で知名度もあるから大丈夫だろう」といったイメージだけで銘柄を選ぶと、株価が上がらず失敗することがあります。そもそも自分の中で思い描いている企業イメージはあくまで個人的な考え方に過ぎません。何らかの分析結果に基づく明確な根拠とはいえず、株価が上がる理由とはいえないため、イメージだけで銘柄選びをするのではなく、株価が上がると考えられる根拠を明確にした上で購入する銘柄を決めるようにしましょう。織り込み済みとは株価の変動要因が既に株価に反映されていることで、株価の上昇を見極める際には織り込み済みかどうかも見極める必要があります。例えば好調な企業業績など株価が上がる理由になりそうな事実があっても、既に織り込み済みで株価に反映されていれば、株価はそれ以上上がらないケースも少なくありません。また増配が発表されて配当金が増額されることになった場合でも、企業業績が好調で投資家の多くが増配を事前に予想して既に株を購入していることもあります。増配が織り込み済みであれば、増配が発表されたタイミングでは株価があまり動かない可能性が高いでしょう。株の売買をする際には、巨額の資金を持つ大口投資家による意図的な株価の吊り上げやダマシにも注意が必要です。大口投資家が大量の買い注文を出すと、それまでの株価の値動きや流れとは関係なく短期的に株価が上昇することがあり、よく考えずに株価の上昇に飛び乗って株を買うと、その直後に大口投資家が大量の売り注文を出して株価が一気に下がり、損失を被ることがあります。大口投資家は自分たちが持っている数を少しでも高値で売ることが目的です。彼らはまず株価を意図的に吊り上げるために買い注文を出して株価を上昇させ、個人投資家がだまされて株を買ってさらに株価が上がると、売り注文を出して高値で売り抜けるのです。このようなダマシに惑わされて損失を出さないためにも、株価が上昇している場合には安易に飛び付かず、まずはなぜ上昇しているのか理由を探すようにし、理由が見当たらない場合にはダマシの可能性も疑ってみるようにしましょう。株の売り時とは?4つのタイミングや注意点、分析ツールを解説株式投資で利益を出すためには、ただ闇雲に株を売買するのではなく、株価が上がる理由を探してから取引することが大切です。取引する前に株価が上がる理由を探すようにすれば、株価が上昇する確率が高いと考えられるタイミングで株を買えるようになります。株価の上昇をうまく捉えて利益を積み上げるためにも、内部要因や外部要因の分析を行って株価が上がる理由を様々な視点から考察し、根拠を明確にした上で株の取引を行うようにしましょう。

株価が上がる理由を解説!上昇タイミングを見極めるコツを理解しよう

6.投資スタイルごとの特徴と違い

株式投資には様々な投資スタイルがあり、自分が一体どのスタイルで投資をするのか最初に決める必要があります。

その人の性格などによって向いている投資法は変わるため、投資法ごとの特徴や違いを理解して自分に合った方法を選ぶことが大切です。

例えば投資期間によって投資法を分類すると、短期投資と長期投資の2種類の投資法があります。短期間で利益を狙いたい人に向いているのが短期投資、じっくりと時間をかけて資産を増やしたい人に向いているのが長期投資です。

短期投資では短期間に株価がよく動く銘柄を投資対象にするため、株価の激しい値動きを見ると慌ててしまい冷静に取引できない人には適していません。

株価をこまめにチェックする必要があるため、投資にある程度の時間を割ける人に向いています。

一方で長期投資の場合は、株価の短期的な値動きに一喜一憂せずに済む点がメリットですが、じっくりと待てない人には向いていないかもしれません。

投資スタイルごとの特徴を理解せずに、自分に向いていない投資法を選んでしまうと、株取引をする中でやりにくさを感じて利益を出せる可能性が下がり、また株式投資を途中でやめてしまう可能性も高くなります。

株式投資をするときには投資法ごとの特徴や違いを勉強して自分にあった方法を選ぶことも大切だと言えるでしょう。

7.投資する銘柄の選び方

日本の株式市場で取引できる銘柄数は3700社以上と非常に多く、その中から自分が投資する銘柄を探して決めなければいけません。

そのため投資する銘柄をどのような基準で探すのか、選び方の基準を自分なりに決めておくことが必要です。

例えば値上がり益を狙って投資する場合は、自分が知っている身近な企業の中から探す方法や、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析で使う特定の指標をもとに銘柄を探す方法があります。

