SBI証券に店舗はない?対面で相談できる窓口を紹介
「SBI証券の口座はあるけれど、まとまった資金の運用方法が分からない」「老後のための大切な資産だから、ネットだけでなく対面で相談しながら進めたい」このように、まとまった資金の運用やセカンドライフに向けた準備にあたって、直接アドバイザーと話し合いながら進めたいと感じる方は少なくありません。しかし、SBI証券に直接足を運んで相談できる実店舗はあるのでしょうか。結論からお伝えすると、SBI証券自身が直接運営する「実店舗窓口」はありません。それでも、SBI証券の口座を活用しながら、対面で個別の資産運用相談を行う方法は存在します。本記事では、対面で相談できる窓口や、自分一人で資産運用の判断を行う際の注意点について解説します。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店先述の通り、SBI証券は実店舗を持たないインターネット専業の証券会社です。そのため、街中に「SBI証券」の看板を掲げた直営の店舗窓口はありません。SBI証券に直営の店舗がない大きな理由は、コスト削減を徹底することによって、ネット証券ならではの利便性や魅力的なサービスを顧客に提供するためです。実店舗を全国に構えるとなると、人件費や家賃といった膨大な運営コストが発生してしまいます。これらを抑えることで、例えばインターネット取引における国内株式の売買手数料無料化(ゼロ革命)や、多様なポイントサービスといった業界トップクラスの還元・低コスト化を実現しています。※各種手数料やポイント還元の最新情報は、SBI証券のウェブサイトにてご確認ください。インターネット上のマイページへのログイン方法が分からない、住所変更や各種申請書の書き方を知りたいなど、「操作方法や事務手続き」でお困りの場合は、SBI証券のカスタマーサービスセンター(電話、チャット、またはお問い合わせフォーム)を利用しましょう。直営店がない代わりに、電話やチャット、メールで手続きや操作方法を案内してくれる体制が整っています。参照:お客様サポート|SBI証券「画面の操作方法や事務手続きではなく、まとまった資金の運用や資産の配分について一緒に考えてほしい」このような資産運用の具体的なアドバイスを対面で受けたい場合は、SBI証券から金融商品仲介業務の委託を受けている金融商品仲介業者の店舗を活用するのがおすすめです。その代表的な場所として、全国に店舗を展開している「投資信託相談プラザ」があります。投資信託相談プラザでSBI証券を活用した相談ができる理由は、大きく分けて2つあります。投資信託相談プラザ(運営:株式会社Fan)は、SBI証券を所属金融商品取引業者として「金融商品仲介業務の委託契約」を締結している店舗型窓口です。そのため、SBI証券の口座を活用した資産運用の提案や、購入時の手続きサポートなどを店舗で行うことができます。店舗では、特定の金融機関に所属しない「IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)」が相談に対応します。世の中のすべてのIFAが対面相談に対応していたり、SBI証券の取り扱いがあるわけではありませんが、投資信託相談プラザでは専門知識と客観的な視点を持ったIFAに直接対面で相談できる体制が整っています。投資信託相談プラザを利用する際は、SBI証券のカスタマーサービスセンターとの役割の違いをあらかじめ理解しておくことが大切です。参照:お客様サポート|SBI証券実店舗での対面相談と聞くと「高い相談料や手数料がかかるのでは」と不安になる方も多いかもしれませんが、投資信託相談プラザへの資産運用の相談に費用はかかりません。その理由は、顧客が取引を行った際に、委託元である金融商品取引業者(SBI証券など)から支払われる報酬によって運営されているためです。そのため、個別の資産配分やポートフォリオの作成に対して、顧客が別途相談料などを支払う必要はありません。※お取引内容によっては、ネット完結の手数料とは異なるアドバイザー専用の手数料コースが適用される場合があります。>> 投資信託相談プラザの特長を詳しく見る投資信託相談プラザのような対面窓口が必要とされる大きな理由は、ネット証券での資産運用を「すべて自己判断で行うことの難しさ」にあります。ネット証券は手軽に取引できるメリットがある一方で、特に退職金などのまとまった資金を動かす際は、自分一人で進めるからこそ陥りやすい注意点があります。ネットやSNSの流行情報を鵜呑みにすると、特定の銘柄や国だけに資金が偏りやすくなります。複数の投資信託を選んでいるつもりでも、投資対象が重複していて実質的に分散できていないケースも珍しくありません。偏った資産配分の状態では、特定の市場が下落した際に大きなダメージを受けてしまうリスクがあります。少額の積立投資とは異なり、まとまった資金の運用では一時的な値動きによる「目減り額」も大きくなります。頭では理解していても、実際の資産減少を前にして動揺し、本来は不要な下落局面で慌てて損切りしてしまうケースは多く見られます。ご自身の収入や家族構成、ライフプラン、投資方針などを考慮し、精神的にも無理のない「リスク許容度」を見極めることが大切です。こうした偏りやリスクの見誤りを防ぐためには、金融庁の「資産形成の基本」や「基礎から学べる 金融ガイド」でも述べられているように、「資産の分散」や「地域の分散」を意識した計画的なポートフォリオ構築が必要です。例えば、値動きが比較的穏やかな国内債券をベースにしつつ、インフレ対策として株式を組み合わせるなど、ご自身のライフプランに合わせたバランスを整える必要があります。一人だけで適切な資産配分を見極めるのが難しいと感じた場合は、客観的な視点から一緒にプランを考えてくれるIFAなどの専門家を活用するのも一つの方法です。SBI証券には直営の店舗はありませんが、金融商品仲介業務の委託を受けている「投資信託相談プラザ」を活用すれば、SBI証券の口座をベースにしながら対面での個別相談が可能です。ご自身のライフプランに合致した無理のない資産配分を整えるために、客観的な視点から伴走してくれるアドバイザーを活用してみてはいかがでしょうか。お客様に合わせた一歩を、まずは店舗やオンラインでの無料相談から始めてみることをおすすめします。投資信託相談プラザ -近鉄あべのハルカス店












プライマリー・プライベートバンカー(日本証券アナリスト協会認定) 関西学院大学卒。政府系金融機関勤務を経てIFAに転身。東京本店に在籍。日本人の金融リテラシー向上に寄与すべく活動中。投資初心者の若い世代から退職世代の方まで、幅広い年齢層のお客様の金融コンサルティングを行う。