また投資資金が限られている場合には、株価が安くて少額から投資できる銘柄に絞って投資銘柄を探しても良いでしょう。
逆に何の基準も設けずに漠然と銘柄選びを始めると、銘柄数が多いだけに時間がかかり選定作業が非効率になりかねません。時間を無駄にしないためにも、銘柄の選び方について勉強してから実際の銘柄選びを始めることが大切です。

証券会社の中には、特定の条件に該当する銘柄を抽出できるスクリーニング機能を提供している場合があるので、スクリーニング機能を使って投資候補を絞ることもできます。

8.株式投資でかかる税金

株式投資では税金も勉強すべき事項のひとつです。

株式投資で利益を得ると一体どれだけの税金がかかるのかや、確定申告を自分でしなければいけないのかなど、税金に関する知識も株式投資では欠かせません。

まず株式投資で売却益を得ると、所得税15%・住民税5%の税率で税金がかかり、復興特別所得税0.315%も含めた合計20.315%の税金が課されます。

一般口座・特定口座(源泉徴収なし・源泉徴収あり)の3種類の口座のうち、特定口座(源泉徴収あり)で取引している場合は投資家本人による確定申告は不要です。

利益が出た場合でも税金が天引きされて証券会社が代わりに納税等を行います。

また損失が出た年には確定申告の義務は生じませんが、損失の繰り越しを申告しておくと将来的に税負担を軽減できる場合があります。

確定申告をして損失を繰り越しておけば、翌年以降に利益が出た場合に繰越済みの損失と相殺できるのです。

投資を成功させるためにも、税や確定申告について勉強しましょう。

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株で損失が出たら確定申告をすべき?損益通算・損失繰越について解説

株で損失が出た場合、確定申告で損益通算や損失繰越をすることで、税額を低く抑えられます。しかし、人によっては税控除の適用から外れたり、保険料が増えたりして家計負担が増す可能性もあるため注意が必要です。この記事では株で損失が出た年に確定申告をすべき理由や注意点を解説します。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店株で損失が出た場合、確定申告をすると節税になることがあるため、確定申告をしたほうが良いでしょう。そもそも、株取引をして利益を得ると、口座の種類や利益額などによっては確定申告が必要ですが、逆に損失が出た場合は確定申告の義務は生じません。しかし、法律上の義務の有無にかかわらず、損失が出た場合でも確定申告をした方が得になるケースがあります。確定申告をして利益と損失を相殺できれば、利益額から損失額を引いた後の金額を基準に所得税を計算できます。所得税率を掛ける金額が損失額の分だけ減り、節税になる点がメリットです。逆に確定申告をせず損益通算や損失繰越の規定を適用しないと、税額を計算する際、他の口座で生じた損失や前年以前に生じた損失が考慮されません。利益額から損失額を引いた額ではなく、利益額に税率を掛けて税額を計算することになり、税負担が増えてしまいます。株取引をすると一体どのような税金がかかるのか、損失が出たときに確定申告をすると節税になるのはなぜなのか、株取引と確定申告の関係を正しく理解するようにしましょう。確定申告の要・不要は、取引実績がプラスのときは口座の種類や利益額などで決まり、マイナスのときは本人が損失と利益を相殺したいかどうかで決まります。確定申告とは所得税の税額を計算して国に申告する手続きで、年間の所得が一定額を超えるなど法律で定められた一定の要件に該当すると、次の年に確定申告が必要です。たとえば会社員や公務員であれば、株で20万円を超える所得を得ると確定申告をしなければいけません。証券会社で開設できる口座の中には「特定口座」(源泉徴収あり・なし)のほかに「一般口座」と「NISA口座」があります。特定口座(源泉徴収あり)で株の売買をしている場合、確定申告は不要です。また、株取引で損失が出たケースでは、他の口座で生じた利益や翌年以降に出た利益と相殺して税負担を抑えたい場合、確定申告をしなければいけません。特定口座(源泉徴収あり)で取引していても、利益が出た場合の納税手続きのように証券会社が代わりにしてくれるわけではなく、取引者本人による確定申告が必要になります。株取引で生じた利益にかかる税金は、譲渡益にかかる税金と配当金にかかる税金の2つです。一般的に、売却益はキャピタルゲイン、配当金はインカムゲインと呼ばれる利益です。売却益と配当金にはいずれも所得税と住民税がかかり、税法上の区分では売却益は譲渡所得に、配当金は配当所得に該当します。株を売却して利益を得ると、譲渡益に対して所得税15%・住民税5%の税率で課税されます。2037年までは復興特別所得税0.315%もかかるため、所得税・復興特別所得税・住民税の合計税率は20.315%です。ただし、税率を掛け合わせる譲渡所得の金額は、譲渡価額から取得費や委託手数料などの必要経費を引いた額であるため、必要経費の計上の仕方によっては税額の計算結果が変わる場合があります。なお、所得税の計算における譲渡所得には総合課税の譲渡所得と分離課税の譲渡所得がありますが、株で得た譲渡益は分離課税の譲渡所得です。仮に総合課税の対象となる資産の譲渡で損失が出た場合でも、株で出た譲渡益と相殺して課税金額を減らすことはできません。株の譲渡益の額に税率をかけて税額を計算します。株を保有して配当金を受け取った場合も、株の譲渡益の場合と同じ税率で所得税と住民税がかかります。配当金の課税方法は申告分離課税と総合課税のいずれかを選択します。申告分離課税を選択したときの税率は所得税・復興特別所得税・住民税あわせて20.315%です。総合課税の場合は、他の所得区分の所得と合計して所得税が計算され、課税所得金額の大きさに応じて税率が変わる累進税率が適用されます。株で損失が出た年は、損益通算をすれば節税になる場合があり、損失繰越をすれば翌年以降に税負担を軽減できる場合があるため、確定申告をしたほうがいいでしょう。確定申告をして損益通算や損失繰越の規定を適用すると、損失と利益を相殺した後の金額に税率をかけることになります。損失額の分だけ税率を乗じる課税金額を減らせるのです。損益通算とは文字通り損失と利益を通算することで、損失が出た取引と利益が出た取引の金額を合計し、税負担を軽減することができます。損益通算を行えば、利益額から損失額を引いた後の額に課税されます。たとえばA証券で特定口座(源泉徴収あり)を開設し、ある取引で+5万円の利益、別の取引で▲3万円の損失を出した場合、A証券が源泉徴収を行う中で損益通算が行われて差額の2万円に課税されます。そのため本人による確定申告は不要です。上記のケースの場合は、自分で確定申告をしないと損益通算ができません。たとえばA証券とB証券で特定口座(源泉徴収あり)を開設し、取引実績がA証券で+5万円、B証券で▲3万円の場合、A証券では利益額5万円を基準に税金が源泉徴収されます。2つの証券会社の間で顧客の取引実績情報を共有して、利益と損失を相殺して差額2万円にかかる税金だけを源泉徴収してくれるわけではありません。損益通算を行って正しい税額にするためには確定申告が必要です。源泉徴収の時点では実質的に多く税金が引かれているため、確定申告をすれば払い過ぎた税金の還付(払戻し)を受けられます。損益通算をしても損失額が残る場合は翌年以降最大3年間繰り越せます。翌年以降の3年間で利益が出た年があれば、繰り越した過去の損失とその年の利益を相殺できる仕組みです。具体的なケースをみてみましょう。まず年間の取引実績としては合計▲4万円であり本来税金はかかりません。しかしA証券では6万円を基準に税金が源泉徴収されるため、確定申告をして損益通算を行い税金の払戻しを受けます。さらに▲4万円分の損失を翌年以降に繰り越すと、仮に翌年5万円の利益が出た場合は繰り越し済の損失と相殺できて差額の1万円にのみ税金がかかり、5万円を基準に源泉徴収がされても確定申告をすれば還付金を受け取れる流れです。損失を繰り越すには確定申告が必要です。また、繰り越す年だけでなく、その後も継続して確定申告をしなければいけません。翌年以降3年間で利益が出るかどうかは損失が出た時点ではわかりませんが、翌年以降に利益が出た場合に税負担を軽減できるよう、確定申告をして損失を繰り越しておくほうが良いでしょう。損益通算や損失繰越によって株にかかる税金を低く抑えられる場合でも、確定申告をすると家計全体ではむしろ負担が増えてしまうケースもあるため注意が必要です。配偶者控除や扶養控除の対象から外れて家族が払う所得税や住民税が増えたり、本人にかかる国民健康保険料・介護保険料・後期高齢者医療保険料が高くなったりするケースがあります。確定申告をすると、配偶者控除や扶養控除の適用可否の判定に株の利益が含まれてしまい、家族が配偶者控除や扶養控除を適用できなくなって税負担が増える可能性があるため注意が必要です。所得税を計算する際、配偶者控除や扶養控除を適用できると所得額から所定の控除額を引いた上で税率をかけられるため、税負担を低く抑えられます。控除を適用するための要件にはいくつかあり、配偶者や扶養家族の所得額が一定額以下であることが要件のひとつです。たとえば配偶者控除であれば、年間の合計所得金額が48万円以下の配偶者がいる人が対象で、1年間に配偶者が得た所得を合計して48万円を超えるかで適用の可否が決まります。ここでポイントになるのが配偶者が株取引で得た利益です。配偶者が確定申告をしていると株で出た利益が48万円の判定に含まれますが、確定申告をしていないと含まれません。扶養控除についても考え方は同じです。本人が確定申告をすると株の利益が控除の適用可否の判定に含まれた結果、家族が配偶者控除や扶養控除を適用できなくなり、税負担が増えてしまいます。たとえば特定口座(源泉徴収あり)で株取引をして利益が出た場合、前年から繰り越している損失と相殺するには確定申告が必要です。確定申告をすれば当年の利益と前年の損失を相殺できて節税になりますが、配偶者控除や扶養控除の対象外になり家族の所得税が増える場合は、世帯としての税負担が増えるという結果になります。確定申告をすると、国民健康保険料・介護保険料・後期高齢者医療保険料の保険料計算に株の利益が含まれてしまい、保険料が上がる可能性があります。国民健康保険料・介護保険料・後期高齢者医療保険料は本人の所得額などをもとに計算します。本人が確定申告をしていると株で出た利益は保険料計算に含まれますが、確定申告をしていない場合は計算には含まれません。そのため、たとえば特定口座(源泉徴収あり)で取引を行い、利益が出て繰り越し済の過去の損失と相殺するため確定申告を行う場合は、国民健康保険料などが上がる可能性がある点に注意しなければなりません。なお住民税に関しては、申告不要制度を使えば株で出た利益が保険料算定基礎に含まれずに済み、保険料の上昇を回避できます。申告不要制度を使うには自治体に申告書を提出する必要があるため、申告書の用紙の入手方法などはお住まいの自治体に確認してください。株式投資で損失が出た場合、確定申告は義務ではありませんが、できたはずの節税をせず得られたはずの節税効果を逃せば、実質的にさらに損をすることになりかねません。お金を増やすという株式投資の目的に照らし合わせれば、確定申告によって税金の払戻しを受けて資金を増やすことも、株式投資をする上では大事な手続きのひとつといえます。利益が出た年だけでなく、損失が出た年も忘れずに確定申告を行うようにしてください。

株で損失が出たら確定申告をすべき?損益通算・損失繰越について解説

株式投資の勉強方法6選

株式投資の勉強の仕方には様々な方法があります。主な方法として、次の6つが挙げられるでしょう。

  1. 本や雑誌
  2. 新聞や四季報
  3. セミナーや勉強会
  4. ネット上の記事や個人ブログ
  5. 証券会社のサイト
  6. アプリ

6つの勉強方法にはいずれもメリットとデメリットがあります。それぞれの特徴を理解した上で、自分が勉強しやすいと感じる方法で知識を身に付けるようにしましょう。

1.本や雑誌

株式投資の勉強方法の1つ目は本や雑誌を使う方法です。

メリットは様々な書籍が発売されていて選択肢が豊富なこと、通勤・通学など隙間時間で学習できることでしょう。

図表を使って楽しみながら読めるものから理論的に解説している専門的なものまであり、自分の知識レベルや好みに合わせて選べます。

複数の書籍や雑誌を購入しても数千円程度で収まることが多く、費用はそれほどかかりません。

デメリットはある程度の投資知識を身に付けるには少なくとも複数の本を読む必要があり、手間がかかることです。

また、発売されている書籍や雑誌の数は非常に多く、購入した書籍を読んでみたら内容があまり良くなかったというケースも起こり得ます。

本や雑誌を使う勉強方法は、読む時間をじっくり取れる人には向いていますが、勉強時間をあまり確保できない人には向いていません。

2.新聞や四季報

株式投資の勉強方法の2つ目は新聞や四季報を使う方法です。株価に影響する可能性がある経済ニュースや個別銘柄の情報をまとめて確認できます。

特にファンダメンタルズ分析を行って株式投資をする人は、経済新聞や四季報を確認して経済ニュースや企業業績、景気の動向などをチェックしたほうが良いでしょう。

経済新聞を読めば世の中の流れを掴むことができ、現在注目されている事柄が何なのか分かります。

新聞で日々各紙面の内容をチェックするのは、手間をかけるのが面倒な人にはあまり向きません。しかし、電子版の新聞であれば隙間時間にスマホなどで気軽に確認できるため、それほど手間はかからないでしょう。

また口座を開設すると無料で四季報の内容が見られる証券会社もあります。証券会社が提供しているサービスを確認してみましょう。

3.セミナーや勉強会

株式投資の勉強方法の3つ目はセミナーや勉強会に参加する方法です。

メリットとしては書籍などと違って人の意見を直に聞けて参考にできる点が挙げられます。しかし様々なセミナーや勉強会があるため、自分に合ったものを探すのに手間がかかる点がデメリットです。

企業が開催するものもあれば個人投資家が主催するものもあり、内容も様々なので自分の知識レベルや投資目的にあわせて選べます。実際に株取引で利益を出している人が講師を務めるセミナーに参加すれば、投資経験者の生の声を聞けて参考にできるでしょう。

しかしセミナーや勉強会の種類が非常に多いだけに、参加してみてから「思っていたのとは違った……」となることも少なくありません。セミナーの内容を事前に判断するのは難しく、自分の目的に合わないセミナーや勉強会に参加してしまうことがあります。この場合には時間も費用もかけたのに得るものがなく終わるため、デメリットと言えるかもしれません。

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4.ネット上の記事や個人ブログ

株式投資の勉強方法の4つ目はネット上の記事や個人ブログを参考にする方法です。メリットとしては、ネットを使うと情報収集がしやすく勉強を継続しやすい点が挙げられます。

しかし、ネット記事の中には誤った情報を掲載しているケースもあるため注意が必要です。

まず、ネット上の記事や個人ブログの中には、内容面で量も質も充実しているものがあり、実際に利益を出している人の意見を参考にすれば自分が株取引をする際に活かせます。

しかしネット上に掲載されている内容の中には、真偽不明のものや単なる個人的意見に過ぎず、参考にすべきではない内容も少なくありません。

正しくない情報を信じると逆に株式投資の取引実績が悪くなる可能性もあります。

そのため、ネット上の記事や個人ブログを使って株式投資の勉強をする方法は、情報を適切に取捨選択できる人には向いていますが、よく考えずに何でも信じてしまう人には向かない方法です。

5.証券会社のサイト

株式投資の勉強方法の5つ目は証券会社のサイトを使う方法です。

証券会社のホームページでは株初心者向けの学習用ページやコンテンツが提供されていることがあり、株式投資の仕組みや投資用語の意味などを勉強できます。

学習できる内容は基礎的なものが多く、ある程度の投資知識がある人にとってメリットはそれほどありませんが、投資知識がなくイチから勉強する場合は、証券会社のサイトを活用して勉強しても良いでしょう。

サイトを開けば学習できるため手軽で継続しやすく、書籍を購入する場合やセミナーへ参加する場合と違って費用はかかりません。

6.アプリ

株式投資の勉強方法の6つ目は投資用アプリを使う方法で、デモトレードを使えば仮想の世界の中で株取引を経験できます。

実際のお金は使わないためノーリスクで投資経験を積める点がメリットで、実際に自分の資金を使わないため緊張感に欠ける点がデメリットです。

とはいえ、そもそも投資初心者がいきなり株取引を行うと、大きな損失を出すことが少なくありません。

そのため株初心者の場合は最初に投資用アプリを使い、デモトレードで株取引を経験して必要な知識や感覚を身に付けてから実際の株取引に移っても良いでしょう。

ただし、先ほど述べたように、仮想空間の中で模擬的にトレードをするだけであり、実際に自分のお金を使うわけではありません。

緊張感に欠けて真剣に取り組めないと、学習意欲が薄れてしまい投資に関する知識があまり身に付かない場合があることには注意して利用しましょう。

株式投資の勉強をするときの注意点

株式投資の勉強をする際には特に次の2点に注意する必要があります。

  • 参考にした資料すべてが正しいとは限らない
  • 勉強と実践を繰り返してこそ上達する

何も考えずにただ闇雲に勉強すると、間違った情報まで信じてしまう可能性があるため注意しましょう。また株式投資では知識をインプットするだけでなく、実践してみてその知識が正しいかどうかを確認することが重要になります。

参考にした資料すべてが正しいとは限らない

サイトや個人ブログに掲載されている内容やセミナーなどで聞いた内容は、すべてを鵜呑みにするのではなく信じすぎないようにしましょう。

間違った情報がネット上で公開されていることがあり、またブログの内容などは単に個人的意見にすぎない場合があるからです。

またどのような投資法が向いているかは人によって異なるため、仮に投資経験が豊かで実際に利益を出している人の投資法を真似ても利益が出るとは限りません。

ある人にとっては利益が出て正しい投資法であっても、性格などの違いから別の人にはその投資法が向いていない場合があります。

参考にした資料はあくまで参考に留め、自分で判断する力を身につけることが大切です。

勉強と実践を繰り返してこそ上達する

勉強して必要な知識を身に付けたつもりでも、本当に利益を出せるのかどうかは実践してみなければ分かりません。

株初心者が取引すると最初のうちは損失が出る可能性が高いため、まずは少額から取引を開始しましょう。

勉強して身に付けた知識が正しいのかを実際に株取引をする中で確認し、うまくいかない場合には検討や修正をして再度実践することで、投資スキルが向上します。

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株式投資の勉強に役立つ資格3選

資格の中には株式投資で必要な知識を身に付けるのに役立つものがあります。代表的な資格は

  • 証券外務員
  • 証券アナリスト
  • 簿記2級

の3つです。

証券アナリストは難易度が高く難しい資格なので、株初心者が資格取得を目指す場合は、まずは証券外務員や簿記2級にチャレンジすると良いでしょう。

そして、ステップアップする形で証券アナリストの資格取得に挑戦すれば、投資に関する深い知識が身に付きます。

1.証券市場の全体像を学べる:証券外務員

証券外務員とは主に証券会社の職員を対象とした資格です。証券市場の基礎知識や経済・金融・財政に関する知識、金融商品の取引に関連する法律などが試験では問われます。

債券や投資信託なども試験範囲に含まれるため、株式投資に関係のない分野も勉強しなければいけませんが、金融に関する幅広い知識が身に付き、金融リテラシーが上がる点がメリットといえるでしょう。

2.投資のプロを目指すなら:証券アナリスト

証券アナリストは証券や財務諸表の分析方法、経済学や会計学に関する知識が身に付く資格ですが、難易度が高く合格するのが難しい資格でもあります。

合格するためにはかなりの勉強時間を確保して臨む必要がありますが、もし、資格を取得できれば株式投資のプロであることの証明になるでしょう。

証券会社に勤めている人でも取得が難しい資格ではあるものの、株式投資に関する専門的な理論を勉強できるというメリットがあります。

3.財務諸表を読めるようになる:簿記2級

簿記2級は損益計算書・貸借対照表の見方や仕訳に関する知識が身に付く資格です。

経理業務に携わる人が取得することが多い資格ですが、財務諸表の見方などを勉強できる点で株式投資でも役立つ資格といえます。

簿記2級の資格を取得して企業の財務諸表を分析できるようになれば、ファンダメンタルズ分析に基づいた銘柄選びの助けになるでしょう。

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ファンダメンタル分析とは?分析手法を紹介!

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自分にあった株式投資の勉強法を見つけよう

株式投資の勉強法には様々な方法があり、どの方法が向いているのかは人によって異なります。

株式投資の仕組みやチャートの見方、銘柄の選び方、税金など、株式投資で学ぶべきことは多いので、自分にあった勉強法を見つけて効率良く知識を身に付けましょう。株式投資で安定して利益を出せるようになるまでには、時間がどうしてもかかるため継続が大切です。

自分にあった勉強の仕方が見つかれば勉強を継続しやすくなるので、今回紹介した勉強方法の中から自分に向いていそうな方法がないか、ぜひ確認してみてください。

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このコラムの執筆者

マネハブ編集部

株式会社Fan

未来につながる投資情報メディア「Money Hub Plus(マネハブ)」の編集部です。
みなさまの資産形成に役立つ情報を日々発信しております。

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